【嘘喰い】漫画の最終回をネタバレ！結末までのあらすじと貘や梶の最後は？

作品タイトル：嘘喰い
作者：迫 稔雄（さこ としお）
ジャンル：青年漫画、ギャンブル、バトル、アクション、サスペンス
出版社：集英社
掲載誌：週刊ヤングジャンプ
レーベル：ヤングジャンプ・コミックス
連載期間：2006年～2018年（全49巻）

『嘘喰い』は、週刊ヤングジャンプで連載されていた作品です。実写映画なども、ファンの間で話題になっていた作品で、他のストーリーも映画化して欲しいという感想が多くなっていました。

漫画『嘘喰い』の作者は、迫 稔雄（さこ としお）さんです。1973年12月7日生まれで、山口県下関市出身です。『嘘喰い』の他にも『バトゥーキ』や『刃牙D区（バキ デンジャラスゾーン）』などの作品を連載していました。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ①ハンカチ落としの決着を紹介していきます。5分間ターゲットを臨死状態にすることで、勝敗が決まるゲーム。斑目貘は、閏秒（うるうびょう）の罠を先に仕掛けていました。秒数を狂わされたことによって、切間創一（きるまそういち）は、4分58秒の臨死状態になっていたのです。しかし、残り2秒のタイミングで、切間創一は目覚めてしまいます。

切間創一が目を覚ましたことによって、ゲームは10回戦目へ突入しました。閏秒も突破されてしまった斑目獏は、シリンダーが蓄積される中、ギリギリの精神状態で戦い続けます。15秒以上中の様子を見ると、チェック失敗というルールの中で、斑目獏は最後のチェックに挑みました。ドアを開けると、そこには臨死状態から蘇ったはずの、切間創一が床に倒れているのを発見します。切間創一は、すでに命を落としていたのです。

切間創一が臨死状態から復活したように見えたのは、全て斑目獏たちが見た幻だったことが判明します。斑目獏は、ゲームに勝っていたのです。ハンカチ落としは、切間創一を倒した斑目獏の勝利で幕を閉じました。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ②新たなお屋形様を紹介していきます。切間創一が倒れたことで、屋形超えを成功させた斑目獏。前任のお屋形様に勝利したことで、斑目獏は新しい賭郎のトップになりました。新しいお屋形様になった斑目獏は、アル・ヒーブルというアフリカの反政府組織に連絡を取ります。アル・ヒーブルは、アイデアルの秘密を隠し持っていたのです。

過去に斑目獏にエア・ポーカーで負けたアイデアルのボスは、自分を殺した人物にダイアモンドを贈るように、遺言を残していました。そのダイヤモンドとは、アイデアルのヴィンセント・ラロの死体から作ったモノだったのです。特殊なダイヤモンドで、金庫のカギになっていました。金庫に保存されていたのは、ヴィンセント・ラロのスマートフォンだったのです。そこには、アル・ヒーブルの情報が入っていました。

斑目獏は、アル・ヒーブルに接触して、アイデアルの情報を引き出そうとしていたのです。新しいお屋形様として、斑目獏はアイデアルの組織を乗っ取ろうとしていました。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ③病院での出来事を紹介していきます。ハンカチ落としの後、負けた切間創一は病院へと搬送されていました。その病院には、のぶ子が務めていたのです。病院では、プロトポロスの島で起きた事件や、銃の乱射事件などの噂で持ち切りでした。のぶ子は、切間創一の元へ向かう梶隆臣（かじたかおみ）の姿を見かけます。

切間創一は、ハンカチ落としの後に、AEDを使って蘇生されていたのです。梶隆臣は、切間創一の病室へ行き、意識を取り戻した彼と対面します。切間創一は、かつてのような覇気はなく、虚ろな表情を浮かべていました。その後、病院を後にした梶隆臣は、待ち構えていたフロイド・リーたちと遭遇します。フロイド・リーは、自分たちや大船額人（おおふねがくと）を陥れた黒幕を倒したことを報告しました。

無実が証明されたことで、大船額人は無事に日本へ帰国することができたのです。フロイド・リーの他にも、武器商人のカール・ベルモントが、梶隆臣に会いに来ていました。カール・ベルモントは、再び武器商人として復活することを、梶隆臣に報告しに来たのです。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ④6本の木を紹介していきます。斑目獏は、2種類のはちの王がいることや、栄羽（えいは）の仕込んだモノについて気づきました。蟻塚の塔や6本の木の意味に気づいた斑目獏は、切間創一のために、1人で乗り込んで行ってしまいます。監視カメラなどをかいくぐって行った斑目獏は、切間創一の過去や彼の病気について知ってしまいました。

