【盾の勇者の成り上がり】尚文の結婚相手は誰？子供や原作小説での結末も紹介

尚文は、盾の勇者の成り上がりの主人公を務めるキャラクターです。この記事ではそのような尚文の結婚について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

尚文が主人公を務める盾の勇者の成り上がりは、2012年から小説投稿サイト『小説家になろう』にて、連載されていた作品です。いわゆるなろう系の異世界転生系のファンタジー作品で、高い人気を誇っています。そのため、MFブックスから書籍化も行われる作品になっています。さらには、外伝作品として『槍の勇者のやり直し』が展開される程の作品になっているのです。

盾の勇者の成り上がりはメディアミックス展開も積極的に行われている作品です。2014年からは漫画化も行われています。さらに2019年には、2クールでアニメ化が行われていました。さらに2022年には、アニメ2期も放送され、3期も製作が発表されるなどしています。そのようなメディアミックス展開の恩恵もあり、2022年2月時点で累計発行部数が1100万部を突破した作品になっているのです。

図書館で本を取ったことをきっかけに異世界に召喚された岩谷尚文。同時に召喚された3人と世界を守ることを国王から命じられた4人はそれぞれに仲間を引き連れ冒険に出ることになります。しかし、尚文が任命された盾の勇者は人気がなく、仲間になったのはマインという女従者だけでした。しかも、このマインも尚文を裏切り、強姦の冤罪にかけられてしまいます。これにより、尚文は奴隷として少女ラフタリアを買うことになるのでした。

岩谷尚文は、盾の勇者の成り上がりの主人公として登場したキャラクターです。元々は20歳で、オタク趣味を持ったただの大学生でした。それが偶然図書館で『四聖武器書』を手に取ったことがきっかけで、異世界に召喚されることになっていまいます。その後、マインの裏切りを経て、人間不信に陥り、やさぐれた性格になってしまいました。そのため、いい意味でも悪い意味でも『やられたらやりかえすタイプ』とされています。

尚文は盾の勇者という名前の通り、武器は四聖武器の盾です。その制限により、盾以外の武器を持つことはできず、攻撃力のある行動をできないという制約を持っているのです。極端に防御性能が高い代わりに攻撃力は皆無に等しくなっています。ただその分、様々な能力を持っており、結果的にはサポート役のような立ち回りをすることが多いです。

web版が完結した盾の勇者の成り上がり。そこでは、物語の結末で描かれた尚文の結婚相手についてまで描かれていました。ここからは尚文の結婚について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

結婚について描く前に、盾の勇者の成り上がりのラストにおける尚文の状態についても解説しておきます。ネタバレしておくと、尚文は盾の勇者の成り上がりのラスボスとの戦いの過程で、神の力を手に入れることになります。

これによって、3人の尚文が同時に存在する形になっているのです。3人の尚文はそれぞれ『現世に戻った尚文』『異世界に残った尚文』『ラスボスのような存在と戦い続けている尚文』に分かれています。そしてこの3人の尚文は、いずれも尚文本人であるとされているのです。

3人の尚文のうち、盾の勇者の成り上がりの舞台である異世界で生活している尚文は、複数の女性と結婚していることが明らかになっています。この結婚に関しては、何人と結婚したのかまでは明らかになっていません。

原作であるweb版の本編は既に完結していますが、外伝作品などはまだ続いているため、或いは既に明らかになっているキャラクター以外にも結婚相手が登場する可能性があります。

現実世界に戻った尚文は、こちらの世界でも結婚していることが明らかになっています。暮らしているのは日本であることも明らかになっている状態です。異世界では複数人の女性と結婚するハーレム状態である尚文ですが、現実世界では日本で暮らしているので結婚しているのは1人になっています。

結婚相手の1人目は、ラフタリアです。元々10歳の見た目をしていたこともあり、娘を見るような感覚でラフタリアを見ていた尚文。その経験からラフタリアも恋愛関係を毛嫌いしているとさえ考えていました。しかし、物語が進む中で、意識することになり最終的に結婚する形になっているのです。複数人と結婚している尚文ですが、ラフタリアが正妻という扱いになっています。

ちなみにラフタリアに関しては、異世界だけでなく、現実世界にも同行し、さらには戦い続けている尚文にも同行しています。これは、ラフタリアがスキル『分身体』を使用できるためです。ラフタリアは現実世界でも尚文の結婚相手として生活しています。

2人目の結婚相手となったのが、メルティです。元々メルティは尚文に助けられたのをきっかけに恋心を抱いていました。ただ尚文は子供扱いすることが多くなっており、喧嘩も絶えませんでした。あまりにもその扱いに不満を持ったメルティは、尚文に『大公の地位』を授与します。しかし、これは国にとっては『自分は尚文の婚約者である』と公言しているものであり、メルティはそのことに後から気づいています。

元々、メルティは女王になってからも仕事の合間をぬっては尚文の領地に偵察という名目で遊びに来ていました。その際には、愚痴を聞くなどしており、そのことがそのまま結婚に繋がったと考察されています。

尚文の結婚相手として明らかになっているのはラフタリアとメルティの2人だけです。しかし、2人の名前とは別に『複数人の女性と結婚した』と表現があることから、3人目以降の女性もいるのではないかと考察されています。尚文が物語序盤から女性不信に陥っていたことから、親しい女性は多くはありません。そのため、既に登場しているキャラクターはもちろん、未登場のキャラクターの可能性すらあると考察されています。

