ばらかもんのOP曲は「らしさ」!歌詞の意味や歌手のSUPER BEAVERも紹介

ばらかもんのOP曲「らしさ」について紹介しています。こちらの記事では、ばらかもんのアニメOP曲として使用されている楽曲「らしさ」の歌詞の意味や、歌手についてまとめました。「歌詞が感動する」「ばらかもんの雰囲気にぴったり」と評判の、「らしさ」の歌詞がどのような内容なのか気になる人は、こちらの記事を参考にしてみてください。また、「らしさ」を歌うSUPER BEAVERのメンバーや経歴についても紹介しています。

ばらかもんのOP曲は「らしさ」!歌詞の意味や歌手のSUPER BEAVERも紹介のイメージ

目次

  1. ばらかもんとは?
  2. ばらかもんのOP曲は「らしさ」!歌手を紹介
  3. ばらかもんのOP曲の歌詞の意味
  4. ばらかもんのED曲を紹介
  5. ばらかもんのOP曲に関する感想や評価
  6. ばらかもんのOP曲まとめ

ばらかもんとは?

こちらの記事では、『ばらかもん』のアニメでOP曲として使用された楽曲「らしさ」について紹介していきます。ばらかもんのアニメOP曲「らしさ」の歌手や、歌詞に込められた意味を知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。ばらかもんのアニメOP曲「らしさ」を歌うSUPER BEAVERのプロフィールや来歴は、『ばらかもんのOP曲は「らしさ」!歌手を紹介』の項目で詳しく紹介しています。

また、「らしさ」の歌詞の意味は『ばらかもんのOP曲の歌詞の意味』で4つに分けて考察しているため、そちらにも目を通してみてください。他にも、ばらかもんのアニメED曲や、OP曲についてのアニメ視聴者の感想などもまとめました。まずは、下記の項目でばらかもんの作品概要と物語のあらすじを紹介しているため、作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ばらかもんの漫画やアニメの概要

ばらかもんの原作は、漫画家・ヨシノサツキ先生による漫画作品です。ばらかもんの漫画は、漫画雑誌『ガンガンパワード』の2008年4月号に読み切り作品として掲載されました。その後、読者の反響により同年の10月号に2話、翌年の4月号に3話を掲載する運びとなりました。2009年2月からは、WEBコミック配信サイト『ガンガンONLINE』に移籍し、2019年1月10まで連載しました。

また、2014年からはガンガンONLINEと平行して、月刊少年ガンガンにも掲載されました。現在ばらかもんの漫画は完結しており、コミックスは全18巻となっています。2013年から2016年までは、スピンオフ作品『はんだくん』も連載され、全7巻が発売されています。

ばらかもんは他にもアニメ、WEBラジオ、ドラマも制作されています。ばらかもんのアニメは2014年に放送され全12話で完結しており、主人公・半田清の声を演じる小野大輔さんがパーソナリティを務めるWEBラジオも、全21回で放送終了を迎えています。実写ドラマにおいては、フジテレビ系列にて2023年7月から放送予定となっています。

ばらかもんのあらすじ

書道家の家に生まれた半田清は、あるパーティーで自身の作品を酷評した書道展示館の館長に手をあげてしまいます。その事件の後、半田の父は自身を見つめさせるために、半田をある島に籠もらせることにしました。自然豊かなその島で、半田は明るく元気な少女・なるに出会います。なるをはじめとする、垣根のない人間関係を築いている島民たちと触れあい、半田は自身が今まで感じたことのなかった気持ちを芽生えさせていきます。

TVアニメ「ばらかもん」公式サイト - VAP

ばらかもんのOP曲は「らしさ」!歌手を紹介

ばらかもんのOP曲は「らしさ」

ばらかもんのアニメOP曲として起用されたのは、テレビアニメ『NARUTO -ナルト-』のOP曲「深呼吸」や、テレビアニメ『ハイキュー‼TO THE TOP』のOP曲「突破口」なども手掛けた人気ロックバンド・SUPER BEAVERの「らしさ」です。この「らしさ」という曲は、ばらかもんのアニメOP曲として書き下ろされた作品となっています。

そのため、ばらかもんの主人公である半田の心の内を描いたような歌詞が印象的だと話題の楽曲となっています。「らしさ」は、ばらかもんのアニメOP曲として使用されていますが、SUPER BEAVERの公式YouTubeチャンネルでも公開されています。YouTubeチャンネルの動画では、SUPER BEAVERのオリジナルMVが流れており、自分らしさを追い求める人々の姿が描かれています。

ばらかもんは、アート作品を作ることが好きな人に人気の作品で、アニメOP曲である「らしさ」も、そのような思いを持つ人々の心を打つ名曲として支持されています。「らしさ」の作詞と作曲は、ギターやコーラスを担当しているSUPER BEAVERのメンバー・柳沢亮太さんが手掛けました。

曲が出来上がった際に他のメンバーに聴かせたところ「作品の内容にあまり寄せてない」という感想があがったそうです。しかし、「らしさ」を聴いたばらかもんのアニメ視聴者からは「物語にリンクした素敵な歌」という感想を持った人も少なくないようです。

ばらかもんのOP曲を歌う歌手はSUPER BEAVER

SUPER BEAVERとは?