切間創一の母親が残したビデオを見た斑目獏は、彼の記憶が消えていくことを知ったのです。過去に、切間創一がついた噓が、噓ではなかったことに気づきます。切間創一の母親は、彼をお屋形様にする際に、平和を守るためには、みんなを支配するほどの凶悪さが必要だと教えていました。それが、天命だと切間創一に教え込んでいたのです。逃げる際に斑目獏は、栄羽に見つかってしまいました。

怪我をしながらも逃げきった斑目獏は、スーツに血を付けてしまいます。このストーリーは、ハンカチ落としをするよりも前の物語になっていました。それ以降のストーリーには、斑目獏のスーツに血のシミがついています。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ⑤ドナーゲームを紹介していきます。新たなお屋形様として活躍する斑目獏の前に、ヴィゾームに所属している人物がゲームを持ち掛けました。メイソープ協会に所属しているアビ・カーンは、死体を両手に登場します。ただの死体ではなく、真っ二つになった2人の男性の死体だったのです。ハンカチ落としを見て、斑目獏を真っ二つにしたいと思ったと明かします。

過去に斑目獏は、ドナーゲームという賭けをしていたことが判明します。ドナーゲームは、自分の心臓を賭けるという内容のモノでした。そのゲームをして負けた斑目獏は、過去に心臓疾患のある心臓と、自分の心臓を取り換えていたのです。斑目獏の虚弱体質の原因は、ドナーゲームに負けたことが原因でした。その際に、斑目獏の心臓を取り換えた人物が、アビ・カーンだったのです。

漫画『嘘喰い』の49巻のあらすじを最終回結末までネタバレ⑥貘や梶の最後を紹介していきます。斑目獏の前に、ヴィゾームの創設者でもあるゴーネンという男性が姿を現しました。ゴーネンは、斑目獏に瓜二つだったのです。元々ゴーネンは、斑目獏と同じ見た目ではありませんでした。しかし、アビ・カーンが斑目獏の心臓をゴーネンに移植したため、彼の見た目が変わってしまったのです。

梶隆臣は、斑目獏と連携を図るために、先にヴィゾームに潜入していました。斑目獏の目的は、先代のお屋形様と同じ世界平和でした。そのために、ヴィゾームのゴーネンを倒す必要があったのです。最終話の結末では、ヴィゾームとゴーネンが、どのようになったのか？までは描かれていません。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ①廃ビル脱出編を紹介していきます。斑目獏と梶隆臣は、とある闇カジノを訪れていました。そこにいた九重大郎（ここのえたろう）に声をかけられ、あるゲームを提案されます。九重大郎は、ある廃ビルから斑目獏と梶隆臣が脱出できれば、勝ちというモノでした。九重大郎は、倶楽部・賭郎という闇組織の会員で、斑目獏と梶隆臣の死を望んでいたのです。

廃ビル脱出ゲームを引き受けた斑目獏と梶隆臣でしたが、あらゆるトラップや刺客たちが潜んでいました。殺人鬼などが潜んでいることに気づいた斑目獏と梶隆臣は、九重大郎と直接交渉するしか手段がないと考えます。廃ビルの中に身を隠していた九重大郎を発見し、斑目獏と梶隆臣は、彼を脅迫しました。拳銃を突き付けられた九重大郎は、ゲームの敗北を認めます。そして、倶楽部・賭郎の会員権を斑目獏に渡したのです。

会員権を手にした斑目獏は、それを梶隆臣に譲ってしまいました。お屋形様を超える目的を、斑目獏は梶隆臣に達成してもらおうと考えていたのです。他にも、斑目獏は殺人鬼として廃ビルに潜ませていたロデムという男性が、薬で操られていることを知ります。廃ビル脱出ゲームは結末を迎え、ロデムを解放させた斑目獏は、彼をマルコという名前にさせて、仲間にすることにしました。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ②廃坑のテロリスト編を紹介していきます。会員権を使って梶隆臣は、他のメンバーと戦うことになりました。梶隆臣の対戦相手は、国家転覆を目論んでいたテロリストだったのです。テロリストの佐田国一輝（さだくにいっき）との対決は、ハングマンという首つりの機械を使った、ババ抜きでした。今まで負けたことの無い佐田国一輝は、公平である立会い人を味方にしていたのです。

