今際の国のアリスは面白い?面白くない?漫画の感想・評価や見どころをまとめて紹介

『今際の国のアリス』は面白いという感想もあれば、面白くないという感想もある作品です。原作漫画には好意的な感想や高評価の声も多いですが、ドラマ版は低評価に終わっています。漫画版の見どころも気にされていて、面白いと漫画ファンに絶賛されていました。この記事では、今際の国のアリスの漫画の面白い魅力やドラマ版が面白くないという感想や評価、キャラクターたちを紹介していきましょう。

今際の国のアリスは面白い?面白くない?漫画の感想・評価や見どころをまとめて紹介のイメージ

目次

  1. 今際の国のアリスとは?
  2. 今際の国のアリスの漫画は面白い?見どころや魅力を紹介
  3. 今際の国のアリスの漫画あらすじと最終回ネタバレ
  4. 今際の国のアリスの登場人物・キャラ一覧
  5. 今際の国のアリスの実写ドラマはひどい?面白くない?
  6. 今際の国のアリスの漫画に関する感想や評価
  7. 今際の国のアリスの漫画の面白い魅力まとめ

今際の国のアリスとは?

『今際の国のアリス』は、注目の漫画作品として知られています。この漫画は2013年にアニメ化されていて、メディアミックスも成功していました。2020年にはNetflixで実写ドラマ化されたことで、一般的な知名度も上がっています。漫画のクオリティーは絶賛されていますが、ドラマ版は面白くないという感想や評価も目立つなど、賛否が分かれている作品でもあります。ここでは今際の国のアリスの基本情報をまとめていきましょう。

今際の国のアリスの原作漫画の概要

『今際の国のアリス(いまわのくにのアリス)』は、麻生羽呂によって描かれる作品です。『週刊少年サンデーS』で2010年12月号から2015年5月号まで連載されていました。その後、『週刊少年サンデー』に移籍していて、2015年19号から2016年8号まで月イチの定期連載となりました。2016年に連載終了していますが、その続編となる『今際の国のアリス RETRY』が2020年から2021年まで連載されました。

2013年には、今際の国のアリスはアニメ化されています。今際の国のアリスのアニメ化はそれほど話題になりませんでしたが、2020年には新たなメディアミックスが行われました。今際の国のアリスは2020年にNetflixで実写ドラマ化がされています。キャスト陣には山崎賢人や土屋太鳳、山下智久などの豪華なキャスト陣がキャスティングされていました。

今際の国のアリスの作者

麻生羽呂(あそうはろ)は1980年生まれの漫画家です。大阪府出身であり、男性漫画家であることが分かっています。関西大学工学部中退後に、真島ヒロの『RAVE』に影響を受けました。漫画を描き始めて2本目の作品が高い評価を受けて、漫画家として活動を始めました。そして、『金色のガッシュ』の雷句誠のもとでアシスタントとして活動しました。アシスタントを一年間務め、自らの漫画を完成させます。

2005年には『週刊少年サンデー超』に漫画が掲載されて、本格的に漫画家としてデビューしました。その後、イメージチェンジをするために画力を上げて、2010年には『今際の国のアリス』を連載を開始しています。麻生羽呂の今際の国以外の代表作に、『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』や『野湯ガール』、『セックスちゃん』などがあります。

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今際の国のアリスの漫画は面白い?見どころや魅力を紹介

今際の国のアリスの漫画は面白い見どころや魅力を紹介していきましょう。今際の国のアリスは、デスゲームを通じて描かれる人間心理が面白いと注目されています。メディアミックスも成功していて、世界中で高い評価を受けました。デスゲーム系漫画としての評価はもちろん、『生きる』というテーマが作品全体を通じて描かれている作品です。

見どころ①様々なデスゲーム

今際の国のアリスの原作漫画の見どころの1つ目は、様々なデスゲームです。デスゲーム系漫画なので、知能や体力を使った面白いゲームが数多く登場します。トランプの各マークごとに1から13までの「げぇむ」に挑戦することになります。ゲームの難易度と共に、数字が大きくなっていきます。スペードは肉体型のゲーム、クラブのゲームはバランス型といったように、マークごとにジャンルが異なります。

見どころ②人間模様

今際の国のアリスの原作漫画の見どころの2つ目は、人間模様です。サバイバルサスペンスというジャンルなので、人間が極限状態に追い込まれるシーンも少なくありません。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスは、様々なプレイヤーと出会い、生き方が変わっていきます。特に、ウサギとの関係性は、アリスに大きな影響を与えてきて、信頼や裏切り、生きがいを見つけていく様子が面白いポイントです。

