【頭文字D】秋名山のモデルは榛名山！溝落とし・5連続ヘアピンやスタート地点は？

秋名山は『頭文字D（イニシャルD）』の中でも最も重要な場所の一つです。数々の名バトルが描かれていて、主人公である藤原を語るためには欠かせない場所となっていました。走り屋たちのバトルが描かれた秋名山に巡礼したいと考えるファンも少なくありません。モデルになった場所や溝落とし、スタート地点などが注目されています。ここでは秋名山と頭文字D（イニシャルD）の基本的な情報を紹介していきましょう。

頭文字D（イニシャルD）は走り屋たちの戦いを描いたメガヒット漫画です。多くの車好きに絶賛されていて、この作品を見て車好きになったというファンも少なくありません。作中に登場する車や場所は特に注目されていて、聖地巡礼なども人気の作品となっています。ここからは頭文字D（イニシャルD）の概要や簡単なあらすじをまとめていきます。

『頭文字D(イニシャル・ディー)』は、しげの秀一によって描かれる漫画作品です。走り屋をテーマにした漫画として男性を中心に絶大な人気を獲得しています。『週刊ヤングマガジン』で、1995年30号から2013年35号まで連載された大ヒット漫画です。コミックスの累計発行部数は5600万部を突破するなど、車をテーマにした漫画としては圧倒的な人気を獲得しています。

原作の大ヒットを受けて、テレビアニメや映画が制作されています。「イニD」という愛称でも知られていて、男性ファンを中心に車好きであれば知らない人がいない作品となっています。アニメの関連CDは70万枚と大ヒットしていて、ビデオとDVDは合わせて50万本という売り上げを誇るなど、メディアミックスを成功させている作品として長年愛されています。

藤原拓海（ふじわら たくみ）は群馬県渋川市に住む一見ごく普通の高校生です。彼は実家の豆腐屋「藤原とうふ店」を手伝っています。藤原拓海は豆腐を配達するために、秋名山の峠道で日々AE86型（ハチロク）スプリンタートレノを走らせていました。そして、豆腐を崩さないように走ることを心掛けていたために、いつの間にか非凡なドライビングテクニックを身に着けていることを知りました。

実は、それは全て「伝説の走り屋」と呼ばれていた父・藤原文太（ふじわら ぶんた）による英才教育でした。当初は走り屋に興味がなかった藤原拓海でしたが、そのドライビングテクニックを駆使して、数多くの走り屋たちとのバトルを繰り広げていくことになります。そして、藤原拓海は車の魅力に気づいていき、やがて走り屋として伝説的な存在となっていきました。

秋名山は、主人公である藤原拓海がドライビングテクニックを磨いた場所です。中学生のころから豆腐配達を通して、いつの間にかドライビングテクニックを修得していた重要な場所として知られています。アニメ・頭文字Dでは、First stageからあらゆるシーンで秋名山が描かれていて、ファンにもおなじみの場所となっていました。First stageからSecond stageまで、多くのバトルシーンが描かれた場所となっています。

ここでは、秋名山のモデルは榛名山であるということについて見ていきましょう。秋名山はストーリー上でも重要な場所ですが、実際にある山がモデルになっていると考えられています。名前の理由やモデルとなった榛名山についてなど多くのファンに注目されています。主人公の藤原拓海の原点ともいえる場所なので、聖地巡礼をするファンが後を絶たない観光名所としても知られていました。

秋名山のモデルは、榛名山です。榛名山は群馬県高崎市にある山であり、赤城山・妙義山とともに「上毛三山」のひとつに数えられています。藤原拓海のホームコース「秋名山」のモデルとして走り屋や車好きには知られている山です。きれいな三角形であることから、「榛名富士」と呼ばれることもあり、絶景スポットが数多くある観光名所としても群馬県民には親しまれています。

榛名山を秋名山という名前にした理由も注目されています。イニシャルDには多くの実在の場所が登場してますが、そのほとんどは実名で存在しています。しかし、榛名山だけは『秋名山』と名前が変えられています。名前を変えた理由は諸説あり、明確には分かっていません。有力なのは、走り屋たちの行為は危険運転に該当するために、周辺の住民などに配慮したと考えられています。

ここでは、イニシャルDに登場する秋名山のスタート地点や溝落とし・5連続ヘアピンの場所を見ていきましょう。秋名山といえば、溝落としや5連続ヘアピンが有名です。この溝落としや5連続ヘアピンはモデルとなる場所が存在していて、どこなのかは注目されています。また、秋名山のスタート地点やゴール地点も気にされているので、そうしたことも併せてまとめていきます。

秋名山のスタート地点とゴール地点を紹介します。頭文字Dのコースとして描かれたのは、1981年まで「伊香保榛名道路」という名前で実在した有料道路です。ダウンヒルのスタート地点で、作中では秋名スピードスターズのメンバーが談笑していた場所がこの「伊香保榛名道路」でした。

ゴール地点は、伊香保温泉街の徳冨蘆花記念文学館駐車場手前となっています。藤原拓海の自宅である藤原豆腐店までは、車で20分の場所です。このスタート地点とゴール地点は、実際に存在しているために、聖地巡礼に訪れるファンも少なくありません。

秋名山の溝落とし・5連続ヘアピンの場所も見ていきましょう。この二つの場所は、秋名山の難所として知られている場所です。この溝落とし・5連続ヘアピンを攻略しなければ、勝利を手にすることはできません。秋名山の5連続ヘアピンは、4連続ヘアピンとして榛名山に存在しています。作中ではこの場所に溝落としがありますが、実際には異なっています。