佐田国一輝は、監視カメラなどを駆使する、イカサマを仕込んでいました。しかし、佐田国一輝のイカサマを見抜いていた斑目獏は、逆に利用する手段を思いついたのです。大胆な行動に出た斑目獏は、周囲を圧倒させます。そして、ババ抜きに勝利したことで、斑目獏は再び倶楽部・賭郎の会員権を獲得しました。廃坑のテロリスト編の結末では、かつて斑目獏の専属立会人だった伽羅（きゃら）を味方にしています。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ③Mゲーム編を紹介していきます。倶楽部・賭郎は、海外の巨大犯罪組織アイデアルに狙われていました。アイデアルが、倶楽部・賭郎の乗っ取りを計画していた頃、斑目獏はＭゲームで勝負をしていました。相手が作った迷路を見ずに、予測だけで攻略していくというゲームだったのです。しかし、斑目獏はそのゲームに敗北してしまいます。

敗北の代償は、斑目獏の思い出でした。過去にも警察は、敗北した人物の過去を無かったモノにして、冤罪を作り上げていたのです。しかし、斑目獏は思い出が無かったことにされるという代償を利用し、自分がお屋形様に敗北した事実を消すことに成功します。お屋形超えは、1人に1度しか与えられないチャンスだったため、斑目獏は事実を消すことによって、再び挑戦するチャンスを得たのです。

その後、斑目獏はマルコと一緒に、警察がもみ消して来た事件が記載されている、Ｌファイルというモノを手に入れに行きます。たくさんのプレイヤーが、Ｌフィルを手に入れようとする中、斑目獏はイカサマを見破り、勝ち進みました。Ｍゲーム編の結末で、Ｌファイルを手に入れた斑目獏は、梶隆臣の冤罪を晴らすことに成功します。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ④マキャベリストゲーム編④マキャベリストゲーム編を紹介していきます。斑目獏は、Ｌファイルを使って他の真犯人たちもあぶり出そうと考えました。報道番組のチーフプロデューサーと接触した斑目獏は、司会者と彼を脅迫して、生放送で暴露させようとします。脅迫に成功した斑目獏は、真犯人を番組に呼び出し、ギャンブルを提案しました。

マキャベリストゲームというゲームを提案し、カーソルの止まった部分のパネルを公開するという内容でした。ゲストとして招かれた真犯人たちは、自分の事件を隠蔽するために、斑目獏に大金を渡します。梶隆臣は、ゲストとして潜入して、マキャベリストゲームをミスリードしました。梶隆臣は、斑目獏にも気づかれないようにハッタリを仕掛け、2人は勝利します。結末では、Ｌファイルの内容は明かされていませんでした。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ⑤業の櫓編を紹介していきます。生放送を乗っ取った斑目獏の目的は、マキャベリストゲームではなく、電波塔でした。Ｌファイルを手にしているとアピールすることで、権力者たちを脅かし、正体を現すように仕向けたのです。斑目獏の思惑通り、焦った国会議員や暴力団の鞍馬組が、彼らの前に現れました。斑目獏に勝負を挑んできた鞍馬組の中には、アイデアルから潜入していた捨隈悟もいたのです。

珠を奪い合うという、シンプルな業の櫓ゲームが開始します。斑目獏は、相手の表情を読み取ることができず、苦戦してしまいました。なんとか勝利した斑目獏でしたが、勝ち取った資金をアイデアルの捨隈悟に奪われてしまいます。お屋形越えのために用意していた資金を奪われ、斑目獏が挑戦する機会が遠のいてしまいました。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ⑥バトルシップ編を紹介していきます。お屋形様の切間創一には、持病があることが判明しました。その持病とは、一定期間で記憶が無くなってしまうというモノでした。斑目獏が、アイデアルと勝負をしている最中に、持病が発病した切間創一は、失踪してしまいます。切間創一は、内閣情報調査室職員の蜂名直器（はちななおき）として、表舞台で活躍していました。

内閣情報調査室職員時代に、防衛省職員の大船額人（おおふながくひと）に出会った切間創一は、彼と一緒に兵器の密輸事件を捜査することになります。斑目獏にアイデアルの構成員とギャンブルを行わせることで、自分は一切表舞台に立たずに、切間創一は情報を手に入れることに成功します。一方で切間創一は、大船額人にレーシィとギャンブルをさせ、彼の部下たちを無効化することで、密輸事件は結末を迎えました。

