【今際の国のアリス】てんびんのルールを解説!参加メンバーや実写版キャストも紹介

今際の国のアリスの"てんびん"のゲームについて解説しています。こちらの記事では、実写ドラマ版今際の国のアリスの作中に登場したダイヤのキングのゲーム・てんびんについてネタバレを交えてまとめました。てんびんのルールや参加メンバー、物語の結末について知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、実写ドラマで登場キャラクターのキャストを務めた俳優も一覧で紹介しています。

【今際の国のアリス】てんびんのルールを解説!参加メンバーや実写版キャストも紹介のイメージ

目次

  1. 今際の国のアリスのてんびんとは?
  2. 今際の国のアリスのてんびんのルールや結末を解説
  3. 今際の国のアリスのてんびんの参加メンバーや登場人物
  4. 今際の国のアリスのてんびんの実写ドラマキャスト
  5. 今際の国のアリスのてんびんに関する感想や評価
  6. 今際の国のアリスのてんびんまとめ

今際の国のアリスのてんびんとは?

こちらの記事では、週刊少年サンデーで連載されていた漫画『今際の国のアリス』に登場するゲーム、"てんびん"の情報を紹介します。てんびんのルールや参加メンバー、実写ドラマのキャストメンバーなどをネタバレを交えて解説しているので、てんびんがどのようなゲームなのか気になっている人は参考にしてみてください。

また、今際の国のアリスの漫画読者やドラマ視聴者の感想もネタバレありで解説しています。まずは、下記の項目で今際の国のアリスの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、今際の国のアリスの作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

今際の国のアリスの作品情報

今際の国のアリスの概要

今際の国のアリスは、2010年から2016年までの間に連載されていたサスペンス漫画で、作者は麻生羽呂先生です。連載開始当初は、週刊少年サンデーの増刊号である週刊少年サンデーSに掲載されていました。その後、2015年に週刊少年サンデーに移籍し、月に1度の連載ペースとなりました。

今際の国のアリスの漫画は全18巻で完結しており、本編の完結後には『今際の国のアリス RETRY』や『今際の路のアリス』といったスピンオフ作品も登場しています。今際の路のアリスは2013年にアニメ化されたほか、2020年にはNetflixにて実写ドラマ化もされました。実写のキャストメンバーは『今際の国のアリスのてんびんの実写ドラマキャスト』の項目で紹介しているので、そちらにも目を通してみてください。

今際の国のアリスのあらすじ

有栖良平(アリス)は、優秀な弟と比べられることに辟易していました。自室にこもってゲームをしたり、友人と遊び歩く生活をしていた有栖良平は、ある日渋谷のスクランブル交差点で、友人らとふざけていたことで大事故を引き起こしてしまいます。警察から逃げるため、有栖良平たちはトイレに逃げ込みます。その後、トイレから出た有栖良平たちは、大都会であるはずの東京に誰ひとりいない風景を目の当たりにします。

てんびんとは?

てんびんは、実写ドラマ版の今際の国のアリスに登場した"げぇむ(ゲーム)"の1つで、原作漫画では"ひじんとうひょう"というタイトルのゲームとなっています。難易度はダイヤのキングで、知能タイプのゲームであるダイヤの中で、最も難易度が高いキングの難易度のゲームです。てんびんは実写ドラマ版のゲームタイトルですが、ルールの内容や参加メンバーは原作漫画と同じとなっています。

ダイヤのキングは知能タイプの最難関ゲームであることから、弁護士や医師など、頭脳戦を得意とするメンバーが集結しました。ネタバレを交えて解説すると、てんびんでダイヤのキングだったのは、弁護士の九頭龍慧一です。ダイヤのキングである九頭龍慧一が担当する数当てゲームでは、医大生のチシヤこと苣屋駿太郎が主人公として活躍しました。

今際の国のアリス | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

今際の国のアリスのてんびんのルールや結末を解説

ネタバレ①てんびんのルール

こちらの項目では、実写ドラマ版今際の国のアリスで、ダイヤのキングの難易度として登場したゲーム"てんびん"のルールをネタバレ解説します。てんびんはダイヤのキングということもあり、頭脳戦のルールとなっています。ダイヤのキングを含めたゲームの参加者は、タブレットに0から100までの整数から、1つ数字を選びます。

その後、それぞれの参加者が選んだ数字の平均を算出し、平均に0.8倍を足します。その数に最も近かった者が、ダイヤのキングの難易度とされるてんびんの勝者となるというルールとなっています。次に、負けてしまったメンバーについてのルールをネタバレ解説します。ダイヤのキングのゲーム・てんびんで、負けてしまったメンバーは、1ポイント減点されます。

