【ハッピーシュガーライフ】さとうの叔母は何者？人物像や名前・年齢を考察

漫画、アニメ共に高い人気を誇るハッピーシュガーライフ。可愛らしい絵柄とタイトルからほんわかした癒し系の内容と思いきや、ヤンデレでサイコパスなキャラクターが多く登場し暗く沈んだストーリー展開で鬱アニメと呼ばれ話題になったサイコホラー作品です。ストーリーは松坂さとうという女の子を主役に進んでいきます。

ハッピーシュガーライフの主人公、松坂さとうはピンク色の可愛らしい髪形が特徴的で、ふんわりとした雰囲気のキャラクターです。しかし、実はヤンデレでサイコパスな性格をしていて可愛らしい見た目からは想像のつかないような性格の持ち主のキャラクターで、そのギャップに惹かれたファンも少なくはないでしょう。ハッピーシュガーライフの主人公、さとうとは一体どんな人物なのか紹介していきます。

まずはハッピーシュガーライフの作品情報を紹介していきます。ハッピーシュガーライフは2015年に「月刊ガンガンJOKER」にて連載が開始されました。作者は鍵空とみやきで、2019年まで連載されています。連載が終了し完結した後に、人気投票で上位のキャラクターが登場する読み切りが掲載されているほどハッピーシュガーライフは人気が高い作品です。

ハッピーシュガーライフは原作が連載中である2018年にテレビアニメが放送されました。2018年7月から9月のワンクールで放送され、全12話のテレビアニメです。放送された後にBlu-rayのリリースがあり、続編を待ち望むファンも少なくはない作品になっています。可愛らしい絵柄からは想像のつかないストーリー展開や、ふんわりとした見た目とは裏腹に闇を抱えているキャラクターがハッピーシュガーライフは魅力的な作品です。

ここではハッピーシュガーライフのあらすじを紹介していきます。ピンク色の可愛らしい髪形が特徴的な主人公、高校1年生の女の子松坂さとうは過去の生活で経験したトラウマが原因で愛というものを知らずに生きていました。そのため数多くの男性と遊びの関係を持つことを繰り返し、寂しく虚しい生活を送っていました。しかし、幼い少女神戸しおと出会ったことで愛というものを知り、奮闘するサイコホラーです。

ハッピーシュガーライフのヒロインで主役のさとうは、松坂さとうという名前で12月31日生まれの高校1年生です。血液型はB型、身長は161センチメートルで綺麗なピンク色のふわふわとしたロングヘアーが特徴的な可愛らしい見た目をしています。マンションの1208号室でしおと一緒に暮らしていて、生活を支えるためにアルバイトに励んでいる女子高生です。

さとうは過去におばさんの関係にあたる叔母と一緒に暮らしていました。叔母の存在はさとうのトラウマとなり、トラウマが原因でさとうは愛というものを理解できず、男遊びに走るようになりました。しかし、しおとの出会いをきっかけに自分が愛する側の立場で愛を知り、愛が嘘ではなければ何をしてもいいと考えるヤンデレ少女に成長しました。

さとうの叔母は、包帯を身体に巻いている特徴的な見た目の人物です。作中で登場した笑顔のシーンだけを見ると、柔らかく温かい表情をしているので女神のような女性を想像するでしょう。しかし、実は愛し方が歪んでいて、人としての常識が欠けているくらい「とんでもない」という言葉が当てはまるようなキャラクターです。ここでは、名前や年齢などさとうの叔母について考察していきます。

結論からいうと、ハッピーシュガーライフの作中でさとうの叔母の年齢ははっきりと公表されていません。さとうの叔母はさとうとは、おばさんと姪の関係です。さとうは両親を早くに亡くし、おばさんであるさとうの叔母に引き取られて生活していました。おばさんであるということは、両親どちらかの姉か妹であり、それほど年齢は若すぎないことが考察できます。

さとうの叔母の見た目はとても若く、テレビアニメでの声も若々しい声の持ち主です。そこから両親どちらかの妹だと仮定し、両親が20歳の時にさとうが産まれていたとすると、さとうが16歳の時点で両親の年齢は36歳ということになります。さとうの叔母の年齢はその年齢よりも年下ということになるので30代前半、下手すると20代後半ではないかと考察できるでしょう。

年齢と同様、さとうの叔母は作中でさとうの叔母と呼ばれていて名前も公表されていません。テレビアニメの公式サイトでも、登場人物の欄の名前は「さとうの叔母」と表記されています。しかし、さとうの叔母の名前もある程度考察することができます。

