【オーバーロード】リ・エスティーゼ王国を考察！真の実力者は王女ラナー？

本記事では、オーバーロードに登場したリ･エスティーゼ王国のキャラクターを紹介していきます。リ･エスティーゼ王国はナザリックと最初に接触した国家で、物語途中に意外な結末を迎えました。ラナー王女の裏の顔や、クライムとの関係もネタバレしながら解説していきます。

リ･エスティーゼ王国とはどのような国家なのかを知る前に、まずは「オーバーロード」の基本情報を紹介していきます。オーバーロードは2010年に連載がスタートした小説で、2012年から書籍版が刊行されています。2015年からはアニメ放送がスタートしており、「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などの作品に携わっている「菅原雪絵」がシリーズ構成を担当しています。

オーバーロードの主人公は「鈴木悟」です。鈴木悟は天涯孤独のサラリーマンで、長年プレイしていたゲームの運営が終了する時を待っていました。ですが、ログアウトできなくなったため、ナザリックの守護者と共に世界征服の道を進むことになります。書籍版はWeb版を下書きに書かれているため、キャラクター設定やストーリーの進行が異なっているようです。

オーバーロードのリ・エスティーゼ王国は、ナザリックの北西に位置する国です。人口は800万～900万人ほどで、王都は「リ・エスティーゼ」です。王族と大貴族が領地の6割を統治しており、腐敗した貴族が足の引っ張り合いをしていることで国力が低下しています。また、ミスリルやレアメタルなどの資源が豊富で、バハルス帝国とは慢性的な戦争状態にあります。

リ・エスティーゼ王国の兵力は約20万人で、国王直属の「王国騎士団」をガゼフ・ストロノーフが率いています。建国にはスレイン法国が関わっていますが、政治の腐敗で見切りを付けられているため、いずれはバハルス帝国に吸収される状況でした。ですが、ナザリックとの戦闘で約18万人の犠牲者を出し、本格的な侵攻が始まったことで王族が滅亡しました。

ここからは、オーバーロードに登場したリ･エスティーゼ王国のラナーを紹介していきます。登場当初のラナーは可憐な容姿の王女でしたが、物語途中に裏の顔が明らかになりました。ラナーの怖い言動や、クライムとの関係をネタバレしながらまとめていきます。

オーバーロードのラナーは、リ･エスティーゼ王国の第三王女です。美しい金髪と容姿を持つことで「黄金の姫」の二つ名を付けられており、ナザリックの関係者からは「プレアデスと同格」と称されています。また、周囲の人間には政治力が皆無と思われていますが、実は天才を超越した怪物のため、王様優秀度は2位以下を大きく引き離して1位になっています。

オーバーロードのラナーは、守護者の中で一番の頭脳を持つデミウルゴスに認められています。また、アダマンタイト級冒険者「蒼の薔薇」と親交があり、リーダーのラキュースとは親友の間柄です。美貌は王妃の母親から受け継いだと言われていますが、王妃の姿は描かれていないため、すでに亡くなっていると予想されています。

オーバーロードのラナーは、幼い頃に野垂れ死に寸前だったクライムを拾い、気に入ったことで直属の騎士にしました。また、普段はお淑やかな言動を見せていますが、「クライム以外の人間に興味が無い」という裏の顔があるため、アインズにあっさりと国を売り渡しています。幼い頃に才能を開花させており、クライムと出会うまでは「自分を理解できる人間がいない世界」に失望していたようです。

オーバーロードのラナーは、常人とは異なる精神を持つ性格破綻者で、「精神の異業種」と呼ばれています。また、天才を超えた怪物のため、「1つの暗号で八本指の拠点を解読」という活躍を見せていました。ラキュースに対しては「利用価値のある手駒」という考えを抱いているため、利用するために親友を装っています。

ラナーは「王国はいずれ滅びる」と考えていたため、ゲヘナ騒動が起きる前にデミウルゴスに接触しています。その際に「協力の見返りにクライムの庇護」を依頼しており、ナザリックの大虐殺に手を貸していたことが判明しました。王国の侵攻後にはナザリックに渡っており、「たった一部屋の領域守護者」としてクライムと幸せな生活を送っています。

ラナーは「堕落の種子」というアイテムで悪魔になりました。また、堕落の種子の使用には生贄が必要だったため、孤児院の職員と子供を毒殺して生贄に捧げています。前述したように、ラナーはデミウルゴス並みの頭脳を持つキャラクターのため、アインズは「自分が凡人と見抜かれるかもしれない」と危惧しています。

ここからは、オーバーロードに登場したリ･エスティーゼ王国の他のキャラクターを紹介していきます。リ･エスティーゼ王国は王族が頂点に立つ国家ですが、六大貴族も強い権力を持っているようです。キャラクターのプロフィールや言動を一覧でまとめていきます。

ランポッサは在位39年の国王です。民の安寧を願う人格者ですが、王としての能力が低いため、貴族の派閥に押されていました。ラナーがナザリックに鞍替えするための茶番劇に利用されており、「剃刀の刃」で斬られて死亡しています。

オーバーロードのバルブロは、王国の第一王子です。武芸に秀でていますが、感情をコントロールできない激情家のため、父親から王の資質が無いと思われています。物語序盤にアインズと遭遇しており、「無価値」と判断されて死亡しました。

オーバーロードのザナックは、王国の第二王子です。登場当初は「小太りの冴えない男性」という印象でしたが、実は兄よりも優秀な人物であることが判明しました。対話したアインズはザナックを気に入っていたため、ザナックを殺した貴族に拷問を加えています。

ペスペア侯は六大貴族の一人で、最年少の美少年です。第一王女を妻に迎えており、滅亡前には王国の後継者候補でした。ナザリック侵攻後の生死は不明になっています。

ラナーや王子のプロフィールを見た後は、オーバーロードのリ･エスティーゼ王国の今後を考察していきます。リ･エスティーゼ王国はナザリックの侵攻を受けているため、物語途中に絶望的な状況に陥ったようです。ナザリックに渡ったラナーの今後も考察していきます。

リ･エスティーゼ王国はナザリックの侵攻で壊滅しており、アインズは守護者に王国の今後を任せています。また、ラナーはナザリックに鞍替えしており、他の王族は滅びているため、王国の名前が無くなる可能性が高いです。

ラナーは頭脳を武器にしているキャラクターのため、ナザリックでは頭脳を使った活躍を見せると予想されています。また、領域守護者と同格になっていますが、ラナーとクライムの部屋は守護するような場所ではないため、階層守護者やプレアデスと同じ働きをするかもしれません。

ラナーや王子のプロフィールを見た後は、オーバーロードに関する感想をまとめていきます。オーバーロードは高い評価を受けている人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したリ･エスティーゼ王国のキャラクターに関する感想をまとめていきます。

オーバーロードのラナーは、容姿端麗な美少女キャラクターのため、「ラナーは可愛い」という感想が挙がっています。また、内には怪物の顔を秘めているため、「ラナーの裏の顔が怖い」という感想も挙がっています。

ザナック王子は最後まで王国のために戦っていたため、「ザナック王子はかっこいい」「ザナック王子はギャップが凄いキャラクター」という感想が挙がっています。

オーバーロードの読者と視聴者からは、「王国編は面白い」「リ･エスティーゼ王国のエピソードは面白い」という感想が挙がっています。また、「王国を蹂躙するアインズが強すぎる」という感想も挙がっています。

本記事では、オーバーロードのリ･エスティーゼ王国を紹介していきました。王国編では様々な人間ドラマが描かれているため、読者と視聴者から面白いという意見が挙がっているようです。リ･エスティーゼ王国のエピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。