【嘘喰い】梶隆臣はもう一人の主人公？覚醒後の強さや母親との壮絶な過去とは？

こちらの記事では、週刊ヤングジャンプで連載中のギャンブル漫画『嘘喰い』に登場する、梶隆臣の情報を紹介していきます。梶隆臣のプロフィールや過去、覚醒後の強さなどを知りたい人は、各項目に目を通してみてください。

他にも、アニメで梶隆臣の声を演じた声優や、実写映画版の嘘喰いで梶隆臣役を演じた俳優についても紹介しています。まずは、下記の項目で嘘喰いの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、作品情報をおさらいしたい人は、そちらもチェックしてみてください。

嘘喰いは、漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていたギャンブル漫画です。作者は迫稔雄先生で、連載を開始されたのは2006年です。その後、2018年までの間に単行本49巻を刊行し、全539話で完結しています。嘘喰いの本編は2018年に完結しましたが、2021年に同誌にて『嘘喰い-立会人 夜行妃古壱-』というタイトルのスピンオフ作品を連載しています。

こちらの作品は、週刊ヤングジャンプの2021年45号から52号まで掲載され、単行本全1巻で発売されています。嘘喰いは、2023年4月現在ではテレビアニメ化はされていませんが、過去にはOVAが制作されています。このOVAは2012年に発売された、単行本第26巻の特典として付属されました。他にも、オリジナルドラマや実写映画も制作され、人気作品として話題となりました。

梶隆臣は、ある日パチンコ店でパチンコ初心者の青年に出会います。パチスロの演出に戸惑った様子のその青年・斑目貘にアドバイスをしたことで、梶隆臣は過去に母親から背負わされた借金の返済を手伝ってもらうことになります。その最中、梶隆臣は斑目貘が凄腕のギャンブラーであることを知り、梶隆臣は命を賭けたギャンブルの世界に足を踏み入れることとなります。

梶隆臣は、天才ギャンブラーの斑目貘と出会ったことで、裏社会に足を踏み入れることになった人物です。性格はお人好しで、嘘喰いに登場する個性的なキャラクターたちに比べると、普通の好青年といえます。物語の当初は、人の死に触れたり、自分の命が危うくなったころで疲弊する姿がよく見られていました。しかし、斑目貘のサポートを受けながら様々な相手と対戦していくうちに覚醒し、大きく成長していきます。

嘘喰いの読者からは、そのような梶隆臣の姿に「かっこいい」「1番伸びしろがある」という声が寄せられています。お人好しで頼りないところが人情味があると人気の梶隆臣ですが、彼がそのような性格になったのは、母親との壮絶な過去が関係しています。梶隆臣と彼の母親の過去については『梶隆臣と母親との壮絶な過去』の項目で詳しく紹介しているので、そちらにも目を通してみてください。

梶隆臣は、天才ギャンプラー・斑目貘の相棒として嘘喰いの物語を盛り上げるキャラクターの1人です。はじめのころは、対戦相手のイカサマも見抜けず、何度も命の危機に見舞われました。しかし、何度もギャンブルを体験していくことで覚醒し、いつしか斑目貘を支えるかっこいい人物となっていきます。

こちらの項目では、梶隆臣のそのようなかっこいい成長が見られるシーンや、覚醒し対戦相手を倒していく場面をまとめました。梶隆臣のかっこいい姿や、覚醒していく過程を知りたい人は、こちらの項目に目を通してみてください。『強さがわかるシーン』と題して、5つのシーンにまとめているので、気になる項目があればチェックしてみてください。

嘘喰いのもう1人の主人公である梶隆臣は、物語が進むにつれて覚醒してかっこい姿を見せます。その足がけとなったストーリーは、廃ビルを脱出するゲームです。斑目貘と知り合ったことで、命をかけてギャンブルを行う世界い足を踏み入れた梶隆臣は、まずはじめに廃ビルの脱出ゲームに参加することになりました。

ゲームの勝利条件はシンプルなもので、廃ビルのどこかに潜んでいる殺人鬼から逃げ回り、建物を脱出すれば大金が手に入るというものです。梶隆臣は過去に母親から壮絶な経験をさせられたことがあるものの、明らかに自分に害を成す殺人鬼に出会ったことはありません。そのため、この廃ビル脱出のストーリーでは、梶隆臣の覚醒が起こるシーンは訪れませんでした。

