【葬送のフリーレン】ユーベルはかわいい魔法少女！大体なんでも切る魔法が強い？

「葬送のフリーレン」は、2020年から週刊少年サンデーにて連載中の漫画です。原作は山田鐘人、作画はアベツカサ、コミックは2023年3月時点で10巻まで発売中です。2023年秋には日本テレビ系列にてアニメ放送が予定されています。アニメーション制作はMADHOUSE、監督は斎藤圭一郎、キャラクターデザインは長澤礼子が担当します。

葬送のフリーレンは、魔王攻略を果たした勇者一行の、その後を描いたファンタジー漫画です。葬送のフリーレンは「このマンガがすごい!2021（オトコ編）」の2位、「マンガ大賞2021」「全国書店員が選んだおすすめコミック2021」2位など、数々の賞を獲得した人気作品です。また、葬送のフリーレンのコミック発行部数は、2023年3月で累計800万部を超えています。

10年間の旅の末に魔王攻略に成功した勇者ヒンメル、魔法使いフリーレン、戦士アイゼン、僧侶ハイターの4人は、再会を約束して解散しました。50年後、4人は再会しますが、高齢のヒンメルは亡くなりました。1000年以上の寿命を持つ長命エルフ族のフリーレンにとって10年間の旅はあっという間のことです。フリーレンはヒンメルのことをもっとよく知りたかったと後悔し、人間というものを知るために旅立ちます。

葬送のフリーレンのユーベルは、種族は人間、姉が一人、出身地、年齢は不明です。三級魔法使いで登場し、後に一級魔法使いに昇格します。「大体なんでも切る魔法（レイルザイデン）」が、ユーベルの最も得意とする魔法です。初登場は4巻37話で、一級魔法使い選抜試験の出場者として登場しました。

葬送のフリーレンで、かわいいと言われているユーベルはコミック4巻で描かれた、一級魔法使い選抜試験に出場する三級魔法使いとして登場しました。ここでは、ユーベルの代表的な魔法「大体なんでも切る魔法」や、他にもあるユーベルの魔法を紹介し、その強さや能力についてみていきます。さらに「大体なんでも切る魔法」がユーベルの姉と関係があるということで、そのことについてもみていきます。

ユーベルが持っている魔法といえば「大体なんでも切る魔法」が、第一に挙げられますが、他にも高い能力や強さを持った魔法を身に付けています。その魔法とは「共感した相手の魔法を使える能力」です。この魔法は、相手の性格、人柄などにユーベルが共感したとき、その相手の得意な魔法を身に付けて、使えるというものです。

ユーベルはこの能力で、一級魔法使い選抜試験の一次試験で対戦したヴィァベルの能力「見た者を拘束する魔法」を身につけました。この魔法は使用回数や期限が決まっていないようで、試験が終わった後も、ラントに対して使用しています。

ユーベルの優れた魔法能力である「大体なんでも切る魔法」や「共感した相手の魔法を使える能力」は、ユーベルの高い身体能力と判断力によって、より強力になります。ユーベルはその高い身体能力で、超人的な素早い動きをすることができます。また、戦況を見通す高い判断力で戦闘パターンを自在に変えることができます。

ユーベルの高い判断力と素早い動きが生かされた戦いは、5巻の選抜試験の一次試験でのヴィアベルとの戦いでした。ヴィアベルの「見た者を拘束する魔法（ソルガニール）」で動きを封じられたユーベルでしたが、この魔法の特徴やヴィアベルの心情を読み解きます。そして、一瞬の隙を突いて拘束魔法を解き、得意の素早い動きでヴィアベルの目の前に移動し、切る魔法で彼の顔に傷をつけました。

また、6巻の選抜試験の二次試験でユーベルはラントと組んで試験官のゼンゼの複製体と戦うことになりました。この時、ユーベルを相手にすることを知ったゼンゼは、2年前の試験のことを思い出します。2年前、二次試験の試験官だった一級魔法使いのブルグは「不動の外套」という防御魔法の使い手でした。ブルグのこの魔法は、どのような攻撃でも防御できる能力を備えていました。

