【マッシュル】マーガレット・マカロンはオルカ寮の監督生！強さや使う魔法を考察

「マッシュル」のマーガレット・マカロンは、神覚者を目指す主人公のマッシュを妨害しようとする人物です。かなりの異色キャラですが、独特の個性と根は悪くない性格のため、彼のファンは多くいます。本記事ではマッシュルのマカロンにスポットを当てて、使える魔法や強さ、能力などを解説していきます。

マッシュルは、2020年2月より「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された人気漫画です。作者は甲本一先生で、新ジャンルともいえるアブノーマル魔法ファンタジーの物語となっています。2020年11月時点で発売された単行本は、全て重版となるほど注目されている作品です。

物語の舞台は、当たり前のように魔法が使える「魔法界」です。魔法の能力が高いほど社会の上層となり、低ければ落ちこぼれという扱いを受けます。魔法が全く使えない者は、殺処分をされるという恐ろしい法もありました。主人公のマッシュ・バーンデッドは、魔法が使えない少年です。養父のレグロ・バーンデッドに、ひっそりと育てられていました。ある日、魔法警察にマッシュの存在を知られてしまいます。

マッシュルのマーガレット・マカロンは、イーストン魔法学校オルカ寮の監督生です。スポーツ刈りで体格も良く、逞しい男性に見えます。しかし、本人は「心は女性」と言っており、丁寧なオネエ口調で話すのが特徴です。また、顔の左右にはト音記号のようなアザがあり、口紅などの化粧もしています。「退屈は死も同然」という持論を持っており、常に刺激を求めている様子です。

マカロンの魔法は学生とは思えないほど高度で、マッシュが入学した年の神覚者候補の1人でした。彼の好物はタルタルソースで、「エビフライはタルタルソースを美味しく食べるためにある」という、並々ならぬこだわりを持っています。いつもタルタルソースとエビフライを持ち歩いているようです。

マッシュルの神覚者とは、年に1度最も優秀な生徒に与えられる称号のことです。神覚者になると、選ばれし者として崇拝され、さまざまな特権を取得します。主な権利は、貴族階級への昇格や、10億ロンドの助成金などです。また、国の最高法定機関とされている魔法局には、多くの神覚者たちが在籍しており、魔法界を統制する役割を担っています。

神覚者になるためには、いくつかの条件を満たさなければなりません。名門校のイースト魔法学校に所属していること、神覚者としてふさわしい能力があると学校から推薦されることです。神覚者は神に仕える立場という証明として、「神の杖の名（～ケイン）」の称号が与えられます。

マッシュルのオルカ寮監督生マーガレット・マカロンは、神覚者試験でマッシュが優勝することを妨害しようとする人物です。マカロン自身も神覚者になれるほどの実力と強さがあるものの、本人は全く興味を示しません。ここでは、マカロンが使う魔法の種類や強さなどを徹底解説します。

マーガレット・マカロンの固有魔法で、相手の実力を耳で感じ取り、強さと音を繋げていく能力があります。音階によって、攻撃方法が異なるようです。例えば、「レ」は楽譜が帯状となって相手を突き刺し、「ファ」は拳のように固まってしまうという特徴があります。また、ドレミファソラシドの音階で、高音になるほど攻撃の強さが増していきます。マッシュのマカロンの強さは、音階「シ」のレベルに相当するそうです。

対戦相手の周りに、多数の音符を出して攻撃する魔法です。敵が呪文を唱えると同時に、それに反応して連鎖爆発を起こします。呪文を唱えずに魔法を大量に放出すれば、かき消すことも可能です。非常に強力な魔法の1つですが、マッシュには効果がありません。そのため、彼と対戦するときは使わない魔法です。

マッシュルのマカロンは、無数の楽器を出現させて、全方位から一斉に音魔法を放つことができます。また、仲間が楽器を持っていても、音魔法を放つことが可能です。マーガレット・マカロンは、魔法の出力量だけでなく、効果的に応用できるセンスも持ち合わせています。彼が世界トップクラスの天才というのは、間違いないでしょう。

