【ワンピース】ナミはオイコット王国の王女？出生・両親や血筋について考察

本記事では、ナミの正体がオイコット王国の王女と言われている理由や、ビブルカードの情報をネタバレしながらまとめていきます。ナミは出生が謎に包まれているため、正体は王女や古代兵器という説が浮上しています。ナミとしらほしの会話や、作中の活躍もネタバレしながら紹介していきます。

ナミの過去やビブルカードの情報を考察する前に、まずは「ワンピース」の基本情報を紹介していきます。ワンピースは1997年から連載されている漫画で、1999年にアニメシリーズの放送がスタートしました。2002年に刊行された22巻で、初版発行部数コミック最高記録を更新しており、2023年5月時点で累計発行部数は5億1000万部を突破しています。

ワンピースは「世界政府」が統治する世界が舞台で、ロジャーの処刑が「大海賊時代」の到来のきっかけになりました。主人公のルフィは、ゴムゴムの実を食べたゴム人間で、旅をしながら個性豊かな仲間を増やしていきます。また、ドレスローザ編では様々な海賊たちと共闘しており、ルフィに恩義を持つ海賊たちで「麦わら大船団」が結成されました。

ナミは麦わらの一味の航海士で、「泥棒猫」の異名を持つキャラクターです。ルフィと出会った2番目の仲間ですが、登場当初はアーロン一味の航海士であることを隠していたため、アーロン一味が壊滅後に本当の仲間になりました。ワノ国の出国後の懸賞金額が「3億6600万ベリー」で、左肩には風車とみかんをイメージした刺青を彫っています。

ナミはお金やお宝に目が無い守銭奴で、麦わらの一味に加入前は盗みをしながら生きていました。また、義母のベルメールがみかんを栽培していたため、船に木を持ち込んでみかんを作っています。冷徹で現実主義的な性格をしていますが、麦わらの一味を本当の家族と思っているため、ウソップが喧嘩別れをした時には涙を流しています。

ここからは、ナミの正体がオイコット王国の王女と言われている理由や過去を考察していきます。2023年5月時点でナミの苗字は不明のため、王家の血筋を引くと予想されています。ナミのビブルカードの情報や、シャンクスとの共通点をネタバレしながらまとめていきます。

ナミはオイコット王国の戦災孤児で、1歳の時に海兵のベルメールに拾われました。そのため、本当の両親は不明で、ベルメールが養母になっています。本編では、脅迫を受けてアーロン一味で航海士をさせられていましたが、ルフィたちがアーロン一味を壊滅させました。

ルフィやゾロは苗字が分かっていますが、2023年5月時点でナミの苗字は不明です。そのため、ナミの苗字には重大な謎が隠されていると予想されています。また、ナミの読みを反対にすると「私はアン」という意味になるため、ナミの原型は読み切り漫画のヒロインの「アン」と言われています。

ノジコはココヤシ村に住む女性で、赤ん坊のナミを抱いていた時にベルメールと出会いました。そのため、ノジコもココヤシ村の出身ではなく、オイコット王国の戦災孤児と予想されています。また、ナミはオイコット王国の王女という説が浮上しているため、ノジコは王家に仕えていた一族の子供の可能性があります。

ナミはオイコット王国の戦災孤児ですが、2023年5月時点ではオイコット王国の詳細が不明です。ワンピースの世界では、「20人の王が世界政府を創った」と言われており、ネフェルタリ一族は20人の王の裏切り者であることが判明しました。そのため、オイコット王国の国王も裏切り者の1人で、ナミは攻撃を受けた時にノジコと逃げたと予想されています。

ワンピースの世界のビブルカードは、爪の持ち主のいる方向に生命力を啓示する特殊な紙です。自分の爪の切れ端を混ぜて作り、一部を切り取って置くと自動で動く特徴があります。ワンピースはキャラクター情報が書かれたビブルカードが発売されており、ビブルカードで「ナミは東の海のオイコット王国の出身」であることが判明しました。

ネフェルタリ一族と同様に、ドンキホーテ一族も20人の王の裏切り者と言われています。ドフラミンゴの父親はマリージョアを捨てて地上に下りましたが、天竜人を憎む民衆から迫害を受けて死亡しました。そのため、オイコット一族も天竜人の血筋で、天竜人を憎む人々との戦争で滅びたと予想されています。