『嘘喰い』の漫画あらすじネタバレ⑦過去編を紹介していきます。元々斑目獏とお屋形様の切間創一は、友達同士でした。ある絵本を通して、斑目獏と切間創一は、仲良くなったのです。斑目獏は、切間創一のことをハルと呼んでいました。切間創一は、当時斑目獏に憧れていて、2人は行動を共にしていたのです。しかし、切間創一が秘密裏に行ったギャンブルををきっかけに、2人は別々の道を歩むことになってしまいます。

『嘘喰い』の主な登場人物①斑目獏（まだらめばく）を紹介していきます。主人公の斑目獏は、ギャンブラーの中でも天才として、名を馳せている人物です。勝負する相手の嘘やイカサマを利用して、勝利する姿から”嘘喰い”という愛称で呼ばれていました。優れた頭脳と洞察力を持っている斑目獏ですが、体がとても弱く、少しの運動で息が上がってしまいます。大好物のかり梅というお菓子を、いつも持ち歩いていました。

『嘘喰い』の主な登場人物②梶隆臣（かじたかおみ）を紹介していきます。ギャンブルにのめり込んで、梶隆臣は多額の借金を抱えていました。優れた頭脳や身体能力はなく、斑目獏に振り回されているキャラクターです。斑目獏と一緒に行動をしていたことで、梶隆臣も優れたギャンブラーへと成長しています。斑目獏は、梶隆臣に対し、キモくてダサいが、冴えているという感想を持っていました。

『嘘喰い』の主な登場人物③マルコを紹介していきます。マルコは、元々斑目獏たちの敵として登場していました。解離性同一性障害の青年で、殺し屋として無理やり働かされていたのです。しかし、斑目獏がマルコのことを解放し、彼の仲間になりました。身体能力は、とても優れていますが、教育をあまり受けずに育ったため、知能や精神年齢は低いです。ファンの間では、かわいいという感想が多くなっています。

『嘘喰い』の主な登場人物④伽羅（きゃら）を紹介していきます。伽羅は、元々斑目獏の専属立ち会い人をしていました。お屋形越えに斑目獏が失敗したことで、伽羅も引退していました。その後、再び斑目獏の仲間になっています。

『嘘喰い』の主な登場人物⑤カール・ベルモントを紹介していきます。アイデアルの取引相手として登場していたカール・ベルモントは、武器商人です。しかし、その後、斑目獏たちと行動を共にし、彼らに情報を渡していました。ファンの感想では、根っからの悪人ではないところが、評価されています。

『嘘喰いと賭郎立会人』は、『嘘喰い』の最終回後の特別編として連載された作品で、8話で完結しています。元々のタイトルは、『立会人 夜行妃古壱』という作品でした。しかし、劇場版作品が公開される際に、タイトルが『嘘喰いと賭郎立会人』に変更されています。

『嘘喰いと賭郎立会人』のあらすじを紹介していきます。新しいお屋形様になった斑目獏は、全ての立ち会い人を見直すために、面談を行うことにしました。最初に呼び出した夜行妃古壱と面談をするうちに、斑目獏は彼の過去の話しに引き込まれていきます。夜行妃古壱が最初に立ち会ったギャンブルの状況を聞いた斑目獏は、その勝負の勝敗を賭けることになったのです。

『嘘喰い』の最終回に関する感想や評価には、カリ梅に対してのコメントがありました。ストーリーの中で、斑目獏が食べていたカリ梅が、薬だったと判明したのです。ファンの間では、最終回でカリ梅に薬が入っていたことが、納得できないという感想もありました。

『嘘喰い』の最終回に関する感想や評価には、その後の展開も見たかったというコメントが多いです。『嘘喰い』の最終回は、続編があるような終わり方をしていました。そのため、『嘘喰い』の最終回後のストーリーが読みたいというファンの感想が多いです。

『嘘喰い』の最終回に関する感想や評価には、スピンオフ作品との関係が話題になっていました。『嘘喰い』のスピンオフ作品は、感想でもとても高く評価されています。

漫画『嘘喰い』は、最終回の結末まで面白いストーリーになっていました。斑目獏や、他のキャラクターたちの関係が、感想でも話題になっています。最終回後が楽しめる、スピンオフ作品も人気があるので、是非チェックしてみてください。