【嘘喰い】門倉雄大の強さと再登場シーンを考察!南方恭次や梶隆臣との関係は?

漫画「嘘喰い」の門倉雄大を特集し、死亡説の真偽など謎のベールをはがします!嘘喰いは、ギャンブルやゲームで繰り広げられる頭脳戦やギャンブルがらみの暴力をリアルに描いて人気の漫画作品です。門倉は、秘密組織「賭郎」で立会人を務めるかっこいい青年で、横行する暴力を制し賭博場の正常な運営を担っています。これから、彼の強さや復活・再登場シーンの考察するとともに、南方恭次や梶隆臣ら主要キャラとの関係についても解説していきます。

【嘘喰い】門倉雄大の強さと再登場シーンを考察!南方恭次や梶隆臣との関係は?のイメージ

目次

  1. 嘘喰いの門倉とは?
  2. 嘘喰いの門倉の強さと再登場シーンを考察
  3. 嘘喰いの門倉と南方恭次や梶隆臣との関係
  4. 嘘喰いの門倉のかっこいい名言
  5. 嘘喰いの門倉に関する感想や評価
  6. 嘘喰いの門倉まとめ

嘘喰いの門倉とは?

嘘喰いの作品情報

漫画「嘘喰い」で重要な働きをするのが、ギャンブルが正常に行われているか監視する「立会人」と呼ばれる面々です。この記事では、この立会人の1人・門倉雄大を特集します。これから、門倉雄大の強さや再登場シーンなどを考察していきますが、その前にまずは嘘喰いの作品情報をお届けします。最初に作品概要の説明、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

嘘喰いの概要

概要のイメージ

「嘘喰い」は、日本の漫画家・迫稔雄の創作による漫画作品です。この作品は、週刊ヤングジャンプの2006年24号から2018年3・4号合併号まで掲載され、全49巻のコミックスが刊行されています。累計発行部数は2022年7月時点で実に1000万部の大台を突破しました。

また、漫画「嘘喰い」の連載開始から10周年に当たる2016年5月には実写映画化が発表され、約5年の歳月を経て2022年2月11日に公開されています。映画公開を前にした2021年には、スピンオフ漫画「嘘喰い -立会人 夜行妃古壱-」が週刊ヤングジャンプにて連載されました。

嘘喰いのあらすじ

あらすじのイメージ

ギャンブル狂いで多重債務に陥った梶隆臣は、サラ金や闇金業者から逃げ回る日々を過ごしていました。そんなある日、偶然パチンコ屋で斑目貘と出会います。彼こそが、伝説のギャンブラー・嘘喰いだったのです。秘密結社「賭郎」の長の座を賭けた「屋形越え」に敗北し全てを失った斑目ですが、捲土重来の好機を窺い再び屋形越えに挑戦しようとしていました。ギャンブル中毒の青年・梶はそんな斑目を支えようと決意します。

門倉雄大のプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである漫画「嘘喰い」の門倉雄大の話題に入っていきます。門倉雄大は、存在感のあるリーゼントと長ランのように丈長のスーツを着た、一昔前の不良を思わせるかっこいい青年です。秘密組織「賭郎(かげろう)」に所属し、賭博場でギャンブルが正常に行われているかを監視する「立会人」と呼ばれる役割を担っています。

門倉は、嘘喰いの80話から始まる迷宮のミノタウロス編に登場するキャラです。普段は立会人としての品格を保って行動していますが、一旦キレると広島弁の交じった言葉が口を突いて出てしまいガラの悪さが露呈します。その一方で、感情が高揚すると不気味な笑みを浮かべるという癖を持っています。これは頭部に受けた傷が原因で、知能障害と特定の分野での卓越した能力を併せ持つサヴァン症候群が発症したと見られています。

立会人になる前の門倉は、街の不良グループでリーダーをしていました。まさに見た目通りの人生を送っていたのです。彼のグループはすでにヤクザ顔負けの影響力を持ち、裏社会を仕切っていました。やがて門倉は立会人に転身することを決め、勢力争いをする南方恭次率いる組織との決闘では意図的に負けることを選択します。裏社会を支配するほどの勢力を誇っていたにもかかわらず、門倉は新たな人生を歩む決意を固めたのです。

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嘘喰いの門倉の強さと再登場シーンを考察

門倉の強さ

ここからは、門倉雄大のかっこいい強さと再登場シーンを考察していきます。まず、門倉が所属する倶楽部「賭郎」では、立会人の強さに応じて0から99までの番号が付けられます。序列は0が最強で、99が相対的に最も弱いというものです。門倉はこの中で、上位ランクの猛者として拾陸號(16番)を与えられています。彼はギャンブルを取り仕切る立会人ですが、知力と共に相当な能力も備えているといえるでしょう。

