今際の国のアリスのげぇむ一覧！ゲームの内容とクリア条件をネタバレ解説

今際の国のアリスは、週刊少年サンデーS連載の麻生羽呂先生によるサスペンス・ホラー漫画です。最終章からは週刊少年サンデーに移籍し、2015年19号から2016年14号まで連載されました。また、成長した主人公・有栖良平（アリス）が再び「げぇむ」に巻き込まれる『今際の国のアリスRETRY』が週刊少年サンデーにて2020年10月14日より連載されています。

今際の国のアリスは荒廃し植物化した東京を舞台に、命を賭けた戦いを生き抜く登場人物たちの姿を描いた漫画作品です。登場人物たちは命賭けの「げぇむ」へ自主的に参加することで「今際の国」を生き延びることができます。げぇむの会場は高層ビルやホテル、銀行、民家などさまざまです。果たして主人公・有栖良平（アリス）は「今際の国」を生き延びることができるのでしょうか？

今際の国のアリスのげぇむには数字の大きさによって難易度があります。そして、げぇむのはぁとは精神型、すぺぇどは体力型、だいやは知力型、くらぶはバランス型となっていました。また、クリアしたげぇむの難易度に応じて滞在期間が追加されます。では、げぇむにはどのような内容のゲームがあるのか？ここからはげぇむの内容を一覧形式で紹介します。それではまず、はぁと・すぺぇどのゲーム一覧から見ていきましょう。

今際の国の「♥（はぁと）」は、心理型のげぇむです。生きたいと願う心を巧みに利用し、弄ぶげぇむであり、参加者の殺害よりも心を壊すことを優先しています。滞在者から最も恐れられているげぇむとなっていました。

まずはじめにネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとの2です。このげぇむは、4つの車両を進んで先頭車両にまで到達すれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。4つの車両のうち、どれか一つに猛毒ガスが充満しているのに加え、ドアを開けて次の車両へのドアは5分間開きません。つまりドアを開けてガスを吸ってしまえば、その時点で「げぇむおおばぁ」となり死亡してしまいます。

猛毒ガスが充満している車両には酸素ボンベ付きのガスマスクが用意されていますが、酸素ボンベは5分しか持たず、数も3つしかないため、車両を進むにつれて猛毒ガスにより死に至る危険性がどんどん高まっていきます。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとの4です。このげぇむは、ビルの清掃用リフトに乗り込み10階から最上階にまで到達すれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。まずビルの最上階は20階です。10階からスタートし、問題に答えてリフトを動かしていきます。問題には参考までにアンケート解答の結果が出されており、正解すれば1F、2F上昇します。

この上昇する階数は「多数派」か「少数派」のどちらかで正解した場合で異なり、多数派が1F、少数派が2Fです。それとは逆に不正解の場合、多数派であれば1Fダウンと高圧電流、少数派であれば「げぇむおおばぁ」となります。そして、他の参加者を騙して不正解にした場合、ボーナスとして5F上昇します。最上階まで昇れば「げぇむくりあ」ですが、それとは逆に最下階にまで下りれば「げぇむおおばぁ」となります。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとの4です。このげぇむは、最後におおかみだった人が「げぇむくりあ」で、ヒツジだった人が「げぇむおおばぁ」というゲーム内容となっています。まず参加者のうち、1人が狼となり残りがヒツジとなります。

狼となった人はヒツジを探し、逆にヒツジとなった人は狼から見つからないように隠れます。制限時間は10分です。もし狼がヒツジを見つけた場合、見つけられたヒツジは狼になり、ヒツジを見つけた狼はヒツジになります。その間に3つの数字がカウントされるため、ヒツジはその時間を生かし、新しい狼に見つからないように隠れます。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとの10です。このげぇむは、制限時間120分以内に参加者の中から邪悪な「まじょ」を探し出すというゲーム内容となっています。「まじょ」と言えば女性をイメージするかもしれませんが、「まじょ」は犯人を示すものであるため、女性とは限りません。そして、「まじょ」は今際の国の桃源郷でもあったビーチ内に現れます。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとのジャック どくぼうです。このげぇむは、首から浮かび上がるマークを当てるというゲーム内容となっています。

制限時間は1時間です。終了5分前になると「どくぼう」の扉が閉まってしまうため、終了5分前までに「どくぼう」に入らなければなりません。そして、終了5分前に「どくぼう」に入っていた者だけが回答を許されます。20人の中には「はぁとのJ」がいます。そのはぁとのJが「げぇむおおばぁ」になることによって、「ぷれいやぁ」は「「げぇむくりあ」、誤答、無回答で「げぇむおおばぁ」となります。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、はぁとのくいいん くろっけぇです。このげぇむは、芝生のビリヤードと呼ばれる「クロッケー」を「とちゅうきけん」することなく、3セットやり終えるというゲーム内容となっています。「とちゅうきけん」すれば「げぇむおおばぁ」です。

