【オーバーロード】フロスト・ドラゴンの強さは?アインズ戦や少女ニニャとの関係は?

ファンタジー世界を描いた『オーバーロード』には、人間以外の種族が多く登場します。それらの種族の中でも、本記事ではフロスト・ドラゴンという種族に焦点を当てて解説します。オーバーロードに登場するフロスト・ドラゴンの強さやレベル、王のオラサーダルクについて詳しく説明します。また、フロスト・ドラゴンとアインズの戦いや、少女ニニャとの関係についてもまとめています。フロスト・ドラゴンについて知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

  1. オーバーロードのフロスト・ドラゴンとは?
  2. オーバーロードのフロスト・ドラゴンの強さやアインズ戦
  3. オーバーロードのフロスト・ドラゴンの同盟やニニャとの関係
  4. オーバーロードのフロスト・ドラゴンの王オラサーダルクとは?
  5. オーバーロードのフロスト・ドラゴンに関する感想や評価
  6. オーバーロードのフロスト・ドラゴンまとめ

オーバーロードのフロスト・ドラゴンとは?

ファンタジー作品には、ドラゴンが登場することが多いです。ダークファンタジー作品であるオーバーロードにも、さまざまなドラゴンが出てきます。その中のひとつに、フロスト・ドラゴンという種類のドラゴンがいます。オーバーロードのフロスト・ドラゴンとは、一体どのような種族なのでしょうか?本記事では、オーバーロードのフロスト・ドラゴンについて詳しく説明します。

オーバーロードの作品情報

オーバーロードの概要

オーバーロードは、もともとweb小説サイトに投稿されていた作品です。2010年の5月にArcadiaで連載が始まり、その後小説家になろうでも連載が始まりました。2012年の7月には、書籍版の小説が発売されます。書籍化されるに当たり、web版のストーリーや登場キャラは一部改変されています。オーバーロードの書籍版小説は、現時点で16巻まで発売されています。

オーバーロードは2015年にアニメ化され、TOKYO MXやAT-Xなどで放送されました。その後、アニメ第2期、第3期の制作が続き、2022年にはアニメ第4期が放送されました。第4期のテレビアニメの放送前には、劇場版アニメの制作も発表されています。劇場版アニメの上映時期はまだ未定ですが、「聖王国編」を描く完全新作アニメであることが明かされています。

オーバーロードのあらすじ

「モモンガ」の名前で「ユグドラシル」というVRゲームを楽しんでいた鈴木悟は、1人でゲームサービス終了の日を迎えていました。しかし、サービス終了の時刻を過ぎても、モモンガはログアウトしませんでした。それどころか現実世界にも戻れなくなり、NPCたちも自我を持って動き出します。ゲームの世界で生きていくことになったモモンガは「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗り、他のプレイヤーを探すために行動を始めるのでした。

フロスト・ドラゴンとはドラゴンの種族

オーバーロードには、さまざまな種類の竜族が登場します。フロスト・ドラゴン(霜の竜)はドラゴンの種族のひとつで、その種族名自体は物語序盤から登場していました。フロスト・ドラゴンは子供まであわせても20匹ほどしかいない種族で、一族そろってフェオ・ベルカナの王城に住んでいます。金銀財宝を好み、住処には多くの宝物を溜め込んでいます。

TVアニメ「オーバーロードⅣ」オフィシャルサイト

オーバーロードのフロスト・ドラゴンの強さやアインズ戦

ドラゴン種族はオーバーロードだけでなく、さまざまな作品で最強種として描かれています。ドラゴンはオーバーロードでも上位に位置する種族ですが、フロスト・ドラゴンの強さはどの程度のレベルでしょうか?ここでは、フロスト・ドラゴンの強さのレベルやアインズとの戦いをまとめます。また、フロスト・ドラゴンがアインズの部下となった後どうなったかも説明しているため、ぜひ参考にしてください。

フロスト・ドラゴンの強さやレベル

フロスト・ドラゴンはその名前通り、炎ではなく冷気のドラゴンブレスを使います。冷気には絶対的な耐性を持っていますが、炎系の攻撃には弱いという弱点があります。住処としているアゼルリシア山脈では、フロスト・ジャイアント(霜の巨人)と覇権を争っています。アインズの強さとは比べ物になりませんが、この世界においては最強レベルの強さを持った種族です。