盾の勇者の成り上がりにおいて、結婚相手まで明らかになっている尚文。さらに異世界の尚文に関しては、子供の情報まで描かれています。まず正妻ポジションであるラフタリアとは12人もの子供を授かっていることが明らかになっています。12人というとかなり多く感じますが、これにはラフタリアの種族も関係しているのではないかと考察されています。

一方で、現実世界においても子供がいることは明らかになっています。ただし、人数まで詳細に描かれている異世界に対し、現実世界の方は、子供がいることは明らかになっていますが、人数までは不明になっています。

原作では、明確に結婚していることが明らかになっているメルティ。そのようなメルティも尚文との間に子供がいることが明らかになっています。ただし、これには一言文言があり、メルティが子供を生むのにはラフタリアの許可が必要であったということも記載されていました。これは扱い上、ラフタリアが正妻であるためだと考察されています。

子供の性別などは不明なため、このままいけば、尚文とメルティの子供が次期王位につく可能性もあります。

アニメ盾の勇者の成り上がりにおいて、尚文役の声優を担当したのが、石川界人さんです。2010年に声優デビューしました。プロ・フィットの準所属を経て2015年に正所属に昇格、2022年にはステイラックに所属しています。2014年には第8回声優アワード新人男優賞を受賞するなど活躍しています。

声優界では特に、『アイドルマスター』好きとして知られており、特に本田未央を推していることで知られています。好きが講じてアニメ版『アイドルマスターSideM』にてプロデューサー役を演じるなどしました。自他共に認める歌苦手系声優としても知られていましたが、年々歌唱力が向上していることも明らかになっています。

石川界人さんがこれまでに演じたキャラクターとしては、『ハイキュー』の影山飛雄役、『ワールドトリガー』の出水公平役、『ダイヤのA』の楊舜臣役、『終わりのセラフ』の君月士方役、『暗殺教室』の榊原蓮役、『ポケットモンスター サン＆ムーン』のカキ役、『オーバーロード』のヘッケラン・ターマイト役、『ダンベル何キロ持てる?』の街雄鳴造役などがあります。

石川界人さんが近年演じたキャラクターとしては、『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』の遠藤碧人役、『白聖女と黒牧師』のローレンス役、『レベル1だけどユニークスキルで最強です』の佐藤亮太役、『はめつのおうこく』のアドニス役、『わたしの幸せな結婚』の久堂清霞役、『マッシュル-MASHLE-』のランス・クラウン役などがあります。

ここからは既に盾の勇者の成り上がりを視聴した人の、尚文に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。尚文は、序盤に受けた仕打ちが酷すぎて、仕返しをしていく姿がスカッとするという声が多くなっています。原作とアニメでは多少展開は異なるものの、尚文が仕返ししていく様はスカッとするとされているのです。

そのような尚文だけに、最後は幸せになって欲しいと考える声も多くなっていました。尚文の仲間は特に序盤は女性キャラクターが多くなっており、その結果もあって、最後は結婚して欲しいという声も多くなっています。

特に結婚相手の候補として名前が上がっていたのが、ラフタリアです。メインヒロインであり、尚文が人間不信から立ち直るきっかけを作ったこともあり、ラフタリア自身も尚文と出会うまで不幸だったことも影響しています。そのため、尚文と同様最後には幸せになって欲しいとして名前が上がっていたのです。

そのため、1番の理想は尚文とラフタリアが、結婚することだと考えていたファンも多くなっていました。原作ではラストに2人が結婚したことが描かれており、良かったとする声が多くなっています。それも12人もの子供がいるなどの情報も明らかになっており、幸せな様子が想像できるのがいいと言われているのです。

もちろんラフタリア以外のキャラクターとの結婚を望む声などもありました。特に恋心が描かれていたメルティなども幸せになって欲しいと言われていたのです。物語完結後の世界とはいえ、その結末は望む形になっていたとする声が多くなっています。ラフタリアとメルティと結婚した上に、両方と子供を残せたのは、尚文も満足だったのではないかと考察されています。

また、盾の勇者の成り上がりは、特にアニメにおいては、原作からある程度、内容を改変している所があります。その大きな理由は尚文の性格に起因する所が多くなっているのです。その結果、原作よりもアニメの尚文はまだキレイになっていると言われています。そのような状態であることから、尚更幸せになって欲しいと言われる声も多くなっているのです。

盾の勇者の成り上がりの尚文は、なろう系の中でも1度は絶望に落とされる系の主人公として高い知名度を誇るキャラクターです。表向きはやさぐれた性格になってしまいましたが、根の性格の良さが時々垣間見えていました。そのため、尚文には最後には幸せになって欲しいという声が多くなっていました。特にかわいいヒロインが多いことから最後には尚文が結婚するのではないかと期待する声も多くなっていたのです。

原作のラストにおいて、尚文は、結果的にメインヒロインだったラフタリア、そしてメルティを含む、複数人の女性と結婚したことが明らかになっています。しかもラフタリアとは12人もの子供を設けており、幸せに生活していることが描かれているのです。原作本編は完結しましたが、今後も外伝作品などで、結婚相手や子供が登場する可能性はあるので、注目して見てみましょう。