見どころ③頭脳戦

今際の国のアリスの原作漫画の見どころの3つ目は、頭脳戦です。今際の国のアリスの面白い見どころは、心理戦と言われています。心理バトル・頭脳バトルが好きな人は、この漫画に魅了されてしまうと絶賛されていました。特に、ハートのジャンルは心理戦に特化したゲームです。プレイヤーが極限の精神状態になったことを巧みに利用したゲームが多く、洞察力、観察力が重要なカギとなっていきます。

また、バランス型を求められるクラブのゲームは、チームワークがカギになっていきます。チームで協力して臨機応変に立ち向かうことが大事になり、チーム対チームの心理戦が見どころのゲームです。この心理バトル・頭脳バトルは難解すぎず、シンプルで人間性を問われる面白いゲームであることも絶賛されています。

見どころ④生きることの意味を考えさせられる

今際の国のアリスの原作漫画の見どころの4つ目は、生きることの意味を考えさせられることです。デスゲーム系漫画は、ゲームそのものが面白いことが重要です。一般的には、死を意識しながらのゲームがスリリングであればあるほど、人気が出ます。しかし、今際の国のアリスは、この『死』というモノに大きなテーマ性を持たせることで、ゲームを楽しむだけの漫画になっていません。

そのテーマは「生きることの意味は何か」ということです。今際の国には、人が死んでいく現実を知っている者たちが数多く参加しています。そして、ゲームを通じてひたすらに生きることの意味を考えることになります。アリスは仲間たちの死を目の当たりにして、どんなことをしても、どんな苦境に立たされても生き抜くという決意を固めていきます。こうしたテーマ性が面白いと絶賛されています。

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今際の国のアリスの漫画あらすじと最終回ネタバレ

ここでは今際の国のアリスの原作漫画あらすじと最終回をネタバレ紹介していきましょう。今際の国のアリスはデスゲーム系の漫画として絶賛されています。メディアミックスも成功していて、そのクオリティーには漫画業界で称賛の声が集まりました。この作品はデスゲームだけでなく、そのゲームを通じて人間の生きる意味が描かれているので、多くのファンに注目されます。

今際の国のアリスのあらすじネタバレ

有栖良平(ありす りょうへい)は、勉強もスポーツも並み程度の平凡な高校生でした。優秀な弟と比べられることに辟易としていましたが、気の合う仲間を見つけ、それなりに楽しく生活していました。アリスはある日、カルベこと苅部大吉(かるべ だいきち)とチョータこと勢川張太(せがわ ちょうた)の二人とともに、アリスは電車を待っていました。

しかし、そんな三人を突如として大きな衝撃が襲います。目を覚ますと、そこには不思議な世界が広がり、三人はデスゲームに巻き込まれていきます。第一のゲームをクリアしていき、生き残ったアリスたちですが、ゲームは徐々に過酷になっていきます。そして、そこでアリスは仲間たちの死に直面して、これまでの生き方を変えることを余儀なくされていきました。

今際の国のアリスの最終回ネタバレ

今際の国のアリスの最終回をネタバレ紹介していきましょう。ミラとの最終対決に勝利し、今際の国の国民になる権利を獲得しました。そして、彼らは次回のげぇむに参加できる永住権を取得するか放棄するかの選択を迫られます。アリスたちの選択は『放棄』でした。アリスたちがこの選択をしたことで、ついに現実世界へと帰ることができました。

アリスたちは、現代の東京で目を覚まします。彼らは巨大隕石の落下に巻き込まれて重傷を負ったということで、長い間意識不明となっていました。同じ病院には、チシヤやウサギ、ヘイヤやアグニなどの生き残ったメンバーがいました。今際の国で死亡したメンバーは、この隕石で死んでしまったことになっていました。

さらに、目を覚ましたアリスたちは記憶を全て失いました。お互いが、今際の国で戦ったメンバーであることは覚えていませんでした。しかし、精神面では明らかに変化が訪れていました。自堕落な生活をしていたアリスは、前向きに生きていこうと必死に勉強をするようになります。そして、アリスの努力が実り、大学に入学して臨床心理士を目指すところで物語は終了しました。

Thumb今際の国のアリスのげぇむ一覧!ゲームの内容とクリア条件をネタバレ解説 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

