【ワンピース】ゼファーの死亡シーンをネタバレ！最後は黄猿と海軍に殺された？

ゼファーは、海軍のキャラクターの中では高い人気を誇ります。大ヒットを記録した劇場版作品のオリジナルキャラクターであり、元海軍大将として驚異的な強さを見せました。ここではまず、『ワンピース』の劇場版作品「ONE PIECE FILM Z」とゼファー先生の基本情報を見ていきましょう。

ワンピースの映画「ONE PIECE FILM Z」は大ヒットを記録した作品です。ゼファー先生と呼ばれる海軍大将とルフィ達の戦いを描いたストーリーは、多くのファンに絶賛されています。ワンピースの劇場版作品はいずれもが高い評価を獲得していて、オリジナルキャラクターであるゼファー先生のキャラクター性が注目されていました。

『ONE PIECE FILM Z(ワンピース フィルム ゼット)』は、2012年12月15日に公開されたアニメ映画です。漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第12作目となっています。原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるようになった「フィルム」シリーズでは2作目に当たります。脚本を担当したのは、数多くのバラエティー番組を務める放送作家の鈴木おさむであることも話題になりました。

最終興行収入は、68億7000万円を記録しています。東映作品の当時の興行収入の最高記録（2000年以降）を樹立していて、高い評価を得ていました。2013年には、第36回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞するなど、ストーリー性の高さも評価されています。新世界編に入ってから初めての劇場版作品で、原作でも明かされていなかった設定が明かされたことも話題になりました。

新世界にある「ファウス島」にある海軍基地が、何者かに襲撃されたところから物語は始まります。その者たちは「NEO海軍」と名乗り、海軍大将・黄猿はそのリーダーと面識がありました。彼の正体は元海軍大将であり、ダイナガンと呼ばれる特殊な液体を強奪していきます。海軍との戦闘で深手を負ったゼットは、ある海賊に命を救われました。

ゼファーは、NEO海軍総帥で、元海軍本部大将でもあります。本名は「ゼファー」ですが、海軍をやめた後は「ゼット」と名乗っていました。武装色の覇気の達人として「黒腕のゼファー」と恐れられ、海兵たちからは「ゼファー先生」と呼ばれています。右腕には「バトルスマッシャー」という海楼石をつけた武器を義手代わりにつけています。ガープやセンゴクの同期で、青雉や黄猿をはじめとした多くの優秀な海兵を育てました。

ゼファーの部下を紹介していきましょう。ゼファーはNEO海軍というモノを作りました。NEO海軍には、かつてゼファーの部下だった人物が所属しています。腹心の部下と言えるのは、アインとビンズです。アインはNEO海軍幹部で、元海兵でもあります。ゼットの教え子の一人でもあり、超人系悪魔の実「モドモドの実」の能力者の女性海兵です。

ビンズはNEO海軍幹部で、彼も元海兵でゼットの教え子です。忍者風の装いをした大柄な男ですが、素早い動きで忍者のような戦い方をします。超人系悪魔の実「モサモサの実」の能力者であり、奇襲でありましたが、麦わらの一味のメンバーを拘束できるほどの実力者です。二人ともゼットを「先生』と呼び、慕っていました。

ここではゼファーの死亡シーン・最後をネタバレ紹介していきましょう。ゼファーは、海軍たちに「ゼファー先生」と呼ばれていて、多くの海兵に慕われた存在でした。しかし、海軍とは袂を分かち、最後は黄猿たちと戦闘になってしまいました。その死亡シーンや最後の瞬間は、ファンにも注目されています。

ゼファーの最後は黄猿と海軍に殺されています。彼は、ルフィとの戦いでがむしゃらだったころの自分を思い出しました。そして、ルフィ達を逃がすために、かつての教え子たちとの戦いを決めます。その中には、圧倒的な強さを持つ現役の海軍大将である黄猿も含まれていました。大将や中将クラスのメンバーを相手に、ゼファーは最後までたった一人で足止めを試みます。

