【静かなるドン】龍宝国光はかっこいい鳴戸組二代目組長！最後は死亡した？

「静かなるドン」は平成時代に大ヒットしたヤクザ漫画です。2023年5月より、グランドジャンプにて続編の連載がアナウンスされて、にわかに話題と注目を集めていました。静かなるドンの登場人物の中で、特にかっこいいと人気が高いのが、鳴戸組二代目組長の龍宝国光です。この記事では、静かなるドンの龍宝国光の年齢などのプロフィールと魅力、彼の最後や死亡説、実写版で龍宝役を演じた声優キャストなどを紹介していきます。

11年ぶりに続編の連載が決定した漫画静かなるドンは、ストーリー完結から10年後の様子が描かれるとのことです。本編では、血で血を洗うヤクザの抗争劇と、昼はサラリーマンとして働くヤクザの主人公の人間ドラマがコメディタッチを含めて丹念に描かれており、高い人気を獲得しました。また、実写版も原作漫画に劣らない高評価を得たのです。この章では、静かなるドンの作品情報として、概要とあらすじを取り上げていきます。

静かなるドンの原作漫画は、1988年から2013年まで週刊漫画サンデー（漫画サンデー）に連載されました。単行本は全108巻にまとめられており、累計発行部数は4500万部を突破しています。2023年4月現在、LINEマンガやコミックシーモアなどのWEBコミック配信サイトで読むことができ、新規ファン層の開拓に成功している漫画です。原作者の新田たつおは、静かなるドンの他に「ビッグマグナム黒岩先生」などをヒットさせました。

静かなるドンは原作漫画のメガヒットを受けて、何度も実写化されていることでも知られています。実写版の中でも人気の双璧を成しているのが、香川照之主演のVシネマ版と中山秀征主演のテレビドラマ版です。どちらの実写版も1990年代に発表されて、人気を博しました。また、竹下宏太郎や袴田吉彦主演の実写Vシネマ版もあります。2023年5月には、伊藤健太郎主演の実写映画版の公開が予定されており、話題を集めていました。

静かなるドンの主人公である近藤静也は、下着メーカープリティに勤めるデザイナーです。彼の実家は関東でも指折りの暴力団新鮮組でした。静也は堅気として生きていますが、父親で二代目総長の勇足が他の暴力団に撃たれて死亡したことで、跡目を継ぐことになるのです。実はヤクザが嫌いな静也にとって、三代目総長になることは不本意であり、プリティを辞めないことを宣言したことから、組員たちの間に動揺が走りました。

静かなるドンに登場する龍宝国光は、鳴戸組所属のヤクザです。組長の鳴戸竜次が死亡（実際は生きていた）したことを受けて、鳴戸組二代目組長に就任しました。鳴戸組は新鮮組の中でも武闘派集団として知られており、鳴戸は新鮮組ナンバー2の貸元頭を務めています。龍宝もそのまま新鮮組貸元頭に収まりました。三代目総長の静也とは、紆余曲折を経て信頼し合う間柄になり、衝突を繰り返しながらも彼を守り続けたのです。

龍宝国光は、静かなるドンの登場人物の中でも、屈指のイケメンとして描かれています。襟足が首元まで伸びた髪をオールバックにしており、ピアスも大きな特徴でした。クールな眼差しが印象的な美形であり、ストーリー内でも多くの女性に言い寄られています。龍宝は、普段はスーツ姿で、ネクタイもきちんと締めている描写がありました。その他にも、様々な服装を見せており、「かっこいい」と女性ファンを釘付けにしています。

龍宝国光の服装の中で、ファンに強くアピールしたとされているのが、サングラスとコート姿です。そのいで立ちでバイクに乗っている龍宝のことを、多くのファンが「かっこいい」と高評価していました。また、同じ服装で物陰にて様子を窺う龍宝の描写も、人気を呼んだとのことです。

静かなるドンに登場する龍宝国光は、武闘派集団鳴戸組のメンバーらしく、非常に高い戦闘力を有しています。彼が自分の部屋にて、ハードなトレーニングを積んでいるシーンが描かれていました。龍宝の戦闘スキルの中で最も高いとされているのは、射撃能力です。早撃ちはもちろんのこと、ストーリーの中では二丁拳銃を用いて発砲している場面もあり、射撃における龍宝の汎用性の高さが描かれて、ファンを惹きつけていました。

