【メダリスト】漫画の評価は面白い？つまらない？あらすじや登場キャラクターも紹介

漫画「メダリスト」の評価や面白い・つまらないなどの感想やあらすじ、登場キャラクターについて詳しくネタバレしていく前に、まず最初に作品情報を簡単に紹介していきましょう。

• 作品名：メダリスト
• 作者：つるまいかだ
• ジャンル：フィギュアスケート漫画
• 掲載誌：月刊アフタヌーン
• 発表期間：2020年7月号〜

漫画「メダリスト」は、つるまいかだのフィギュアスケート漫画です。「作画が綺麗で、見応えがある」・「フィギュアスケートをテーマにしていて、面白い」といった感想が多く、話題を集めています。2022年には「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位を獲得し、2023年1月には「小学館漫画賞」一般向け部門を受賞している人気漫画です。

「メダリスト」の作者のつるまいかだは、愛知県出身の漫画家です。つるまいかだは、幼少期から絵を描くことが大好きだったようで、漫画「鋼の錬金術師」にハマっていたと語っています。その後、就職しながら漫画を描き続け、同人誌の「鳴きヤミ.」といった作品でCOMITIA123に参加しました。そのイベントで「即日新人賞」に参加し、アフタヌーン編集部から優秀賞を獲得します。

この賞がきっかけになり、会社を辞めて漫画家としての活動を本格的にスタートさせています。一方で、つるまいかだのプロフィールに関しては不明な部分も多く、性別や生年月日、学歴などは公表されていません。つるまいかだは、漫画「メダリスト」が初の連載作品であり、今後の活躍が期待されている漫画家です。

つるまいかだの漫画作品一覧

• 「鳴きヤミ.」
• 「女神なんてなれない」
• 「メダリスト」

漫画「メダリスト」が、面白いのか？つまらないのか？についてもネタバレしていきます。メダリストは、圧倒的に面白いといった感想が多くあがっている人気作品です。そこで、面白いといった高評価を集める理由について詳しくまとめていきます。また、つまらないといった感想があるのか？についても、深堀りしていきましょう。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の1つ目が、「フィギュアスケートを題材としている」です。メダリストは、日本でもファンが多いスポーツのフィギュアスケートをテーマにしています。メダリストは、ルールや技などが作中でわかりやすく解説されており、フィギュアスケートを知らない人からもわかりやすいと高評価を集めています。

フィギュアスケートの世界を知る人からも「メダリストは、フィギュアスケートのリアルさもきちんと描かれていて面白い」・「競技の華やかさだけでなく、リアルな裏側も描かれているところがつまらないと思わせない」といった感想があがっています。

たとえば、経済的な負担や、家族のサポートが欠かせないこと、幼少期から習っていないと成功することが難しいスポーツであることなど、様々なフィギュアスケートの側面がリアルで繊細に描かれています。また、大会に出るためにはテストに合格しなければならないなどといった裏側もしっかりと描かれており、「リアルなフィギュアスケートの世界を、忠実に描いているあらすじが面白い」といわれています。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の2つ目が、「個性的なキャラ」です。メダリストには、フィギュアスケートクラブに所属する小学生や、その親、コーチなどフィギュアスケートに関わる多くのキャラが登場します。

特に、いのりと同じように大会を目指すスケーター達が個性豊かで、同じところを目指していても性格や考え方は様々です。そういった点が、「考え方などが細かに描かれている点が、キャラの個性を引き出していて面白い」・「主人公だけでなく色々なキャラクターに焦点を当てて、細かに描いている点がつまらないと思わせない」といった高評価を集めており、個性的なキャラクターが面白いといわれています。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の3つ目が、「努力する少年少女を応援したくなる」です。メダリストは、主人公のいのり以外にも、夢や目標を持ってフィギュアスケートの練習をしている少年少女たちが多数描かれています。

メダリストでは、主に小学生のスケーターが多く描かれており、「色々なことに悩んで葛藤しながら、努力している姿が応援したくなる」・「小学生なりに考えて、日々努力して生活している姿が素敵すぎる」といった感想が上がっており、面白い魅力の1つになっています。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の4つ目が、「100点満点の師匠」です。いのりのコーチをしている司も人気が高く、「司が良い人すぎる」といった声が多く上がっています。いのりのコーチを務めている司は、中学生からフィギュアスケートを始めました。

