【嘘喰い】エアポーカーがすごい・最高傑作と話題!ルールやあらすじも解説

嘘喰いとは、週刊ヤングジャンプにて連載されていたギャンブル勝負を描いた漫画作品です。ギャンブル漫画の中でも、屈指の頭脳戦や心理戦が展開され、人気を博した嘘喰いから、すごいと話題を集めた「エアポーカー」を紹介します。エアポーカーは数々の印象深いゲームが登場する嘘喰いの中でも、最高傑作と評されています。白熱の名勝負となったエアポーカーのルールやあらすじについて詳しくまとめていきます。

【嘘喰い】エアポーカーがすごい・最高傑作と話題!ルールやあらすじも解説のイメージ

目次

  1. エアポーカーが登場する嘘喰いとは?
  2. エアポーカーがすごい・最高傑作と話題に!ルールを解説
  3. エアポーカーの1回戦から5回戦までのあらすじをネタバレ解説
  4. エアポーカー編の見どころ
  5. エアポーカーに関する感想や評価
  6. エアポーカーまとめ

エアポーカーが登場する嘘喰いとは?

嘘喰いの概要

そのルールや心理戦がすごいと話題を集めたエアポーカーについてまとめていく前に、エアポーカーが登場する嘘喰いの概要を紹介していきます。嘘喰いとは、週刊ヤングジャンプにて連載されていたギャンブルを題材とする青年漫画です。2006年から2018年まで連載されていた嘘喰いは、コミックスは全49巻。累計発行部数は535万部にも上ります。

嘘喰いでは、主人公の凄腕ギャンブラー嘘喰いこと斑目獏が、意外性のあるルールで行われる様々な「賭郎勝負」を行っていきます。賭郎勝負では、クラブ賭郎に所属する立会人達が公正なジャッジを下します。嘘喰いにてすごいと話題となったエアポーカーのルールをネタバレ解説し、見どころやあらすじをまとめます。

嘘喰いのあらすじ

嘘喰いのあらすじを紹介していきます。嘘喰いの主人公斑目獏は生粋のギャンブラーです。そんな獏とひょんなことから知り合いとなった平凡な青年・梶。梶は獏が「嘘喰い」という異名を取る凄腕のギャンブラーである事を知ります。嘘喰いこと獏は、裏社会の賭けごとを取り仕切る組織・賭郎のトップである御屋形様に勝負を挑むため、様々な難敵とギャンブル勝負を繰り広げていきます。

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エアポーカーがすごい・最高傑作と話題に!ルールを解説

ネタバレ解説①「空気の入ったチップ」を賭けて勝負

過去最高傑作との呼び声も高く、すごいと話題となったエアポーカーをネタバレ解説していきます。エアポーカーとは、嘘喰い・斑目獏対ヴィンセント・ラロとの戦いで行われたゲームです。エアポーカーはその名前の通り、空気を賭けあって行うポーカーです。通常のトランプカードで行われるポーカーと同じく、両者テーブルに向かい合って、お互いの手札をオープンして勝負するルールとなっています。

このエアポーカーですが、何故空気を賭けるルールなのかと言うと、対戦する斑目獏とヴィンセント・ラロは水中に沈んだ状態でゲームがスタートするからです。水中で呼吸の為のボンベを装着し、お互いのカードを切っていきます。賭けに使用するエアは、およそ5分程度呼吸が出来る程度の空気が入っており、単位はビオスとなっています。お互いにこのビオスを25枚与えられています。

ゲームの参加者・斑目獏とヴィンセント・ラロは、水中に沈んで椅子に繋がれた状態です。ゲーム中にも呼吸の為にエアが必要であり、賭けるためにも必要です。ゲームで負けて全てのエアを失ってしまうと、呼吸が出来なくなるため負けてしまうのです。まさに命を賭けた勝負とも言えるエアポーカーは、この極度の精神状態で行われるゲームがすごいと話題となったのです。

ネタバレ解説②エアポーカーでの死の定義

水中に沈んだ状態でスタートするエアポーカー。両者椅子に繋がれており、勝負での負けはそのまま死亡を意味しています。このエアポーカーでの死亡もきっちりと定義が決まっており、ルールに組み込まれています。エアポーカーでの死亡は、窒息が始まってチアノーゼが起き、身体の力が失われて椅子から身体が離れる所まで想定しています。

人間が窒息すると身体が弛緩し、椅子に座っている事が出来なくなります。これによって椅子から身体が浮き上がり、椅子から10秒離れた時点で「死亡」したと見なされます。対戦相手が窒息により死亡し、勝利が確定すると、足元の枷を外せる鍵が与えられるのです。このようにエアポーカーのルールでも詳しい死の定義が明かされており、どれほど恐ろしい勝負なのか恐怖心が駆り立てられます。

ネタバレ解説③ルールは不明?