また、龍宝国光は、ビルの屋上からライフルで射撃をしていました。この時のシーンも、ファンの間で「かっこいい」と評されており、静かなるドンの名場面の一つとして語り継がれているとのことです。

新田たつお原作のメガヒットヤクザ漫画静かなるドンは、コメディ風味の作品でありながらリアルな描写も多く、最後に死亡するキャラクターが続出しました。メイン格の人物も多数死亡したことから、ファンが多くかっこいい龍宝国光の最後についても「死亡したのでは？」と心配したファンがいたとのことです。この章では、静かなるドンの龍宝国光の最後と死亡説、そして鳴戸竜次との再会が叶ったのかについて、ネタバレ紹介します。

最後に死亡したキャラクターが多い静かなるドンにおいて、屈指の人気を誇るかっこいい龍宝国光がどのような最後だったかが、多くのファンの関心事になった時がありました。結論を先に書きますと、龍宝は死亡していません。静かなるドンのストーリーのクライマックスは、新鮮組と鬼州組を含めた日本中のヤクザと世界皇帝リチャード・ドレイク5世が裏で糸を引く世界中のマフィアとの総力戦となり、両陣営多くの死亡者を出しました。

そのような極限状態の中で、龍宝国光は最後まで死亡せずに生き延びました。ストーリー内で何度か死亡の危険性を迎えたものの、その度に彼は危機を乗り越えたのです。また、龍宝は耳のピアスに青酸カリを仕込んでいました。これは、有事の際に自決するためのもので、実際に彼は二度ピアスの青酸カリを服用しようとしましたが、一度目は未遂、二度目は飲み込んだものの青酸成分が参加していたために、事なきを得ています。

龍宝国光の直属の親分である鳴戸竜次は、彼とともに静かなるドンの中では極めて人気の高いキャラクターとして知られています。鳴戸は、破天荒な性格の持ち主で、新鮮組の金を持ち逃げして追われていましたが、博打で大勝ちしたことで組へ戻ることを許されました。その際に、三代目総長静也と初めて顔を合わせており、意気投合すると、組員の命を最優先して事にあたる彼に魅せられて絶対的な忠誠を誓うようになったのです。

一方の龍宝国光は、鳴門竜次に絶対的な忠誠を誓っている人物です。鳴戸が静也を慕っていることに疑問を持つ組員に向かって、「単なるバカ総長に鳴戸のオヤジは身体を張らねぇ」とまで言い切っていました。このように、鳴戸が死んだと思われていた期間、龍宝は鳴戸の意志のままに静也を守り続けたのです。そして、ドンファンとして復活した鳴戸と再会した時には、感激に打ち震えていました。

その後、新鮮組と鬼州組の抗争が激化すると、鳴戸は新鮮組に復帰しました。この時の龍宝は、涙を流して喜んでおり、鳴戸の足にしがみついたのです。これ以降の龍宝と鳴戸は、新鮮組の武闘派二枚看板として静也を守り切りました。二人とも最後まで死亡しませんでした。ストーリーの最後における龍宝は、組を畳んでギャンブラーになった鳴戸を探す旅にイゴールとともに出かけ、鳴戸と理江との再会を果たしています。

2023年5月に本編の10年後を描いた続編の連載が決定した漫画静かなるドンは、登場キャラクターの年齢に関心が集まっている作品とのことです。その中でも、「一番かっこいい」と評されている龍宝国光の年齢が、注目されました。龍宝の年齢はいったい何歳なのでしょうか？この章では、静かなるドンの龍宝国光の年齢と、彼の初登場シーンについて紹介していきます。

静かなるドンのかっこいい龍宝国光が初登場したのは、原作漫画の第378話「鳴戸の葬儀」でした。同エピソードは、コミックス27巻に収録されています。この時点での龍宝は、抗争の影響で刑務所に服役していました。刑期を務め上げて出所したのも束の間、彼は崇拝する親分鳴戸の死亡を知らされます。そして、彼の葬儀の場に現れました。その場で、新鮮組三代目総長の静也と初めて顔を合わせたのです。

