2023年06月12日公開
2023年06月12日更新
【ルパン三世】カリオストロの城の時計塔の仕掛けとは?伯爵は針に挟まれて死亡?
ルパン三世カリオストロの城において、大きな仕掛けになったのが時計塔の仕掛けです。ルパンによって謎が解かれ、最終的には、伯爵がこの仕掛けを作動させ、死亡することになってしまいました。この記事では、ルパン三世カリオストロの城の時計塔について、仕掛けはどういう仕掛けだったのか、クラリスや伯爵について、伯爵の最期についてなど、ネタバレありでまとめて紹介していきます。
カリオストロの城とは?
ルパン三世 カリオストロの城の概要
#映画好き人生が確定した瞬間
— たまきち🐾 (@GoyonoS0222) June 1, 2023
原作とはだいぶ異なるストイックなルパンを目にした瞬間です。この時ほどルパンが格好いいと思ったことは、後にも先にも有りません。
(『カリオストロの城』宮崎駿監督作・1979年) pic.twitter.com/fAraWEnsHy
ルパン三世カリオストロの城は、1979年に公開されたルパン三世映画シリーズでは第2作となる作品です。監督を後にスタジオジブリで数々の宮崎駿監督が務めた作品であり、ルパン映画であると同時に、宮崎駿監督映画としても知られています。歴代のルパン映画の中でも、高い人気を誇っており、金曜ロードショーなどテレビでも度々放送されている作品になっています。
映画公開時は、そこまで話題にならず、興行収入は低かったものの、専門家の評価は非常に高くなっていました。テレビ放送される度に人気を集めていくことで名作となったのです。加えて宮崎駿監督の演出やレイアウト手法は、その後のアニメ業界に大きな影響を与えたとも言われています。ちなみに、このカリオストロの城ではルパンはお馴染みの赤のジャケットではなくアニメシリーズパート1と同じ緑のジャケットを着用しています。
ルパン三世 カリオストロの城のあらすじ
カリオストロと紅の豚は何回見てもいいな(ㆁωㆁ) 好きなキャラはとっつぁんです(≧▽≦)#ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/ClmnbUNRyY
— 蜜柑( *´꒳`* ) (@sinobu0001) June 4, 2023
ルパン一味は、モナコの国営カジノから大金を盗み出すことに成功します。しかし、そのお札は、ゴート札と呼ばれる本物よりも本物っぽいとまで言われる精巧な偽札でした。ルパン家の家訓『偽物に手を出すな』から札束をばら撒いてしまいます。ルパン達は、このゴート札に目をつけ、出処と思われるヨーロッパにある小国、カリオストロ公国に向かうことにします。
カリオストロの城の時計塔の仕掛けを考察
時計塔の仕掛けとは?
カリオストロの城の最後の時計塔の指輪を2つ入れるところ
— ひりと(爆弾魔)💣 (@Hirit_Bomber) May 5, 2023
ルパンは金の指輪を左手に銀を右手に持ってるのに
伯爵との交渉のシーンで伯爵側からだと逆になり
伯爵が指輪の入れる箇所を間違えたために罠が動き
時計塔が崩壊した可能性があるってのが面白いところ pic.twitter.com/ImjSmOm0yV
カリオストロの城にある時計塔は、ネタバレすると、カリオストロの城の周りにある湖の水を抜くためのものでした。カリオストロの城の湖の下には、古代ローマ時代のポリスが、綺麗なまま残されていたのです。これが一種の財宝として伝わっていたのでした。
キーアイテムとして、大公家と伯爵家に、この仕掛けを作動させるための指輪がバラバラに伝わっていました。この指輪を時計塔の時計盤に取り付けることで、作動するようになっていたのです。
時計塔の仕掛けは天罰を与える仕掛けだった?
カリ城の時計塔シーンを再現するため、このレンチを注文するか悩んでる。🔧🤕
— Disco (@fujimaccha4649) November 16, 2020
でも時計塔の中みたいなスタジオ有るかな?🕰️😐💦#カリオストロの城 #ルパン三世 #コスプレ pic.twitter.com/K9f76UfKam
この時計塔の仕掛けについては、様々な考察が行われています。その考察の中でも有力な候補として言われているのが、この仕掛け自体が1つの罠だったのではないかという考察です。というのも、この仕掛けは、発動すると長針と短針が動き、発動させた人が死ぬ仕掛けになっているのです。わざわざこのような仕掛けになっていることから、財宝を狙った人に天罰を与えるために、このような仕掛けになっているのではないかと考察されています。
そもそも時計塔の針という場所的にも、古代ローマのポリスという財宝の内容的にも、カリオストロ大公家の人間が、わざわざ仕掛けを動作させる必要がありません。そのため、財宝という言い伝えに釣られる者を見越して、敢えて時計塔に天罰を与える仕掛けにしたのではないか、とも考察されています。
時計塔の仕掛けは本来のものと違った?