上記のルールのもと、ダイヤのキングのゲームを繰り返し、マイナスポイントが10ポイントになると、そのメンバーはゲームオーバーとなります。ゲームオーバーとなったメンバーは、頭の上に設置されている硫酸をかけられることになります。このように、ダイヤのキングのゲームで負けたメンバーは、硫酸で死亡するというルールとなっています。

ネタバレ②ダイヤのキングの正体

次に、こちらの項目では、今際の国のアリスでダイヤのキングを名乗っていたメンバーをネタバレ解説します。ダイヤのキングのゲーム・てんびんでダイヤのキングを名乗っていたのは、弁護士の九頭龍慧一でした。九頭龍慧一の過去をネタバレ解説すると、彼は今際の国に来る前は、アメリカの企業弁護士として働いていました。

弁護士として担当していた企業が汚染物質を広めてしまったため、九頭龍慧一は企業と被害にあった人々の間に立って、解決策を講じます。九頭龍慧一は"平等"を信念に持つ人物だったため、双方が納得するよう案を出しました。

しかし、加害者である企業は権力を使い、被害者たちに訴え取り下げさせてしまいました。力で弱者をねじ伏せる理不尽を見せつけられた九頭龍慧一は、世の不平等さを目の当たりにし、深く心を痛めます。そして、アメリカから日本に帰国しようとしていた最中に、今際の国へと迷い込んだのでした。

ネタバレ③チシヤの過去

今際の国のアリスの特別編・ダイヤのキングで、主人公として活躍した苣屋駿太郎(チシヤ)の過去をネタバレを交えて解説します。チシヤは、今際の国のアリス本編の主人公である有栖良平(アリス)を裏切る、冷徹な一面を見せました。そのような性格になったのは、チシヤの父親が関係しています。チシヤの父親は医師をしており、医学ばかりに興味が向いていたため、幼いチシヤに構うことがありませんでした。

父親からの愛情を感じずに育ったチシヤは、いつしか"生"というものに関心を持てないまま成長していきます。しかし、チシヤは自分が生に対して興味を持てないことを気に掛けていました。そこで、人の生死に深く関わる医師という仕事につけば、自分の気持ちが変わるのではないかと考えます。そのような経緯から、チシヤは大学で医学を勉強し、医師になろうと思い始めます。

しかし、チシヤの生への関心は、医学に携わっても変わりませんでした。ある日、実習先である病院で、チシヤは余命短い患者から「家族へ手紙を渡してほしい」とお願いされます。それを受け取ったチシヤでしたが、彼はその想いのこもった手紙を捨ててしまいます。医療の現場に身を置くことになったものの、チシヤは変わらずに生に興味を持つことはありませんでした。

ネタバレ④てんびんの結末

こちらの項目では、今際の国のアリスのてんびんのゲームの結末を解説します。知能タイプのゲーム・ダイヤの最難関であるダイヤのキングで生き残ったのは、医大生のチシヤでした。数当てゲームを知能と心理戦で勝ち残っていったチシヤは、最後にダイヤのキングである九頭龍慧一との対決となりました。チシヤは、九頭龍慧一が「命の価値は平等」という信念を持っていることを知り、罠を張ります。

九頭龍慧一にタブレットの画面を見せ「自分は100を選ぶ」と宣言したのでした。九頭龍慧一が1を選べば、その勝負は九頭龍慧一が勝ちとなります。しかし、自分に不利となる行動をわざわざとったチシヤに勝つことは、自分が持つ信念"平等"に背くことになります。そのため、九頭龍慧一は1を選ぶことができませんでした。その結果、九頭龍慧一は0を選び、勝負よりも自分の信念を選び取ったのでした。

そして、両者がマイナス9ポイントとなった時、チシヤは再び同じ手口を使いました。そこでも自分の信念を曲げることができなかった九頭龍慧一は、運に任せ、0と1のボタンを同時にタッチします。九頭龍慧一が最後に触れたのは0のボタンでした。こうして、その勝負はチシヤの勝利となり、ダイヤのキングのゲーム・てんびんは幕を閉じました。

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今際の国のアリスのてんびんの参加メンバーや登場人物

苣屋駿太郎

苣屋駿太郎(チシヤ)は、今際の国のアリスのダイヤのキングのゲームで、主人公を務めた医大生の青年です。父親からの愛情を受けられなかったことで、"生"に対して関心をもつことができずに育ちました。今際の国のアリスの作中では、おにごっこのゲームで本編の主人公・アリスと対面しています。アリスを裏切り、彼の身に危険を招いた人物でもあります。頭が良く、知能タイプのゲームであるダイヤを得意としています。

