【ワンピース】プリンはポーネグリフを読める？三つ目族の第三の目・真の開眼を考察

こちらの記事では、週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する、シャーロット・プリンと彼女の能力について紹介していきます。三つ目族であるシャーロット・プリンの第三の目の能力や、ポーネグリフを読めるのかという疑問について気になっている人は、参考にしてみてください。

他にも、シャーロット・プリンが持つ悪魔の実の能力や強さ、ワンピースの作中で死亡したのかについても紹介しています。まずは、下記の項目でシャーロット・プリンが登場しているワンピースの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

ONE PIECE（ワンピース）は、多くの人気漫画作品を輩出してきた少年漫画雑誌・週刊少年ジャンプの看板作品の1つです。作者の尾田栄一郎先生によって、1997年から連載が開始されました。2023年5月現在では、単行本コミックスが105巻を超え、長期連載コミックスとしても知名度を得ています。原作漫画の累計発行部数は5億1000万部を達成し、日本国内だけではなく、全世界で読まれている人気漫画です。

また、漫画の刊行数と売上げ数に伴い、「世界一」記録を表彰するギネス記録にて「最も多く発行された単一作者コミックスシリーズ」を受賞しています。他の人気作漫画同様、ワンピースもアニメ化がされており、第1話が1999年10月20日に放送されています。現在もアニメ放送は続いており、23年以上放送されているご長寿アニメとして、幅広い年齢層から人気となっています。

劇場版アニメにおいては、アニメ関係者のみで制作された映画シリーズのほか、ワンピースの作者である尾田栄一郎先生がシナリオやプロデューサーとして参加している『FILMシリーズ』が人気となっています。FILMシリーズでは、ワンピースの登場キャラクターの過去や、各章の合間の物語など、本編と関わりの深いストーリーが展開されています。

海賊王ゴールド・ロジャーが遺したとされる「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を探す者たちが大勢現れ、世界は大海賊時代を迎えます。フーシャ村に住む少年ルフィも、そのような海賊に憧れる1人でした。悪魔の実を食べ、全身が伸びるゴム人間となったルフィは、剣豪・ゾロや航海士のナミといった仲間を集め、ワンピースを目指して大海原を旅します。

シャーロット・プリンは、ワンピースの「ホールケーキアイランド編」で活躍する女性キャラクターです。新世界を支配する四皇の1人であるビッグ・マムの娘で、とても美しい容姿の持ち主です。女好きなサンジ以外の男性も、シャーロット・プリンをひと目見ただけで好意を寄せるほどの美人として描かれています。

そのような美しい容姿を持っているシャーロット・プリンですが、彼女には額に第三の目があります。シャーロット・プリンはビッグ・マムの娘ですが、父親は三つ目族と呼ばれる種族の末裔で、人間と三つ目族のハーフであるシャーロット・プリンも、三つ目の目が額にあります。三つ目族は多種多様な種族が存在するワンピースの物語でも、特に珍しい種族とされています。

そのため、シャーロット・プリンは幼い頃に額にある目を理由にイジメを受けたり、三つ目族の真の開眼の能力に目を付けた黒ひげに誘拐されるといった扱いをうけています。普段はシャイで可憐な女性を演じているシャーロット・プリンですが、そのような過去によって冷酷で残忍な性格へと成長していきました。サンジがプロポーズをした際には、本性を現し、手ひどくふるという暴挙を見せました。

シャーロット・プリンは、新世界を支配している四皇の1人であるビッグ・マムの娘です。作中では父親について明言されていませんが、シャーロット・プリンが「三つ目族のハーフ」と言われていることから、父親が三つ目族であることが判明しています。三つ目族は、ワンピースの世界でも珍しい種族とされており、そのことから母親のビッグ・マムにもお気に入りとされています。

しかし、シャーロット・プリンは幼い頃、額にある目によって周りの子供たちに虐められたり、ビッグ・マムからも気味悪がられていました。そのような環境によって、シャーロット・プリンの性格は歪み、残忍な本性を持つようになります。また、その本性を悟られないよう、可憐な女性を演じる技術も身につけました。ビッグ・マムは、シャーロット・プリンの真の開眼の能力と、彼女のその性格を気に入るようになります。

シャーロット・プリンは、ビッグ・マムや黒ひげなどの海賊たちから特別視されています。その理由は、三つ目族が持つ第三の目の真の開眼です。三つ目族はその名の通り額に第三の目を持っており、この第三の目が真の開眼をはたした時、万物の声が分かるようになると予想されています。ビッグ・マムや黒ひげなど、多くの海賊はゴールド・ロジャーが遺した"ひとつなぎの大秘宝"を求めて航海しています。

その秘宝が隠されているといわれているのが、ゴールド・ロジャーのみが辿り着いたとされる地"ラフテル"です。このラフテルを見つけるには、世界各地にあるキューブ状の石碑・歴史の本文（ポーネグリフ）を読み解く必要がありますが、ポーネグリフは古代文字で書かれているため、多くの者たちには解読が不可能となっています。

しかし、三つ目族は、額の第三の目が真の開眼をはたせば、万物の声を理解する能力によって、ポーネグリフの内容を解読できる可能性があります。そのため、ビッグ・マムや黒ひげなど、力のある海賊たちは、シャーロット・プリンの第三の目が真の開眼をはたすのを心待ちにしていたのでした。

海賊たちがシャーロット・プリンにこだわる理由は、彼女の第三の目が持つ真の開眼の能力です。ゴールド・ロジャーが万物の声を聞くことができたように、第三の目が真の開眼をするとシャーロット・プリンも万物の目を得るのではないかと考えられています。ワンピースの作中では、主人公のルフィがゴールド・ロジャーと同じように、人間以外の生き物の言葉を理解している描写があります。