梶隆臣は、殺人鬼の存在と銃に怯え、極限の精神状態を体験することとなりました。「かっこいい」とはいい難い姿をさらしながらも、斑目貘のサポートにより、梶隆臣はなんとか建物を脱出することに成功しました。そして、梶隆臣は闇のギャンブルを取り仕切る組織"倶楽部「賭郎」"の会員権を手にすることになります。

廃ビルの脱出ゲームをクリアしたことで、梶隆臣は倶楽部「賭郎」の会員になることができました。前回は斑目貘のサポートによりクリアしたため、梶隆臣は自分の力だけでゲームを勝利したいと考えるようになります。そして、梶隆臣は『0円ギャンブル』というゲームの話を耳にします。その「自分の思い出の日を賭ける」という条件のゲームに惹かれた梶隆臣は、胸を高鳴らせながら参加することにします。

しかし、闇のギャンブル初心者の梶隆臣は、相手がイカサマしていることに気が付きませんでした。対戦を重ねるも、梶隆臣は敗北続きとなり、終いにはとある事件の罪をかぶせられてしまいます。嘘喰いの物語が進んでいくと、かっこいい姿を見せるようになる梶隆臣ですが、この時点ではまだ覚醒とは程遠い腕前でした。

これまでは、いかにも初心者といった戦いを見せていた梶隆臣ですが、こちらのファラリスの雄牛のゲームでは、徐々に覚醒した強さを見せていきます。前回のゲームによって、梶隆臣は冤罪をなすりつけられてしまいました。その後、梶隆臣は事件の真犯人をあぶり出し「負けた方が犯人として自首をする」と条件のもと、ゲームを始めます。

ゲームのルールは、「相手が止めたストップウォッチの時間を当て、その誤差が大きかった方が負け」というものでした。そして、敗者は処刑装置・ファラリスの雄牛に入るという条件が追加されました。ゲームを始めたものの、梶隆臣は対戦相手のイカサマにかかり、敗北が目前となります。しかし、その敗北は梶隆臣がわざと演じていたもので、実際には相手のイカサマに気づいていたのでした。

そして、梶隆臣は最後にどんでん返しを見せ、初めて自分で勝利を掴みます。斑目貘がいない中で、初めて相手を惑わし勝利したこの勝負は、梶隆臣の覚醒シーンといえるでしょう。成長し、強さを身に着けた梶隆臣のその姿に「かっこいい」とコメントする読者の姿も見られています。

梶隆臣の強さがわかるシーン4つ目は、プロトポロス編です。ファラリスの雄牛の対決で覚醒した梶隆臣は、倶楽部「賭郎」を乗っ取ろうと企む、アイデアルという組織のメンバーと戦うことになります。フロイドという名のアイデアルのメンバーが、なぜ梶隆臣に勝負を挑んだのかというと、その理由は「梶隆臣と戦ってみたいと思ったから」というものでした。

この対戦理由はからは、梶隆臣の強さが過去と比べて着実に飛躍していることがうかがえます。そして、フロイドとの戦いの結果は、梶隆臣が勝利をおさめることとなりました。この結末に、倶楽部「賭郎」を取り仕切っている門倉は、梶隆臣の実力を認めることとなります。

プロトポロスの最終決戦で行われたエアポーカーでは、梶隆臣が過去よりも格段に強くなっていることが分かる、かっこいいシーンが登場します。エアポーカーは、梶隆臣の相棒・斑目貘と、アイデアルのボスであるラロの対決となりました。このエアポーカーはルールが明言されておらず、カードの数字の意味や勝敗の条件などが不明のまま開始されました。

このゲームには多くの観戦者がいたものの、隠されたルールにいち早く気づいたのは梶隆臣でした。ギャンブルの師匠ともいえる斑目貘よりも先に、梶隆臣がその謎を解き明かします。ゲームのルールに気づいた梶隆臣は、それを斑目貘に伝え、斑目貘とラロは激しい戦いを繰り広げることになりました。このシーンは、斑目貘に助けられてばかりだった梶隆臣が、斑目貘に追いついたかっこいい名シーンとなりました。

梶隆臣は、パチンコ店で困っていた斑目貘を助けるなど、お人好しな一面が描かれています。そのような性格となったのは、母親との過去が関係しています。梶隆臣は幼い頃、母親や周囲の大人たちから虐待まがいの扱いを受けて育ちました。時には、車に飛び込み慰謝料をもらうよう母親に言われたこともあります。そのような母親の元で過酷な幼少期を過ごしてきたため、梶隆臣は「人が喜ぶこと」に敏感な人物となったのでした。