弥重勉三

弥重勉三(ヤシゲ)も、今際の国のアリスのてんびんのゲームに参加した老人男性です。数学者で非常に知能が高いため、チシヤからは「頭がよすぎて、バカの合理性が分からない」と評価されています。ダイヤのキングに参加した他のメンバーを、自分と同じ知能の高さを持つ者として考えていたため、状況把握が正確にできずゲームオーバーとなりました。「ダイヤのキングを退けるのは自分の頭脳1つで十分」と豪語していました。

大門妃納子

今際の国のアリスのてんびんのゲームに参加した紅一点です。他の参加メンバーと比べると、計算能力や知識は今ひとつですが、状況を把握する頭の回転の良さを見せます。てんびんのゲームが5回戦になった際に、チシヤと協力して、アスマとヤシゲをゲームオーバーにさせました。しかし、その後のゲームでチシヤがピッタリ賞を獲得したため、ゲームオーバーとなりました。今際の国に来る前は、闇金業をしていました。

飛鳥馬尚

証券会社に勤めている男性で、経済分野を得意としています。好きな数字を聞かれた際には、株価を答える根っからの証券マンです。他の参加メンバーと同じく頭脳明晰な人物ですが、九頭龍慧一の洞察力や、チシヤとダイモンの協力戦術に一歩及ばず、初手でヤシゲと共にゲームオーバーとなります。

九頭龍慧一

九頭龍慧一(クズリュー)は、今際の国のアリスのダイヤのキングのゲームに登場した強敵です。ダイヤのキングを名乗っている人物で、てんびんのゲームにおいて、チシヤの最後の相手となりました。今際の国に迷い込む前は、アメリカの企業で国際弁護士として活躍していました。「命の価値は平等」という強い信念を持っており、担当している企業が、卑怯な手口を使って弱者をあしらう姿を見て、日本に帰国しようとしていました。

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今際の国のアリスのてんびんの実写ドラマキャスト

苣屋駿太郎役/村上虹郎

実写ドラマ版今際の国のアリスのダイヤのキングのゲームで、主人公の有栖良平を演じたキャストは、村上虹郎さんです。他の作品では、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『仰げば尊し』『この世界の片隅に』などのドラマキャストとして出演しています。

弥重勉三役/橋本じゅん

橋本じゅんさんは、実写ドラマ版今際の国のアリスの弥重勉三のキャストとして出演されました。『図書館戦争』『シン・ゴジラ』『キングダム』の登場キャラクターのキャストとしても活躍されており、さまざまな作品に登場しています。

大門妃納子役/佐津川愛美

チシヤと協力してゲームを進めた大門妃納子の実写キャストは、『春 君に届く』『ギャルサー』『おっさんずラブ-in the sky-』などの登場人物も演じられている、佐津川愛美さんです。映画にも出演されており、代表作には『蟬しぐれ』『海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ』などがあります。

飛鳥馬尚役/兼松若人

兼松若人さんは、今際の国のアリスの実写ドラマで、飛鳥馬尚役のキャストとして活躍されました。ドラマの他にも、映画や舞台、CMなどでも活躍されています。これまでに出演した作品には、『相棒』『警視庁捜査一課9係』『NHK大河ドラマ 西郷どん』などがあります。

九頭龍慧一役/阿部力

実写ドラマ版今際の国のアリスで、ダイヤのキングの九頭龍慧一を演じたキャストは、阿部力さんです。『大停電の夜に』『フラガール』『花より男子』などの作品にも登場しており、花より男子ではメインキャラクターの美作あきらのキャストとして活躍されています。

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今際の国のアリスのてんびんに関する感想や評価

今際の国のアリスのゲーム"てんびん"は、実写ドラマ版に登場したゲームです。原作漫画では"びじんとうひょう"という名前となっていますが、ルールやゲームオーバーになった参加者の結末は同じものとなっています。こちらの方は、子供の算数テストの平均の出し方の解説が、てんびんのゲームルールを理解するのに役立ったとコメントされています。

こちらの方は、「てんびんの回が面白かった」と感想を述べられています。実写ドラマ版今際の国のアリスのシーズン2では、チシヤがてんびんの回の主人公として登場しています。チシヤが好きな人は、てんびんのストーリーもチェックしてみてはいかがでしょうか?

デスゲームを題材とした作品ということもあり、今際の国のアリスには残酷な死亡シーンが多く登場します。その中でも、頭から硫酸をかけられるという実写ドラマ版今際の国のアリスのてんびんの罰ゲームに、衝撃を受けた視聴者も見られています。

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今際の国のアリスのてんびんまとめ

以上、実写ドラマ版今際の国のアリスに登場するゲーム"てんびん"について解説してきました。てんびんは、頭脳戦タイプのゲーム・ダイヤの最難関ステージとして登場しました。原作では"びじんとうひょう"というゲーム名でしたが、実写ドラマ版では名前が変更されています。ルールや結末は原作通りとなっており、医大生のチシヤが勝利して幕を閉じました。

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