盾の勇者の成り上がりはクズばかり？登場キャラクターのゲスランキングも紹介

クズばかりという意見や死亡キャラクターを知る前に、まずは「盾の勇者の成り上がり」の基本情報を紹介していきます。盾の勇者の成り上がりは、2012年に連載がスタートした作品で、2023年4月時点で書籍版22巻が刊行されています。書籍版はWeb版がベースになっていますが、大幅な加筆と修正が加えられています。

盾の勇者の成り上がりの主人公は「岩谷尚文」です。岩谷尚文は普通の大学生でしたが、図書館で「四勇者の本」を手に取った時に異世界に召喚されました。また、攻撃手段を持たない「盾の勇者」として召喚されたため、クズな国王から雑な扱いを受けてしまいます。更には、国王の娘に冤罪を着せられたため、他人を信用できない人間不信に陥りました。

ここからは、盾の勇者の成り上がりに登場したクズキャラクターをランキング形式で紹介していきます。盾の勇者の成り上がりは、性格破綻者が多い作品のため、読者からクズばかりという意見が挙がっています。10位から4位には、自己中心的な考えを持つキャラクターがランクインしています。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング10位には、岩谷尚文がランクインしました。岩谷尚文は本作の主人公で、盾の勇者として異世界に召喚されました。勇者の中ではまともな性格をしていますが、人間不信に陥ったことでクズな言動を見せるようになります。また、奴隷としてラフタリアを買っているため、当初は良い関係ではありませんでした。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング9位には、ミレリア＝Q＝メルロマルクがランクインしました。ミレリアはメルロマルクの女王で、紫色の髪が特徴的なキャラクターです。メルロマルクは女王制の国のため、旅から帰還した後に代理の王から実権を奪っています。岩谷尚文の良き協力者ですが、国益のために手段を選ばない性格をしているため、他国から「雌狐」と呼ばれています。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング8位には、天木錬がランクインしました。天木錬は「剣の勇者」で、現実世界で脇腹を刺された時に召喚されました。北村元康よりはまともな性格をしていますが、コミュニケーションを苦手にしていることで、身勝手な言動が目立っています。また、岩谷尚文と和解しており、和解後は仲間を大切にするようになりました。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング7位には、マルドがランクインしました。マルドは川澄樹の仲間で、全身に鎧を着ているキャラクターです。強い者に従うクズな性格をしており、要領の悪いリーシアを虐める姿が描かれています。また、物語途中に川澄樹を裏切っているため、典型的なクズキャラクターとして描かれています。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング4位には、川澄樹がランクインしました。川澄樹は「弓の勇者」で、ダンプカーに轢かれた時に召喚されました。異世界をゲームの世界と勘違いしており、一般常識が欠如しているため、天然でクズな言動を見せています。また、正義感が強い側面もあるため、自身の言動に酔っている姿が描かれています。

勇者は人を守る存在ですが、川澄樹は仲間内で行われているリーシアに対する虐めを容認していました。また、「弱いから」という理由でパーティーから追放しましたが、聖武器に認められたリーシアは「投擲具の勇者」になりました。その後、自身の言動を反省した川澄樹はリーシアに謝罪し、後遺症に苦しむ川澄樹をリーシアが支えています。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング5位には、オルトクレイ＝メルロマルク32世がランクインしました。オルトクレイはミレリアの夫で、盾の勇者を嫌っているキャラクターです。当初は善悪の判断ができない愚王として描かれていましたが、妻を失ったことで「杖の勇者」に覚醒し、以後は「英知の賢王」として国を支えることになります。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング4位には、イドル=レイビアがランクインしました。イドルはヴァンの隣町の貴族で、亜人奴隷の拷問を趣味にしているキャラクターです。過去にラフタリアとリファナを奴隷にしており、衰弱したリファナは命を落としています。岩谷尚文を捕らえるために暗躍していましたが、魔物に踏まれて命を落としました。

ここからは、盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング3位から1位を紹介していきます。3位から1位には、読者に不快感を与えるクズキャラクターがランクインしています。キャラクターのプロフィールや言動をネタバレしながらまとめていきます。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング3位には、北村元康がランクインしました。北村元康は「槍の勇者」で、二股をしていた女性に刺された時に異世界に召喚されました。「女性は全員天使」という考えを持つフェミニストで、岩谷尚文の仲間のフィーロを気に入っています。女性を大切にする良いキャラクターに見えますが、女性の言葉しか信じない馬鹿でもあります。

北村元康は憎まれ役として描かれていますが、マインのようなクズな性格をしている訳ではなく、女性を妄信してクズな言動を見せることが多いです。また、人助けを好む正義を持っていますが、利用されていることに気付かない頭の悪いキャラクターです。そのため、「北村元康は馬鹿だけど嫌いになれない」という意見が挙がっています。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング2位には、ビスカ=T=バルマスがランクインしました。ビスカは三勇教の教皇で、四聖勇者の召喚に協力したキャラクターです。登場当初は善人と思われていましたが、物語途中に「王族を殺して教会が擁立する者を王位に就かせる」という計画が露わになりました。また、岩谷尚文を嫌っていますが、真意を悟られないように嘘の笑顔を使っています。

本編の盾の勇者は岩谷尚文ですが、岩谷尚文が召喚される前には別の人物が盾の勇者と呼ばれていました。盾の勇者は人間と憎み合っていた亜人を味方に付けたため、ビスカは盾の勇者の存在を疎んでいました。そのため、盾の勇者以外を信仰する「三勇教」を作っていますが、物語途中に「他の勇者も使い物にならない」と判断し、全ての勇者の殺害を決めました。