オイコットをローマ字に変えると「OYKOT」で、OYKOTを並び替えると「TOKYO/東京」になります。そのため、ナミの出身のオイコット王国には、何らかの秘密が隠されている可能性があります。また、ナミの正体は天竜人で、イム様を倒した後にナミが世界を変えると予想されています。

ルフィの義理の兄はエースで、エースの母親は「ポートガス・D・ルージュ」です。ルージュは子供が生まれる前に、「女の子ならアン」と発言していますが、男の子が生まれたことでエースと名付けました。また、ナミの原型は読み切り漫画のヒロインのアンと言われているため、ナミはルージュと何らかの繋がりを持っている可能性があります。

しらほしは「リュウグウ王国」の王女で、ビッグキスの人魚です。ナミと出会った時に「初めてお会い致しますのに、何だかほっと致しますね」と話しかけ、ナミが「境遇が少し似てるからかな」と返答していました。そのため、しらほしとナミは何らかの関係性を持つと予想されています。また、しらほしの正体は「古代兵器のポセイドン」のため、ナミも古代兵器と関係している可能性があります。

ナミは王女のしらほしと似た境遇を持つため、ナミもオイコット王国の王女という説が浮上しています。また、しらほしは大切に育てられてきた箱入り娘のため、ナミとは王女としての境遇が違うという反対意見も挙がっています。そのため、ナミの正体は王女ではなく、しらほしとは別の何かの関係性を持つ可能性があります。

ナミは1歳の時にベルメールに拾われているため、自分の過去を知らないという考察がされています。また、ノジコが拾われた時の年齢は3歳のため、ノジコが過去や出生の秘密をナミに話した可能性があります。そのため、ナミが自分の過去を知っている場合には、最終章で何らかの言動を見せるかもしれません。

シャンクスは赤髪海賊団の大頭で、「赤髪」の異名を持つキャラクターです。38年前にロジャー海賊団はロックス海賊団と戦っており、この戦いが「ゴッドバレー事件」と呼ばれています。また、ロジャーが奪った宝箱の中に赤ん坊のシャンクスがいたため、拾われたシャンクスはロジャー海賊団の見習いになりました。そのため、シャンクスとナミは過去が似ているという意見が挙がっています。

ウタがシャンクスの娘と勘違いした五老星は、「フィガーランド家の血筋」と発言しています。また、五老星が重要視している一族のため、フィガーランド家のシャンクスは天竜人と予想されています。ナミの出身のオイコット王国の詳細も分かっていないため、ナミはシャンクスと同じ天竜人という説が浮上しています。

ベルメールは元海兵で、オイコット王国の戦場で死にかけていた時にナミと出会いました。国家間の戦争に海軍が参入する可能性は低いため、オイコット王国では内乱が起きていたと予想されています。また、海軍は世界政府の組織のため、オイコット王国は世界政府加盟国で、内乱を止めるために海軍が派遣されたのかもしれません。

麦わらの一味はそれぞれが夢を持つため、最終的には全員の夢が叶って物語の幕を下ろす可能性があります。ナミは「自分の目で見た世界地図を作る」という夢を持つため、王女説が確定しても行動は変わらないと予想されています。また、ナミは子供を大切にするキャラクターのため、子供が幸せに生きられる国を作る可能性があります。

過去やビブルカードの情報を考察した後は、ワンピースで描かれたナミの強さを紹介していきます。物語序盤のナミは戦闘能力が低いキャラクターでしたが、途中で強敵と戦える強さを身に着けました。ウソップが開発したナミの武器や、ビッグ・マムのゼウスとの関係をまとめていきます。

登場当初のナミは戦闘能力が低かったため、戦闘は他のメンバーに任せていました。ですが、逃げるだけではダメと考え、アラバスタ編から戦うことが多くなりました。また、ミス・ダブルフィンガーが「全くの素人ではない」と発言しているため、泥棒時代にある程度の戦闘技術を身に着けていたようです。

ナミはアラバスタ編まで「三節棍」を使用していました。3本に分割できる棒状の武器で、頭部を殴れば普通の人間を気絶させる威力があります。ですが、能力者相手には威力が足りないため、戦うことを決意した時に武器を変えました。