分厚くて頑丈な音符がマーガレット・マカロンの前に出現して、相手からの魔法攻撃の盾となります。しかし、レインの黒い魔法に対しては、効力がなかったようです。そのため、彼は右手を負傷してしまいました。3本線の力には敵わなかったのでしょう。マカロンは、まだ1度しか使用していない魔法です。

魔力を解放できる魔法で、発動すると容姿が変化します。それに伴い、使用できる魔法も解放されるのです。本来の実力を発揮するために、マカロンは髪の毛もしっかり生えている子供の姿に変身しました。そして、指パッチンの魔法を使用して、音速で場所を移動しながら、マッシュを翻弄したのです。

3本線にも勝てるといわれるほどの強力な魔法で、上空から出現する大きな死の鐘です。2km範囲内でその鐘の音を聴いた者は、確実にノックダウンされます。魔法の発動から死の鐘が鳴るまでに、1分のタイムラグがあるため、杖を奪って防御することも可能です。マカロンはマッシュに杖を折られてしまい、結果的には敗北しました。

数年前の魔法学校中等部（13～15歳）で行われた魔法実技大会に、マーガレット・マカロンも参加しました。当時のマカロンは9歳でしたが、年齢を偽って出場し圧倒的な実力で優勝したのです。マッシュは、すでにマカロンの強さを予感していました。魔法学校の生徒や関係者も、噂で聞いていた彼の実力に興味を示しています。マカロンは「私を楽しませて天命を果たせ」と、余裕を見せていました。

マカロンの強さは音と繋がっており、相手の実力も音で判断できます。また、セコンズ魔法が使えることも、明らかになっています。

マッシュルのマーガレット・マカロンは、オルカ寮の監督生でありながら、神覚者に匹敵する実力の持ち主です。しかし、権威に全く興味がなく、卑怯な戦いも好みません。試合前に対戦相手へ下剤を仕込むという提案をされたときも、一蹴していました。また、魔法を使用せずに、マッシュがアベルに勝ったと知ります。
 

彼はいても立ってもおられず、オーター・マドルから依頼されたこともあり、マッシュの活躍を妨害します。レインと闘った際は、オルカ寮の生徒を巻き込まないために、本気を出さずに退くという監督生らしい責任感のある姿も見られました。

マッシュルのマーガレット・マカロンとマッシュには、決定的な共通点があります。それは、彼らのエネルギーの供給源が、食べ物であることです。対戦する前に、マッシュはシュークリームを食べます。一方、マカロンが好んで食べるのは、タルタルソースをたっぷり付けたエビフライです。

マカロンいわく、エビフライを美味しく食べるために、タルタルソースが存在するのではないそうです。「タルタルソースを美味しく食べるために、エビフライが存在する」と主張しています。マッシュはそのようなマカロンの姿を目にして、「これは強敵だ」と思うのでした。

13～15歳の中等部で開催される魔法実技大会は、若き才能を見出すための重要な行事です。数年前の大会で、圧倒的な強さで優勝したのが、マーガレット・マカロンでした。この男は、のちにオルカ寮の監督生となり、マッシュの抹殺を依頼される人物です。マーガレット・マカロンがスバ抜けた強さだったため、疑惑の声が上がり調査されました。その結果、年齢を偽って魔法実技大会に参加したことがバレてしまいます。

マッシュルの級硬貨とは、授業の課題や行事の成績などによって、生徒に与えられる硬貨です。級硬貨には金、銀、銅の3種類があり、神覚者になるための最も重要なアイテムとなります。3学期が終了する時点で、金の級硬貨を5枚以上持っていれば、神格者の候補になれます。去年の神覚者には、レイン・エイムズが選ばれました。