競技を始めてからも、アルバイトをしながらスケートに取り組むなど、決して恵まれた環境でスタートしたわけではありません。だからこそ、いのりのスケートに対する強い思いに惹かれたのか、いのりを積極的にサポートしていきます。また、司はとにかく明るく前向きな性格で、引っ込み思案ないのりをとにかく褒めて励まし続けました。

司は、小学生のいのりに対しても常に敬意を払い、「いのりさん」と呼んでいます。また、長所や短所を見抜く能力にも優れているため、いのりの短所を積極的にサポートしていきます。「全力でいのりをコーチングしている姿が完璧」・「いのりをさん付けしてリスペクトしている司が好き」と高評価があがる1つの理由です。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の5つ目が、「かっこいいセリフ」です。メダリストに登場する個性的なキャラクターのセリフも、かっこいいと人気を集めています。そこで、かっこいいと話題を集めているセリフを2つ紹介しましょう。

1つ目のかっこいいセリフが、コーチである司の「できなかった自分にしか…」です。司はフィギュアスケートを始めた時期が遅く、華々しい活躍がなかなか出来ず周囲に劣等感を感じていました。一方で、司のフィギュアスケートに対する思いは人一倍です。そんな司だからこそ言えるセリフであり、「いのりにしっかり寄り添ってあげている司の思いがわかるかっこいいセリフ」と人気を集めています。

2つ目のかっこいいセリフが、主人公のいのりの「みんなと同じように…」です。いのりは、勉強が苦手で、引っ込み思案のためなかなか周囲に自分の思いを伝えることが出来ません。そんな自分のことを、周囲が腫れ物のように扱っていることにも気付いていました。そんな中、母親にもスケートを諦めるように言われてしまったいのりが、自分の思いを一生懸命伝えたセリフです。

「ちゃんと自分の考えを持っていることが凄い」・「ちゃんと母親に意思表示することができるいのりがすごくかっこいい」といった感想があがっています。この他にも、「感動するセリフが多い漫画」といった感想や、「勇気づけられるセリフが多い漫画」といった高評価を獲得しています。

漫画「メダリスト」が面白いといわれている理由の6つ目が、「作画が美しい」です。メダリストは、「とにかくスケートシーンが洗練されていて、美しい」といった感想が多く上がっています。

特に、「メダリストのスケートシーンは美しくて躍動感があるので、本当にフィギュアスケートの試合を見ているみたいで圧巻だ」といった高評価も上がっています。また、「フィギュアスケートのシーンの構図が凄い」といった声も多く、ダンスが見応えがあるように描かれている点も面白い理由の1つです。

メダリストの面白いといった理由についてネタバレしてきましたが、次につまらないといった声があがっているのか？についても深堀りしていきましょう。漫画「メダリスト」は圧倒的に面白いといった感想が多く、「つまらない回が見当たらない」といった声や、「メダリストのようにつまらないと思わせない漫画が増えてほしい」といった感想が上がっており、つまらないといった声が見受けられません。

「綺麗事だけが描かれていないあらすじが、リアルで面白い」・「作画が綺麗で、フィギュアスケートに興味を持った」といった高評価が圧倒的に多く、多くの人に支持されている人気漫画です。

漫画「メダリスト」の1巻のあらすじを、ネタバレしていきましょう。いのりは、「フィギュアスケートをしたい」という思いを母親に反対されていました。どうにかして諦めさせようと思った母親は、スケートクラブにいのりを連れていきます。そこで、プロスケートの夢を諦めアシスタントコーチに勧誘されていた司と出会いました。

いのりの姿を見て不憫に思った司は、いのりをリンクに立たせて滑りを見ます。いのりは独学でスケートをしてきましたが、基本的なスケートの動きを忠実にこなしていきます。そんないのりの滑りを見て才能を感じた司は、「いのりのコーチになって、全日本選手権に出場させる」と母親に宣言します。

