【盾の勇者の成り上がり】ラスボスをネタバレ考察!黒幕の正体や目的は?

盾の勇者の成り上がりのラスボスとは一体誰なのでしょうか?この記事で解明します!盾の勇者の成り上がりは、アネコユサギ氏によるライトノベルで、2012年より「小説家になろう」にて連載されています。コミカライズやアニメ化も行われ、書籍の発行部数は1100万部を超える大ベストセラーとなっています。この記事では、ラスボス・黒幕とされる女神メディアに焦点を当て、彼女の正体や目的、そしてまさかの結末についてネタバレ解説していきます。

【盾の勇者の成り上がり】ラスボスをネタバレ考察!黒幕の正体や目的は?のイメージ

目次

  1. 盾の勇者の成り上がりとは?
  2. 盾の勇者の成り上がりのラスボスは誰?黒幕の正体を考察
  3. 盾の勇者の成り上がりのラスボスの目的や波の発生理由
  4. 盾の勇者の成り上がりのラスボスの結末やアニメの最後をネタバレ
  5. 盾の勇者の成り上がりのラスボスに関する感想や評価
  6. 盾の勇者の成り上がりのラスボスまとめ

盾の勇者の成り上がりとは?

盾の勇者の成り上がりの概要

「盾の勇者の成り上がり」は、アネコユサギ氏の創作による日本のライトノベルです。イラストは弥南せいら氏が手がけ、小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年から連載されています。

概要のイメージ

2013年からは、KADOKAWAが発行し、フロンティアワークスが企画を手がけたMFブックスから書籍版が刊行されました。この書籍版は、WEB小説を基にして大幅に加筆・修正が行われ、話の流れや展開が大きく変更されています。また、2022年2月現在、盾の勇者の成り上がりシリーズ累計発行部数は1100万部を超えています。

さらに、2014年には「コミックフラッパー」にて藍屋球氏による漫画作品が連載され、2017年には書籍版と漫画版がそれぞれ発売されました。また、2014年からは外伝「槍の勇者のやり直し」が「小説家になろう」で連載されています。2017年7月には書籍化と漫画化が決定し、書籍版は同年12月に発売され、にぃと氏による漫画版は同年8月からComicWalkerとニコニコ静画にて連載されました。

盾の勇者の成り上がりのあらすじ

あらすじのイメージ

どこにでもいる平凡なオタクの大学生・岩谷尚文は、図書館で四勇者についての書籍を手にした翌日、異世界メルロマルクに盾の勇者として召喚されてしまいます。彼に与えられた使命は、剣や槍、弓、そして盾を扱う四聖勇者の一角「盾の勇者」として、次元の亀裂から発生する災厄「波」から世界を守ることでした。尚文は、一緒に召喚された剣の勇者・天木錬ら3人と共に使命を果たすための大冒険に乗り出します。

TVアニメ『盾の勇者の成り上がり Season 3』

盾の勇者の成り上がりのラスボスは誰?黒幕の正体を考察

考察①WEB版のラスボス・黒幕はメディア

ここからは、メインテーマである盾の勇者の成り上がりのラスボスすなわち黒幕が誰なのかやその正体を考察していきます。盾の勇者の成り上がりという作品には、波からやってくる強力なモンスター達や他の世界の勇者たちなど、多くの強者たちが登場します。当然ラスボスと呼ばれる黒幕、最終的な敵も存在します。そこで、ラスボスについて詳細な記述のあるWeb版から本作のラスボスが誰なのかを探ってみましょう。

Web版「盾の勇者の成り上がり」に登場するラスボスすなわち黒幕が誰なのかと言うと、それはメディア・ピデス・マーキナーという女神です。彼女の名前には「神を僭称する存在」という意味があり、つまるところ彼女は超常の存在であることが示唆されています。彼女の力は非常に強力で、物理的攻撃ではなく概念攻撃すら可能となるほどです。その能力はあまりにもチートすぎて、普通の人には理解不能なレベルになっています。

メディアは自らの分身であるマルティを操り、世界を破滅へと導いていました。彼女は、「無限を無限倍する」や「絶対必中」といった、無限や絶対を特に好みます。また、メディアは過去・未来・現在・並行世界・因果律を同時に攻撃することができます。彼女の攻撃は誰彼構わず相手を消し去ることが可能であり、ラスボス・黒幕と呼ぶにふさわしい強大な力を持っています。

