2023年04月22日公開
2023年04月22日更新
【オーバーロード】デミウルゴスの「ただ一人を除いて」は誰?「殺すな」のセリフも考察
デミウルゴスの「ただ一人を除いて」というセリフについて、オーバーロードの物語のネタバレを交えて考察しています。こちらの記事では、デミウルゴスが口にした「ただ一人を除いて」という言葉の"ただ一人"が、ラナー王女である可能性を紹介しています。なぜラナー王女がデミウルゴスに特別視されているのか気になっている人は、こちらの記事をチェックしてみてください。また、デミウルゴスが「殺すな」と指定した人物が、ラナー王女の騎士・クライムであると予想される理由も紹介しています。
デミウルゴスとは?
その保証がどこにある!!
— 大魔王やで。 (@irutami) November 13, 2017
このシーンのデミウルゴス好きかも🙆 pic.twitter.com/SZ7rcRb5E7
こちらの記事では、『オーバーロード』の登場人物であるデミウルゴスが口にしたセリフ「ただ一人を除いて」について、ネタバレを交えて考察しています。デミウルゴスが指す「ただ一人を除いて」が誰なのか気になっている人は、こちらのネタバレ記事を参考にしてみてください。
他にも、デミウルゴスが仲間たちに「殺すな」と指示した人物が誰なのかについても、ネタバレを交えて考察しています。デミウルゴスの「ただ一人を除いて」と「殺すな」のセリフの意味が分かりにくかったという人は、記事を最後までチェックしてください。その前に、まずは下記の項目でオーバーロードの作品概要と物語のあらすじを紹介します。
オーバーロードの作品情報
オーバーロードの概要
オーバーロードは2010年5月9日に、小説投稿サイト『Arcadia』で連載が開始されたライトノベル作品です。作者は丸山くがね先生で、2023年4月現在では書籍が16巻まで発売されています。オーバーロードの連載が始まったのはArcadiaですが、その後の2012年3月う30日からは、話題の小説投稿サイト『小説家になろう』への掲載も開始されました。
そういえば、オバロ小説今出てる全巻買ったwww#オーバーロード pic.twitter.com/HRtbHEDMkS
— はまけん氏☝☝ (@bankens03) April 25, 2018
現在はオーバーロードの本編をコミカライズ化した漫画や、スピンオフ作品『オーバーロード 不死者のOh!』なども制作されており、ますます人気の作品となっています。また、オーバーロードはアニメ化もされており、第1期が2015年に放送されています。
その後、2022年までに第4期まで公開され、続編アニメを待つ声が多い人気作となりました。オーバーロードの原作小説12巻と13巻の内容となっている『聖王国編』は、劇場版アニメとして制作中となっています。
オーバーロードのあらすじ
アニメ「オーバーロードIV」第1話予告到着、第1~3期を歴代OPと振り返るPVも(動画あり)https://t.co/9whAFUrQSo#overlord_anime pic.twitter.com/wMXocjb0Cu
— コミックナタリー (@comic_natalie) July 1, 2022
仮想実体感型オンラインゲーム・ユグドラシルのサービス終了を迎えるにあたって、プレイヤーのモモンガは、自身が所属するギルドで最後の時を過ごしていました。そしてサービス終了時刻になった瞬間、モモンガは見知らぬ異世界に転移されてしまいます。そこでは、ギルドメンバーたちが作ったキャラクターたちが意思を持って動いています。モモンガはギルド名をもじり"アインズ"と名乗って、異世界での生活を始めることにします。
デミウルゴスのプロフィール
デミウルゴスは、主人公であるアインズの優秀な部下の1人です。アインズの部下の中でも秀でて知力が高く、アルベトと並んでアインズをサポートしています。主に外交や内政、軍事などでアインズを手助けしています。様々な問題を解決する高い能力を持っているため、作者である丸山くがね先生からは「デミえもん」と呼ばれています。
忠誠心から来るデミウルゴスの苛立ちのシーンは、何故か何回見ても泣ける#オバマス pic.twitter.com/o26XZCm1QD
— スモタロ (@SUMOTARO_) June 21, 2019
作中に登場するアインズの部下たちは、それぞれ守護する階層を持っており、デミウルゴスは第7階層を受け持っています。デミウルゴスが守護する第7階層は溶岩のステージのため、"炎獄の造物主"という二つ名を持っています。また、現在はアインズの部下として活躍していますが、創造主は別の人物であり、アインズのギルド仲間のウルベルト・アレイン・オードルが創造主となっています。
主であるアインズには絶対服従の姿勢を見せており、アインズのセリフによっては何でもするほどの忠誠心を持っています。スーツ姿で眼鏡をかけており、普段は礼儀正しい性格のデミウルゴスですが、人間に対しては冷たい一面も持っています。しかし、「ただ一人を除いて」というセリフの通り、ある人間にだけは興味を抱いている様子があります。アニメでは、加藤将之さんがデミウルゴスの声を務めています
デミウルゴスの「ただ一人を除いて」のセリフは誰のこと?