司といのりが一緒に説得したことで、母親は渋々了承し、いのりはクラブに入団することが決定しました。その後、バッジテストを受験し、一流の選手のスケーティングを見たいのりは「オリンピックで金メダルを獲る選手になりたい」と目標を持ち、司に伝えるのでした。

次に、漫画「メダリスト」の2巻のあらすじを、ネタバレします。2巻のあらすじは、いのりが初級女子の名港杯に参加します。この大会には、スケートをすることに反対していた母親や、カナダに留学をしている姉も見に来ていました。リハーサルが始まり、失敗を重ねてしまういのりを見た母親は、「スケートがトラウマになってほしくないので、構成を変更してほしい」と司に依頼します。

そんな中、いのりと司は従来どおりの構成で本番をスタートさせました。本番では最初のジャンプをミスしたものの、その後は順調に技を決めていきます。いのりは最後に、最初のミスを取り戻そうと一度しか教えてもらっていない「ブロークンレッグ」という技に変更し、成功します。そんないのりの姿をみた母親は、今までのいのりに対する行動を反省し、いのりに謝罪するのでした。

その後、ライバルのミケは、1つのジャンプが無効になってしてしまい結果は3位に。いのりは無事に1位を獲得し、優勝を果たしました。その後、ノービスの部が始まり、天才少女と呼ばれている光の演技を目にします。そこで、光のコーチが司の憧れであるメダリストの夜鷹だと判明します。「いのりのレベルでは、一生光には勝てない」と言われますが、その言葉を受けて今まで以上に努力しようと頑張っていきます。

• 名前：結束いのり（ゆいつかいのり）
• 愛称：のんちゃん
• 生年月日：4月16日
• 年齢：11歳
• 血液型：A型
• 所属クラブ：ルクス東山FSC
• 好きなもの：生き物、ミミズ、スケート
• 嫌いなもの：数学、漢字

漫画「メダリスト」のキャラクター一覧の1人目が、結束いのりです。結束いのりは、ぱっちりした大きな目が特徴的なショートボブの小学校5年生です。愛知県名古屋市にあるフィギュアスケートクラブのルクス東山FSCに所属しています。引っ込み思案な性格で、全く勉強が出来ないキャラクター。フィギュアスケートでオリンピックに出場し、金メダリストになることを夢見ているスケートが大好きな女の子です。

結束いのりは母親からスケートを反対されていたため、見様見真似でスケートの技術を取得しており、潜在的な才能を持ち合わせています。司と出会い、才能を認めてもらったことがきっかけで、母親を説得しスケートを本格的に始めることになりました。スケート歴が浅くジャンプは苦手ですが、スケーティング技術が高いメダリストの主人公です。

• 名前：明浦路司（あけうらじつかさ）
• 生年月日：9月4日
• 年齢：26歳
• 血液型：B型
• 所属クラブ：ルクス東山FSC・アシスタントコーチ
• 好きなもの：読書、ポイント懸賞
• 嫌いなもの：ミミズ、ヘビ、芋虫

漫画「メダリスト」のキャラクター一覧の2人目が、明浦路司です。明浦路司は、愛知県名古屋市出身で、JISダンスの全日本選手権に出場した経験があるスケート選手です。明浦路司は、中学生の時にオリンピックのフィギュアスケートを見て感動し、スケートを始めています。当初はシングル選手として活動していましたが、高峰コーチに「相方になってほしい」と懇願されたことがきっかけで、アイスダンスに転向しました。

スケートを始めた年齢は遅かったものの、努力を重ねて全日本選手権に出場を果たしています。一方で、アイスショーのオーディションには落ち続けており、無職状態でした。高峰の誘いを受けて、ルクス東山FSCのアシスタントコーチになり、いのりのコーチになることを決意します。司はスケートの厳しさを身をもって経験しているため、褒めて相手の能力を伸ばす能力に優れたとても良いコーチです。

漫画「メダリスト」のキャラクター一覧の3人目が、結束実叶（ゆいつかみか）です。結束実叶は、19歳のいのりの姉です。結束実叶は、8歳離れた妹のいのりのことをとても可愛がり、溺愛しています。結束実叶は、活発でとても明るい性格をしており、勉強も難なくこなしてしまう優等生キャラクターです。結束実叶は、5歳のときからフィギュアスケートをはじめ、名城クラウンFSCに所属していました。