今際の国のアリスの登場人物・キャラ一覧

ここでは、今際の国のアリスの登場人物・キャラ一覧をみていきましょう。一癖も二癖もあるキャラクターが魅力の作品となっていて、キャラクターたちがデスゲームに翻弄される姿が魅力の作品です。特にキャラクターの心理描写は巧みで、デスゲームで追い詰められていく姿が見どころの一つとなっています。ここでは5人のキャラクターをまとめていきます。

登場人物①有栖良平(アリス)

今際の国のアリスの登場人物の1人目は、有栖良平(アリス)です。アリスは本作の主人公であり、勉強もスポーツも落ちこぼれの少年です。裕福な家庭の生まれていましたが、出来のいい弟と比較されて劣等感を持っています。家庭に居場所がなく、息苦しいと感じていました。しかし、カルベとチョータという二人の親友と出会ったことで、家の外では自由に暮らしています。

滞在初日に知り合ったシブキなどの仲間が全滅させられてしまい、「今際の国」を終わらせるために全力で『げぇむ』に臨むことになります。

登場人物②宇佐木柚葉(ウサギ)

今際の国のアリスの登場人物の2人目は、宇佐木柚葉(ウサギ)です。ウサギは本作のヒロインであり、クライマーとして高い身体能力を持つ女子高生です。「おにごっこ」の会場で初めてアリスと出逢い、徐々に協力者となっていきます。アリスと出会ったころは、価値観の違いを許さない社会に絶望していて、人と距離を取り、孤独を好んでいました。

彼女にも壮絶な過去があります。敬愛していたクライマーである父・重憲が、自殺してしまいました。この原因は不祥事の濡れ衣を着せられたことであり、そのことで大人の社会を憎んでいます。サバイバル技術を巧みに使い、「今際の国」でも一人で生活しました。しかし、生きることを決してあきらめないアリスを見て、共に生きる決意をするなど、大きな変化が訪れることになります。

登場人物③チョータ

今際の国のアリスの登場人物の3人目は、チョータです。チョータはアリスの高校の同級生であり、酒と女が大好きという不良です。お調子者のムードメーカですが、硬派な面もあります。アリスと同じで何をしてもおちこぼれになってしまうことで、そのことを気にしています。幼少期から恵まれない環境にいることをコンプレックスに感じているため、精神的に弱い部分もあります。

登場人物④カルベ

今際の国のアリスの登場人物の4人目は、カルベです。カルベはアリスの小学校時代の同級生であり、アリスと共に今際の国に行ってしまうメンバーです。アリスやチョータとは同い年ですが、高校は中退しています。BARを経営していて、大人な一面を持っています。いまは落ち着いていますが、喧嘩を売られると相手を返り討ちにするなど、喧嘩が強いことも特徴となっています。

幼少期から知っているアリスの観察力と洞察力を見て、彼の能力に昔から気が付いています。オーストラリアの土地を買って牧場を営むという夢を持つなど、将来に向けて堅実に歩んできました。その過去は壮絶で、母親は娼婦で、父親のことを知らずに育ちました。

登場人物⑤シブキ

今際の国のアリスの登場人物の5人目は、シブキです。シブキはアリスが今際の国で初めて遭遇した滞在者となっています。共に「げぇむ」に挑んだことで、アリスとは仲間になっていきます。グループの中では年長なので、何かと頼りにされていました。アリスやチョータからは頼りにされていますが、実は精神的にもろい一面がありメンバーにはバレないように隠しています。

Thumb【今際の国のアリス】キャラ・登場人物一覧まとめ!実写ドラマ版キャストは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

今際の国のアリスの実写ドラマはひどい?面白くない?

今際の国のアリスの実写ドラマはひどいという理由や面白くないと言われる理由を見ていきます。今際の国のアリスの実写ドラマは、2020年にNetflixで公開されました。日本でも大々的に宣伝が行われ、豪華なキャストなどが話題になりました。しかし、その豪華さとは裏腹に、今際の国のアリスの実写ドラマはひどいという感想や面白くないという感想が数多く挙がっている作品となっています。

ひどいといわれる理由①ストーリー

今際の国のアリスの実写ドラマがひどい・面白くないといわれる理由の1つ目は、ストーリーです。Netflixの作品なので、予算は申し分ありません。しかし、今際の国のアリスがひどい、面白くないと言われるのはストーリー展開です。ストーリーにスピード感がなく、単調になってしまっていると指摘するファンが多くいます。漫画ではこうした面を人間性を深く描くことで、深みのあるものにしていました。