『ルパン三世 カリオストロの城』は、江戸川乱歩の小説『幽霊塔』に登場する、"時計塔"や"地下室の落とし穴"、"肖像画の覗き穴"、"秘密の宝"といったキーワードを参考にしています。
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) May 5, 2023
宮崎駿監督は、中学生のときに『幽霊塔』を夢中になって読んだそうです。https://t.co/OXVjESySjk#ルパン三世 pic.twitter.com/gDwGrK3URw
カリオストロの城作中において、時計塔の仕掛けによって、最終的に伯爵は死亡することになりますが、実はこの仕掛けは本来ここまで動かなかったのではないかとも考察されています。というのもカリオストロの城の描写の中に、ルパンが謎の歯車をいじる描写があるのです。これによって、本来の時計塔の仕掛けと少し変わった動きになったのではないかとも考察されています。
クラリスが時計塔の仕掛けを知っていた可能性
時計塔が崩れ、上の湖から下の湖に水が流れこんでくるシーンで、俯瞰のカットが止め絵になっています。スケジュールと予算の都合でこうなったのでしょうが、宮崎駿監督にとってもこれは悔いが残るものだったようです。#ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/xupWeBayK0
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) May 5, 2023
この時計塔の仕掛けについて、或いは大公家には伝わっており、クラリスは知っていたのではないか、とも考察されています。大公家最後の姫であり、年齢的にも聞かされていてもおかしくないと考察されているのです。仮にクラリスが知っていたとしても、伯爵はクラリスに対し、非道な行いをしており、クラリスが教える義理はなかったと考察されています。
カリオストロの城の伯爵は時計塔の針に挟まれて死亡?
伯爵が時計塔の針に挟まれて死亡するまでの経緯
『カリオストロの城』の豆知識
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) October 14, 2016
ルパンとカリオストロ伯爵の対決の場となった時計塔は、江戸川乱歩の『幽霊塔』をモチーフにしている。https://t.co/OXVjESPVlk pic.twitter.com/XQR7tZbaIM
最終的には時計塔の仕掛けによって伯爵は死亡しています。ここからは、映画カリオストロの城において、伯爵が死亡するまでの経緯について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。
ネタバレ①ルパンとクラリスを追いつめる伯爵
昨夜の『カリオストロの城』、楽しく見させてもらいました(●´ω`●)
— munemune (@rx78munemune) November 20, 2020
いやぁ~みんな格好いい!
何回見ても飽きないですね。
ところで、前から気になってなってるのが、ルパンが時計塔のボルトを外して歯車を外す所なんですが、ボルトの回す向き逆なんですよね(^_^;)
あれだと締めてしまいます。 pic.twitter.com/Hn6fYeXEpL
伯爵とクラリスの結婚式を妨害したルパン。ルパンはクラリスを結婚式から連れ出して、時計塔に逃げ込みますが、伯爵に追い詰められることになります。カリオストロの秘宝を狙ってクラリスと結婚までしようとした伯爵ですが、流石に城のことはしっかり理解しており、2人を追い詰めるのです。
あくまでも伯爵の狙いは、クラリスではなく指輪である伯爵。ルパンは、そんな伯爵の考えを見抜いており、指輪を渡す代わりに、クラリスを離すように交渉します。さらにルパンは、この時計塔に仕掛けられた秘密も伯爵に明かしています。
ネタバレ②クラリスを湖へと突き落とす伯爵
◆『ルパン三世 カリオストロの城』が全国で特別上映!
— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) August 30, 2022
クラリスの結婚式が1968年9月13日だったことから、9月9日(金)より2週間限定で上映されます。
9月13日(火)の上映には、先着限定でオリジナルステッカーが配布される予定です。https://t.co/St8flpozpV pic.twitter.com/oj3HzPM2Nu
ルパンのこの提案に対し、伯爵はその提案を受け入れる姿勢を見せます。しかし、これは実はブラフであり、ルパンが指輪を渡すと、伯爵は暴れるクラリスを湖に突き落としてしまいます。クラリスを助けるため、ルパンも湖に飛び込んでしまい、伯爵は指輪を手に入れて時計塔に1人になります。
ネタバレ③伯爵は時計塔の針に挟まれて死亡
#ルパン三世#ルパン三世カリオストロの城#カリオストロの城#金曜ロードショー
— にワカのタイショー (@wasabitaishi) May 5, 2023
時計塔の針に挟まれて死亡
カリオストロの伯爵はルパンシリーズで凄惨な死に方をしたキャラの上位に入る
個人的には2ndルパン131話の「二人五エ門斬鉄剣の謎」仁駄エ門(にだえもん)がトップ←硫酸プールにドボン pic.twitter.com/vcBfLDCIES
ルパンから時計塔の仕掛けも聞き出していた伯爵は、邪魔も無くなり、嬉々として仕掛けを起動します。伯爵は当然、時計塔の仕掛けについては知らず、長針と短針の間から逃げることが出来ず、最終的に死亡することになるのです。
ネタバレ④湖の底からローマの町が出現
水中に沈んでいたローマの遺跡は、「アルセーヌ・ルパン」の一編「緑の目の令嬢」に登場する湖中の遺跡がモチーフになっています。#ルパン三世 #カリオストロの城 pic.twitter.com/aXip1jPHVI
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) May 5, 2023
伯爵は死亡してしまいますが、仕掛けは動き続けます。ダムになっていた湖の水が引いていき、湖の底から古代ローマのポリスが出現することになるのです。この古代ローマのポリスが財宝の正体になっています。
伯爵は時計塔の針の隙間で助かり生きている?