続いて、嘘喰い「迷宮のミノタウロス編」での門倉の初戦について解説します。このバトルでは、主人公の斑目獏や仲間のマルコと、警視長の天真と彼の部下である密葬課の箕輪が警視庁地下の貯水槽施設を使って戦いを繰り広げます。詳細は割愛しますが、密葬課の箕輪がルールを無視して暴走したことに端を発し門倉の出番となります。ギャンブルを取り仕切る立会人として、暴走した箕輪を粛清するべく戦いに介入しました。

箕輪は、筋肉の成長抑制ホルモン・ミオスタチン遺伝子の突然変異などにより屈強な筋力を持つ人物です。門倉は、先制攻撃で箕輪の顔面に鉄拳を叩き込みますが、”みぞおち”に強烈なカウンターの一撃を受けてしまいます。更に頭部にも強烈なパンチを受け、頭蓋骨が露出するほどの大怪我を負いました。

死亡すら考えられる危険な状況ですが、門倉は立会人としての使命感から立ち上がり、何とか箕輪を撃退することに成功します。この激戦を通じて門倉は復活を果たし、並外れた強さを持っていることを示しました。

門倉は死亡?再登場はある?

門倉は初めての戦闘で箕輪から致命傷を負ってしまい、その後は嘘喰い作中から姿を消しています。読者たちの間では死亡説が流れ、原作者が死亡を匂わせるようなツイートをしたという噂も広がり、門倉は死亡し再登場など期待できないと思われていました。しかし、プロトポロス編で彼が復活し再登場することになり、死亡したという予想をいい意味で裏切る結果となりました。

死亡せずに復活し再登場した門倉は、トレードマークのかっこいいリーゼントをやめ、髪を下ろすことで大幅なイメチェンを図ります。箕輪に負った傷により、復活し再登場した時には左目に眼帯を着用していました。それに加えて、彼は拾陸號(16号)から弍號(2号)に格上げされるといった昇進を果たします。箕輪を倒した実績が評価されたのであり、この昇格で門倉は作中でも最強の1人に数えられるまでになりました。

死亡という予想を覆して再登場した門倉には、もう一つの特筆すべき変化がありました。それは、突然不敵な笑みを浮かべたり、トランス状態に陥り不穏な空気を醸し出すという性格の変化です。この変化は他の立会人たちを驚かせ、門倉が立会人としての責務を果たすことが困難になったとの評価まで飛び出します。

しかし、門倉は依然として高い能力を保持しており、さらには後天的に共感覚を発現させ、匂いを視覚で捉えることができるようになりました。心理的な変化や状況の変化を視覚で把握できるようになった門倉は、やがて立会人たちから「以前よりも強くなった」と言われるほどになりました。

門倉の復活後の強さ

死亡したと思われていた門倉が復活した後、2つの大きな戦闘が繰り広げられます。それらは「ハンカチ争奪戦」と呼ばれる最終章「ハンカチ落とし」の前段階で起きています。主人公の獏は、屋形越えの権利を得た後、「お館様」に挑戦することになるのですが、その試合の立会人を「ハンカチ争奪戦」によって決めることになりました。

立会人たちは、自分たちの苗字と號数が刺繍された特別な「ハンカチ」を持っており、これを奪い合うことを「號奪戦」と呼びます。通常號奪戦は、下の號数の者が上の號数を得るために行われますが、今回の「ハンカチ争奪戦」は最後にハンカチを持っていた者が最終戦を見届ける権利を得るという、いわゆるバトルロワイヤルの様相を呈します。

復活した門倉はまず、密葬課の課長で、現在は賭郎弐拾九號立会人として組織に所属する真鍋匠と対戦します。真鍋は、門倉が辛勝した箕輪よりも格上の存在で、嘘喰い作中でもトップクラスの強さを誇ります。復活した門倉は戦いの中で、過去の自分を取り戻すことで覚醒し、真鍋を退けることに成功します。

復活した門倉の最後の対戦相手は、現・零號立会人で「無敵の死神」と呼ばれる夜行妃古壱です。本来ならば復活した門倉でも勝ち目はありません。しかし、この戦いで門倉は覚醒して過去よりも格段に強くなったことを示します。夜行も門倉を「屋形越え」に相応しいと評価します。戦闘の軍配は夜行妃古壱に上がりましたが、真鍋を倒し夜行と接戦を繰り広げた門倉の強さは、トップクラスと言えるでしょう。

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嘘喰いの門倉と南方恭次や梶隆臣との関係

門倉と南方恭次の関係

ここからは、嘘喰いの門倉雄大と南方恭次や梶隆臣、そして和布浦との関係を探っていきます。最初は南方恭次と門倉雄大の関係からです。南方は高校時代、不良集団のリーダーとして地元を支配していましたが、同じように不良グループを束ねる門倉グループと対決します。結果として南方は門倉を倒しますが、実はこれには裏の話があります。門倉は「敗北を経験する必要があった」という理由でわざと自らを敗北に追い込んだのです。