実はマーガレット・マカロンも、上級生から金の硬貨を10枚取得するという最高記録を出しています。それにも関わらず、彼は神覚者に興味を持っていないため、所持している全ての級硬貨をオルカ寮に寄付しました。

神覚者のレインが自分を相手にしてくれることを、マカロンは喜びます。しかし、「レインでは力不足だ」と余裕の発言をして、ピアノの魔法を使い始めました。先述のように、マカロンは神覚者ではありませんが、それに匹敵するほどの実力があるのです。レインの剣の魔法と、マカロンの音の魔法の激しい戦いが始まります。

レインから放出されるオーラの雰囲気が変化し、顔には3本目のアザが出現しました。神に選ばれた者だけに現れるのが、3本目のアザです。そして、レインの「ブラックパルチザン」という黒い魔法が、マカロンを攻撃します。対するマカロンは、防御の魔法である「サウンズシールド」を唱えました。

しかし、地面が2つに割れてしまい、レインはブラックパルチザンの威力を見せつけました。その瞬間、マカロンは姿を消します。勝負はまだ終わっていませんでしたが、マカロンは2人のオルカ寮の生徒を守るために、一旦退いたのです、戦いを続けられる力は充分にあったものの、オルカ寮の生徒の安全を優先しました。レインとの戦いは、次の機会に取っておこうと考えたのでしょう。

オルカ寮の監督生であるマカロンは、神覚者候補選抜試験の最終試験でマッシュと闘うことになります。音速で移動するマカロンを、マッシュがついに捕らえました。しかし、優位に立ったわけでなく、あくまでも一時的な対処です。セカンズを温存しているマカロンのほうが、有利な状況でした。

マカロンは「セコンズ・デスゴング」の魔法を使い、巨大な死の鐘を出現させます。魔法を発動すれば1分後に、2km範囲内にいる者をノックアウトできるのです。マカロンは、「1分以内に音速で動く私を捕まえないと、あなたの負けよ」と言い放ちます。

奮闘するマッシュですが、音速で移動するマカロンを捕まえるのは困難です。最後は、マッシュがマカロンを地面に倒し、魔法杖を握りしめて壊します。あとわずかでタイムリミットでしたが、見事に捕らえることができて、デンスゴングは消滅しました。マカロンは「魔法も使わずに大したものね。私の負け。惚れたわ」と言い、自身の惨敗を認めます。

マッシュルのマーガレット・マカロンが、良いキャラだから作品が面白いという感想があります。また、マカロンが漫画内で最も可愛いと思っているというファンもいるようです。 マッシュル序盤の恐ろしげな言動とは反対に、話が進むほどカッコよくなる様が好きという声もありました。

そして、マカロンは圧倒的な強さにもかかわらず、あくまで向かってくる相手に対してのみ、叩きのめしています。彼は弱い相手を積極的にいたぶらないことも、好感度が高いようです。

強くて実力の高いマカロンが、タルタルソースには目がないというキャラだと知って、一気に好きになったという感想もありました。見た目と嗜好のギャップが、多くの人にインパクトを与えているようです。主人公のマッシュがシュークリーム狂で、マカロンがタルタルソース狂という設定が最高という声もありました。

マーガレット・マカロンというインパクト大なキャラが登場して、ジャンプの歴史を歩んでいる感じがあり、楽しいという感想も上がっていました。のちのち頼れる姉貴ポジションになりそうと考察する人もいます。他にも、「今後マカロンはマッシュのことを至高の春夏秋冬として、ハートを飛ばし収穫時を狙うだろう。しかし、いざという時は助けてくれるポジションになってほしい」と期待する声もありました。

マッシュルに登場するマーガレット・マカロンはオルカ寮の監督生で、神覚者になれるほどの実力を持っています。彼の魔法の強さは音と繋がっているのが特徴で、相手の実力も音で判定することが可能です。最後はマッシュの規格外の強さに敗北しますが、根は悪い人でないため、彼の実力を認めていました。今後もマッシュとどのように絡んでいくのか、注目しておきましょう。