エアポーカーのゲーム開始時点では、ルールは全て明かされていませんでした。その場にいる観客や、ゲームに参加している斑目獏やヴィんセント・ラロでさえ、ゲームの勝敗を喫するルールが全く分からない状態なのです。もちろん読者にもルールは明かされておらず、ストーリーが進むにつれて徐々に明らかになる構成となっております。その為、自分の手札を選んでオープンしても、どちらが勝利するのか分からないのです。

斑目獏やヴィンセント・ラロは非常に頭の切れる人物ですが、全くルールの分からないカードゲームに、しかも水中で窒息の危機に瀕しながら挑みます。この極限状態の演出こそ、嘘喰いのエアポーカーのすごい所だと評価されていました。そんな恐ろしいゲーム・エアポーカーの詳しいあらすじを1回戦からまとめていきます。

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エアポーカーの1回戦から5回戦までのあらすじをネタバレ解説

エアポーカー1回戦ネタバレ

非常に緻密なルールと極限状態がすごいと話題となったエアポーカーのあらすじをまとめていきます。まず、1回戦のあらすじをネタバレします。1回戦では、斑目獏もヴィんセント・ラロも全くルールが分らない状態でゲームがスタートします。斑目獏に配られたカードは、「25、26、36、39、45」。ヴィンセント・ラロに配られたカードは「8、15、44、47、63」でした。

お互いにどうやって勝負が決まるか分からない中、斑目獏は36、ヴィンセント・ラロは15をオープンします。ベットしたエアは8エアでした。初回から両者一歩も引かないレイズ合戦となり、勝利したのはヴィンセント・ラロでした。斑目獏は初回からいきなり8エアも失ってしまうのです。

エアポーカー2回戦ネタバレ

エアポーカーの2回戦のあらすじをネタバレしていきます。エアポーカーの2回戦では、誰よりも早く斑目獏の協力者・梶がこのエアポーカーのカードの法則に気づきます。エアポーカーで配られたカードの記された等の数字。これはポーカーの役で使用するカードの合計数なのです。エアポーカーとは、1デッキのカードから作られたポーカーの役同士の勝負だったのです。

この法則にいち早く気づいた梶は、斑目獏にガラス面に手を貼り付ける事でサインを送ります。このサインによって法則を知った斑目獏。その結果、斑目獏は頭脳をフル回転させる事になり、非常に動揺します。しかし、法則を知った事で2回戦に全てを賭けた斑目獏は、持っているエアを全てベットします。斑目獏のカードは39、ヴィンセント・ラロのカードは8。斑目獏が勝利しました。

エアポーカー3回戦ネタバレ

エアポーカーの3回戦のあらすじをまとめます。エアポーカーの3回戦では、斑目獏とヴィンセント・ラロ双方がエアポーカーの法則を知る事となります。お互いの手札5枚に記された謎の数字は、ポーカーの役で使用するカードの合計数だったのです。1デッキから作られたカードで勝負していると言う事は、今まで使用したカードを除いて、残っている手札がどんな役になるのか想像していかなければいけないという事です。

エアポーカーでは、観客にも可視化されている水槽の中の斑目獏対ヴィンセント・ラロの勝負の他に、同時進行している勝負もあります。お互いの協力者、ハル対梟によるポーカーの役を作る勝負が繰り広げられていたのです。ハルと梟は、水槽の2階部分で勝負しており、斑目獏達が開示したカードが合計数となるように、トランプで役を作っていくのです。

3回戦では、この法則に気づいた斑目獏が、上にいるハルに合図を送ります。「25」という合計数をハルに伝える斑目獏。しかし、3回戦では斑目獏はハルのミスにより、天災というペナルティを喰らってしまいます。その為、余分にエアを没収されてしまうのでした。

エアポーカー4回戦ネタバレ

すごいと話題となったエアポーカーですが、実は2階でも高度な勝負が展開していたと言う事実が明らかになり、更に複雑となっていきます。エアポーカーの4回戦では、梟とハルが両者ともミスをします。この二人の勝負では、ポーカーの役を作るのに「一度使ったカードを使用しない」等のルールが設けられており、違反するとミスとなってしまいます。

ミスをすると、ビッチ・ペインという拷問器具により、死の苦痛を与えられる事となります。4回戦では、ハルは意図的にミスをして5回戦の為にカードを温存します。ハルは死の苦痛を味わうと分かっていながら、敢えてミスをしたのでした。