龍宝国光は、鳴戸のように初対面で近藤静也の人となりを見抜くことができませんでした。その後の彼は、生倉新八にそそのかされて、彼のクーデターに加担し、静也を失脚させました。生倉が龍宝を自軍に引き入れることにこだわった理由は、彼が「龍宝を手に入れる者は天下を制す」とまで言われた逸材だったからです。生倉のクーデターは成功したかに見えましたが、龍宝はすぐに生倉のダメさ加減を知り、静也に加担しました。

静かなるドンという作品は、キャラクターの年齢が明らかにされていない作品として有名です。主人公の近藤静也や、ヒロインの秋野明美ですら年齢が不明のままストーリーが完結しました。つまり、龍宝国光の年齢も不明です。ファンの間では、龍宝のかっこいい見た目から、「彼の年齢は20代後半から30代ではないか」という考察が多く見受けられました。

先述の通り、2023年5月より静かなるドンの続編漫画が、グランドジャンプ誌上で連載される予定です。続編は、本編の最後から10年後の近藤静也たちを描いた作品になることがアナウンスされました。ここで、近藤静也の年齢、仮に登場するとすれば龍宝国光の年齢が明らかになるかもしれないと期待されています。

新田たつお原作の大ヒットヤクザ漫画静かなるドンの中でも、かっこいいと評判で人気の高いキャラクター龍宝国光は、ストーリーの中でも女性人気が高いことが描かれていました。龍宝自身は女性に対してストイックであり、その辺りの対比も面白さにつながったとされています。この章では、静かなるドンの年齢不詳の龍宝の女性関係、そして、新鮮組三代目総長の近藤静也との関係を、三項目に分けてネタバレを交えて紹介していきます。

静かなるドンに登場した女性キャラクターの中で、龍宝国光と関わったのが、アニー・ホールドです。アニーは、当初FBIの捜査官として出てきました。彼女は、ブロンドヘアが美しい美女として描かれています。アニーはFBIのメンバーとして来日し、アメリカンマフィア壊滅のために尽力したことで、新鮮組に協力した形になっていました。ところが、彼女は後に自分がロシアンマフィアのスパイであると明かしたのです。

アニーは、日本でスパイ活動をしているうちに、新鮮組のかっこいい龍宝国光に恋心を抱くようになりました。龍宝も彼女の想いに応えるかのように、何度かデートをするようになります。しかし、龍宝の真意はアニーから情報を聞き出すことであり、それは静也の策略でした。そのことを知ったアニーは激高し、龍宝と静也を殺害しようとしますが返り討ちに遭い、最後は自分の血を見て祖国ロシアのカリンカの花を重ねて死亡しました。

静かなるドンに登場する年齢不詳でかっこいい龍宝国光は、他にも女性絡みのエピソードがあります。とはいえ、彼は冗談の通じないストイックな性格をしているので、ロマンスに発展することはありません。龍宝と関わった女性で印象的とされるのは、石田ナナです。石田ナナは、秋野明美と入れ関わるようにプリティに入社した静也の後輩社員でした。当初は静也を尊敬していましたが、ダメ社員とわかると態度を豹変させています。

石田ナナは、プリティを訪れた龍宝に一目惚れします。彼のことを借金取立人と勘違いしてしまい、自分も借金をすれば龍宝に会えるという一念で本当に借金をしました。しかし、龍宝は彼女のことを相手にしなかったのです。

また、龍宝国光は、仙台の新鮮組系組織の楽堕会組長御手洗清の娘である桃子にも好かれました。桃子もナナと同様に龍宝に一目惚れしてしまい、あろうことか夜這いをかけたのです。龍宝は全く桃子のことを相手にせず、夜這いは失敗に終わりました。その後、桃子は父親のせいで風俗店に売られてしまうという数奇な運命を辿りますが、楽堕会組員の座王に救われた後彼と結婚し、楽堕会の姉の座に収まります。

