【ワンピース】ジェルマ66のその後はどうなった?扉絵に描かれた伏線や今後を考察

ワンピースホールケーキアイランド編において、気になるとされたのがジェルマ66のその後です。ワンピース本編では、ルフィ達が、脱出したところで終わっており、殿を務めたジェルマ66やジンベエ達太陽の海賊団についても気になるとされています。この記事では、ワンピースのジェルマ66について、ジェルマ66とはどういう組織なのか、その後どうなったのか、ジェルマ66とサンジの関係性や扉絵での展開、伏線や考察について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

【ワンピース】ジェルマ66のその後はどうなった?扉絵に描かれた伏線や今後を考察のイメージ

目次

  1. ワンピースのジェルマ66とは?
  2. ワンピースのジェルマ66のその後は扉絵で判明?
  3. ワンピースのジェルマ66の名前の由来や今後を考察
  4. ワンピースのジェルマ66のメンバー一覧
  5. ワンピースのジェルマ66の眉毛を考察
  6. ワンピースのジェルマ66に関する感想や評価
  7. ワンピースのジェルマ66のその後まとめ

ワンピースのジェルマ66とは?

ワンピースにおいて、かつては大帝国を築いていたのが、ジェルマ66です。この記事では、そのようなジェルマ66について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

ジェルマ66が登場したワンピースは、尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプにて連載している漫画です。1997年から長期に渡って連載している作品で、その連載期間は、こち亀についでジャンプ史上2番目の長さになっています。少年漫画として王道な展開をしつつ、精巧に考え込まれた世界観や伏線などから高い人気を得ている作品になっています。

メディアミックス展開も積極的に行われている作品で、アニメを筆頭に、劇場版映画、舞台など様々な媒体で展開されています。日本国内はもちろん、海外でも高い人気を誇り、全世界での累計発行部数は5億1000万部を突破する程になっています。まさに日本を代表する漫画の1つです。

ワンピースのあらすじ

2年間の修行期間を経て、再集結した麦わらの一味。パンクハザードでトラファルガー・ローと海賊同盟を結んだルフィは、カイドウを倒すことを目的に行動することになります。ドレスローザでの戦いに巻き込まれる中、先行してゾウに向かったサンジ達。そのようなサンジの元にビッグ・マムからの招待状が届くことになります。ビッグ・マムと政略結婚を目論む形で登場したのがこの記事で紹介するジェルマ66です。

ジェルマ66とは?

ジェルマ66とは、かつて北の海を支配したこともある海遊国家、『ジェルマ王国』が保有する科学戦闘部隊です。ジェルマ王国の国王であり、ジェルマ66の総帥を務めるジャッジと、その4人の子供達が中心メンバーとなっています。その知名度は高く、特に北の海出身者なら常識レベルで知られた存在となっています。

ワンピース本編においては、ビッグ・マムとの政略結婚のために、ジャッジがサンジを呼び戻した形で登場します。結局、ビッグ・マムとの政略結婚がご破算になったことで、麦わらの一味らと協力して、ビッグ・マムの縄張りから抜け出すことになります。その過程で、サンジに借りを作りたくないという考えから、殿を務めることになるのでした。

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ワンピースのジェルマ66のその後は扉絵で判明?

その後①ニジとヨンジが捕らわれた?

ワンピース本編においては殿を務めた後の、その後については不明だった、ジェルマ66。そのようなジェルマ66の行く末は扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』で描かれることになります。麦わらの一味がビッグ・マムの縄張りを抜け出したジャッジ、レイジュ、イチジ。しかし、そこにはニジとヨンジがいませんでした。実はニジとヨンジはビッグ・マムの子供達によって、捕らえられていたのです。

本編でも使用された、シャーロット・モンドールのブクブクの実の能力で、本の中に閉じ込められた2人は、ビッグ・マムの縄張りで人々に公開されていました。2人はビッグ・マムに挑んでもやられる姿を想像してしまう程に、実力差を感じていました。そのような2人の様子を驚くように描かれていたのがプリンでした。

その後②ニジとヨンジの顔をプリンが殴る?

プリンは、サンジの過去の記憶を見ているので、2人がかつてサンジをいじめていたことを知っています。そのことからプリンは2人を思い切り殴りつけるのです。その後、オーブンが登場。2人が捕らえられた本を抱えると、ブリュレの能力を使用してホールケーキアイランドに移動するのでした。そのようなオーブンの様子に、プリンは膨れ顔を見せていますが、真相は不明です。

その後③ブリュレはニジとヨンジを解体しようとしている?