女神メディアは、力が強力すぎて通常のサイズでは存在できないので、複数の魔法の世界を融合し自分が存在できる大きさの世界を作ろうとします。また、存在が大きすぎるメディアは他の世界に干渉することができません。そこで、彼女は自分自身の小さな分身作り出しました。それが誰かというと、メルロマルク第一王女・マルティでした。

一方、王女マルティは、尚文を冤罪で告発したことが発覚し処刑されそうになりますが、改名の刑に減刑されます。そのため、”ヴィッチ”や”あばずれ”という忌まわしい名前で呼ばれるようになったのです。その後マルティは、剣の勇者・天木錬に協力する一方で槍の勇者・元康を捨てた上、装備品やお金を盗んで逃走します。さらには、弓の勇者である川澄樹に接近して三勇教の残党と革命を起こすなど、留まるところを知りません。

考察②神を僭称する存在と女神メディアは関係ある?

盾の勇者の成り上がりの作中には、「神を僭称する存在」という謎めいたキャラクターが登場します。このキャラは、書籍版には登場しておらず、Web版でも至って怪しい存在となっています。一説によれば、この「神を僭称する存在」は、メディアと同一人物であるということですが、このキャラクターの本当の正体は一体誰なのでしょうか?

前述のように、本作にラスボスとして登場するメディアですが、彼女が黒幕であるという保証はありません。実際に作品によっては黒幕とラスボスが別の場合もあります。しかし、物語のはじめからメディアは尚文を陥れた上に勇者たちを対立させます。また、世界をカオスに巻き込むためにマルティを操っていました。以上のことから、メディアはラスボスそのものであり、様々な事件の黒幕であることは明白でしょう。

それでは、「神を僭称する存在」と女神メディアの間にはどのような関係があり、また両者は同一人物なのでしょうか?結論から言うと、「神を僭称する存在」と女神メディアはまったく関係がないと考えられます。その理由は、メディアの性格を分析すると明らかになります。

「神を僭称する存在」とは、「神を下に見ている」という上から目線を示しています。メディアがそのような存在であるなら、誰も自分自身を女神とは呼ばないでしょうし、女神と呼ばれることを嫌がるはずです。こうした点から、メディアは「神を僭称する存在」ではないと考えられます。

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盾の勇者の成り上がりのラスボスの目的や波の発生理由

考察①ラスボスの目的は世界を融合すること?

次に、「世界の融合」を図ったラスボスとしてのメディアの目的を考察していきます。まず、メディアはなぜ「世界の融合」という大変な事をしたのでしょうか?

ラスボスのメディアは、自分の経験値を上げるために世界を融合して滅ぼすことを目的としていました。女神の力はあまりにも大きく通常のサイズでは存在することができなかったため、前述のように彼女は複数の世界を融合して、自分が乗り込める大きな世界を作ろうとしました。この世界を融合する際に起こる現象は、「波」と呼ばれ、この現象の原因は誰あろうこの女神メディアにあるとされています。

メディアは、存在があまりにも大きく他の世界に入り込めなかったため、自身の小さな分身であるマルティを作成しました。マルティは、勇者たちを様々な方法で攻撃し破壊します。それは、女神メディアの記憶が関係しているのでしょうか?本来、分身たちはマルティとは違い女神の記憶を持たず、自覚もありません。

勇者たちを貶めることと世界を破壊することがマルティの魂に刻み込まれています。彼女はまた、勇者たちの周りに集まるようにもなっています。異世界は女神に対抗するために聖武器を作り出しましたが、強大な力を持つ女神にはひとつの世界の聖武器だけでは敵いません。他の世界の勇者たちと力を合わせなければ太刀打ちできなかったのです。

考察②波の発生の理由は女神の世界融合?

「波」と呼ばれる現象は、「神を僭称する存在」が引き起こしていると言われています。しかし、その実態は、女神メディアが引き起こした「世界の融合」によって発生したものでした。このことから、「神を僭称する存在=メディア」という説が生まれたと思われます。しかしながら、前述のように事実は異なり、メディアは神を僭称する存在ではありませんでした。

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盾の勇者の成り上がりのラスボスの結末やアニメの最後をネタバレ

ネタバレ①ラスボスの結末

ここからは、盾の勇者の成り上がりのラスボス・メディアの結末やアニメ版の最後についてネタバレ解説していきます。最初は、ラスボスの結末に関するネタバレからです。

盾の勇者の成り上がりの最終章において、女神メディアは最後の「波」により転生者たちに勇者を襲わせます。これにより、結果として尚文たちの世界とグラスたちの世界が完全に融合してしまいました。四聖勇者たちは全員倒されましたが死亡したわけではなく、尚文と天木錬は聖武器の力によって元の世界に戻されます。「神の力」を手に入れた2人は、女神メディアを追い詰めていきます。