実在する榛名山の4連続ヘアピンには溝落としとなる側溝はありません。しかし、この4連続ヘアピンとは別の場所で、異なるヘアピンカーブに溝落としとなる側溝が存在しています。この二つの場所を合わせたのが、秋名山の溝落とし・5連続ヘアピンとなっています。

ここでは榛名山周辺の観光スポットや聖地巡礼コース一覧を見ていきましょう。榛名山周辺の場所には、作中でも数多く登場していました。そして聖地巡礼の場所にもなっているため、その周辺には多くのファンの注目が集まっていました。聖地巡礼をするファンが多い作品としても知られていて、愛車に乗って実際のコースを巡る聖地巡礼が人気を博しています。ここでは、聖地巡礼コースについて詳しく紹介していきます。

聖地巡礼コースの1つ目は、榛名山ロープウェイです。榛名山ロープウェイは榛名湖畔の高原駅から榛名富士山頂まで上ることができるロープウェイです。その形状も珍しく、15人乗り2連式ゴンドラは日本ではかなり珍しいとされています。料金は大人往復850円とかなり安価なので榛名山に立ち寄った際には、ロープウェイを使用することがオススメされています。

聖地巡礼コースの2つ目は、ツツジです。榛名山の見どころは、榛名湖に無数のツツジ群生地と言われています。5月下旬から6月半ば頃までが見頃なので、この時期は観光客が多くいて、この時期には聖地巡礼に向いていません。榛名湖ロープウェイ周辺も人気ですが、「ツツジの道」もおすすめされています。聖地巡礼にも観光にもピッタリの場所となっています。

聖地巡礼コースの3つ目は、榛名神社です。榛名神社は関東屈指のパワースポットとして知られています。巨岩や奇岩など、神社としてはかなり変わった場所です。1400年を超える歴史があり、初詣スポットとして年末年始は多くの人でにぎわっています。

聖地巡礼コースの4つ目は、はくちょう丸遊覧船です。大きな白鳥の遊覧船「はくちょう丸」は、榛名湖を約20分かけて回ることができる遊覧船です。立派な2階建ての遊覧船で定員は100名とかなり大型の遊覧船となっています。榛名湖を一望できるため、聖地巡礼にはぴったりのレジャーです。

聖地巡礼コースの5つ目は、榛名湖手こぎボートです。榛名湖手こぎボートは、穏やかな湖面の榛名湖でレジャーを楽しむためにスポットです。実際にこの場所を訪れると無数の手こぎボートがあります。作中では詳しくは描かれていませんが、カップルなどでも楽しめるスポットとなっています。

聖地巡礼コースの6つ目は、榛名湖オートキャンプ場です。榛名湖オートキャンプ場は観光スポットで、ドライブスポットではないとされています。近年のキャンプブームと相まって、人気が高まっている観光地です。聖地巡礼をゆっくりするために、オートキャンプ場を利用するファンも少なくありません。

聖地巡礼コースの7つ目は、伊香保温泉です。伊香保温泉は群馬県渋川市にある日本を代表する温泉です。古墳時代の西暦600年以前から存在し、万葉集にも伊香保の地名が登場することでも知られています。日本でも最古の温泉の一つとなっていて、伊香保温泉がある地域がイニシャルDの舞台となっています。

聖地巡礼コースの8つ目は、黒髪山神社です。イニシャルDの「秋名山」のスタート地点のすぐ近くには神社が描かれています。この神社は、「黒髪山神社」という神社で、相葉山の山頂に鎮座していました。実際に筆者は黒髪山神社を訪れていて、作中に描くための参考にしています。作者は訪れなかったと明かしていますが、黒髪山神社の「奥宮」には「里宮」という別の神社もあります。

聖地巡礼コースの9つ目は、榛名公園です。榛名湖を含め約395haの広大な県立公園が榛名公園です。ユウスゲの群生地があり、観光名所として知られています。榛名公園の中には、テニスコート・サッカーグラウンド・オートキャンプ場などがあるため、レジャースポットとして高い人気を獲得しています。湖上でのレジャーも充実していて、榛名公園は広大な県立公園として群馬を代表する観光スポットです。

ここでは秋名山に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。秋名山はかなり重要な場所であり、主人公である藤原の強さの理由にも関わっています。秋名山は走り屋たちにとっては聖地であり、現実世界でも聖地になっている場所です。そのため秋名山に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができました。

車を手に入れたら秋名山に行きたいと考えるファンも少なくありません。秋名山は実際にある山がモデルになっているので、聖地巡礼には欠かせない場所となっています。作中でもかなり重要な場所となっていて、車好きであれば、一度は行ってみたい場所であるというファンの声が数多く集まっていました。

実際に秋名山のモデルとなっている榛名山に行ったというファンも数多くいます。榛名山はいまでも走り屋たちの聖地になっていて、漫画を見て聖地巡礼のために訪れたというファンがいることでも知られています。聖地巡礼は多くのファンが実行していて、榛名山は欠かせない場所です。ネット上でも聖地巡礼をしたというファンの声が数多く集まっています。

作中で最も重要な場所ともいえる秋名山が実際にあると思っていたファンも少なくありません。秋名山のモデルとなった山は存在しますが、秋名山そのものは実在していません。ネット上には、実際にあると思っていたファンたちの声が多く集まっていていました。

この記事では頭文字D（イニシャルD）の基本的な情報やモデルとなった場所、名前の理由などを紹介してきました。秋名山は作中でも最も重要な場所であり、モデルになった山にも注目が集まっていました。聖地巡礼も人気の場所で、ネット上などでも話題になることが多いことでも知られています。この記事で紹介した秋名山にも注目して、頭文字D（イニシャルD）をお楽しみください。