考察①「ただ一人を除いて」のただ一人はラナー王女のこと?
デミウルゴスは、アインズが治めるナザリック大墳墓をどのようにするかという会議の際に、「どこの国にも属さずに、ナザリック大墳墓事態が国になる」という提案をしました。その理由は、「人間たちが創った現在の王国に魅力を感じないから」というものでした。しかし、そのセリフには「ただ一人を除いて」という続きがありました。
ラナー王女はサイコでいい女。#overlord_anime #オーバーロード #オバロ pic.twitter.com/L1g2RiMOAx
— た け チ ャ ン △ (@mi9_3ku1012) September 27, 2022
しかし、この「ただ一人を除いて」というデミウルゴスのセリフは、誰のことを指して言っているのか明言していませんでした。この人物が誰なのかをネタバレすると、デミウルゴスのセリフの相手は、リ・エスティーゼ王国のラナー王女である可能性が高いです。ラナー王女は、国民からは「美しい容姿と慈愛に溢れた人物」と評価されています。
しかし、その実態は自分の付き人である騎士・クライムのためであれば、どのようなこともする狂気を孕んだ人物でした。また、デミウルゴスにも匹敵する頭脳を持っており、ラナー王女自身とクライムに危害を加えない代わりに、デミウルゴスの野望に加担する約束をしています。そのような人間離れした内面や知性に、デミウルゴスは興味をひかれたのでした。
考察②ラナー王女には影の悪魔(シャドウ・デーモン)がついていた?
#オーバーロード Ⅳ 全13話 感想
— たか^2 (@into_gray) September 27, 2022
4期は全部ラナー王女の物語だったんですね…
演出、物語とも1〜4期の中で1番良かったし話の面白さだけならアビスとタメ張ってました
劇場版も本当に楽しみにしてます
(5期もよろしくお願いします) pic.twitter.com/cycO682xkR
ラナー王女は、デミウルゴスたちの計画の協力者として動いています。そのため、デミウルゴスと連絡をとる手段が必要となります。その連絡手段というのが、デミウルゴスの使い魔である影の悪魔(シャドウ・デーモン)でした。デミウルゴスはラナー王女に影の悪魔をつけ、どこにいても彼女とやりとりができるようにしました。影の悪魔は、影を通ってデミウルゴスにラナー王女から渡された情報をデミウルゴスに伝えています。
デミウルゴスの「殺すな」のセリフをネタバレ考察
考察①殺してはいけない人物の正体はクライム?
💀「オーバーロードⅣ」最終話放送まで2⃣時間💀
— オーバーロード/TVアニメ公式 (@over_lord_anime) September 27, 2022
王国の宝を都に隠すというラナーの提案。
その任務を実行するクライムが目にするのは……。
「滅国の魔女」
このあと22:00~AT-Xほかにて放送!#overlord_anime #オーバーロード #オバロ pic.twitter.com/EVkLdrM9Ga
『デミウルゴスの「殺すな」のセリフをネタバレ考察』の1つ目は、デミウルゴスが「殺すな」と指定した人物についてネタバレします。アインズは、部下のセバスからの願いでツアレという人間の娘を助け出すことになります。その作戦にデミウルゴスも参加することになり、デミウルゴスが作戦の指揮を執ることとなりました。
その作戦で、デミウルゴスはある人間を殺すことを禁止します。この時、デミウルゴスは蜘蛛人のメイド・エントマにその人物の幻像を創らせます。原作小説の作中では、この人物が誰なのかネタバレはされていません。しかし、物語の流れから、この人物がラナー王女の騎士であるクライムだったことが後に判明します。
考察②クライムを発見したシャルティアは追跡しなかった
この回はこのシーンのシャルティアが可愛いのと
— かける@アニメ好き (@kankenrun) September 7, 2022
アインズ様ぶちギレしたことやな。
王子くん、ガゼフくらい頑張ってたのになぁ... pic.twitter.com/AWjJBYBHUE
上記の『考察①殺してはいけない人物の正体はクライム?』では、デミウルゴスが「殺すな」と指定した人物の正体が、ラナー王女の騎士であるクライムだとネタバレしました。では、なぜその人物がクライムだと判明したのかというと、クライムを発見したシャルティアが、彼を追跡したり危害を加えるといった行動を見せなかったからです。
デミウルゴスは、「この人間は殺すな」と人物を公開したあと、シャルティアを名指しで釘を刺しています。シャルティアはクライムを発見する前にブレインという人間と戦っていましたが、ブレインがクライムと一緒にいると分かると、再戦を行わずその場を後にしました。普段はとらないこのシャルティアの行動が、デミウルゴスの「殺すな」という人物の正体がクライムであることを物語っています。
考察③殺さないように依頼したのはラナー王女だった?