しかし、ユーベルは「大体なんでも切る魔法」でいとも簡単にブルグを切り殺してしまいました。当時のことを思い出し、ユーベルの強さや能力の高さを考えたゼンゼは、自身もユーベルには敵わないだろうと予想します。そして、予想通りにユーベルはゼンゼの複製体を易々と倒しました。

ここからは、ユーベルが最も得意とする魔法「大体なんでも切る魔法」について、この魔法によって起きる現象や魔法の特徴を紹介します。また、ユーベルの姉と「大体なんでも切る魔法」との関係についてみていきます。

ユーベルの「大体なんでも切る魔法」は鋭い切れ味が特徴です。その様子は、まるでかまいたちが巻き起こったような現象となり、相手を情け容赦なく切り裂きます。

ユーベルの「大体なんでも切る魔法」を防げない理由は、この魔法がどの方向からでも攻撃できるからです。ヴィアベルと戦ったときも、彼がユーベルの攻撃を防ぐことができたのは、真正面からの攻撃だけでした。別の方向からの攻撃は防ぐことができず、首を切りつけられていました。この魔法の射程距離は約5ｍで、ユーベルがこの範囲に入れば、フリーレンやフェルンでも完全に防ぐことはできないということです。

ユーベルは2年前の選抜試験で、試験官のブルグを切る魔法で切り殺してしまい、その結果、試験を失格になったというエピソードがあります。その時の様子をみていくと、ブルグはどのような魔法も通さない防御術式を備える「不動の外套」を着用しています。これほどの能力を備えているにもかかわらず、ユーベルの切る魔法には通用せず、ブルグは外套だけでなく体まで切り裂かれてしまいました。

このように、ユーベルの「大体なんでも切る魔法」は、誰もが最強と考えるブルグの「不動の外套」でさえも、簡単に切ってしまいます。また、ユーベルはゼンゼの複製体も難なく切ってしまいます。この時、ユーベルは「髪は切るものでしょ」という言葉を残しています。ユーベルには他人が作り上げた常識など通用せず、彼女自身が切れると思ったものは何でも切れると断言します。

ユーベルの「大体なんでも切る魔法」は、どのようなきっかけで生まれたのでしょうか？それにはユーベルの姉が関係しているということです。このことは、ユーベルが2年前に選抜試験の試験官ブルグを切り殺してしまった件で判明しました。ブルグ殺害の後、ゼンゼがユーベルを呼び出しました。ゼンゼは、最強と言われていた「不動の外套」を着ているブルグを、どのようにして切ったのかと尋ねます。

ゼンゼの問いに対してユーベルは自身の姉の話を始めました。ユーベルの姉は裁縫が好きで、まだ幼かったユーベルはその様子をいつも眺めていたということです。ユーベル自身は裁縫が苦手なようで、したことはないと言います。姉が裁縫をするのを見ていたユーベルには、気に入った音がありました。それは、姉がはさみで布を切るときに出る音です。

布が裁縫用のはさみによって勢いよく切れていく様子から、ユーベルの頭の中に布は切れるもの、切れて当然のものだというイメージが出来上がったということです。そこから、どのようなものでもユーベルが切れると思ったら切れる、という魔法が完成したということです。

葬送のフリーレンのユーベルは「大体なんでも切る魔法」と「見た者を拘束する魔法」を駆使して戦う魔法使いです。一級魔法使い選抜試験に出場したユーベルは、それらの魔法で魔法使いとしての高い能力や強さを見せつけました。ここからは、ユーベルと同じ選抜試験に登場したラントとユーベルの関係についてみていきます。

ラントは二級魔法使いとして登場し、後に一級魔法使いに昇格します。見た目の特徴はメガネで、「メガネくん」と呼ばれます。他人を信じることができない性格で、誰に対しても心を閉ざしています。分身を完璧に作る魔法の使い手です。一級選抜試験も分身に受験させており、面接官のゼーリエに咎められますが、その大胆な行いを認められます。

