【亜人】永井圭はクズでサイコパスな主人公？強さ・能力や最後の結末は？

本記事では、亜人に登場した永井圭のIBMや強さ、最後をネタバレしながら解説していきます。永井圭は強い心を持つかっこいいキャラクターですが、クズでサイコパスという意見も挙がっているようです。亜人のアニメで永井圭を演じている声優も紹介していきます。

永井圭のIBMや最後を知る前に、まずは「亜人」の基本情報を紹介していきます。亜人は2012年から2021年まで連載されていた漫画で、累計発行部数は900万部を突破しています。作者の桜井画門は東京都出身の漫画家で、「アフタヌーン四季賞」で賞を受賞してデビューしました。2016年にはアニメが放送されており、アニメでは「シドニアの騎士」「名探偵コナン」などの作品に携わっている「瀬下寛之」が総監督を務めています。

本編が始まる17年前には、アフリカで「死なない生物の亜人」が発見され、世間で大きな話題になっていました。17年後に永井圭は交通事故に遭い、体が修復する姿を見られたことで日常を失いました。また、亜人の佐藤は凄惨な人体実験を受けていたため、復讐のためにテロ行為を起こしました。

永井圭は本作の主人公で、出身は「埼玉県入間市」です。大学の医学部を目指している高校生でしたが、下校中にトラックに轢かれ、亜人であることが露呈して日常を失いました。また、進学のために友人を切り捨てるクズな性格をしていますが、「妹の病気を治したい」という家族想いな一面も見せています。実写映画では、高校生から研修医の設定に変更されています。

永井慧理子は永井圭の妹です。病弱な体に生まれたことで入院しており、永井圭のIBMを初めて認識した人間です。幼少期は兄と一緒に遊んでいましたが、好意を抱いていた海斗を切り捨てたことで「クズ」と称しています。亜人に対しては理解を示しており、実写映画では寛容な性格に変更されています。

永井律は永井圭の母親です。元ERの医者で、悪影響を与えると考えて息子から海斗を遠ざけているため、永井圭の合理的な性格は母親に似ています。また、行方不明になった息子を心配していたため、連絡が来た時には「生き残れ」と言っていました。父親は元医者で、腎不全の患者を救うために臓器売買に手を出し、仕事や家庭の全てを失っています。

亜人のIBMは、亜人が操ることができる「黒い幽霊」のことです。全身が透過率100％の未知の物体で構成されており、亜人以外の人間は視認ができないことが分かっています。また、IBMには「人型の男性」という特徴があり、人体を一撃で引き裂く戦闘能力を持っています。出現回数は亜人の熟練度に左右されるため、無限にIBMを出現させることは不可能のようです。

永井圭は亜人のため、IBMを出現させる能力を持っています。また、IBMの濃度が異常に高く、オグラは「5年10年でその濃度はあり得ない」と言っていました。永井圭のIBMは、佐藤から「プレーン」と称されており、連続で9体のIBMを出現させています。

生まれた頃の永井圭は低酸素状態で、長くはもたない状況でした。ですが、突然息を吹き返し、蘇生後にIBMのような物体が姿を見せていました。そのため、永井圭は生まれながらの亜人と予想されています。また、小学生時代に「幽霊が来る」と発言しているため、その頃にはIBMの形が構成されていた可能性があります。

亜人は1990年代のアフリカで初めて確認されており、物語開始時点では世界に49人しか存在していませんでした。また、永井圭の両親と妹は普通の人間のため、亜人として生まれる理由は不明のようです。差別的な見方をする人間が多く、佐藤は実験でモルモットのような扱いを受けました。

プロフィールやIBMを知った後は、亜人に登場した永井圭の強さと最後を解説していきます。永井圭は死なない体を持つキャラクターのため、最終回で意外な最後が描かれています。永井圭がクズでサイコパスと言われている理由もまとめていきます。

永井圭は「妹の病気を治すために医学部を目指している」と言っていますが、本当は自分の評価のために行動しているため、妹から「クズ」と称されています。また、友人である海斗の父親が犯罪者と分かり、母親から「海斗とは遊んではいけない」と言われた時には、何の抵抗もなく海斗を切り捨てました。そのため、永井圭はクズな主人公と言われています。

中野攻は「佐藤のテロ行為」を止めるために永井圭に協力を要請しましたが、「日本のどこかで他人がどうなろうと、知ったこっちゃない」と発言しています。また、戸崎優は婚約者の治療費を払うために仕事をしているため、「婚約者は戸崎優の弱み」と考えました。そのような言動が目立っているため、永井圭はクズでサイコパスと言われています。

中野攻は猪突猛進で明るい性格をしているキャラクターのため、永井圭は中野攻を「馬鹿」と呼んで見下しています。また、永井圭は海斗を切り捨てていますが、海斗は日常を失った永井圭に手を差し伸べているため、少しずつ永井圭の性格は変化しました。

永井圭は他者に辛辣な態度を見せていますが、「平穏に暮らしたい」という想いを抱いています。また、父親が離れてから家族同士が希薄な関係になっているため、幸せな家族関係を欲していることが判明しました。物語途中には、佐藤に撃たれた研究員を助けているため、物語の進行と共に永井圭は成長を見せています。

永井圭には「IBMを連続して出現させる」という強さがあります。他の亜人はIBMの連続出現ができませんが、永井圭は最高で9体連続の出現に成功しています。ですが、暴走することが多いため、いつでも使用できる能力ではないようです。また、永井圭は優れた頭脳を持つため、一目見ただけで銃の扱いをマスターしました。

