亜人の佐藤の正体と魅力!最強キャラのかっこいいけど恐ろしい名言・名シーン

人気コミック「亜人」に登場する敵キャラクター「佐藤」。彼は「亜人」の世界において最強と名高いキャラクターです。最悪ながらも格好良いと人気の佐藤。今回はそんなかっこいいけど恐ろしい佐藤の名言・名シーンを画像と共に紹介していきます。

亜人の佐藤の正体と魅力!最強キャラのかっこいいけど恐ろしい名言・名シーンのイメージ

目次

  1. 人気コミック『亜人』の敵キャラクター佐藤!
  2. 亜人の佐藤の基本情報
  3. 亜人の最強最悪?佐藤の性格
  4. 亜人の登場キャラクターの中でも最強?佐藤の強さ
  5. 亜人の佐藤のIBMを紹介
  6. 亜人の悪役なのに人気キャラ!佐藤の魅力
  7. 亜人の佐藤の正体とは?
  8. 亜人の佐藤の怖い名言を紹介!
  9. 亜人の最悪の敵なのにかっこいい!佐藤の名シーン
  10. 亜人の佐藤は危ない思考を持っているキャラクターだった!

人気コミック『亜人』の敵キャラクター佐藤!

『亜人』は2012年から講談社の『good!アフタヌーン』で連載開始となった漫画作品です。独特の設定とストーリー、そして迫力のある戦闘シーンが話題となり注目を集めました。現在も好評連載中。劇場3部作として2015年から2016年にかけてアニメ映画が公開。2016年にはテレビアニメが分割2クールにて全26話放送され、更に2017年には実写映画が公開となりました

今回紹介するのは『亜人』の中でも屈指の人気キャラクター「佐藤」。他者に対する共感力が決定的に欠けていて、快楽を求めて戦い続ける亜人であり、テロリストです。非常に聡明な頭脳と、高い戦闘能力を有していて、敵キャラクターでありながらも佐藤の魅力にとりつかれたファンが大勢います。ファンの間では『亜人』に登場するキャラクターの内「最強」と噂されることも。

にこやかな壮年男性でありながら、躊躇なく大量殺人を行うその姿は恐怖そのもの。今回はそんな最強キャクターである佐藤の正体や魅力、その他怖い名言や名シーンについて紹介していきます。

亜人の佐藤の基本情報

まずは佐藤の基本情報から確認してみましょう。とはいっても、佐藤のプロフィールは公式では公表されていません。『亜人』コミックス第7巻では身長173cm程度とされてます。外見上の特徴は糸目とハンチング帽。『亜人』に登場する戸崎や研究機関からは「帽子」と呼ばれています。複数の言語を話せるようで、日本語に英語、更に中国語が堪能なようです。その他にもベトナム語も少し話せる描写がありました。

上の画像の通り外見的にはごく普通の壮年の男性ですが、その正体は人間ではなく「亜人」であり、不死身の体を持っています。その頭脳はずば抜けており、戦闘力も非常に高く、『亜人』の登場キャラクターの中では間違いなく最強の部類に入るでしょう。ただ恐ろしいのはその性格。冒頭でも少し触れましたが、共感能力が決定的に欠如しており、自分が楽しむためだけに殺人を行う人物でもあります。

亜人の最強最悪?佐藤の性格

『亜人』最強のキャラクターと噂される佐藤。しかしながらその性格はかなり難のある人物です。ここから少し、佐藤の人格について紹介します。

当初は「人間より人間らしく」「静かに暮らす」と話しており、その外見も手伝って、とても穏やかな人物に見えました。口調もどこかのんびりしており、飄々とした性格にも見えます。しかしながら、その正体は違います。穏やかに見えるのは永井に対する嘘であり、佐藤は充分に異常といえる思考回路の持ち主でした。

何度か触れましたが、佐藤は他の人間に共感するという能力が決定的に欠如しています。その為、人の命を奪うことに一切躊躇しません。政府に捕らえられた亜人の待遇について説明し、自分以外の亜人を焚き付け、人類への復讐を理由にテロを行いました。しかしながらこの復讐というのは建前で、戦闘ゲームを楽しみたいだけの戦闘狂というのが佐藤の正体です。

亜人の登場キャラクターの中でも最強?佐藤の強さ

では続いて亜人最強と囁かれる佐藤の強さについてみていきましょう。佐藤は画像をご確認いただければお分かりいただける通り、壮年の男性です。しかしながらその戦闘能力は異常と言えます。

研究所襲撃時には、警備隊に麻酔弾を撃ち込まれた際、全身に麻酔がまわる前に自分の腕を切断。胴体に麻酔弾が刺されば首もとを拳銃で撃ち、一度死ぬことにより負傷をリセットして戦い続けました。その他にも自分が死なないことを前提とした、亜人ならではの戦い方が得意なようです。