ユーベルとは選抜試験の一次試験で同じパーティを組むことになります。ラントは対戦相手の特徴などを話し、ユーベルが勝つことは無理だと忠告します。ラントの忠告に対してユーベルは、理屈ではなく、イメージの話なんだと答え、自信を持って戦いに向かっています。ユーベルは、試験が終了してもラントに親しくつきまとうようになります。

他人との交流を避けたいラントは、このようなユーベルの振る舞いを苦々しく思っており、離れようとします。そこで、ユーベルは身に付けた魔法「見た者を拘束する魔法」でラントを引き留めようとします。

ここまで、葬送のフリーレンのユーベルの強さや能力、ラントとの関係について紹介してきました。ユーベルは「大体なんでも切る魔法」や、共感した相手の魔法を自分のものにできるところが、彼女の強さでした。ここからは、ユーベルのかわいい魅力について紹介します。

ユーベルのかわいい魅力の一つとして、ファッションが挙げられます。ユーベルのファッションは、全身を黒で統一したゴスロリ風がかわいい魅力だということです。このファッションは、同じ魔法使いであるフリーレンやフェルンとは違い、非常に個性的なファッションでかわいいと言われています。

ユーベルは黒で統一されたゴスロリ風のファッションが、かわいい魅力の一つであると紹介しました。このゴスロリ風のファッションによって醸し出される雰囲気が、小悪魔的だということで、それがユーベルのかわいい魅力だと言われています。

ユーベルは人を殺すことを平気で行える性格で、このようなユーベルの性格がかわいい魅力だと言われています。その性格がよくわかるシーンは、ユーベルが一級魔法使い選抜試験に出場するために、開催地のオイサーストに向かっていたときのことです。オイサーストに向かう途中、盗賊と遭遇したユーベルは盗賊を切り殺します。

その時出会ったクラフトが言った言葉が「人殺しの目をしている」でした。ユーベルは選抜試験の試験官ブルグも切り殺しており、ヴィアベルにも「殺しを楽しむ変態」と言われています。このように、ユーベルは人殺しについて、何の迷いもためらいもない性格だということです。

葬送のフリーレンの54話で、ユーベルは試験官のゼンゼとの会話で「大体なんでも切る魔法」について語っています。ユーベルによると、この魔法は理屈ではなく、切れると思えば切れると言っています。ゼンゼを切ったときも「髪は切る物でしょ」と言っています。このユーベルのセリフについて、恐ろしくてかっこ良いという感想です。

こちらの方は、ユーベルのキャラや能力がすごく好きだという感想です。また、葬送のフリーレンは他のキャラも深堀りしやすそうなので、ユーベルが主人公のスピンオフを読んでみたいという感想です。

葬送のフリーレンの50話についての感想です。50話は、迷宮で自身の複製体に追われることになったユーベルが、ラントと共に複製体と戦うシーンが描かれています。この50話でのユーベルが深くていいキャラだという感想です。また、メガネくんことラントとは色々ありますが、仲良しなところがいいという感想です。

葬送のフリーレンで、かわいいと話題のユーベルの「大体なんでも切る魔法」は、ユーベルの姉がしていた裁縫がきっかけで生まれた魔法でした。この魔法についてユーベルは、理屈ではなく、切れるというイメージを持つことで、何でも切ることができると言っています。また、ユーベルは「見た物を拘束する魔法」を身に付けています。

これらの魔法は、ユーベル自身の高い能力や強さによって最強と言われていたブルグでさえも切ってしまうほどでした。さらに、ユーベルのかわいい魅力についても紹介しました。ユーベルはゴスロリ風のファッションや小悪魔的魅力があり、そして、人殺しも平気で行うところが魅力だと言われていました。ここまで、葬送のフリーレンのかわいいユーベルについてのまとめでした。