フロスト・ドラゴンとアインズの戦い

オーバーロードのアインズとフロスト・ドラゴンが出会ったのは、アニメ4期でのことです。アインズはルーン技術の復活を目指し、ドワーフ族のもとへと向かっていました。しかし、ドワーフたちは、クアゴアという亜人種族の侵攻を受けている真っ最中でした。ドワーフ族に滅んでもらっては困るアインズは、クアゴアの撃退に力を貸すことにします。

アインズが生み出したデスナイトに苦戦したクアゴアたちは、同盟関係にあるフロスト・ドラゴンに助けを求めることにしました。フロスト・ドラゴンの族長はクアゴアからの依頼を引き受け、息子であるヘジンマールを侵入者の討伐に向かわせます。ヘジンマールはアインズ一行と出会い、その強さを一瞬で見抜きます。

ヘジンマールは殺されるとわかった瞬間に即座に降伏し、なんとか死なずにすみました。アインズはヘジンマールの案内で族長のもとへ向かい、族長はアインズをただのスケルトンだと思って見下す様子を見せます。アインズに「愚かな相手と喋るのは苦痛だ」と言われて怒った族長でしたが、アインズのグラスプ・ハートにより一瞬で殺されてしまいました。

フロスト・ドラゴンがアインズの配下になったその後

アインズは即座に降伏したヘジンマールに、母親は助けてやると約束をしていました。そこには族長の妃のフロスト・ドラゴンが3匹いましたが、すべてのフロスト・ドラゴンがヘジンマールの母親として名乗り出ます。アインズの強さを目の当たりにした妃たちは、瞬時に降伏することを選んだのでした。ヘジンマールがすべて自分の母親だと嘘をつくと、アインズは約束通り妃たち全員を殺さずに見逃してあげました。

妃たちは残りのフロスト・ドラゴンを集めると、全員でアインズの前に平伏しました。しかし、1匹のフロスト・ドラゴンが父親を殺された怒りから、アインズに歯向かいます。アインズを攻撃しようとしたフロスト・ドラゴンでしたが、族長と同じくグラスプ・ハートにより一瞬で殺されてしまいました。その光景を見た他のフロスト・ドラゴンは、アインズの前でさらに深くひれ伏すのでした。

アインズの前に完全降伏したフロスト・ドラゴンは、その後魔導国でアインズのために働くことになります。空を自由に飛べるフロスト・ドラゴンたちは、魔導国の空輸担当として活躍していました。主に郵便配達を請け負っていますが、物だけでなく人の移動手段としても利用されているようです。

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オーバーロードのフロスト・ドラゴンの同盟やニニャとの関係

オーバーロードのフロスト・ドラゴンは、他種族と同盟を結んでいました。ドラゴンは他種族と協力しなくても生きていけるレベルの強さを持っているため、同盟を組んでいるドラゴンは珍しい存在でもあります。ただ、フロスト・ドラゴンの場合は、同盟というよりは相手を手下として使っているだけでした。

では、オーバーロードのフロスト・ドラゴンは、どの種族と同盟を結んでいたのでしょうか?ここでは、オーバーロードのフロスト・ドラゴンの同盟について詳しく見ていきます。また、オーバーロードの序盤でアインズが出会った少女ニニャと、フロスト・ドラゴンの関係についても解説します。

フロスト・ドラゴンとクアゴアの同盟

ドワーフの旧王都の王城に住むフロスト・ドラゴンは、フェオ・ベルカナの市内に住んでいるクアゴアと同盟を結んでいます。同盟といってもフロスト・ドラゴンとクアゴアの関係性は同等ではなく、実態はフロスト・ドラゴンがクアゴアを奴隷のように扱っています。フロスト・ドラゴンはクアゴアの頼みをきく代わりに、莫大な金品を献上させているのです。対するクアゴアも、心からフロスト・ドラゴンに従っているわけではありません。

クアゴアは種族の発展のために、フロスト・ドラゴンを利用しているにすぎません。ドワーフとの戦いでフロスト・ドラゴンに助力を仰いだときは、密かに共倒れを狙っていました。フロスト・ドラゴンとクアゴアの間に信頼関係などはなく、お互いに利用し合っているだけだといえます。

フロストドラゴンと少女ニニャの関係

アインズがフロスト・ドラゴンというワードを聞いたときに思い出したのは、ニニャという少女でした。ニニャは、アインズが冒険者として活動していたときに出会った少女です。アインズはニニャのことを少年だと思っていましたが、彼女が亡くなったときに初めて少女であることを知ります。ニニャはパーティー内にいらぬいざこざが起きぬよう、少女であることを隠していたのです。