ハッピーシュガーライフの登場人物の名前には少し法則があります。キャラクターの苗字には牛のブランド名がそのまま使われています。例えば主人公の松坂さとうは松坂牛、神戸しおは神戸牛などです。さとうの叔母も牛のブランド名が使われているのでは？と考察できます。さとうと同じ松坂という苗字の可能性もありますが、有名どころのブランド名で考察すると宮崎や米沢といった苗字かもしれません。

苗字と同じように名前の部分も法則性が少しあり考察できます。ハッピーシュガーライフでは、主役のさとうとストーリーの重要人物ともいえるしおの名前に調味料が使われています。さとうの叔母もさとうにトラウマを与えたという点で重要人物と考えられるので、調味料に関係した名前をしているかもしれません。

さとうの叔母とは一体どんな人物なのか考察していきます。さとうの叔母は、テレビアニメでは後半になるまで姿を現さず、誰も連絡を取れない謎の人物でした。わかっていることは、さとうの保護者のおばさんであるということのみです。さとうの叔母は一見優しそうな温かい表情を見せますが、時折真逆の不気味で怖い印象を与える表情をします。

愛を知ったさとうがヤンデレになってしまった原因は、さとうの叔母です。さとうの叔母のさとうへの愛情表現への仕方はとてつもなく歪んでいて、とても常識では考えられない愛し方でした。このことから、さとうの叔母はさとうと同じヤンデレであり、さとうのヤンデレの師匠ともいえるような人物像であることが考察できるでしょう。

ハッピーシュガーライフのテレビアニメでさとうの叔母は、特徴的な声をしています。作中に登場するさとうの友達で、バイト仲間でもあるしょうこからは「優しい声なのにいつまでも耳にまとわりつく不気味な声」と表現されていました。さとうの叔母の年齢を想像させない若々しさ、叔母の異常性を声で表現しているさとうの叔母の声優井上喜久子について紹介していきます。

さとうの叔母を演じた声優井上喜久子は1964年9月25日生まれ、愛称に17歳とあるほど若々しい声が特徴的な声優です。1988年24歳の時から声優活動を始めていて、2010年には第4回声優アワードにて助演女優賞を受賞、2016年には第10回声優アワードで高橋和枝賞を受賞している実力を持っています。また娘がいて2023年4月現在、井上喜久子の娘も声優として活動しています。

井上喜久子が演じてきたキャラクター、出演作品にはどのような作品があるのでしょうか？井上喜久子の出演作品や、演じたキャラクターを紹介していきます。

長く愛され続けている作品である、名探偵コナンに井上喜久子は出演しています。演じているキャラクターは、主人公コナンの敵である黒の組織の一員であるキャンティです。ハッピーシュガーライフのさとうの叔母の声と同一人物とは思えない、真逆のキャラクター。一人称は「あたい」の、腕利きのスナイパーで強気なキャラクタ－を演じています。

こちらも人気作品であるらんま1/2にも出演し、キャラクターの声を演じています。演じているのはヒロイン天童あかねの姉、天童かすみです。天童かすみは、井上喜久子が演じたキャラクターの人気ランキングでほぼ上位を獲得しているほど人気のキャラクター。キャラクターの雰囲気も井上喜久子の声にぴったりな、井上喜久子の代表ともいえるキャラクターでしょう。

ここでは、ハッピーシュガーライフのさとうの叔母に関する感想や評価についてみていきます。まずは、さとうの叔母が可愛いというファンからの声。叔母と言われるとそこそこの年齢を感じるはずですが、ハッピーシュガーライフのさとうの叔母は、とてもおばさんだとは思えない見た目をしています。若々しく見える見た目は可愛いと感じる理由の一つでしょう。また、身体中に包帯を巻いている非日常的な点も魅力を感じる一つです。

そしてさとうの叔母の感想や評価で最も多いと言えるのが、やはりファンにインパクトを与える登場人物だということです。さとうの叔母はハッピーシュガーライフの作中で常識では考えられないような言動、行動が多々あります。ファンからも現実では関わりたくないと思うという声があがるほどです。2次元の人物だからこそ許せるさとうの叔母の奇行は、作品を見た人にインパクトを与えたのでしょう。

作品を見た人から、さとうの叔母は恐ろしいという感想も多く見られました。やはり歪んだ愛し方の持ち主で、主人公さとうがヤンデレになってしまう元凶の人物というだけあります。さとうの叔母のヤンデレ度合いには、恐ろしさを感じる人が多いようです。

ハッピーシュガーライフに登場するさとうの叔母は主人公さとうに大きな影響を与え、現実では考えられないような常識から外れたキャラクターです。作品を見た人にインパクトや怖いという感情を与える登場人物ですが、非日常的だからこそ惹かれる魅力的なキャラクターでもあります。また、名前や年齢が明かされていない点も自分なりの考察が出来、見る人によって楽しみ方があるキャラクターでしょう。