今日は9月13日。フィクションの世界では、1968年 クラリスと伯爵の結婚式が行われ、ルパン三世が式場に乱入した日です。『ルパン三世 カリオストロの城』は、いつ見ても、何度見ても、普遍の名作ですねー。またまた観たくなりました。良い1日を。 pic.twitter.com/AEzndVvn3b
— キネマ310 (@44jXXoSNsXzAp8C) September 12, 2019
カリオストロの城を視聴した人の多くが、伯爵は死亡したものと考えていますが、中には実は死亡していないのではないかとする考察する声もあります。アナログ時計の仕組み的に、実は隙間があるのではないかとも考察されているのです。実際、カリオストロの城でも明確に『死亡した』とはされていないことから、或いは、生きているのではないかとされています。
ただし、明確に死亡したという描写がないのと同時に、生きているとする描写もありません。その後、再登場するようなこともないので、やはり死亡したと考察する声が多いです。
カリオストロの城の時計塔に関する感想や評価
AbemaTVでカリオストロの城やってるので見てるんですけど、カリオストロ伯爵、時計塔の針に挟まれて圧死するのめちゃくちゃグロいな
— あじこ (@ajicox_zuka) May 3, 2020
ここからは既に、カリオストロの城を視聴した人の、時計塔に関しての感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。時計塔に関しては、やはりその仕掛けに驚いたとする声が多くなっています。伯爵の死亡シーンも、なかなかのグロさになっており、時代を感じるとも言われています。
カリオストロの城の時計塔の仕掛け、あれ最後伯爵が挟まれるけど時計塔の仕様なの?
— カズ (@v3psjgaTBClfexK) May 5, 2023
なんか、中の歯車とか途中壊してたから、変になったとか?
カリオストロの城ある度に、疑問に思う…#ルパン三世カリオストロの城
時計塔の仕掛けに関しては、果たして本当にこのような仕様だったのか気になるとする感想も多くなっています。ルパンが歯車をいじったのがなにか影響しているのではないかと、考察する声も多くなっているのです。そこも含めて面白かったとする声も多くなっている一方で、もう1つ細かな描写が欲しかったとする感想も見られます。
あ!たしかにカリオストロの城は宮崎先生の作品だ!!私も好き!!時計塔の秘密が暴かれるシーンが好き…すごい好き…
— めんだこ (@Baby_1957NK) January 6, 2023
カリオストロの城はこの時計塔の仕掛けのシーンも、注目ポイントの1つだとする感想が多くなっています。かなり大掛かりな仕掛けであり、カリオストロの城の中でもクライマックスに当たるシーンなので、この幕切れには驚いたとも考察されています。伯爵自体がかなりのクズであることもあり、ルパンのポリシーに反して、死亡する最期で良かったとする感想も多くなっています。
カリオストロの城の時計塔の仕掛けまとめ
カリオストロの城、スクリーンで初めて見れました。
— 犬印電機 💉✖️5(旧coffeeDog) (@ojyaru_maro) September 18, 2022
1978年の作品だけど今見てもやっぱり素晴らしかった✨🌷
時計塔が伯爵と共に崩壊するのはバルスの原点なのかも。 pic.twitter.com/kbtBvDaiiI
カリオストロの城の時計塔の仕掛けは、作動させると、作動させた人を死亡させてしまうという罠になっていました。カリオストロの城の中では伯爵がこの仕掛けを発動させています。この仕掛けの正体は、湖の底に沈んだ古代ローマのポリスという財宝を隠すためのものになっています。
注目ポイントの多いカリオストロの城ですが、時計塔のシーンはクライマックスということもあり、注目ポイントの1つになっています。映画としても盛り上がるシーンでもあるので、まだカリオストロの城を視聴していない人は、時計塔にも注目しながら視聴してみましょう。