【メダリスト】明浦路司は元・アイスダンス選手の先生！過去や夜鷹純との関係は？

「メダリスト」は、現在最も注目されているフィギュアスケート漫画です。主人公の結束いのりの先生を務めているのが、明浦路司であり、メインキャラクターとして人気と支持を集めました。この記事では、メダリストの明浦路司について特集します。司の過去やいのりの先生になるまでの経緯、夜鷹純との関係、加護家との関係などを紹介するため、メダリストを読む際の参考にしてください。

メダリストは、本格的なフィギュアスケートの世界を描いた漫画であり、講談社刊行の雑誌連載作品でありながら、第68回小学館漫画賞の一般部門を受賞したことで反響を巻き起こしました。また、現在最もアニメ化やドラマ化が期待されている作品の一つが、メダリストであるとのことです。この章では、メダリストの作品情報として、概要とあらすじを取り上げていきます。

メダリストは、月刊アフタヌーン2020年7月号より連載が開始され、2023年3月現在連載中です。単行本は、7巻まで刊行されました。メダリストの原作者は、つるまいかだです。つるまいかだは、メダリストが漫画家デビュー作品であり、現在のところ本名や年齢、性別などのパーソナルデータは明らかにされていません。同作品は、第68回小学館漫画賞一般部門の他に「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門1位を受賞しました。

メダリストの舞台は、日本におけるフィギュアスケートのメッカである愛知県名古屋市です。主人公の結束いのりは、小学5年生の少女で、ルクス東山FSCでフィギュアスケートを行っていました。いのりは、フィギュアスケートでオリンピックに出場し、金メダルを獲ることを目指しています。小柄な体格で、スケート選手として伸び悩んでいるいのりの先生として、明浦路司が就くこととなり、二人は力を合わせていくのでした。

メダリストに登場する明浦路司（あけうらじつかさ）は、年齢26歳の長身男性です。血液型はB型で、9月4日に生まれました。司の容姿は、金髪っぽい髪色を短髪にしたイケメンで、マッチョな体型をしています。司の好きなものは、読書とポイント懸賞であり、嫌いなものはミミズ、ヘビ、芋虫であると明かしました。明浦路司の名前の元ネタは、ギリシャ神話の太陽神アポロンを漢字に置き換えたものといわれています。

つるまいかだの本格的なデビュー作にして大ヒットを記録している漫画メダリストは、結束いのりがフィギュアスケートのオリンピック金メダルを目指すストーリーです。彼女を全力でサポートするフィギュアの先生が明浦路司でした。司がいのりの先生になるまでには、挫折の過去があったとされています。この章では、メダリストの司の過去について、二項目に分けてネタバレを交えながら紹介していきます。

メダリストに登場する明浦路司は、4人兄弟の次男として、愛知県名古屋市で育ちました。中学時代に、フィギュアスケートに目覚めた司は、自分も身体を動かしたいと思い、スケートを始めています。経済状況が良くなかった家計を圧迫しないように、必死にアルバイトをしながら選手としての成功を夢見て練習に励みました。しかし、思うように目が出なかったことで、20歳の時にフィギュア選手の道を断念せざるを得なかったのです。

フィギュアスケート選手の道を断念した過去のある司でしたが、スケートそのものに対する情熱は失っていません。司は、自分の進む道を、アイスダンスに見出したのです。アイスダンス選手に転向した司は、高峰瞳をパートナーに実績を積んでいき、ついには全日本選手権出場を果たしました。ところが、その後アイスショーのオーディションに何度参加しても落選の日々が続き、不遇の日々を過ごしていたのです。

オーディションに落ち続けたことで、明浦路司のアイスダンス選手としてのモチベーションは、みるみるうちに低下していきました。無職状態で鬱屈した日々を過ごしていた司に手を差し伸べたのは、アイスダンスのパートナーだった高峰瞳です。瞳は、名古屋にあるフィギュアスケートクラブのルクス東山FSCで、選手のコーチをしており、司をアシスタントコーチに勧誘しました。ところが、司はコーチ就任を渋っていたのです。

司が、ルクス東山FSCのアシスタントコーチになることを渋っていた理由は、自らの経験不足でした。また、ファンの間では、「本人のモチベーションが、まだ現役選手にあったのではないか」という考察が見受けられます。彼は、コーチ就任に悩んでいましたが、たまたまルクス東山FSCを訪れた時に、同じく母親に連れられてやって来たいのりの滑りを見ることになりました。

いのりのスケーティングを見た司は、彼女の秘めたる素質を見抜きました。そして、何よりも彼女の「金メダルを獲りたい」という執念に惹かれたのです。司は、瞳の申し出を受けてルクス東山FSCのアシスタントコーチに就任しました。そして、いのりを金メダリストにするべく、二人三脚で歩んでいくことになります。司の熱血指導は、いのりだけではなく、多くのファンを感動させているのです。

月刊アフタヌーン誌上で連載中のフィギュアスケート漫画メダリストは、ノーマーク状態から口コミで面白さが伝わっていき、現在ではメディアミックスが望まれている作品の一つにまでなりました。同作品のメインキャラクターである明浦路司は、夜鷹純との関係が描かれています。また、加護家との関係も示唆されていました。この章では、メダリストの司の人間関係に、スポットを当てていきます。

夜鷹純とは、オリンピックの男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した後、20歳の若さで現役引退した伝説の人物です。彼のスケーティングは、同世代の明浦路司に多大な影響を与え、彼がスケート選手を目指すきっかけ的な存在でした。現在の夜鷹純は、ストーリー開始時点の5年前から、結束いのりのライバルであり良き理解者である天才スケート少女の狼嵜光のコーチをしていますが、なぜか世間には非公表にしています。

いのりは、光のコーチが夜鷹純だと知ると、彼のもとへ行き「光ちゃんに勝てるように頑張る」といいました。ところが、夜鷹純はいのりを冷たくあしらったのです。すると、司は「俺の一生を使ってでもこの子を勝利まで連れて行くし、あなたに未来は決められない」と反論しました。かつて憧れた存在に対して、反抗するほどいのりのことを評価しており、このシーンは多くのファンの胸を打ったとのことです。

司は、かつて加護耕一の会社でアルバイトをしていました。また、加護家に居候していた時期もあります。耕一の娘の羊は、司に面倒を見てもらっていたこともあり、よく懐いています。今は亡き耕一の妻の芽衣子が司のファンだったようで、耕一は彼のスケートの支援を申し出ていました。しかし、加護家の好意に甘えてばかりはいられないと思った司は、加護家を出たのです。

この章では、メダリストの明浦路司に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。司は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、メダリストの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の明浦路司と結束いのりの関係が、単なるコーチと選手ではなく、全力でひたむきに目標へ向かって進む間柄であるところが良いとつぶやいています。

こちらは、メダリストを熱心に読んでいると思われる方のツイートです。お気に入りのキャラクターが、明浦路司とのことで、熱血で好感の持てる性格でありながら、時折挫折した過去を思うくらい表情をするのが良いとのことです。

こちらは、メダリストをリアルタイムで読んでいると思われる方のツイートです。同作品内で、明浦路司と夜鷹純の絡みをもっと見たいとつぶやいていました。

この記事では、メダリストに登場する明浦路司について特集しました。司は、同作品における重要キャラクターであり人気者です。是非一度、メダリストを読んで、司の魅力に触れてください。