#オーバーロードIV 13話(終)
— たにし (@tanishi_poipoi) September 28, 2022
"fallen"
元より悪だったラナー悪魔転生を堕天と称するのは違う気もするが、クライムと一緒に堕ちましょう?という解釈なら腑に落ちる。白いものは黒に染めたくなる的な。
ラナー様にここまでさせるクライムは本当に”罪”な男。 pic.twitter.com/NwtWnbVFzk
シャルティアの行動から、デミウルゴスが「殺すな」と指定した人間がクライムであることが判明しました。では、なぜデミウルゴスはクライムを「殺すな」と言ったのでしょうか?その理由はラナー王女が関係していると予想されます。
デミウルゴスはツアレを救出する作戦の指揮をとっていました。ラナー王女は、その作戦に大きくかかわる情報を持っていたのです。そのため、デミウルゴスはラナー王女から情報を聞き出すため、何かしらの契約を交わした可能性があります。その契約というのが「クライムを殺さないこと」だったのではないでしょうか?
デミウルゴスに関する感想や評価
先週からオーバーロード1期から見始めて今日で3期の2話まで見終えたけど、モモンさん置いてけぼりでデミウルゴスが拡大解釈で計画を進めるのが面白過ぎて、今まで他の番組を優先してたことを後悔している
— ブリンガー<ダンテ.Star> (@v03kCnwW2dVv8rm) April 16, 2023
デミウルゴスの頭脳は、アインズから大きな信頼を得ています。時には指揮を任されたりと、重要な作戦の柱となることもあります。そのように、能力を高くかわれているデミウルゴスですが、時には思い込みによってアインズにも予想がつかない行動をとることがあります。アニメ視聴者や原作読者からは、そのような意外な姿が面白いと評判です。
アニメ「オーバーロード」を1から観直してる。
— 中年オタク (@vitzdom123) April 7, 2023
4で誰だっけコイツ?とかあったのを補足できたのと、2や3で立ってたフラグが良く分かる。
デミウルゴスの発言とか。
オーバーロードに登場するキャラクターの中でも、デミウルゴスは重要ポジションに着くことの多い人物です。そのため、作中のセリフには、後の伏線につながるものもあります。こちらの方は、アニメを見返していてデミウルゴスのセリフが後の伏線となっていたとに気づかれたようです。
デミPwwwwweww#オバマス#オーバーロード#デミウルゴス#加藤将之 pic.twitter.com/26lz8Hhc4Z
— ホ モ で す (@ingoshimasuki) April 5, 2023
オーバーロードのアプリゲーム『MASS FOR THE DEAD OVERLORD』では、デミウルゴスのお茶目な姿を見ることができます。MASS FOR THE DEAD OVERLORDをプレイしたオーバーロードファンの間では、デミウルゴスがプロデューサーに扮した姿が面白いと話題となっています。
デミウルゴスの「ただ一人を除いて」まとめ
デミウルゴス 支配者のポーズ 超越者のポーズ
— べにあ (@Tkm_ALL) March 20, 2018
登場シーンがほんとかっこいい。 pic.twitter.com/nzLctNX0lL
以上、デミウルゴスのセリフ「ただ一人を除いて」について紹介してきました。デミウルゴスが口にした"ただ一人"が誰なのかについては、作中では明言されていません。しかし、物語の流れから、その正体がラナー王女の可能性が高いと予想されます。また、ラナー王女と何かしらの契約を交わしたことで、ラナー王女の側近の騎士であるクライムにも手を出さない約束をしたと予想されます。