その後、迷宮のミノタウロス編で再び門倉と南方が対峙しますが、一撃で南方が敗北するという逆の結果となりました。2人の関係は、不良ならではの絆で結ばれた腐れ縁、または悪友として描かれました。

門倉と梶隆臣の関係

次に、門倉と梶隆臣の関係について考察します。梶は、主人公・獏のグループの一員であり、「嘘喰い」の世界においては、一般的な人々とはかけ離れた存在です。また、彼の成長する様子は「嘘喰い」の魅力の一つとされています。実は、門倉は彼の成長を間近で見守り、認める数少ない人物の1人です。

門倉と梶が最初に出会ったのは、迷宮のミノタウロス編でのことです。梶はIQ190を超えるイカサマ師の雪井出薫に敗れますが、その時立会人を務めたのが門倉でした。その後、梶は成長し、プロトポロス編で全盛期を迎えます。門倉は梶を高く評価し、彼の専属立会人になるほど深く関わるようになります。2人の間には、いつしか奇妙な友情のような絆が芽生えていました。

門倉と目浦の関係

最後に、門倉と目浦鬼郎の関係について紹介します。目浦は、廃坑のテロリスト編で登場した嘘喰いの中でもマイナーなキャラで、革命家・佐田国一輝の専属立会人を務めています。

目浦は、佐田国に影響されて無謀にも格上の夜行に「號奪戦」を仕掛けます。案の定、夜行には見事なまでの大敗を喫し、その後作中での出番はなくなります。ところが、本作「嘘喰い」18巻の付録で、門倉とあだ名で呼び合う仲であることが判明します。残念ながらそれ以上の進展はありませんでしたが、門倉の意外な交友関係を知ることができたと言えるでしょう。

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嘘喰いの門倉のかっこいい名言

門倉の名言①「本来のワシやないと…」

続いて、嘘喰いの門倉雄大のかっこいい名言を紹介しておきましょう。最初のかっこいい名言は、嘘喰いの最終章「ハンカチ争奪戦」の真鍋との一戦で飛び出しました。

本来のワシやないと気づいたんや!

箕輪との戦いの後遺症に苦しんでいた門倉が、本来の門倉に覚醒する場面です。これこそ門倉そのものを表すかっこいい言葉であり、多くの読者の心に熱く響いたと言われています。

門倉の名言②「ついつい不謹慎な表情を…」

ひとまずは失敬…と一言…
私門倉雄大 ついつい不謹慎な表情をお見せしてしまいました

次に紹介するかっこいい名言もまた、門倉の代名詞と言っても過言ではないかっこいいセリフです。元不良グループのリーダーで荒くれ者としての一面を持つ門倉ですが、実は本来の口調はこの名言のように至って丁寧で、品格すら感じさせます。しかし、丁寧な口調を心がけても表情まではコントロールできなかったようです。つい「不謹慎な表情」を見せてしまったようです。

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嘘喰いの門倉に関する感想や評価

ここまで漫画「嘘喰い」の門倉特集をお届けしてきましたが、最後に門倉に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、熱烈な門倉ファンと思しき方のツイートからです。死亡疑惑が囁かれた時には涙したと言います。復活した時には歓喜に包まれたことでしょう。

続いて紹介するツイートも熱い門倉雄大ファンの方のようです。門倉に死亡フラグが立つと泣き、生きていると分かった時には号泣したそうです。

最後に紹介するのは、門倉雄大の再登場に関するツイートからです。再登場後の門倉も推しキャラなのは変わりないようですが、どうしても同一人物とは思えないそうです。見た目だけではなく性格まで変化しているのですから、当然かもしれません。

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嘘喰いの門倉まとめ

ここまで漫画「嘘喰い」のかっこいいキャラクター・門倉雄大に焦点を当て、その強さや復活・再登場シーンを考察し、また南方恭次や梶隆臣との関係などについて解説してきました。

まとめのイメージ

秘密組織「賭郎」で立会人を務める門倉雄大は、同組織の中でも上位ランクの猛者として拾陸號(16番)を与えられるほどの強さを誇ります。「迷宮のミノタウロス編」での箕輪戦では、頭部に致命傷を負いその後嘘喰い作中から姿を消したため、門倉死亡説が囁かれることになりました。しかし、プロトポロス編で再登場を果たし、復活し変貌を遂げた姿でファンの前に現われます。

次に他の主要キャラとの関係ですが、南方恭次とは同じ不良グループのリーダー出身ということもあり、不思議な絆で結ばれた腐れ縁、または悪友という関係です。また、梶隆臣との関係は、門倉が梶の実力を高く評価し彼の専属立会人を務めていたこともあり、友情のような絆で結ばれていました。

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