嘘喰いの実写映画化が決定！ストーリーは廃ビル編？キャストや公開日を予想

週間ヤングジャンプで連載されていた人気漫画・嘘喰いは、実写映画化されることが決定しています。週刊ヤングジャンプ誌面でも発表された、実写映画化ですがその詳細はまだ明らかになっていません。とはいえ、実写映画化が決定した際には、多くのファンが期待に胸を膨らませたのでした。ここでは、注目を集める人気作品嘘喰いの実写映画化の情報について、気になる出演キャスト予想等の情報をまとめます。

嘘喰いは週刊ヤングジャンプにて、2006年の24号から連載を開始したギャンブルを題材とした漫画です。2016年の3・4合併号にて連載を終え、原作の漫画は完結しています。単行本は全49巻。累計発行部数は535万部にものぼる、週刊ヤングジャンプの人気作品でした。その人気の高さから、一部の人気エピソードについては、OVA化もされています。

嘘喰いの原作者は、漫画家の迫稔雄です。1973年生まれ、山口県下関市出身の漫画家で、週刊ヤングジャンプで連載していた嘘喰いでヒットを記録しました。嘘喰いは2005年に第48回ヤングジャンプ月例MANGAグランプリにて、読み切り作品として佳作を獲得しました。翌年2006年の週刊ヤングジャンプ24号にて、新連載として掲載を開始する事になりました。

迫稔雄は、異色の経歴の漫画家としても有名です。高校を卒業して上京した迫稔雄は、理容師として働いていました。27～28歳の頃に漫画家を志し、日向武史のアシスタントとして無償で働きながら、漫画家としての技術を身に付けました。嘘喰いは処女作にてヒットを記録し、2018年まで連載していました。その後、2018年に週刊ヤングジャンプ31号より、新連載として「バトゥーキ」を執筆しています。

嘘喰いのあらすじを簡単にまとめていきます。嘘喰いの主人公は謎のギャンブラー班目獏。ある日、パチンコ店に入り浸るギャンブル狂いの青年梶隆臣は、パチンコ台の演出が分からず戸惑っている班目獏と出会います。梶のアドバイスで大勝ちで来た獏。お礼にと梶の借金返済を手伝ってくれることになります。

梶は獏と関わることで、獏が嘘喰いと呼ばれる伝説のギャンブラーという事や、裏社会であらゆる賭博を取り仕切るという、「賭郎」の存在を知りました。獏は賭郎が取り仕切る危険なギャンブル勝負に、超人的な頭脳で勝ち進んでいきます。賭けの賞品として多額の資金を調達していく獏の目的は、賭郎のトップ『お屋形様』にギャンブル勝負を仕掛け、勝てばお屋形様の地位を奪えるという、屋形越えに挑戦することでした。

漫画原作の実写映画化においてよく話題に上るのが、どこまでのストーリーを映像化するのかという事です。原作漫画ファンの間では特に気になるこの話題。嘘喰いも長期連載していたため、原作コミックスは全49巻にもなります。一般的に2時間程度で構成される映画において、どのエピソードを収録するかは非常に重要なポイントです。嘘喰いの実写映画化において、原作のどのストーリーが描かれるのか予想します。

まず、嘘喰いの初めの山場といえる、「廃ビル編」です。廃ビルを所有している老人、Q太郎こと九重太郎と勝負する事となった獏。このエピソードでは、梶と一緒に獏と行動を共にするようになるもう一人に仲間・マルコが登場しています。また、賭郎がらみの勝負として初めて描かれたのも、この廃ビル編です。後に獏の専属立会人となる夜光妃古壱も登場する、原作でも重要なストーリーとなっています。

嘘喰いの序盤のストーリーにおいて、最も盛り上がったと評価されているストーリーに、「ハングマン」のエピソードもあります。ハングマンでテロリスト佐田国と対決し、その賞品として賭郎会員となった獏。会員になることは、嘘喰いのストーリーの中で重要なポイントであるため、省略はせずにしっかりと描いてほしいという声が多いストーリーです。