そして、海軍がルフィ達を追いかけないように、氷の壁が現れました。それはゼファーの教え子の一人である青雉の仕業でした。これは、ゼファーに死に場所を用意するという青雉なりの餞です。ゼファーはそのことを察し、笑みを浮かべながら、かつての教え子たちと戦います。そして、死亡してしまいました。

エンディング前の最後のシーンで登場する少年は、ゼファーです。幼少期のゼファーは正義のヒーローゴッコをしていました。段ボールで作ったコスチュームを纏い、ゼファーは正義の味方を演じています。そして、彼は「我が名はゼット」と名乗るのでした。このシーンは彼の信念がぶれていないことを表していて、ゼファーが正義を追求していたことが分かるシーンとなっています。

ここではゼファーの過去や強さを見ていきましょう。ゼファーは、センゴクやガープの同期であり、海軍大将である黄猿や赤犬、青雉の先生でもあります。彼らは今でも『ゼファー先生』と呼ぶほど、訓練兵のころにはお世話になっていました。その強さは圧倒的で、黄猿を吹き飛ばすほどの実力はファンを驚かせました。

ゼファーはセンゴク・ガープ・お鶴といった将校達と同期となっています。かなり優秀な期ですが、その中でも壮絶な過去を抱えています。入隊後は最下級兵から破竹の勢いで昇進したことが明かされ、海賊たちに恐れられた存在でした。そして、38歳の若さで大将に就任すると、「黒腕のゼファー」という異名で世界に名を轟かせていました。

しかし、海賊に恨みを買い、家族を海賊に殺されてしまいます。ゼファーは大将から退き、海兵の育成に従事することを決めます。しかし、彼の教え子たちが乗った船が海賊に襲われてしまい、ゼファーは右腕と部下たちを失ってしまいました。

赤犬・青雉・黄猿をはじめ、現在の海軍将校達を育て上げたゼファーは、右腕と訓練兵を失いました。それが9年前の出来事です。それからゼファーはその海賊を討伐するために、現場に戻ります。しかし、そんなゼファーに悲しい知らせが届きます。標的の海賊が王下七武海に選出されたことで、彼の怒りの矛先を失ってしまいます。

ゼファーの右腕を奪った海賊は誰なのかは、ファンにも気にされています。ゼファーほどの海兵を倒したのは、いったい誰なのかは意見が分かれています。王下七武海に選出された時期から、候補になっているのは「黒ひげ」マーシャル・D・ティーチ、「千両道化」のバギー、白ひげの息子を名乗るエドワード・ウィーブルなどが考えられます。

その中で、最も可能性が高いのは、エドワード・ウィーブルです。白ひげの息子を自称するウィーブルは、全盛期の白ひげをほうふつとさせる強さを持っています。七武海に選ばれた時期が一番近いのがウィーブルです。その強さや時期なども一致しているので、ファンの間ではウィーブルが有力視されていました。

右腕を失ってからは、海軍の科学班が開発した「バトルスマッシャー」を使用していました。これで殴られると能力者にもダメージを与えることができます。海楼石でできた巨大な武器は開発する費用も莫大ですが、海軍にいた時からつけていたと明かされていました。ゼファーの強さはそれだけではありません。特に強いのは、武装色の覇気です。

武装色の覇気を纏うことで、打撃系の攻撃力が格段に上がります。両手に覇気を纏い、戦う姿から『黒腕のゼファー』と呼ばれ、海賊たちに恐れられていました。海軍をやめてもその実力は圧倒的で、黄猿クラスでなければ相手にならないほどの強さを見せています。

ゼファーに掛けられた懸賞金に関しては公表されていません。そもそも海賊の根絶を狙うゼファーが、政府にとっては危険かどうかは微妙と言われています。そのため、賞金首ではなかった可能性もあります。海軍とNEO海軍は敵対していますが、元海軍大将に懸賞金をかけるというのは、海軍にとっては屈辱と考えられていました。