その後、大会で入賞するなど実力を発揮していました。しかし、中学生の頃にジャンプの練習時に足を骨折する怪我を負い、スケートを辞めています。現在はカナダに留学していますが、妹のいのりの大会がある際には必ず帰国するとても優しいお姉さんです。

漫画「メダリスト」のキャラクター一覧の4人目が、結束のぞみ（ゆいつかのぞみ）です。結束のぞみは、いのりと実叶の母親です。のぞみは、いのりが勉強ができないことや、引っ込み思案で自己主張をしないおっとりした性格を理解しようとせず、姉と比較しては「いのりは出来が悪い」と悪口を言っていました。

「フィギュアスケートをしたい」と言っても、いのりには絶対に無理と端から相手にしなかったキャラクターです。しかし、いのりと司に熱望され、渋々スケートをすることを承諾。その後、いのりの頑張っている姿や、楽しそうにフィギュアスケートをする姿を見て、自分の考えが間違っていたことに気付きます。改心した後は、いのりのことを応援し、全力でいのりをサポートしているお母さんです。

漫画「メダリスト」のキャラクター一覧の5人目が、瀬古間（せこま）です。瀬古間こと瀬古間衛は、いのりが所属するルクス東山FSCが練習しているスケートリンクの受付として勤務している初老の男性です。実叶が通っていた頃から勤務しているベテランであり、いのりを幼少期から知っています。

「姉に憧れてスケートをやりたい」と一人でリンクに通ういのりを見て、「小鳥の餌になるミミズを取ってくればリンクに入れてあげる」と約束を交わし、自腹でいのりの入場料を払っているおじいさんです。いのりのファン第一号であり、自身の孫のように応援しながら優しく見守っています。

いのりに基本的なフィギュアスケートのルールを説明したり、いのりと一緒にリンクに上がる姿も描かれているため、「過去にスケートをしていたのではないか？」といった考察も上がっているキャラクターです。

「メダリスト」は、つまらないといった声が見受けられないほど高評価を集めている人気漫画です。そのため、「早くアニメ化してほしい」・「アニメ化の告知はまだ？」といった感想が多く上がっています。しかし、メダリストがアニメ化されるといった公式発表はありません。

メダリストは「次にくるマンガ大賞」では1位を獲得するなど話題を集め続けています。「次にくるマンガ大賞」を受賞した作品は、高確率でアニメ化されているため、「近いうちにアニメ化が発表されるのではないか？」といった声が多くあがっており、アニメ化が期待されている注目作品です。

メダリストがアニメ化されるといった公式発表はないものの、早くも「アニメ化されるとなると、どこまで連載されるのか？」といった声も度々あがっています。「アニメ化されるのであれば、あらすじ的にメダリストを目指すスタート地点である漫画の6巻まででは？」と予測されています。

漫画「メダリスト」は、「魅力的なキャラクターがおりなすストーリーがとにかく面白い」といった声が多くあがっています。「フィギュアスケートの華やかな部分だけでなく、裏側もしっかり描いているあらすじが面白い」といった声が多くあがっており、高評価を獲得しています。

「メダリストは、レベルが高いスポーツ漫画だ」といった感想も上がっています。出てくるキャラクターがみんな魅力的であり、競技を知らない人でもわかりやすいように描かれている点が、つまらないと思わせない要素だといった感想も上がっている人気漫画です。

「メダリスト」は、「面白くて、つまらない要素がない」といった高評価が多く、「早くアニメ化してほしい」といった感想が多く上がっている人気漫画です。公式発表はされていませんが、アニメ化の時期を予測する声も多く、注目が集まっています。

漫画「メダリスト」は、「とにかく出てくるキャラクターが魅力的で、あらすじがしっかりしていて作画が綺麗だ」と高評価を集めているフィギュアスケート漫画です。あらすじや、面白いといわれている理由などを見て気になった方は、一度「メダリスト」を見てみてはいかがでしょうか？