また2時間程度の映画の上映時間に収まるように収録するには、たくさんのストーリーを盛り込むことが難しいと言われています。その為、最初の盛り上がるエピソードとして、ハングマン編までがちょうど良く構成できるのではないか、と考察されているのです。重要な登場人物も出そろい、賭郎の取り仕切るギャンブルの緊迫感も味わえるハングマン編。見どころを考えても、ハングマン編までは映画化して欲しいという声は多いです。

嘘喰い実写映画化決定の情報を受け、ファンの間では映画のロケ地がどこになるのかも予想されています。嘘喰いは連載当時の2000年代の日本が舞台のギャンブル漫画です。その為、ロケ地は日本国内となるのではないかと言われています。嘘喰いのストーリーでは、明確な舞台設定がされているエピソードも多いです。ストーリーの予想でも挙げられたハングマン編では、山梨県と静岡県の県境・霊峰富士が舞台となっています。

嘘喰い原作のストーリーの中で、実際に霊峰富士は舞台として明確に設定されています。その為、ハングマン編までが映画に組み込まれるのであれば、映画のロケ地で霊峰富士が使われるのは自然な流れであるとして、ファンの間で有力な情報として考察されているのです。

漫画が原作の作品を実写映画化するにあたり、最も注目を集める要素と言えるのが、登場人物を誰が演じるのかという事です。まず、主人公の班目獏ですが、日本人という設定でありながら日本人離れした雰囲気のキャラクターです。ルックスもスレンダーな体型、髪の色や肌も白くミステリアスな印象を与えています。心理戦で見せる迫力や一種の不気味さなど、演じるには高い演技力も必要とされます。

実際に班目獏を演じそうな俳優として、そのほかの実写映画化作品にもキャスティングされた俳優の名前が挙がっています。カイジやデスノートで主演を演じた藤原竜也や、ライアーゲームで印象深い演技を披露していた松田翔太などです。しかし、この二人は他の有名ギャンブル作品での印象が非常に強く、班目獏を演じるにはキャラクターが被ってしまうのではと言われています。

他に班目獏を演じそうな俳優として名前が挙がっているのは、山崎賢人や菅田将暉です。近年の実写映画化作品に出演している話題の若手俳優として、班目獏を演じる可能性があるのではないかと予想されています。

嘘喰い実写化で重要な役どころに、梶隆臣もいます。準主役とも言える登場人物で、主人公班目獏と共に数奇なギャンブル勝負に挑んでいく事となります。登場した当初は、どこにでもいそうなギャンブル狂いの青年だった梶隆臣。ストーリーがすすむにつれて、どんどん成長していくキャラクターでもあります。梶隆臣を演じそうな俳優としては、岡田将生など若手俳優の名前が挙がっています。

嘘喰いのキャラクターで演じるのがかなり難しいといわれているのが、マルコ（ロデム）です。マルコは普段は純粋で無垢な青年ですが、残虐な一面ロデムという人格も持っています。肉体派で高い戦闘能力も持っていますが、普段はホンワカした雰囲気のキャラクターです。マルコ役としてキャスティングが期待されているのが、香取慎吾や鈴木亮平です。

嘘喰いのストーリーで初めて登場する立会人夜行妃古壱。アクションシーンのこなせる老紳士という、難しい役どころになります。実写化するとしたら、キャストはおひょいさんこと、俳優の藤村俊二しかいないと言われていました。しかし、現在俳優藤村俊二はすでに亡くなっており、他の適役としては田中泯の名前が挙がっています。

嘘喰いに登場するクラブ賭郎のトップ・切間創一にぴったりなのは、俳優の斎藤工や伊勢谷友介ではないかとの声が上がっています。頭脳派できりっとした見た目と、年齢設定もマッチしそうな俳優がキャスティングされることが予想されます。

嘘喰いの廃ビル編に登場する人物、Ｑ太郎。マルコの裏の人格ロデムを使って、ビルからの脱出を目指すプレイヤーを惨殺するという悪趣味な楽しみを持っている人物です。Ｑ太郎を演じるのは、高い演技力を持つ実力派リリー・フランキーがあっているのではないかと予想されています。