天候棒はウソップが開発した武器です。アラバスタ到着前にナミが開発を依頼したため、当初は宴会芸で使用する手品の機能しかありませんでした。ですが、ナミは機能を組み合わせて強敵の撃破に成功しています。トルネードテンポが強力な技ですが、「使用するとワイヤーが絡まる」という欠点があります。

ウソップは空島から「貝/ダイヤル」を持ち帰り、天候棒に貝を組み合わせて強化しました。CP9のカリファはナミにとって格上の相手でしたが、一撃で気絶させる威力が描かれています。

ナミはウェザリアで気象化学を学び、知識で天候棒を強化しています。また、ワノ国編でゼウスが相棒になったため、ゼウスの意思で武装色の覇気の使用も可能になっています。「雷霆」がゼウスと天候棒を組み合わせた大技で、格上のうるティの撃破に成功しました。

過去やビブルカードの情報を考察した後は、ワンピースで描かれたナミの活躍をまとめていきます。ナミは守銭奴な性格が目立っていますが、人を守る正義感と愛情も見せています。各エピソードの言動を一覧でまとめていきます。

ワンピースのビブルカードで、ナミの出身はオイコット王国であることが分かりました。ベルメールは海軍に所属する海兵で、オイコット王国で死にかけていた時にナミとノジコと出会いました。2人を拾ったベルメールは、海兵を辞めてココヤシ村に移住しましたが、アーロンに金銭を要求されてしまいます。そのため、2人分の金銭を払いましたが、自分の分が足りなかったことでアーロンに殺されています。

ナミはバギーから「偉大なる航路の地図」を奪い、途中でルフィと出会いました。そのため、ルフィと行動を共にしていましたが、ココヤシ村に帰った時に「アーロン一味の航海士」であることが判明しています。また、ナミは強制的に航海士をさせられていたため、仲間に「自由になりたい」という想いを打ち明け、激怒した麦わらの一味がアーロン一味を壊滅させました。

麦わらの一味はアラバスタに向かっていましたが、途中で有毒のダニに刺されたナミが高熱を出してしまいます。そのため、迂回してドラム島へ向かい、島でDr.くれはの治療を受けました。また、元国王のワポルが島に戻ってきたため、ナミが静養中に麦わらの一味がワポル一味を倒しています。

ワンピースのアラバスタ編では、戦うことを決めたナミがウソップに武器製造を依頼しています。アルバーナでは、バロックワークスの「ミス・ダブルフィンガー」と対峙しており、ミス・ダブルフィンガーの「トゲトゲの実」の能力に苦戦を強いられています。その後、雷雲や突風を発生させる戦法を確立し、ミス・ダブルフィンガーを倒す活躍を見せました。

ルフィは「モックタウン」でベラミーに喧嘩を売られており、「買う価値が無い喧嘩」と考えて反撃しませんでした。そのため、ナミが悔し涙を浮かべながらその場を後にしましたが、モンブランの黄金を強奪したことにルフィが激怒し、一撃でベラミーを倒しています。その後、空島に上がり、ルフィとエネルの戦いをサポートしました。

ウォーターセブン編ではロビンの正体が明らかになり、ロビン奪還のために麦わらの一味がエニエス・ロビーに乗り込んでいます。サンジは女性を攻撃できない性格をしているため、カリファの攻撃を受け続けていましたが、途中でナミがサンジと交代しています。また、ナミは武器を強化していたため、「雷光槍」でカリファを倒しました。

シャボンディ諸島編では、ケイミーが誘拐される事件が起きています。ケイミーは人身売買のオークションに掛けられていたため、激怒したルフィが天竜人を殴り、シャボンディ諸島に海軍が襲来してしまいます。また、麦わらの一味は海軍大将の黄猿に追い詰められていましたが、バーソロミュー・くまの能力で各地に飛ばされました。

ナミは空島の「ウェザリア」に飛ばされました。そのため、麦わらの一味と合流する方法を考えていましたが、ルフィの「2年後に再会する」というメッセージに気付き、ウェザリアで気象化学について学ぶことを決意しています。2年後にナミはシャボンディ諸島に送り届けられ、偽麦わらの一味を一蹴して仲間と再会しました。