崩れたホールケーキ城に向かうオーブンとブリュレ。何か会話をしている様子が描かれます。そしてオーブンが兄弟達に2人のことを任せるのでした。2人が連れて行かれた部屋には、多くの解体器具が用意されており、2人を解体することで、その技術を研究しようというシーンだとされています。元々ビッグ・マム海賊団は、ジェルマ66の科学力を手に入れるために接触しているので、そのことを伏線にしたシーンであるともいえます。

その後④助けようとするイチジとレイジュ

その頃、プリンが治めるショコラタウンはパニック状態にありました。謎の2人が潜入していたのです。この時はシルエットで描かれていましたが、ネタバレしておくとその正体はイチジとレイジュの2人でした。そのような2人を発見したのはブリュレ。鏡を使ってクラッカーにジェルマが潜入したことを伝えるのでした。

余談ですが、この2人が潜入したシーンは、後にショコラタウンに到来する黒ひげ海賊団のとの対比的な伏線としても描かれています。

その後⑤ジェルマの脱出

ニジとヨンジが囚えられた本が燃やされることで解放された2人。発火した研究所の壁を突き破ってイチジとレイジュが登場し、ここで2人が助けにきたことが明かされることになります。2人を管理していた兄弟達を倒すと、4人は脱出に向かうことになるのでした。

その後⑥シーザーの姿

脱出を図る4人ですが、そのような4人の様子を見守る姿が1つありました。その正体はルフィ達によって連れ去られ、置いていかれたシーザーです。ホールケーキアイランドにてローから心臓を返されて、一応自由の身になっていたシーザーですが、逃げ損ねて今まで隠れていたのでした。この時、イチジ達はその人影に気づきませんでしたが、レイジュだけはその人影に気づくのでした。

その後⑦カタクリとオーブンの襲撃

脱出する4人は間もなく出口というところまでたどり着きます。しかし、そこに待ち構えていたのはカタクリとオーブンでした。ジェルマ66としてはカタクリとオーブンを超えなければいけなくなります。

その後⑧毒ガス攻撃をするシーザー

カタクリとオーブンが4人に攻撃する中、隙をついて援護攻撃をしたのがシーザーでした。シーザーが2人に放ったのは幻覚を見せる毒で、カタクリとオーブンは幻覚によってお互いを敵だと思い込んで殴り合いになってしまいます。その裏で、シーザーはイチジに「俺を連れて行け」と懇願するのでした。シーザーは無事に逃げだすために4人を助けたのでした。

その後⑨無事に帰還

ここから扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』では、黒ひげ海賊団の襲来など、本編の伏線になりそうなものがいくつか描かれます。数話の扉絵でジェルマが登場しませんでしたが、結局ジェルマ達は、シーザーといういらないお土産を持ちつつ、逃げ出すことに成功するのでした。

しかし、そこでシーザーにとっても思わぬ再会をすることになります。ネタバレすると、シーザーとジャッジは、かつてMADSでのライバルであり、現百獣海賊団のクイーンと3人でNo2争いをした間柄でした。MADSという伏線になりそうな要素やMADSがどうなったのかなどが描かれることになります。取っ組み合いの喧嘩になる2人ですが、2人はそこであることを思いつきます。

衝突した2人ですが、そこで「本当の敵はベガパンクだったのではないか」という結論に行き着くのです。結果的にシーザーとジャッジは『NEO MADS』を結成することを決定するのでした。ここまでが扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』にて描かれている、ホールケーキアイランド編その後の、ジェルマ66にまつわる展開になっています。

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ワンピースのジェルマ66の名前の由来や今後を考察

考察①ジェルマの名前の由来

ジェルマの名前の由来になっているのは、ナチスなのではないかと考察されています。紋章や科学力に秀でた集団であるという点が元ネタになっているとされているのです。名前に関してもジェルマを英語で書いた場合の『Germa』になることから『German(英語でドイツ)』が元ネタなのではないかとされているのです。

また、同じドイツでも古代ゲルマン人がモチーフなのではないかとも考察されています。古代ゲルマン人は、ローマ帝国の傭兵になることが多かったのです。傭兵という意味でもジェルマのモチーフなのではないかと、考察されています。ちなみに66の名前の由来は、かつて北の海を支配したジェルマ帝国の栄光が、66日で潰えたというエピソードに由来しているとされています。

考察②ジェルマ66の今後は?再登場はある?