また、佐藤の重火器の知識・扱いも見事です。射撃精度も高く、佐藤が亜人であるということを引き抜いて考えても、その強さは異様としか言いようがありません。佐藤の正体がその強さの秘訣ではありますが、こちらについては後述します。佐藤たった1人でSAT部隊と戦い抜いた場面は、恐ろしいながらも『亜人』における名シーンとされています。

亜人の佐藤のIBMを紹介

次に、佐藤のIBMについて紹介します。IBMとは、亜人だけが放出することができる「黒い幽霊」や「亜人の放出する黒い粒子」と呼ばれる存在を指します。その正体について、詳しくは不明。Invisible Black Matterを略し、IBMと名付けられているようです。通常は亜人にのみ見ることができる存在ですが、強い殺意を感じた時だけは亜人ではない一般人にも見ることができます。

佐藤のIBMについて簡単にいうなら「とにかく強い」の一言です。IBMは訓練することで遠隔操作や、IBM自身に判断・行動させる「自走」も可能となります。しかし永井圭のように操作が出来ない場合も。それに対し佐藤のIBMは格闘、ナイフ、銃、そして噛み付く等の行動は勿論、その他眠っている佐藤を守ることも可能です。

田中から佐藤の場所を聞かれた際も、佐藤のいる方角を指で指示して伝えています。このIBMの能力は佐藤の訓練の結果生まれたものなのでしょうが、このIBMの能力や強さも佐藤が亜人最強キャラと呼ばれる理由の一つでしょう。

亜人の悪役なのに人気キャラ!佐藤の魅力

佐藤の性格や強さ、その他IBMについてご紹介しました。ではここで、佐藤の魅力について説明してみたいと思います。

佐藤は間違いなく最強最悪の敵キャラクターと言えるでしょう。ゲーム感覚で大量虐殺を行う等、行動も異様です。それなのにどうして佐藤には数多くのファンがいるのでしょうか。最強とされる佐藤の強さが魅力になっているのは間違いなさそうですが、強いという理由以外の魅力はあるのでしょうか。その理由について考えをまとめてみました。

亜人の聡明な頭脳

まず1つ目は、佐藤の聡明な頭脳。佐藤の戦いぶりからも分かるように、佐藤は頭の回転が速く、応用力にも長けているキャラクターです。

相手の戦い方から、相手が正規の警備員とは違うと見抜いたり、分断された肉体は肉体同士引き合うという亜人の習性を利用して、攻撃から回避+相手をおびき出すという行動をとったこともありました。(『亜人』コミックス第8巻)

亜人の即時判断即行動!佐藤の行動力・判断力

もう1つの魅力は行動力と判断力でしょう。亜人といえど佐藤にも通常の人間同様、痛覚は存在します。しかし、彼は「死んでリセット」することに抵抗を示しません。

その場で最善の選択だと判断すれば、すぐに自害します。『亜人』コミックス第5巻ではショットガンを自分の胸部へ打ち込み、そこからの出血を目くらましとして使用しました。その他、後ほど詳しく紹介しますが、敵の懐へと乗り込む際、佐藤は自分の体の1部を相手の作戦本部へ送り込んだ後に自害し、相手本部に送り込んだ肉体の一部から再生して蘇るという恐ろしい「転送」を実行しています。

亜人の佐藤の正体とは?

ここまでの紹介で、佐藤の性格・強さその他魅力についてまとめてみました。佐藤の最大の魅力はやはりその強さと言えるでしょう。しかし、壮年男性である佐藤はどうしてここまで強いのでしょうか。その理由は佐藤の正体にありました。佐藤の正体を端的に説明すると元・U.S海兵隊隊員です。本名は「サミュエル・T・オーエン」。

ベトナム戦争終結後には極秘作戦に参加し、敵に悟られずに捕虜の元へ辿り着くという偉業を成し遂げた凄腕の海兵隊というのが佐藤の正体です。ですが佐藤は捕虜の元へたどり着いた直後、戦闘のスリルが味わいたいためにベトナム兵を呼び寄せるという異常な行動へ出ます。結果、仲間の1人が死亡、1人は重傷となり自身も片足を失いました。不名誉除隊となった後は、その経験を買われチャイニーズマフィアの叔父に仕事を誘われます。

その頃はまだ亜人の能力に目覚めていませんでしたが、片足を失った状態のまま急襲してきたギャングを1人で撃退します。更にその後、敵対するギャングに捕まり射殺さてしまいましたが復活。亜人として生きていくこととなります。軍隊での経験がほとんどでしょうが、ギャングとの対立で能力を自覚したことにより、『亜人』最強のキャラクター「佐藤」は誕生したようです。

亜人の佐藤の怖い名言を紹介!