ばらかもんのアニメOP曲「らしさ」を歌うのは、「ビーバー」の愛称で親しまれている人気ロックバンドのSUPER BEAVERです。SUPER BEAVERが結成されたのは2005年で、高校の先輩後輩やメンバーの幼なじみといった関係で構成されています。

下北沢や渋谷を中心にライブ活動を開始し、同年に参加したヤマハやニッポン放送主催のコンテスト『TEENS' MUSIC FESTIVAL 2005』で、オーディエンス大賞を受賞されました。また、その翌年には同コンテストでグランプリとオーディエンス賞を受賞する快挙を遂げています。その後、2008年までインディーズとして活動し、2009年から2011年まではメジャーバンドとして活躍されました。

1枚目のメジャーシングル『深呼吸』は、テレビアニメ・NARUTO -ナルト-のOPとして使用され、一気に知名度を上げました。その後、当時所属していたレーベル・事務所との方向性の違いにより、事務所を脱退しています。フリーになった翌年の2012年には、自主レーベル・I×L×P× RECORDSを立ち上げ活動再開し、現在はSony Records所属のアーティストとして活動中です。

SUPER BEAVEのメンバーはボーカルの渋谷龍太さん、ギターや作詞・作曲のメイン担当の柳沢亮太さん、ベースとバンドリーダーを務める上杉研太さん、ドラムスの藤原広明さんの4名です。パワフルな楽曲や歌唱は、アニメなどのテレビ主題歌に使用されることが多く、ライブも盛り上がるバンドとして人気です。

SUPER BEAVERとばらかもんには共通点がある?

SUPER BEAVEの「らしさ」は、歌詞の意味がばらかもんの主人公・半田の心情を描いているようだと、アニメ視聴者から高評価を得ています。視聴者からそのような感想を持たれるのは、SUPER BEAVERとばらかもんに共通点があるということが理由の1つでしょう。

ばらかもんの作中で、主人公の半田は自分の作品を「上手いけれど型にはまっていて面白みがない」と酷評を受けてしまいます。これまで良い字を求めて筆をとってきた半田に、その言葉が重くのしかかったのでした。そのような彼の心情と同じように、SUPER BEAVERにも音楽に対しての思いに悩んだ時期がありました。

SUPER BEAVERは、10代という若さで栄誉ある大会でグランプリを獲得し、とんとん拍子でメジャーデビューをはたしました。しかし、デビュー後には、本人たちの考えとは別のかたちで、作品を世に広められることになっていきました。自分たちらしい音楽ができないまま、今後も音楽を続けていいのかと悩んだそうです。

そして、1度はメジャーという形式を辞め、自分たちが思う音楽をしようと自主レーベルを立ち上げることとなりました。そのような共通点があったため「自分らしさとはどのようなものなのか」という悩みを持つ、ばらかもんのストーリーにぴったりな楽曲「らしさ」を作り上げることができたのではないでしょうか?

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ばらかもんのOP曲の歌詞の意味

歌詞の意味①“人とは違う”で差をつけろ

「らしさ」の歌詞の冒頭には「"人とは違う"で差をつけろ」というフレーズが登場します。ばらかもんの物語では、主人公の半田が「おもしろみがない作品だ」と言われ悩む姿が描かれています。子供の頃は全てが目新しく、多くの人が自分の"好き"や"特別"を持っていたのではないでしょうか?しかし、大人になるにつれて周りとの協調や、社会が決めた"正しさ"を強いられるようになりがちです。

そのような環境に身を置くことで、少しずつ自分らしさを見失い、型にはまった生活を送るようになった人も少なくないでしょう。このフレーズには、そのような現代の流れに飲まれてしまった人たちに「自分の大切なものを思い出してほしい」という意味が込められているのではないでしょうか?

歌詞の意味②守りたいものが変わっていく

人間とは、経験を重ねて成長していく生き物です。その間には、さまざまな人との出会いと別れや、失うもの・得るものがあります。そのように身の回りに変化が生じることで、自分にとっての大切なものも少しずつ変わっていくでしょう。時には周りに忖度して、昔は大切に感じていたものを手放すこともあるかもしれません。

しかし、それは悪いことではなく、自分が成長している過程であるという証拠です。この「守りたいものが変わっていく」という歌詞は、手放してしまったことで後悔している人に「それでもいいんだ」と、前向きな気持ちを与えるフレーズとなっているのではないでしょうか?