ナミは魚人島編でケイミーと再会しています。また、竜宮城に招待され、自身と似た境遇を持つ「しらほし姫」と出会いました。アーロンにベルメールを殺されたナミは魚人を憎んでいましたが、ジンベエの話を聞いて理解を示しています。

ナミはサニー号で待機していましたが、シーザーの部下に誘拐されてしまいます。また、研究所で人体実験を受けている子供たちと出会い、子供たちを助けることを決意しました。その後、ウソップとの連携でベビー5とバッファローを撃破し、ルフィがシーザーの捕縛に成功しています。

モコモ公国はシーザーの毒ガス攻撃を受けていたため、ナミはミンク族を助けることを決意しました。そのため、ナミは恩人として感謝され、ワンダからモコモ公国の装飾が施された衣服を貰いました。また、サンジが姿を消したため、麦わらの一味は別行動を取ることを決め、ナミはルフィと共にホールケーキアイランドに向かっています。

ナミは「誘惑の森」でビッグ・マム海賊団の襲撃を受けました。また、パウンドがローラの父親と分かったため、ローラから受け取ったビブルカードでホーミーズを従わせています。その後、お茶会を壊すために「ファイアタンク海賊団」と手を組み、ビッグ・マムのゼウスを雷雲で下僕にしました。

ナミはワノ国編で「うるティ」と戦っています。格上のうるティの攻撃でナミは死にかけていますが、「海賊王になるのはルフィ」という強い意志を示しました。また、ビッグ・マムの乱入で戦いが中断され、再戦でうるティの撃破に成功しています。その後、ルフィがカイドウを倒したため、ワノ国はカイドウの支配から脱却しました。

過去やビブルカードの情報を考察した後は、ナミの正体が古代兵器と言われている理由を考察していきます。ワンピースには古代兵器が存在していますが、2023年5月時点では詳細が不明になっています。ナミの能力と古代兵器の関係性を考察していきます。

ワンピースの世界には古代兵器が存在しており、古代兵器の名称はプルトンとポセイドン、ウラヌスであることが分かっています。「世界を海に沈める」「島を消し飛ばす」という伝説が残っており、世界政府は復活を阻止するために研究を禁じています。ウラヌスは魚人島編で名称が明かされた古代兵器で、2023年5月時点では詳細は不明です。

ポセイドンの正体は「しらほし」で、ナミが「自分と似た境遇を持つ」と発言したため、「ウラヌスの正体はナミ」という説が浮上しています。また、ナミは天候を熟知しているため、ウラヌスは天候を操る能力と予想されています。最終章では、イム様が何らかの能力でルルシア王国を消滅させたため、ナミは古代兵器ではないという反対意見も挙がっています。

正体はオイコット王国の王女という説やビブルカードの情報を考察した後は、ワンピースのナミに関する感想をまとめていきます。ナミは人気キャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したナミの正体や過去に関する感想をまとめていきます。

ナミのビブルカードにはオイコット王国出身と書かれていますが、詳しい過去や正体は不明のため、「ナミの正体が気になる」という感想が挙がっています。また、20人の王の詳細が不明のため、「ナミと20人の王の関係が気になる」という感想も挙がっています。

ナミとノジコはベルメールを本当の母親のように慕っており、ベルメールは子供たちを守るために命を落としました。そのため、「ナミの過去エピソードが泣ける」「命よりも子供たちを優先したベルメールがかっこいい」という感想が挙がっています。

ワンピースのワノ国編では、ナミが強敵のうるティの撃破に成功しています。そのため、「ナミとゼウスが強い」「ナミの成長が凄い」という感想が挙がっています。また、黒ひげ海賊団と赤髪海賊団、天竜人がラスボス候補のため、「ナミが最後に戦う相手が気になる」という感想も挙がっています。

本記事では、ナミの正体やビブルカードの情報を考察していきました。2023年5月時点でナミの正体は不明ですが、自分自身は正体を知っている可能性があります。また、天竜人は善と悪に分かれているため、ナミは善の天竜人という予想がされています。ナミの活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事のキャラクター情報やビブルカードを参考にしながら読んでみて下さい。