「盾の勇者の成り上がり」の物語の中で、ラフタリアは尚文の世界に隠れていました。同時に、槍の勇者・北村元康は最初に召喚された時の時間に戻されます。一方で世界は滅亡寸前まで追い詰められていました。しかし、尚文と錬が神の力を手に入れて戦線に復帰したことで、状況は逆転し始めました。しかし、この事実に気づかないまま、女神メディアは帰還した尚文を軽く見ていました。

その後、メディアは尚文が自分と同等の強さになったことに気づきますが、既に手遅れでした。ネタバレしますと、ラフタリアと元康が加わり、さらに尚文によって強化された一行によってメディアは徹底的に打ちのめされます。マルティと同一の魂を持っているメディアは、マルティ同様に逃げようとしたり泣き落としを試みます。しかし、その抵抗は尚文に通じません。

最後にメディアは「インフィニティ・デストロイヤー」という必殺技を放ちますが、ネタバレしますと実はそれこそが尚文の狙いでした。彼はメディアの攻撃を盾で反射させ、そのまま彼女自身に直撃させたのです。こうして、メディアは自分自身の必殺技で滅んでしまいました。

ネタバレ②アニメの最後はどうなった?

前項では、盾の勇者の成り上がりのWeb版を元に女神メディアの最後を解説しましたが、同じ盾の勇者の成り上がりでもアニメ版では最後にどうなったのでしょうか?次に、アニメ版でのメディアの最後をネタバレ解説します。

最後のイメージ

盾の勇者の成り上がりのアニメ版とWeb版の違いを考察してみると、1期アニメはWEB版に比べて比較的穏やかな印象を受けます。全体的に暴力的な表現を避けるような配慮があり、特にマルティ側に対しては優しい扱いをしているイメージがあります。

そのため、WEB版のように信賞必罰の厳格な裁きの精神はありません。ネタバレになりますが、マルティを消滅させるというよりむしろマルティの精神を浄化するといった方向に持っていくことになるでしょう。

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盾の勇者の成り上がりのラスボスに関する感想や評価

ここまで漫画「盾の勇者の成り上がり」のラスボス特集をお届けしてきましたが、最後に盾の勇者の成り上がりのラスボスに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するのは、盾の勇者の成り上がりのアニメ2期のラスボスである本の勇者・キョウ=エスニナに関する評価です。同情すべき理由は一切なく、敵キャラとしては素晴らしいキャラだったそうです。

続いて紹介するのも、アニメ「盾の勇者の成り上がり」2期のラスボス・キョウ=エスニナについての評価になります。初登場から死亡する瞬間までクズっぷりを示す性格には清々しささえ感じたそうです。

最後に紹介するのも、アニメ「盾の勇者の成り上がり」2期のラスボスであるキョウ=エスニナに関する評価になります。こちらのツイートは前2者とは異なり、キョウのネガな部分を指摘しています。小物感が漂っているので、ラスボスとしてはもう少し強者感が欲しいとのことでした。

Thumb盾の勇者の成り上がりは面白い?アニメのあらすじ・見どころや感想を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

盾の勇者の成り上がりのラスボスまとめ

ここまで「盾の勇者の成り上がりのラスボスをネタバレ考察!」と題して、盾の勇者の成り上がりのラスボスが誰なのか、そして黒幕の正体や目的・結末についてネタバレで解説してきました。

まとめのイメージ

まず、盾の勇者の成り上がりのラスボスが誰なのかという件については、詳細な記述のあるWeb版によるとメディア・ピデス・マーキナーという女神であることが判明しています。彼女の力は、物理的攻撃ではなく概念攻撃すら可能なほど非常に強力です。また、過去・未来・現在・並行世界・因果律を同時に攻撃することができ、誰彼構わず相手を消滅させるメディアはラスボスや黒幕と呼ぶにふさわしい存在でしょう。

メディアの目的は、自分の経験値を上げるために世界を融合し滅ぼすことにあります。また、メディアは最後の波で転生者たちに勇者を襲わせるのですが、これが裏目に出て尚文とグラスの世界が融合してしまいます。神の力を獲得した尚文と錬により追い詰められたメディアは、必殺技インフィニティ・デストロイヤーを放ちますが、尚文は盾で反射させメディアに撃ち込みます。メディアは自身の必殺技で滅んでしまいました。

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