扉絵連載にて、NEO MADSを結成する所までが描かれているジェルマ66。このような展開を考えるに、このまま本編に絡まないというのもおかしく、再登場するのではないかと考察されています。しかも、2023年5月現在展開されているエッグヘッド編は、2人が今でも恨んでいるような伏線が描かれているベガパンクも絡むエピソードになっているのです。

しかもベガパンク自身、世界政府に追われる身になっており、麦わらの一味に助けてを求めて島を脱出しようとしています。さらにそこにCP0に籍をおいていたスチューシーがCP0を裏切る形で合流、スチューシーが実はMADSで作られたクローンであることも明かされるなどしています。このような展開からも、或いは、再びMADSのメンバーが再集結するような展開もある得るのではないかと考察されているのです。

実際、これまでも扉絵連載で描かれたエピソードを伏線にして、再登場を果たしたキャラクターは多いです。ジンベエやバギー、元CP9メンバーなど再登場してさらなる活躍をしたキャラクターもいます。わざわざNEO MADSという大きな伏線を残したことからも、尾田栄一郎先生の中で既に再登場の形を決めているのではないか、とも考察されています。

考察③ジェルマの再登場はサンジとの和解に繋がる?

再登場するからには、何かしら麦わらの一味にも関わってほしいという流れから考察されているのが、やはりサンジとの関係性です。ホールケーキアイランド編終了時点で、サンジとジェルマ、ジャッジとの関係性は決別状態になっています。再登場するのであれば、この関係性にさらに発展し、和解する、或いは和解の兆しが見えるくらいはして欲しいと考察されているのです。

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ワンピースのジェルマ66のメンバー一覧

ジェルマ66のメンバー①ジャッジ

現在のジェルマ66の礎を作ったと、言っても過言ではないのがジャッジです。ジャッジは、先祖のジェルマ帝国の栄光を取り戻すことに、自身の生涯を捧げてきたキャラクターになっています。かつてMADSに所属したのも、その力を手に入れるためです。MADS時代にベガパンクが発見した血統因子を、独自に研究することで、ジェルマ66のクローン兵士や、肉体改造を加えた子供達を作り出しています。

ジェルマ66のメンバー②レイジュ

ヴィンスモーク家の長女で、ジェルマの良心とも言える存在がレイジュです。身体能力などは、超人的に強化されていますが、感情は欠落しておらず、サンジがジェルマにいる頃も唯一気にかけていた存在でした。また、兄弟の母であるソラを失った経緯から父ジャッジに愛想を尽かしている側面も持っており、独自の考えで動くこともあるキャラクターになっています。

そのような経緯から、兄弟達にも恨みの感情が残っているサンジが唯一、レイジュにだけはそのような感情を抱いていません。

ジェルマ66のメンバー③イチジ

ヴィンスモーク兄弟の長男で、ジェルマ66では『スパーキングレッド』と呼ばれるのがイチジです。5人兄弟の中でも常にトップに立ち続けてきた存在であり、リーダー的なポジションについています。王族としての在り方に強いこだわりを持ち、父の「弱さこそ悪」という考え方も最も受けついでいました。ジャッジの感情操作により、冷徹な性格をしており、徹底的に容赦のない性格をしています。

ジェルマ66のメンバー④ニジ

ヴィンスモーク兄弟の次男で、ジェルマ66では『デンゲキブルー』として幹部を努めているのがニジです。兄弟の中でも1番感情の欠落が激しく、短気な側面も持ち合わせています。気に入らなければ女性だろうと容赦のない性格をしています。元々サンジに対しても酷い扱いをしていましたが、ワンピース本編では、サンジに助けられたこともあり、サンジの援護に回ったり、サンジのレイドスーツをこっそり渡したりしています。

ジェルマ66のメンバー⑤ヨンジ

ヴィンスモーク兄弟の四男で、ジェルマ66ではウインチグリーンをしているのがヨンジです。粗暴かつ冷徹な性格をしており、他人の不幸や苦悩する姿に、愉悦を覚える側面を持っています。末っ子ということもあり、兄弟の中でも扱いがひどく、レイジュから「人でなし」と呼ばれて蹴られたりするなど、割を食っている面も強いです。

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ワンピースのジェルマ66の眉毛を考察

考察①ヴィンスモーク家の眉毛の形

兄弟全員髪の色も違い、一見すると共通の特徴はないように見えるヴィンスモーク家。そのような彼らの大きな特徴と言えるのが、ぐるぐる眉毛です。ヴィンスモーク家は、全員がぐるぐる眉毛をしており、それも、左から右に流れる形になっているのが特徴です。

考察②サンジの眉毛の変化も伏線?