嘘喰いの登場人物で、主人公班目獏に協力してくれるのが伽羅です。元最強の立会人という経歴を持ち、獏の仲間という立ち位置の伽羅。肉体派で高い戦闘能力を持つ伽羅は、体格の良い俳優しか演じられないと言われています。伽羅を演じられそうだとして名前が挙がっているのは、香取慎吾や鈴木亮平といった、体格に恵まれた人物です。

伽羅と同じく肉体派で戦闘シーンに登場するレオ。同じく体格の良い俳優がキャスティングされると予想されています。山田孝之や綾野剛といった、戦闘シーンを演じ慣れている俳優の名前が挙がっていますが、綾野剛だと体型は細身になるので、レオには向いていないとも言われています。

嘘喰いに登場する武器商人のカール・ベルモンド。もしハングマン編までのストーリーが描かれるとすると、カール・ベルモンドも登場することになります。日本人ではない為キャスティングの予想は難しい所ですが、Ｑ太郎のキャスト予想でも名前が挙がったリリー・フランキーが適しているのではないかと言われています。

嘘喰い実写映画の公開日がいつなのかというと、実はまだ正式には発表されていません。嘘喰いの実写映画化決定はいつ発表されたのかというと、20016年5月12日の事でした。嘘喰いを連載している週刊ヤングジャンプの紙面にて、「嘘喰い実写映画化進行中」として発表された、嘘喰いの実写映画化。嘘喰い連載10周年の年に発表された実写映画化だったのですが、実写化が決定という情報のみで、いつ公開日なのかまでは不明でした。

2016年5月12日に発表された「嘘喰い実写映画化進行中」という情報ですが、その続報として、「嘘喰い実写映画化決定！」という情報も公開されました。進行中であった実写映画化が正式に決定したという続報だったのですが、詳しい公開日がいつになるのかなどの情報はまだ公表されていません。

公開日の他、出演キャストやロケ地などの基本情報も明らかにされていません。2016年に発表された実写映画化情報の続報は、いまだに明らかになっていない状態です。ファンとしては公開日がいつなのか、出演キャストは誰なのか等、気になる続報が待たれている現状です。

いつ公開かなど、公式の情報でいまだに続報の無い嘘喰い実写映画化。映画の公開日を心待ちにするファンの間では、公開日がいつになるかと予想が行われています。実写映画化の情報が初めて公表されたのは、2016年の頃です。2016年に公表された時点では、2年後の2018年以内には公開されるのではないかとの予想がされていました。

原作となる嘘喰いは、2018年に連載終了しています。連載終了間近の最終決戦の真っただ中、実写映画化の決定が発表されています。この時点でも詳細な公開日がいつなのかという情報は明らかになっておらず、ファンの間でも実写化は停滞しているのではないかと心配する声が上がっています。

嘘喰いの感想・評価では、高度な頭脳戦が面白いという声が多いです。一度読んだだけではいったいどんな展開になっているのか理解できないほど、難解で高度な心理戦・頭脳戦でギャンブルゲームが進行していきます。嘘喰いは何度も読み返して楽しめる作品として、多くのファンを獲得しています。

嘘喰いはギャンブルゲームの心理戦や駆け引きが楽しい作品です。しかし、もう一つ重要なポイントとして、戦闘シーンのカッコよさが挙げられます。ギャンブル勝負だけでなく、登場するキャラクターの繰り広げる格闘シーンも見どころの一つです。

嘘喰いの感想として、主人公班目獏のキャラクターが面白いという声も多いです。主人公だからといって、正義のヒーローという訳ではない班目獏。また、主人公なのに何を考えているのか読者にも全く分からないという、ミステリアスなキャラクターでもあります。そんな深みのあるキャラクターが主人公の嘘喰いは、読者の想像を超える展開で高い評価を得ています。

ここでは、嘘喰い実写映画化の情報についてまとめました。嘘喰いの実写化は決定したものの、公開日がいつになるのかや、登場人物を演じるキャスト等、続報が待たれている状態です。原作にファンの多い作品の為、実写化を楽しみにする声は多いです。是非原作の嘘喰いもチェックして、実写映画化の情報に注目してみてください。