今際の国の「♠（すぺぇど）」は、肉体型のげぇむです。参加者全員を一網打尽に殺害しようとする仕掛けが多いため、体力や体術が鍵となります。

まずはじめにネタバレを含めてまとめるげぇむは、すぺぇどの3 てぇまぱぁくです。このげぇむは、「ますこっと」に捕まらずに正面ゲートから「だっしゅつ」することができれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、すぺぇどの6です。このげぇむは、シマウマの参加者が猛獣を全て倒せば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、すべぇどの7 かまゆでです。このげぇむは、「げぇむ」会場が倒壊するまでに「だっしゅつ」することができれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、すぺぇどのキング さばいばるです。このげぇむは、「すぺぇどのK」を倒すことができれば「げぇむくりあ」、逆に倒されてしまえば「げぇむおおばぁ」というゲーム内容となっています。

先に今際の国のアリスのはぁと・すぺぇどのげぇむのゲーム内容を一覧形式で紹介しました。では、次にだいや・くらぶのげぇむのゲーム内容を一覧形式で見ていきましょう。

今際の国の「♦（ダイヤ）」は、知能型のげぇむです。参加者同士が限られた生存枠をかけ、心理的駆け引き・手の内の読み合いをおこなう形式のげぇむが多いため、知識や頭の回転が鍵となります。

まずはじめにネタバレを含めてまとめるげぇむは、だいやの4です。このげぇむは、「でんきゅう」の「すいっち」がどれか回答し、正解すれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。まず「でんきゅう」がつく「すいっち」は一つです。

「すいっち」はドアが開いている状態であれば何度でも押すことができますが、逆にドアが開いている状態だと「すいっち」を押せるのは一度きりです。また、「すいっち」を押しているときと、2つの部屋にまたがっている人がいるときはドアの開閉ができません。水位が上がり続けたことにより、高圧電流に触れてしまうと「げぇむおおばぁ」となります。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、だいやの6　ぶらっくじゃっくです。このげぇむは、制限時間1時間以内に最後の1人になるまで勝ち続けることができれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。「げぇむおおばぁ」の条件は、不正なチップのやり取りをおこなうことです。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、だいやのジャック まぁじゃんです。このげぇむは、1着になれば「げぇむくりあ」、2着以下になれば「げぇむおおばぁ」というゲーム内容となっています。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、だいやのキング びじんとうひょうです。このげぇむは、最後に生き残った一人のみが「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。制限時間1分です。まず1分以内に0~100の整数の中から数字を選び、次に全員が選んだ数字の平均値を出します。その数字を0.8倍した数字に最も近い数字を選んだものが「勝者」となります。

そして、勝者以外の4人は1ポイント減点され、これを一回戦とします。その後も「勝者」になるために対戦し続け、最終的に減点が10ポイントに到達した時点でその「ぷれぃやあ」は「げぇむおおばぁ」となり、「げぇむおおばぁ」となった「ぷれぃやあ」が一人出るごとに「るぅる」が追加されます。追加される「るぅる」については次のとおりです。

• 2人以上の選んだ数字が同じだった場合は無効票となる
• ピタリ賞が出た場合はその他の「ぷれぃやあ」のポイントがマイナス2ポイントとなる
• 0の数字を選んだものがいる場合は100の数字を選んだものが勝者となる

今際の国の「♣（くらぶ）」は、バランス型のげぇむです。オールラウンドな能力が要求される分、他の参加者と協力することで「げぇむくりあ」が容易になるなど協力型のげぇむと言えます。4つのタイプの中では最も危険度が低いです。

まずはじめにネタバレを含めてまとめるげぇむは、くらぶの4 らんなうぇいです。このげぇむは、4つの「しれん」に耐え、全長10㎞の距離を「ごぉる」できれば「げぇむくりあ」というゲーム内容となっています。

続いてネタバレを含めてまとめるげぇむは、くらぶのキング すうとりです。このげぇむは、5対5のげぇむをプレイし、制限時間内にお互いの点を取り合って最終的に点数の高かった方が勝利するというゲーム内容となっています。点数の獲得方法は「じんち」「ばとる」「あいてむ」の3つで、武器は禁止です。まずそれぞれのチームに10000点が割り振られます。

そして、メンバーにはそれぞれポイントが割り振られ戦闘力となります。ばとるは相手の体に触れればスタートするのですが、このときに割り振られていた点数が高い方が勝利となり、勝者には敗者から500ポイントが移動します。ばとるは複数のメンバーで戦うことも可能です。このときは割り振られたポイントが合計されてばとるとなります。さらに、合計されたポイントしか相手に見せません。

複数戦には個々のポイントが見えないという利点があります。「じんち」は敵のじんちに触れると10000ポイントが加算されます。しかし、敵がじんちに触れている場合、敵はポイントが無限となっているため、敵のじんちに触れるという行為はポイントを自ら奪われにいくようなものとなります。そして、ポイントが0になれば「げぇむおおばぁ」です。また、ステージ上には「あいてむ」というポイントが隠されていました。

今際の国のアリスでは「びざ」というものが存在しており、それが切れた者は国から強制排除されてしまいます。そのためげぇむをクリアして滞在期間を延ばすこと以外に選択肢はありません。また、難易度の高いげぇむをクリアすればより長くげぇむに参加しなくてもよくなります。では、ここから今際の国のげぇむのクリア方法や条件を解説していきます。