ぐるぐる眉毛といえば、元々サンジの特徴でした。しかし、サンジのぐるぐる眉毛は、他の兄弟と違い、右から左に流れる形になっていたのです。実はこれが伏線であったことが明らかになっています。実はジェルマ66が活躍したホールケーキアイランド編の次のエピソード、ワノ国編において、サンジの中のジェルマの血が覚醒します。

幼少期には自分だけがヴィンスモーク家の特徴を得られなかったことからいじめられていたサンジ。サンジ自身も恨んでいるので、彼らの力を嫌っています。そのようなサンジがワノ国編での戦いにおいて、1度だけレイドスーツを装着したのを伏線に、ヴィンスモーク家の兄弟の特徴である、強化外骨格などの特徴が出るようになります。

サンジ自身も戸惑った変化でしたが、実はこの時、サンジの眉毛も他の兄弟達と同じ、左から右に流れる形に変わっているのです。サンジのぐるぐる眉毛といえば、長年の特徴であり、ファンからもいじられるポイントでした。これが大きな伏線になっていたことが、明らかになったのでした。

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ワンピースのジェルマ66に関する感想や評価

ここからは、既にワンピースを視聴している人の、ジェルマ66に関しての感想をネタバレありで、まとめて紹介していきます。ジェルマ66は、これまでのワンピースにはなかったノリを持ち込んでくれた集団として高い人気を獲得していました。個々人の行動はもちろんですが、やはり集団としての人気が高くなっています。

特にアニメワンピースにおいて、人気を集めたのがジェルマ66の変身シーンです。戦隊モノの雰囲気を全面に押し出しており、熱狂的なファンが付く程でした。アニメ制作陣も気合が入っていそうな演出が良かったとする声も見られる程になっています。

ホールケーキアイランド編で登場し、高い人気を獲得したジェルマ66。そのようなジェルマ66だからこそホールケーキアイランド編のラストで殿を務めてからの、その後が気になるという声が非常に多くなっています。どうしてもワンピースは基本的には、麦わらの一味を中心に描かれることから、その後の顛末がどうなったのか不明の期間が長くなっていたのです。

中には扉絵連載で、その後の顛末を描くことを予想、希望する声も見られる程でした。結果的に扉絵連載でジェルマ66のその後が描かれる形になっています。その展開は、面白かったとする声も多い一方で、本編とのリンクが非常に強くなっており、主人公はジェルマ66の扉絵連載ながら、その他にも気になる要素が多すぎると言われる結果になっています。この扉絵連載には多くの伏線がありそうと期待する声も見られるのです。

扉絵連載でひとまずの無事と、シーザーが合流してNEO MADSを結成するところまでは描かれました。しかし、そうなってくると気になるとされるのが、本編への再登場です。特にエッグヘッド編が展開されだしてからは、ジェルマ66とも関係があるベガパンクが登場したこと、ベガパンクの現状の立場などから再登場を期待する声も見られています。

現に、『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』では、ジェルマ66の脱出と同時に、もう1つエピソードが描かれていました。それが黒ひげ海賊団がプリンを攫うという展開です。その後、ガープが黒ひげ海賊団の拠点であるハチノスを襲撃するなど、本編とのリンクが非常に多い扉絵連載になっているのです。その結果、ジェルマ66も再登場の期待が高まる結果になっています。

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ワンピースのジェルマ66のその後まとめ

ジェルマ66のワンピース本編で殿を務めたその後は、扉絵連載「ジェルマ66のあゝ無感情海遊記」で描かれました。ニジとヨンジがビッグ・マム海賊団に囚えられてしまいますが、イチジとレイジュによって救い出されており、結果的に全員が無事にジェルマ66に帰還しています。しかし、おまけとしてシーザーもついてきてしまい、ジャッジとは殴り合いの喧嘩になっていました。

扉絵連載では最終的には倒すべき相手としてベガパンクを定め、『NEO MADS』を結成するところまでが描かれています。このジェルマ66のその後を描いた扉絵連載『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』は、ワンピース本編の時間軸の直接的な裏側を描いたエピソードとして親和性も高くなっています。その分、ジェルマ66が本編に再登場する可能性もあるので、注目しながら視聴してみましょう。

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