また、ガープやセンゴクのような発言力のある海兵が、懸賞金の発令を止めているという可能性もあります。海軍が本格的にゼファーを討伐することに決めたのは、エンドポイントを襲撃し始めてからなので、懸賞金をかける前に討伐に成功したとも言われています。

ゼファーが歌っていた歌は、ファンにも人気です。ゼファーが口ずさむ歌は「海導(うみしるべ)」というタイトルが付けられています。海に生きる男の歌であり、死を前向きにとらえる歌となっています。ゼファーの生き様を表しているような歌で、ゼファーだけでなく海兵であれば誰でも聞いたことがあると青雉は明かしていました。

ここではゼファーの声優を紹介していきましょう。ゼファーは劇場版の敵キャラクターとして登場していて、声優なども注目されています。劇場版「ONE PIECE FILM Z」は、豪華な声優陣でも大きな話題になりました。ゼファーの声優に起用されたのは、大物声優として知られている大塚芳忠です。ここからは大塚芳忠のプロフィールと出演作品をまとめていきます。

大塚芳忠(おおつかほうちゅう)は、1954年5月19日生まれの男性声優です。ナレーターとしても活躍していて、声優としてはクレイジーボックスに所属しています。2017年には、第11回声優アワードで助演男優賞を受賞している実力派声優です。洋画の吹き替えやアニメの声優はもちろん、バラエティー番組やニュース番組でナレーションを務めることもあります。

大塚芳忠は、1981年に『六神合体ゴッドマーズ』でデビューします。1984年の『重戦機エルガイム』のミラウー・キャオで注目され、『機動戦士Ζガンダム』のヤザン・ゲーブルで声優として大ブレイクを果たします。『最遊記』シリーズの你健一(烏哭三蔵)や『NARUTO -ナルト-』の自来也を担当するなど、重要なキャラクターを演じることも少なくありません。

2020年代にはネットフリックスで配信された『バキ』のビスケット・オリバを担当して、多くのファンに称賛されました。『ワンピース』では、ゼファー先生を演じる前に、モンブラン・ノーランド役を担当していました。『鬼滅の刃』の鱗滝左近次を演じたことで、若い世代にも高い人気を獲得しています。

ここではゼファーに関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。「ONE PIECE FILM Z」はネット上でも高い人気を獲得していて、多くのファンから絶賛されています。特にゼファーは人気が高いので、ネット上でもゼファーに関する感想や評価は数多く見つけることができました。

ゼファーの強さには多くのファンが注目していました。ゼファーはルフィを圧倒し、海軍大将でも容易には勝てないほどの強さを見せています。新世界に入ったルフィですらも勝つことができないほどの強さは、いまでも語り継がれていました。ネット上でもゼファーの強さに関する感想を数多く見つけることができます。

ゼファーを絶望させた七武海にも、注目が集まっています。ゼファーがNEO海軍を作るきっかけとなった七武海が誰なのかには、様々な推察が挙げられていました。圧倒的な強さを見せるミホークや凶悪な海賊であるドフラミンゴ、新参者として注目の存在であるウィーブルなど、その候補となっているキャラはいくつか挙げられています。

ゼファーはファンにも人気を獲得していることでも知られています。かっこいい生き様で多くのファンの心をつかんでいて、敵キャラクターでありながら好きなキャラクターに挙げるファンも少なくありません。実際に、ネット上でも好きなキャラクターにゼファーを挙げる人が続出しています。

ゼファーの声優を担当した大塚芳忠にも注目が集まっています。ゼファーのかっこいい生き様に大塚芳忠の低音ボイスがピッタリとファンからは好評を博しています。大塚芳忠はワンピースファンにもノーランドの声でおなじみなので、ファンからは称賛の声が集まっていることでも知られていました。

この記事ではゼファーの死亡シーンや過去、アニメ声優、ネット上の感想などを見てきました。ゼファーの死亡は、多くのファンに強い印象を残しました。ゼファーの死亡シーンにも注目して、「ONE PIECE FILM Z」をお楽しみください。