しかし、ドラマの今際の国のアリスは、ゲームでメインのキャストが生き残ると、ゲームのない時間が退屈に流れていきます。そして、ゲームと休憩の繰り返しが単調さを生んでしまいました。スピード感のなさがスリルをなくしてしまいました。このせいで漫画の良さが生かれていないということが、面白くないと言われてしまう理由の一つになっています。

ひどいといわれる理由②キャスト

今際の国のアリスの実写ドラマがひどい・面白くないといわれる理由の2つ目は、キャストです。今際の国のアリスは、豪華なキャスト陣が話題になりました。主演級の俳優が何人も登場していますが、キャストの演技がマッチしていないと酷評されてしまいました。本作は、極限状態の人間ドラマが魅力の作品です。しかし、意味のないところで大声をあげたり、泣いたり喧嘩したりと、過剰な演技が作風に合っていないと言われています。

また、漫画原作のため、キャラクターとイメージとは違うキャスティングが多いと評価が低くなっています。原作ファンには、不評なキャストも多いことで、ドラマに入り込めなくなっているファンの感想も数多く上がりました。面白くないという感想が多いのは、漫画原作の良さを生かせていないからという声も少なくありません。

ひどいといわれる理由③最終回

今際の国のアリスの実写ドラマがひどい・面白くないといわれる理由の3つ目は、最終回です。Netflixの今際の国のアリスが、特に面白くない、ひどいという感想の要因は『最終回』にあります。漫画の最終回はメッセージ性のあるモノであったのに対して、ドラマ版は違う結末を迎えます。ゲームとは全く関係ないところで、終焉を迎えてしまい、これまでの積み重ねが無駄になっていると低評価を受けています。

ひどいといわれる理由④原作漫画と違う

今際の国のアリスの実写ドラマがひどい・面白くないといわれる理由の4つ目は、原作漫画と違うことです。漫画原作の映像化作品には多いことですが、今際の国のアリスは原作の内容が改変されています。キャラクターの年齢設定が原作と違うことが最大の改変であり、登場人物の数も違うなど細かい設定がいくつも変更されています。

あらすじ自体は、それほど原作と変えられていません。しかし、登場人物の設定がいくつも変えられていることで、原作を知っているファンからは酷評されています。ゲーム自体の流れも変えられているので、原作漫画の良さが全く生かされていないという声が数多く集まっていました。

Thumb【今際の国のアリス】実写ドラマのヘイヤ役は恒松祐里!経歴や他の出演作品は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

今際の国のアリスの漫画に関する感想や評価

ここでは今際の国のアリスの漫画に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。今際の国のアリスの2020年にNetflixで実写ドラマ化されたことで大きな話題になっています。ドラマ化に伴って原作漫画にも注目が集まっています。そのため、ネット上でも今際の国のアリスの漫画は、面白いという数多く見つけることができました。

今際の国のアリスの漫画は面白いと高評価を受けています。デスゲーム系の漫画は世界中でブームになっていますが、今際の国のアリスはそうした作品とは一線を画しています。幅広い年代に受け入れられる深いテーマ性も注目されていました。そのため、ネット上でも今際の国のアリスの漫画の面白いという感想が数多く集まっています。

今際の国のアリスの漫画の最終回には多くのファンが絶賛の感想が集まっています。今際の国のアリスは、最終回の結末が完璧だと絶賛されて、作品のクオリティーはファンにも話題になりました。ネット上でも漫画版の最終回に注目が集まっていて、今際の国のアリスは漫画ファンは高評価を受けています。

デスゲーム系の漫画作品として、そのクオリティーには絶賛の感想が集まっています。キャラクターたちの心理描写が上手い作品で、物語全体の雰囲気もファンを魅了していました。伏線やセリフ回しなど、今際の国のアリスの漫画は、面白いと高い評価を得ています。そのため、ネット上でも今際の国のアリスの漫画は、ストーリーや構成の面で多くの点で評価されています。

Thumb【今際の国のアリス】漫画最終回のネタバレあらすじ!感想と結末を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

今際の国のアリスの漫画の面白い魅力まとめ

この記事では、今際の国のアリスの漫画の面白い魅力やドラマ版が面白くないという感想、キャラクターたちを紹介してきました。今際の国のアリスはデスゲーム系漫画の漫画として多くのファンに絶賛されました。テレビアニメかやドラマ化などのメディアミックスも行われているので、ネット上でも注目度が高まっています。今際の国のアリスの漫画の面白い魅力にも注目して、本作をお楽しみください。

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