歌詞の意味③個性を出さなきゃいけない

学校や会社などの集団生活においては、ルールやマナーなどを守ることが大切とされています。あまりにも周囲と違う行動や考えを持つ者は、つまはじきにされてしまうこともあります。そのような環境に長く身を置くことで、1人1人が本来持っている個性は失われていき、その集団の中で良いとされていることが"正しさ"となっていきます。

しかし、そうして統制され人々の行動や思考がひと並びとなると、今度は「個性があるものが優れている」という考えが持ち上がります。そして、奇抜な発想や人とは違うことをすることが"個性"とされる世の中に変化していきます。しかし、個性とは本来1人1人が持っているもので、なくなったように見えても、心の奥底にくすぶっているものです。

それぞれの「好き」や「嫌い」、「得意」や「苦手」が組み合わさって、その人の個性となるのではないでしょうか?このフレーズでは、それに気づかず、目新しいものや過激なものばかりを"個性"と呼ぶ、そのような社会に違和感を唱えているのではないかと予想されます。

歌詞の意味④変化が怖くて変わらぬ日々も嫌いで

「変化が怖くて変わらぬ日々も嫌いで」という歌詞には、変わりたいのに変われないというジレンマが描かれています。毎日同じことを繰り返していると、それが日常となり、少しの変化にも敏感になるのが人間です。現状に満足できていないのであれば、それを打破したいという気持ちが沸き起こるものでしょう。

しかし、毎日同じことを繰り返し続けていると、それを打ち破る変化を起こすことに恐怖に感じてしまうのも人間の性です。このフレーズの後には「変われなくてこどもの頃を思ったりもして」「始めから探すようなものではないと思うんだ」という歌詞が登場します。この続きの歌詞には「子供は当たり前だった"自分らしさ"を思いだしてほしい」という意味が込められているのではないかと予想されます。

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ばらかもんのED曲を紹介

ばらかもんのED曲は「Innocence」

ばらかもんのアニメED曲は、NoisyCellが歌う「Innocence」です。水墨画のようなイラストと共に流れるこちらの曲は、切なさと希望を感じさせる美しいバラード曲となっています。歌詞は英語で歌われており、差し出された手を握り返し、変わろうとする語り手の姿が描かれています。今の自分を変えたいと思う、ばらかもんの半田の気持ちとリンクするかのような、暖かな楽曲となっています。

ばらかもんのED曲の歌手

ばらかもんのアニメED曲「Innocence」を歌うのは、ロックやメタルなどのジャンルで活躍するバンド『NoisyCell』です。NoisyCellは2014年にメジャーデビューをはたし、メンバーの入れ替えなどがあり、2020年からは活動休止しています。結成時は、ボーカルギターのRyosukeと、ギター担当のRyoさんの2名でコピーバンドとして活動されていました。

その後、旧ドラムスのKiyoshiさんが加わったことで、都内を中心にライブにも参加するようになります。後日、Kiyoshiさんが脱退することになったため、さまざまなサポートメンバーの手を借り活動を継続します。その関係で、ベースのKiaraさんとドラムスのTatsuyaさんが加入する運びとなり、現在のメンバーとなりました。

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ばらかもんのOP曲に関する感想や評価

ばらかもんは、壁に突き当たった半田が成長していく姿が感動的だと人気の作品です。アニメのOP曲「らしさ」には、半田の気持ちとリンクするような歌詞が使用されており「作品の雰囲気にぴったり」「良い曲」という視聴者の感想が寄せられています。

SUPER BEAVERの「らしさ」は、アニメ視聴者以外にも、創作活動をしている人からも人気の楽曲となっています。「らしさ」には、"個性"を重んじる歌詞が所々に使用されています。自分の想像や経験を作品にする活動をしている人には、そのような言葉が心に刺さると評判です。

「らしさ」は、曲調がかっこいいだけではなく、歌詞の意味もメッセージ性が強いと人気です。歌は作品によって、メロディーに合うような言葉を当てはめているだけで、歌詞の意味があまり重要視されていないものもあります。「らしさ」は、メロディーだけではなく歌詞も考えられて作られているため、心に刺さると評判となっています。

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ばらかもんのOP曲まとめ

以上、ばらかもんのアニメOP曲「らしさ」の歌手や歌詞の意味を紹介していきました。「らしさ」を歌うのは、NARUTO -ナルト-の「深呼吸」や、ハイキュー‼TO THE TOPの「突破口」といった主題歌にも起用された人気ロックバンド・SUPER BEAVERです。SUPER BEAVERは、これまでに『TEENS' MUSIC FESTIVAL』のオーディエンス大賞やグランプリを獲得しています。

曲調や歌声だけではなく、歌の歌詞も心に刺さると話題となっており、「らしさ」もそのうちの1曲です。SUPER BEAVERは、音楽配信サイトや、自身のYouTubeチャンネル『SUPER BEAVER official YouTube channel』にて楽曲や動画を配信しています。「らしさ」を聴いてSUPER BEAVERが気になった人は、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?

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