エアポーカー5回戦ネタバレ

エアポーカーの5回戦は、最終決戦となります。斑目獏は事前にハルにお互いにしか分からないサインを送っており、「25」を最強の役に育てていました。ハルもそれに答え、死の苦痛に耐えながらカードを温存していました。結果、斑目獏の「25」がヴィンセント・ラロの「44」に勝利し、斑目獏はこのエアポーカーでヴィンセント・ラロに打ち勝ったのでした。

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エアポーカー編の見どころ

見どころ①水が注がれているシーンの伏線

極めて高度な読み合いと心理戦が繰り広げられ、すごいと評価されているエアポーカーの見どころをまとめます。まず、ゲーム開始時点の水が注がれているシーンです。この何気ないシーンでも、最終局面に関わってくる重要な伏線が描かれているのです。エアポーカーは水中で命を賭けて行うゲームです。窒息=負けとなるため、どれだけ長く息が持つかも重要な要素となっています。

エアポーカーでは、プレイヤーが繋がれている椅子から10秒離れるとその時点で負けが決定してしまいます。斑目獏の対戦相手、ヴィンセント・ラロはこのルールを逆手にとり、「9秒までなら離れても大丈夫」だと解釈します。そして、ゲーム開始時点、水が溜まりきってしまうまでの僅かな時間に水面まで浮上し、呼吸を整えたのです。このように、ヴィンセント・ラロが勝負を有利に進められそうなシーンが描かれました。

一方、斑目獏はそんなヴィンセント・ラロの行動に一杯喰わされたような表情で驚いています。しかし、このただ驚いているような斑目獏ですが、実は密かにある細工を施していたのです。この伏線もすごいと読者から驚きの声が上がりました。

見どころ②自分で解いた法則を相手に伝える

エアポーカーの3回戦で、斑目獏とヴィンセント・ラロは双方ともにエアポーカーの驚愕の法則を知る事となりました。斑目獏よりも後に法則を知ったヴィンセント・ラロでしたが、実はヴィンセント・ラロに法則を伝えたのは斑目獏だったのでした。敢えて敵に法則を明かした斑目獏でしたが、そうした方が勝算があると見なしたのでした。

見どころ③裏の裏をかく

嘘喰いでの見どころの一つに、「敵の裏の裏をかく」というポイントがあります。ギャンブル勝負では敵の思考の裏を読むことが重要ですが、嘘喰いでは更にその裏まで読みあっていきます。このような高度な頭脳戦がすごいと人気を呼んでいます。

見どころ④最後の大どんでん返し

エアポーカー勝負では、序盤から最終局面まで、一体どうなるのか分からない展開が続きました。一時的に追い詰められ、窒息の危機に瀕した斑目獏。しかし、最後には驚愕の展開でヴィンセント・ラロに打ち勝ちました。勝負が決してからの展開も、予想もしない大どんでん返しであり、嘘喰いという作品の見どころを凝縮したような結末でした。

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エアポーカーに関する感想や評価

嘘食いのエアポーカーに関しての感想や評価もいくつかまとめていきます。まず、エアポーカーという高度なゲームを思いついた作者がすごいという感想が多くなっています。嘘喰いには、数々の奇抜でルールが難しすぎるゲームが登場していますが、その中でも特に難しいと話題となったのがエアポーカーでした。

嘘食いのエアポーカー篇では、嘘喰いこと斑目獏の相棒的な存在・梶の成長が素晴らしいと言った感想も見られています。エアポーカー篇は、嘘喰いの最終バトルの一歩手前となる重要なゲームであり、斑目獏の頭脳や精神力が存分に発揮されたエピソードです。同時に最初は少し頼りない青年だった梶も、初めに法則に気づくほどの成長を見せていました。

嘘食いのエアポーカーは、作中でのベストバトルだと高評価されていました。数々の驚きの展開と、名シーンや名バトルが描かれてきた嘘喰いでしたが、最高傑作だとの声も挙がるほど、人気のあるエピソードとなっています。嘘食いのエアポーカー戦では、最終決戦で戦う相手である御屋形様ことハルと共闘する事となります。友人同士でありながら最大のライバルでもあるハルとの関係が深掘りされた所も、人気の理由となっています。

エアポーカーまとめ

ここでは、嘘喰いのエアポーカーについて、その見どころやあらすじをまとめました。エアポーカーはゲーム展開が非常に高度であり、都度まとめながら読み進めないと理解が追いつかないと話題となりました。是非、嘘喰いのエアポーカーをチェックして、白熱のバトルに注目して見てください。

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