また、ワノ国で登場したモモの助も、象主の声を聞くことができる人物です。前記の人物たちのように、シャーロット・プリンも、第三の目が真の開眼をはたせば、万物を見通す能力が備わる可能性があると予想されています。三つ目族は稀少な種族で、ワンピースの作中に登場しているキャラクターも、現在はシャーロット・プリンのみです。

そのため、真の開眼をはたしても、ポーネグリフを読める確証はありません。しかし、ビッグ・マムや黒ひげがシャーロット・プリンの能力に一目置いている様子から、真の開眼の能力が発現すれば、ポーネグリフ解読のヒントが得られることは間違いないようです。

ポーネグリフと関係の深い人物として、麦わらの一味のニコ・ロビンがいます。ニコ・ロビンは、ポーネグリフを解読出来る貴重な考古学者で、ひとつなぎの大秘宝が眠るラフテルに辿り着くための重要人物です。しかし、ニコ・ロビンの能力が発揮できるのは、古代文字で書かれた文章のみです。

一方、シャーロット・プリンは「万物を理解できる目」のため、古代文字以外にも、モンスターなどの人間では解読できない生き物の伝達手段を解読できるようになるでしょう。そのため、シャーロット・プリンの第三の目が真の開眼をはたせば、ニコ・ロビン以上の解析能力を得られると予想されます。また、文字の解読だけではなく、遠く離れた人物の偵察などが行えるようになる可能性もあるのではないでしょうか？

ワンピースの作中では、多くの登場人物が死亡しています。シャーロット・プリンはどうかというと、漫画の105巻までの間では生存しています。ホールケーキアイランド編では、サンジを騙す敵キャラクターとして登場しました。しかし、騙されたにもかかわらず、シャーロット・プリンに優しさを見せるサンジに、シャーロット・プリンは恋をします。

その後、サンジが仲間たちの元に戻る手伝いをし、別れ際には自分からキスをする姿も見せました。シャーロット・プリンは、メモメモの実の能力を使いキスをした記憶をサンジから抜き取りますが、彼への恋心が芽生えてしまったシャーロット・プリンは、悲しみの涙を浮かべるのでした。

一時はサンジを騙していたシャーロット・プリンですが、彼の優しさに触れて恋心を持つようになりました。最後はサンジからキスの記憶を消したシャーロット・プリンですが、サンジへの想いはその後も続いていたようです。サンジがルフィたちと合流するために、ワノ国へと向かった後のシャーロット・プリンの様子は、漫画の扉絵にて描かれています。

扉絵シリーズ『ジェルマ66のあゝ無感情海遊記』では、サンジを虐めていた彼の実兄・ニジと弟・ヨンジに制裁を加えていることが判明しています。ニジとヨンジは、プリンのパンチによって頬を腫らしていました。また、ワンピース本編では、三つ目族の第三の目の能力に目をつけた黒ひげによって、拉致監禁されています。

シャーロット・プリンの悪魔の実は、対象の記憶をフィルム状にして取り出し、自在に編集できる"メモメモの実"です。メモメモの実で取り出された記憶は、シャーロット・プリンの意のままに削除されたり、改竄することも可能です。そのため、能力を使われた相手は、改竄された記憶を事実のように錯覚してしまいます。

また、"記憶の糸フラッシュバック"という技も使うことができます。この能力は、メモメモの実のリセット能力のようなもので、シャーロット・プリンが手から糸を取り出し、糸に触れられた相手は元の記憶を取り戻します。

プリンの戦い方は、主にメモメモの実の能力と、所持している銃を使用します。相手の記憶し混乱させ、鉄をも打ち抜く弾丸"キャンディジャケット"を充填したパーカッションロック式36口径の銃"ウォーカー"を使用して相手を攻撃します。

身体能力はそれほど高くないため、暗殺向きの戦い方といえるでしょう。ホールケーキアイランド編では前記のような戦術を用いていましたが、今後は第三の目の真の開眼によって戦場の状況を把握し、先回りしたり罠を仕掛けるといった知略を用いた戦術も可能となると予想されます。

ホールケーキアイランド編で、シャーロット・プリンとサンジは結婚寸前となりました。しかし、婚約は偽装されたものだったため、最後は結婚せずに別れることとなりました。実際は嘘の縁談だったものの、ワンピースを見た人からは「本当に結婚してほしい」という声もあがっています。

こちらの方は「プリンちゃんがかわいすぎる」とコメントを投稿しています。ワンピースには美人な女性キャラクターが多数登場しており、シャーロット・プリンもそのうちの1人です。非常に美しい容姿にくわえ、生い立ちによって形成された、ツンデレな性格もかわいいと評判です。

ワンピースでは、キャラ同士の恋愛要素も描かれており、サンジに恋をするシャーロット・プリンがかわいいという意見も見られています。初めはサンジの敵だったシャーロット・プリンですが、自分のコンプレックスである第三の目を綺麗だといってくれたことで、サンジに恋をします。

以上、シャーロット・プリンがポーネグリフを読めるようになる可能性について紹介してきました。シャーロット・プリンは三つ目族と呼ばれる希少種のハーフで、第三の目が真の開眼を果たせば、ポーネグリフを解読する能力が発現すると予想されています。その能力によって、母親のビッグ・マムや、黒ひげといった大海賊からも特別視されています。

漫画105巻までの内容では、シャーロット・プリンが実際にポーネグリフを解読している様子は描かれていませんが、今後シャーロット・プリンを拉致した黒ひげに連れられ、ポーネグリフを読み解くシーンが登場すると予想されます。