静かなるドンに登場するかっこいい龍宝国光は、親分の鳴戸竜次と共通点が多いとされています。その一方で、相違点も見られ、「二人の対比が絶妙である」と評されました。龍宝と鳴戸の違いは、近藤静也との関係で浮き彫りになっています。鳴戸は初対面から静也と意気投合しており、即座に忠誠を誓いました。それは、静也の器の大きさを知ったからですが、後に組員から死者を出さないようにする彼の姿勢にも共鳴しています。

それに対して龍宝は、当初静也の総長としての技量に疑問を持っていました。特に、彼がサラリーマンを続けていることについては、最後まで相容れなかったのです。服役していて新鮮組の状態がわからず、浦島太郎状態だった龍宝はそこを生倉に突かれてしまい、一度は生倉のクーデターに加担しました。その後、生倉の本性を知り、さらに静也の器の大きさを悟ったことから早々に生倉を見捨てて、静也に忠誠を誓ったのです。

静也のことを三代目総長と認めて以降の龍宝は、彼の右腕的な存在として大活躍しました。それでも、静也がサラリーマンを辞めない点については、快く思っていません。また、鳴戸と違い、静也と衝突することもしばしばあります。その度に破門や絶縁といった処分を下されていました。それでも、己の信念のために動き続けたのです。鳴戸が組に復帰して以降は、彼に絶対的忠誠を誓っていることもあり、静也への態度も改まりました。

メガヒットを記録したヤクザ漫画の静かなるドンは、概要の項でも触れましたが、過去に何度も実写化されています。2023年5月には、伊藤健太郎主演の実写映画の公開も予定されており、今後も実写版の人気が高まると推察されました。実は実写版に龍宝国光が登場したのは、1997年のVシネマ版のみです。この章では、静かなるドンの実写Vシネマ版にて龍宝国光役を演じた俳優の高杉亘について、特集していきます。

実写版静かなるドンで龍宝国光役を演じた俳優の高杉亘は、1964年11月4日に、東京都世田谷区で生まれました。血液型はO型で、キャストパワーに所属しています。プライベートでは、女優の高田聖子と結婚しましたが、離婚後に一般女性と再婚しました。高杉亘は、2023年4月現在TwitterやInstagramなどのSNSを開設していません。他の俳優のTwitterに登場する機会があることから、SNSの開設を望むファンが多いとのことです。

高杉亘は、学生時代から俳優になることを目指していたとされており、1980年代中盤頃から俳優活動を開始しました。185cmの長身を活かしたアクションと確かな演技力が高評価され、多くの映画やテレビドラマに出演して現在に至ります。俳優界においては、欠かすことのできないバイプレーヤーであると内外から位置付けられました。

• 踊る大捜査線シリーズ：草壁中役
• 税務調査官 窓際太郎の事件簿：相馬忠雄役
• スナイパー時村正義の働き方改革：時村正義役
• NHK大河ドラマ 秀吉：加藤清正役
• 名探偵明智小五郎：怪人二十面相役

高杉亘の主な出演作品と、演じた役柄を上記しました。実写版静かなるドンの龍宝役の他には、踊る大捜査線シリーズの草壁中役が有名です。以降、スナイパー役を演じることが多く、主演ドラマスナイパー時村正義の働き方改革は、日本民間放送連盟賞のドラマ部門最優秀賞を受賞しました。

この章では、静かなるドンに登場する龍宝国光に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。龍宝は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、静かなるドンの大ファンだと思われる方のツイートです。海腐雄二のファンを自称していたものの、龍宝国光のサングラス姿がかっこ良く、抗うことができないとつぶやいていました。

こちらは、静かなるドンを熱心に読んでいたと思われる方のツイートです。同作品の登場キャラクターの中では龍宝国光を推しており、イケメンで硬派、頭も良いよ絶賛しています。

こちらは、静かなるドンの原作漫画と実写版のファンだと思われる方のツイートです。今度実写化される静かなるドンでは、龍宝国光を登場させてほしいとつぶやいています。

この記事では、静かなるドンに登場する龍宝国光にスポットを当ててきました。かっこいいイケメンで、作品内でも屈指の人気を誇る龍宝は、続編や新作実写映画版での登場が期待されています。是非、龍宝に注目して静かなるドンを見てください。