梶隆臣は物語当初、相手のイカサマを見抜けず、頼りない姿を見せていたことから「すぐに死亡するのでは？」と読者に予想されることもありました。しかし、梶隆臣は最後まで死亡せず、物語のその後もギャンブルを続けていくことになります。

梶隆臣は、嘘喰いの物語の中で次第に成長していき、最後には天才ギャンブラーの斑目貘を支えるかっこいい人物にまで育っていきました。そして嘘喰いの最終回では、ターゲットであるカジノの清掃バイトとして潜入します。斑目貘にその後の動向をうかがうと、斑目貘は「とりあえずプランAだよ」と口にし、嘘喰いの物語は幕を閉じるのでした。

嘘喰いのOVAで梶隆臣の声優にキャスティングされたのは、フリーの声優として活動されている神原大地さんです。以前は日本ナレーション演技研究所に所属しており、現在は同研究所の講師としても活動されています。研究所を卒業した後には、アイムエンタープライズに所属されていましたが、2022年にフリーに転向されています。生年月日は1983年8月30日で、出身地は大阪府です。

• 伊集院北斗（アイドルマスター2）
• いぬ美（アイドルマスター）
• 直江兼続（戦国☆パラダイス極）
• クリストファー・ウェザーフィールド（ときメモGS2）
• 噴上裕也（ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン）
• 諏訪勇作（ALLOUT‼）
• 郭嘉（真・三國無双8）
• 文生いさな（キズナストライカー！）
• 蒼龍レオン（カードファイト‼ヴァンガード アジアサーキット編）
• カイン・ナイトレイ（魔法使いの約束）

佐野勇斗さんは、スターダストプロモーションに所属する俳優で、第28回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞されている、実力派俳優です。第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで現在の所属事務所の関係者にスカウトされたのが、デビューのきっかけとなりました。生年月日は1998年3月23日で、身長は179センチであると公表されています。

• 高杉律（FAKE MOTION -卓球の王将-）
• 世中渡（俺たちはあぶなくない〜クールにさぼる刑事たち）
• 朝井拓真（就活タイムカプセル）
• 久我一郎（おとなりに銀河）
• 泉吟蔵（青夏 きみに恋した30日）
• 野田耕太（凜-りん-）
• 真栄城亮多（小さな恋のうた）
• 犬塚信乃（舞台 里見八犬伝）
• ZIP！
• ヒルナンデス！

こちらの方のツイートでは、梶隆臣と斑目貘の関係についてコメントされています。梶隆臣と斑目貘は、パチンコ店での出会いから、ギャンブルの世界での相棒となりました。斑目貘が死ぬ可能性もある闇ギャンブルの世界に、一般人である梶隆臣を招き入れたのは、梶隆臣に対して信頼や光るものを見出したからなのかもしれません。

梶隆臣は、お人好しな性格のため、母親との過去なども含め、様々な危険に何度も遭遇しています。そのような梶隆臣に対して、読者の中には「周囲が世の中の危険を教えてあげて」という思いを持っている人もいるようです。

こちらのツイートでは、嘘喰いの登場人物を犬と猫に例えています。斑目貘が猫のラグドールで、梶隆臣が柴犬というコメントに共感する人も多いのではないでしょうか？見た目の色や、それぞれの動物の特性が、キャラクターとマッチしています。

以上、嘘喰いに登場する梶隆臣について紹介してきました。梶隆臣は、嘘喰いの主人公である斑目貘の相棒で、お人好しな好青年です。闇ギャンブルの世界に足を踏み入れた当時は、初歩的なイカサマを見抜けない腕前でした。しかし、いくつものゲームをクリアしていくうちに覚醒し、最後には天才ギャンブラーの斑目貘を支える、かっこいい姿を見せました。

現在は明るく立ち振る舞っている梶隆臣ですが、幼少期に母親や周囲の大人に虐待まがいの行為をされていた過去を持っています。原作漫画の第26巻に付属されているOVAでは、アイドルマスター2の伊集院北斗役などで活躍されている神原大地さんが声を務めています。実写映画では、小さな恋のうたで真栄城亮多役を演じた、佐野勇斗さんがキャスティングされています。