今際の国のアリスのげぇむにはクリア方法が存在しています。「ビーチ」と呼ばれる場所にはトランプを互いに持ち寄り、「今際の国」脱出を目指すことを目的とするものたちが滞在していました。ビーチは現実世界以上の裕福な暮らしを送ることができ、当然のことながら電気、ガス、水道が通っています。そこでみんなが適材適者、得意なジャンルのげぇむに参加しカードを集めていました。

ただ、カードを集めても現実世界に帰還できるのはたった一人です。そこで、「ビーチ」のメンバーにNoが割り当てられ、それが「ビーチ」内での序列となっていました。この序列にはメンバーが減るとそれぞれが繰り上がり、いい成績を残した者もナンバーを繰り上げるというルールがあります。

実はボーシヤによって嘘のクリア方法が教えられていたことが明らかとなりました。実際は「ぷれぃやあ」と「でぃいらぁ」の二つの立場から「今際の国」に巻き込まれた人が分かれ、対立しているといった構図です。「ぷれぃやあ」と「でぃいらぁ」はそれぞれ「ぷれぃやあ」が絵札を除くトランプのげぇむをクリアすること、「でぃいらぁ」が「ぷれぃやあ」を「げぇむおおばぁ」にすることを目的としていました。

今際の国のアリスのげぇむ会場は東京23区にしか存在しておらず、そこから離れれば離れるほど街の荒廃が進んでいき、県境は公道ですら人が通るのも困難なほど荒廃しています。当然、げぇむ参加者の中には空や海から脱出を試みる者もいました。

しかし、空から逃げようとしてヘリを使った者は消息不明、海から逃げようとしてヨットを使った者はレーザーから攻撃を受けています。では、そのような過酷な環境に身を置いているげぇむ参加者には誰がいるのか？ここからは今際の国のアリスの主な登場人物を一覧形式で紹介していきます。

今際の国のアリスの有栖良平（アリス）は、本作の主人公です。勉強もスポーツもぱっとせず、父親から出来のいい弟と比較され続けていました。その一方で土壇場での観察力と洞察力に優れており、誰もが見落としそうな些細な事実を見つけ出し突破口を開くことができます。最終的に生き残り、現実世界に帰国しました。その後は大学に通い臨床心理士を目指しています。

今際の国のアリスの宇佐木柚葉（ウサギ）は、本作のヒロインです。価値観の違いが許されない周囲の世界に失望しており、孤独を好んでいます。「今際の国」ではクライマーである父・重憲から学んだサバイバル技術で一人生活していましたが、「おにごっこ」の会場で出逢ったアリスの「居場所がなくても、仲間を失っても生きたい」という叫びに共感を抱いたことで、ともに生きる決意をしていました。

今際の国のアリスのチョータは、アリスの高校の同級生です。アリス同様、何をやっても上手くいかない落ちこぼれですが、それゆえに仲間に助けられることの重みを誰よりもよく知っています。また、トラウマとコンプレックスを抱えているため、それを隠すべく普段は温和で気楽な態度を装っていました。「かくれんぼ」ではカルベとともにアリスを生かす選択をしています。

今際の国のアリスのカルベは、アリスの小学校時代の同級生です。高校を中退後にBARを経営しており、同い年であるアリスやチョータと比べると大人びている印象を受けます。小学生の頃にはすでにアリスの土壇場で発揮する優れた洞察力と観察力を見抜いており、それ以来一目置いていました。「今際の国」では持ち前の冷静さと恵まれた身体能力によりアリス一行を主導しています。

今際の国のアリスのシブキは、アリスが「今際の国」に迷い込んではじめて遭遇した滞在者です。アリスたちとは「♠3」の会場で出逢っています。ともに「げぇむ」に挑んでから仲間となっています。精神的な脆さを気丈に振舞うことで隠しており、似たような境遇を持つチョータを肉体関係を持つことで篭絡していました。最終的にカルベとチョータ同様、アリスに対し「自分たちの分まで生きて欲しい」という思いを持って死亡します。

ここまで今際の国のアリスのげぇむ・ゲーム内容、主な登場人物を一覧形式で詳しく紹介し、げぇむのクリア方法や条件を解説してきました。では、最後に今際の国のアリスのげぇむに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらでは今際の国のアリスのはぁとのジャック どくぼうに関する声があがっています。どうやらこの方は、はぁとのジャック どくぼうを「一番好き」と高評価されているようです。

こちらでは今際の国のアリスのげぇむに関する声があがっています。どうやらこの方は今際の国のアリスのげぇむ攻略と世界の謎に迫っていく様子を高評価されているようです。

こちらでは今際の国のアリスのくらぶのキング すうとりに関する声があがっています。どうやらこの方は、くらぶのキング すうとりを「面白すぎる」と高評価されているようです。

本記事では今際の国のアリスのげぇむを一覧形式でまとめ、ゲームの内容とクリア条件をネタバレ解説してきました。今際の国のアリスの漫画やアニメを見る際は、本記事のまとめを参考にしつつげぇむの面白さに迫ってみてください。