盾の勇者の成り上がりのクズキャラクターランキング1位には、マイン・スフィアがランクインしました。マインの本名は「マルティ＝S＝メルロマルク」で、冒険者をしている時に名前を変えています。登場当初から身勝手な振る舞いが目立っていましたが、女王が帰還した際に悪事を暴かれ、権力を奪われて奴隷紋を刻まれました。

盾の勇者として召喚された岩谷尚文は、国王から雑な扱いを受けています。そのため、自信を喪失していましたが、優しく接してくれたマインが初めての仲間になりました。その後、マインと旅立ちましたが、「全財産を奪われる」「乱暴されたという冤罪を着せられる」という酷い目に遭っています。そのため、マインが盾の勇者の成り上がりで一番のクズキャラクターと言われています。

クズばかりという意見やランキングを見た後は、盾の勇者の成り上がりの死亡キャラクターを一覧で紹介していきます。盾の勇者の成り上がりは命が軽い作品のため、作中で大勢のキャラクターが死亡しています。キャラクターのプロフィールや死亡理由を一覧でまとめていきます。

盾の勇者の成り上がりでは、マキナというキャラクターが死亡しています。マキナはシルトヴェルトの宣教師で、ラフタリアの祖父に気に入られてクテンロウの実権を握りました。悪行の限りを尽くしているため、岩谷尚文は「マインに似ている」と発言しています。物語途中にシルディナの体を乗っ取ろうとしましたが、勇者の攻撃を受けて命を落としています。

盾の勇者の成り上がりでは、タクト＝アルサホルン＝フォブレイというキャラクターが死亡しています。タクトは別の異世界の転生者で、フォーブレイの末席の王子です。マインは学生時代の友人で、鳳凰と戦っていた岩谷尚文たちを全滅させようとしています。戦いに敗れた後に捕縛され、拷問中に魔法で頭が弾けて死亡しました。

盾の勇者の成り上がりでは、アトラというキャラクターが死亡しています。アトラはハクコ種の亜人で、祖父は亜人の国の国王でしたが、両親が亡くなったことで奴隷に落ちています。生まれながらに目が見えませんが、魔力の流れを読み取る能力を持っています。岩谷尚文と共に鳳凰と戦っていましたが、鳳凰の自爆から村人を庇って命を落としました。

盾の勇者の成り上がりでは、リファナというキャラクターが死亡しています。リファナはラフタリアの幼馴染で、イタチ系の亜人です。先代の盾の勇者に好意を抱いていましたが、イドルの奴隷になったことで命を落としました。

盾の勇者の成り上がりでは、フィトリアというキャラクターが死亡しています。フィトリアは先代の爪の勇者で、本名は「リイン」です。城野守とは結婚を約束した仲でしたが、朱雀との戦いで命を落としています。

盾の勇者の成り上がりでは、オスト＝ホウライというキャラクターが死亡しています。オストは岩谷尚文に霊亀討伐を依頼した女性で、正体は「霊亀の心」です。霊亀討伐が成された時に消滅しており、魂はアトラと共に岩谷尚文の盾に宿っています。

盾の勇者の成り上がりでは、キョウ＝エスニナというキャラクターが死亡しています。キョウは別の異世界の「本の眷属器の勇者」で、卑劣な性格をしているキャラクターです。霊亀を使って世界を滅ぼそうとしていましたが、ラフタリアとリーシアの攻撃を受けて消滅しました。

盾の勇者の成り上がりでは、ミレリア＝Q＝メルロマルクというキャラクターが死亡しています。異世界に召喚された岩谷尚文は酷い扱いを受けていましたが、ミレリアの帰還後に状況が改善されました。また、三勇教の教皇との戦いで活躍を見せましたが、国を乗っ取ったタクトの攻撃で命を落としています。

盾の勇者の成り上がりでは、マルティ＝S＝メルロマルクというキャラクターが死亡しています。マルティは「次期女王」に強い執着を見せていましたが、悪事が暴かれたことで奴隷扱いを受けています。また、岩谷尚文を毒殺しようとしましたが、捕らえられた後に火炙りで命を落としました。

クズばかりという意見やランキングを見た後は、盾の勇者の成り上がりに関する感想を一覧でまとめていきます。盾の勇者の成り上がりは、累計発行部数1100万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したクズキャラクターに関する感想をまとめていきます。

本記事で紹介したように、盾の勇者の成り上がりはクズキャラクターが多い作品のため、読者と視聴者から「クズばかり」「クズが多くて不快」という感想が挙がっています。また、「岩谷尚文の仲間の女性たちが天使に見える」という感想も挙がっています。

盾の勇者の成り上がりのマインは、外道の名が相応しいクズキャラクターのため、「マインがクズすぎる」「マインと出会った岩谷尚文が可哀想」という感想が挙がっています。また、酷い死に方をしているため、「死亡シーンがスカッとした」という感想も挙がっています。

岩谷尚文以外の勇者はクズな性格をしているため、「勇者がクズばかり」「勇者の頭が悪い」という感想が挙がっています。また、北村元康はクズを超越した馬鹿のため、「北村元康は馬鹿過ぎて嫌いになれない」という感想も挙がっています。

本記事では、盾の勇者の成り上がりはクズばかりという意見や、北村元康とマインの言動をネタバレしながら紹介していきました。岩谷尚文以外の勇者はクズな性格をしており、北村元康のパーティーにはマインが加わっているため、北村元康のパーティーが特に読者から嫌われているようです。クズばかりが登場する盾の勇者の成り上がりを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。