アインズはニニャからフロスト・ドラゴンがいるという話を聞き、詳しいことを調べてくれるよう頼みました。しかし、ニニャはその後、クレマンティーヌによって酷い殺され方をしてしまいます。アインズはニニャの死体を見て、彼女が少女であることを隠していたことに気づきます。アインズはアンデットとなったことで、人間が死んでも何とも思わないようになっていました。

しかし、ニニャの死体を目にしたときは、「少し不快だ」と感情が揺さぶられる様子を見せています。フロスト・ドラゴンという言葉だけでニニャを思い出したように、アインズにとってニニャは忘れられない存在であったことがわかります。ニニャはフロスト・ドラゴンの存在は知っていましたが、それ以上の詳しい情報は知らないようでした。

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オーバーロードのフロスト・ドラゴンの王オラサーダルクとは?

オーバーロードに出てくる種族には、一族を代表する族長や王が存在します。フロスト・ドラゴンの代表者は、王であるオラサーダルクです。では、オラサーダルクとは一体どのようなキャラでしょうか?ここでは、オラサーダルクの基本的な情報や、強さのレベルなどを解説します。

オラサーダルクのプロフィール

オーバーロードのフロスト・ドラゴン一族を率いているのは、族長のオラサーダルク=ヘイリリアルです。オラサーダルクの年齢は不明ですが、かなり長い間生きているようです。フロスト・ドラゴンとして誇りを持っていて、他種族には傲慢になりがちです。妃が3匹いて、それぞれの妃が産んだ子供が合計15匹います。フロスト・ドラゴンの一族はすべてオラサーダルクの血族で、オラサーダルクは種族の族長であるとともに家長でもあります。

オラサーダルクの強さや能力

オーバーロードのオラサーダルクのレベルは46です。リ・エス・ティーゼ最強の戦士であるガゼフ・ストロノーフのレベルが28であることを考えると、英雄並の人間でもかなわないほどの強さを持っていることがわかります。フロスト・ドラゴンの頂点に立っていることからも、相当な強さを持っていると推察されます。

オラサーダルクは死亡した?

一族の頂点に立っているオラサーダルクですが、オーバーロードの作中ではその強さを見せることはありませんでした。オラサーダルクはアインズの本質を見抜けず、単なるスケルトンと見誤って見下します。傲慢な態度を崩さないオラサーダルクに不快な思いを抱いたアインズは、オルサーダルクに攻撃する間も与えずあっさりと殺したのでした。

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オーバーロードのフロスト・ドラゴンに関する感想や評価

オーバーロードのオラサーダルクは、何の見せ場もなく死んでしまいました。一瞬でアインズに殺されてしまったオラサーダルクには、物足りなさを感じた人が大勢いました。「もっと頑張ってほしかった」というコメントや、「不憫で涙が止まらない」というコメントが上がっていました。逆に、あまりに呆気ない最期に、思わず笑ってしまった人もいるようです。

オーバーロードのオラサーダルクに関しては、声優についてのコメントも多く見られました。オーバーロードのアニメでオラサーダルクを演じたのは、声優の乃村健次さんです。傲慢そうな声が、オルサーダルクにぴったりだという感想が上がっていました。乃村健次さんの渋いバリトンボイスは、オーバーロードのファンの間でもかっこいいと評判です。

オーバーロードのフロスト・ドラゴンの中で最も活躍したのは、最初にアインズに降伏したヘジンマールでしょう。少々情けなく見えるヘジンマールですが、咄嗟の判断力はさすがだといえます。このヘジンマールの判断力には、感心する声が多く上がっていました。ヘジンマールが降伏するシーンはコミカルに描かれていて、アインズとのやり取りが面白いという感想も多く寄せられていました。

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オーバーロードのフロスト・ドラゴンまとめ

オーバーロードに登場するフロスト・ドラゴンの強さのレベルや少女ニニャとの関係、アインズとの戦いなどをまとめました。フロスト・ドラゴンは最強種ともいわれているドラゴンの一種ですが、オーバーロードではまるで活躍の場がありません。アインズとのレベル差がありすぎたため、一瞬でやられてしまいました。

少女ニニャによって序盤から存在を匂わされていた割には、あまりにも呆気ない最期でした。フロスト・ドラゴンの王であるオラサーダルクは死亡してしまいましたが、一族は生き残ってアインズの配下として働くことになります。魔導国での、フロスト・ドラゴンの今後の活躍に期待しましょう。

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