永井圭は佐藤の追跡途中に頭を打って記憶喪失になりました。そのため、自分が誰なのか分からなくなりましたが、自分が亜人であることを思い出し、頭を銃で撃って記憶を取り戻しています。永井圭は死に対する恐怖が無いため、精神的な強さが一番の武器かもしれません。

亜人の終盤では、入間基地での最終決戦が描かれています。永井圭は佐藤の仲間たちを無力化し、最終的には佐藤も気絶させることに成功しました。その後、中野攻と同じ会社で働いていましたが、新しい名前と身分を得たことで退職しています。中野攻との別れ際には、「医者を目指すに決まっているだろ」と発言しています。

IBMや強さ、最後を知った後は、亜人で誕生した永井圭のかっこいい名言を紹介していきます。永井圭はクズでサイコパスと言われていますが、作中ではかっこいい名言も誕生しているようです。

亜人の2巻で誕生した永井圭のかっこいい名言です。永井圭は政府の実験を受けており、逃げ出せる状況で逃げないことを選択しました。永井圭は「命懸けで助けてくれた海斗に報いよう」と考えていたため、命以外の全てを差し出しています。

亜人の9巻で誕生した永井圭のかっこいい名言です。佐藤に敗れた永井圭は、「何万人殺そうが、自分の方が大事」と言って追うことを止めました。そのため、中野が永井圭を殴り、殴られた永井圭から正論が飛び出しています。

亜人の10巻で誕生した永井圭のかっこいい名言です。中野攻と別れた永井圭は対策班に戻り、最後まで戦うと宣言しました。登場当初の永井圭は諦めがいいキャラクターでしたが、物語途中に大きな成長を見せています。

かっこいい名言や強さ、最後を知った後は、亜人のアニメで永井圭を演じた声優を紹介していきます。亜人は声優が豪華と言われているため、永井圭の声は人気声優が演じています。実写映画で永井圭を演じたキャストも紹介していきます。

亜人の実写映画で永井圭を演じたのは、俳優の佐藤健です。佐藤健は埼玉県出身で、2006年から芸能活動を行っています。所属事務所は「アミューズ」で、高校生時代に原宿でスカウトされてデビューしました。プライベートでは、オセロや謎解きを趣味にしており、ポケモンカードゲームのプレイヤーとして知られています。

佐藤健は「天皇の料理番」で「秋山篤蔵」を演じています。秋山篤蔵は本作の主人公で、宮内省で主厨長を務めていた人物です。裕福な料理屋の次男で生まれ、明治42年に修行のためにフランスに渡っています。佐藤健はその他にも、「義母と娘のブルース」「恋はつづくよどこまでも」「るろうに剣心」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」「ブラッディ・マンデイ」「仮面ライダー電王」などの作品に出演しています。

亜人のアニメで永井圭を演じたのは、声優の宮野真守です。宮野真守は埼玉県出身で、2001年から声優活動を行っています。所属事務所は「劇団ひまわり」で、ファンからは「マモちゃん」という愛称で呼ばれています。元々は子役でデビューしているため、俳優では「3年B組金八先生」「半沢直樹」「連続テレビ小説/らんまん」などの作品に出演しています。

宮野真守は2007年から音楽活動を開始しており、「鋼の錬金術師 MOBILE」「デビルズライン」「プリンス・オブ・ストライド」などの作品で主題歌を歌っています。また、亜人の実写映画では永井圭のIBMの声を演じました。タレントの活動も行っており、2023年に「ぐるぐるナインティナイン」のレギュラー出演者になりました。

声優の宮野真守は、アニメ「炎炎ノ消防隊」で「新門紅丸」というキャラクターを演じています。新門紅丸は第7特殊消防隊の大隊長で、年齢は22歳です。喧嘩っ早い江戸っ子な性格をしており、圧倒的な強さを持つことで「最強の消防官」と呼ばれています。新門紅丸が登場した本作は、2015年から2022年まで連載されていた漫画が原作で、2019年と2020年にアニメが放送されていました。

声優の宮野真守は、「キャロル&チューズデイ」「弱虫ペダル」「うる星やつら」「ゾンビランドサガ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビュー当時から様々なアニメでメインキャラクターを演じており、「DEATH NOTE」「機動戦士ガンダムOO」でブレイクしたと言われています。プライベートでは2008年に結婚を発表しています。

クズでサイコパスと言われている理由や強さ、最後を知った後は、亜人の永井圭に関する感想をまとめていきます。亜人は累計発行部数900万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した永井圭の魅力や言動に関する感想をまとめていきます。

永井圭はクズな言動が目立っているキャラクターですが、見返りを求めずに他人を助ける姿も描かれているため、「永井圭はクズだけどかっこいい」という感想が挙がっています。また、「永井圭のIBMが強くてかっこいい」という感想も挙がっています。

亜人の作中では、永井圭と佐藤の戦いが描かれています。佐藤は永井圭とは対極に位置しているキャラクターのため、「永井圭と佐藤の戦いが面白い」という感想が挙がっています。また、「永井圭と佐藤は種類が違うサイコパス」という感想も挙がっています。

亜人の実写映画では、俳優の佐藤健が永井圭を演じているため、「原作と似ていないけれど、佐藤健の永井圭はかっこいい」という感想が挙がっています。また、「アニメで永井圭を演じた宮野真守が、実写映画でIBMを演じていることが面白い」という感想も挙がっています。

本記事では、亜人に登場した永井圭のIBMや強さ、最後をネタバレしながら紹介していきました。永井圭は合理的でクズな性格が目立っていますが、周囲の人間を助ける優しさも持ち合わせているため、言動がかっこいいキャラクターと言われています。永井圭が登場した本作を読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。