恐ろしい敵キャラクターながらファンから絶大な人気を誇る佐藤。彼のひと言ひと言はとても印象的で、『亜人』という物語を盛り上げます。ではここで『亜人』に登場する、佐藤の怖い名言をみてみましょう。

「誰かがコインを入れたみたいだね」

ここで紹介する1つ目の名言は「誰かがコインを入れたみたいだね」。この名言は佐藤が亜人として目覚めた直後のセリフとなります。『亜人』コミックスでは第10巻で登場しました。

敵対していたギャングに銃で額を打ち抜かれ、死んでしまったはずの状況。佐藤自身も何故生きているのかと驚いた表情を見せつつ、アーケードゲームでコイン追加(=コンテニュー)した場面を思い出しての一言でした。言葉自体に怖さはありませんが、佐藤が亜人として目覚めてしまった恐ろしい名言です。

「私を殺したことを 死ぬほど公開させてやる」

続いての名言は「私を殺したことを死ぬほど公開させてやる」。これはもう直接的に怖い名言です。『亜人』コミックス第3巻で登場しました。

研究施設に捕らわれた永井を救出に現れた佐藤。しかし無益に人を殺す佐藤を見て永井は抵抗。結果的には1度佐藤を射殺します。その後復活した佐藤が、亜人の死である「断頭」について永井に説明しながら放った名言となっています。佐藤の本性が垣間見える恐ろしい名言です。

「すまない無理だ 私はねぇ 殺すのが結構好きなんだよ」

3つ目の名言は「すまない無理だ 私はねぇ殺すのが結構好きなんだよ」。こちらも『亜人』コミックス第3巻に登場しました。

永井が亜人研究施設から脱出する際、一緒に脱出を試みたものの佐藤から殺意を向けられた職員。職員は普通の人間でしたが、強い殺意を向けられたことにより佐藤のIBMを目撃してしまいます。今回の名言は、その職員が命乞いした際の佐藤の返答。佐藤のIBMが人を噛みつきにかかるような描写がなされ、とても印象的なシーンとなりました。

亜人の最悪の敵なのにかっこいい!佐藤の名シーン

とても恐ろしい名言の多い佐藤。先程紹介した名言は勿論ですが、その他にも様々な印象深い言葉が作品内で確認できます。勿論印象深いのは言葉だけではありません。佐藤の行動はとても奇抜な物が多く、読者も驚くことが多いでしょう。ここからは佐藤の活躍した場面の中でも印象深い、怖い名シーンを紹介します。

佐藤無双!

最初に紹介する佐藤の名シーンは『亜人』コミックス第5巻におけるSATとの戦いです。この時、SATは佐藤を捕獲する為「殺し続ける」という作戦をとっており、佐藤は一時的に復活が間に合わなくなる状況へと陥っていました。

その後佐藤は仲間からの強力を得て復活しますが、復活とほぼ同時に50人誓いSATを相手にほぼ1人で相手をするという大立ち回りを見せました。佐藤たった1人で複数のSATを圧倒する、佐藤の怖さを強調する名シーンです。

お手製手羽先をプレゼント

続いての名シーンは自分の手首を核とした「転送」。ファンの間では「手羽先佐藤ミンチ事件」として知られているようです。元々この時点では佐藤はテロ行為に退屈し始めており、戦いには乗り気ではありませんでした。しかしながら奇策を用いる永井と戦えるということが判明し、戦いに参加することを決意します。

そこで相手の陣営へ乗り込むため行ったのが、自分の左手首を調理して既製品の手羽先に紛れさせ、相手陣営へ送り届けるという方法。届いたころに自分はミンチになって、左手首を核に復活するという恐ろしい「転送」でした。トラウマになりそうな方法ですが、佐藤の発想力を見せつける名シーンでもあります。

飛行機でダイブ!

最後に紹介する佐藤の名シーンは飛行機を使ってのテロ。『亜人』第4巻に掲載されています。このシーンは佐藤が亜人の権利を掲げテロを行った場面ですが、読者へ大きな衝撃を与えました。

佐藤は飛行機に登場する際、自身のIBMを利用して電動のこぎりと銃を持ち込みます。そしてそれを利用して飛行機の操縦席を制圧。街中へと真っ逆さまに落ちていきました。もちろん飛行機には一般客が多数搭乗。彼らは佐藤のテロの巻き添えとなってしまいました。飛行機落下直後に復活しながらの「スリル満点!」の言葉はインパクト抜群。佐藤の悪意を端的に表した怖い名シーンです。

亜人の佐藤は危ない思考を持っているキャラクターだった!

今回は『亜人』最強の敵キャラクターである佐藤について、その強さや人格、正体その他魅力や名言・名シーンを紹介してみました。いかがだったでしょうか。人間的にはかなり危ない思考を持っており、脅威以外の何物でもありませんが、それでもやはり佐藤は魅力的なキャラクターです。

恐ろしい人物ではありますが、異常とも言える強さがあり、佐藤が活躍している姿は怪獣映画に登場する怪獣が大暴れしている姿のように、一種爽快なものがあります。もちろんその他にも魅力は満載。『亜人』という物語にとってなくてはならないキャラクターであることは確かです。

今回紹介した佐藤の名言・名シーンその他魅力は、作品の中で見られるごく一部のものでしかありません。今回紹介したその他にも、まだまだ佐藤の魅力や名シーンは登場します。今回の紹介で少しでも佐藤の存在が気になった方は、是非1度『亜人』を読んでみてください。

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