【マッシュル】ワース・マドルは七魔牙の第三魔牙！強さ・能力や家族との関係は？

今回はレアン寮所属のワース・マドルに注目しました。サングラスがトレードマークのワース・マドルは、級硬貨を奪おうとしてきた敵キャラクターです。登場シーンこそ少ないものの、ランス・クラウンとの戦闘やマドル兄弟の過去は大きな反響を呼んでいました。そんなワース・マドルの強さや能力に迫り、ランス・クラウンとの戦いの結末をネタバレしていきます。

マッシュルは無能力の肉体派少年が魔法使いの世界で奮闘するファンタジー作品です。アブノーマル・ファンタジーがキャッチフレーズのギャグ寄りの作品ではありましたが、徐々にバトルシーンや胸を打つようなセリフが増えてきました。また位置関係が分かりやすいように全体絵を挿入したり、アイテムやモチーフによりキャラクターの個性を引き立たせるなどの工夫が凝らされています。

甲本一は夢を諦めて社会人として働いていましたが、2年間だけ追いたいと親を説得して再びを漫画家を目指しました。柏崎康一やこういちろう名義での読切を経験し、2020年からマッシュルの連載を開始しました。2020年の「次にくるマンガ大賞」の11位や2021年の「全国書店員が選んだおすすめコミック」の3位に選ばれて、待望のアニメ化に期待が寄せられています。

魔法界では魔法が全てであり、魔法不全者は問答無用で殺処分されていました。底辺魔法使いのレグロ・バーンデッドは魔法の使えない赤ん坊を拾い、マッシュと名付けて森の奥でひっそりと育て始めました。成長したマッシュ・バーンデッドは筋トレによって異常な身体能力を手に入れましたが、魔法警察に魔法不全者だとバレてしまいます。その後強欲な警察官に取引を持ち掛けられ、自分と家族のために神覚者を目指すことになります。

マッシュルのワース・マドルはイーストン魔法学校の3年生で、「才能と自尊心」が特性のレアン寮に所属しています。小さめの丸いサングラスが特徴で、両目の下にアザを持つ2本線の強力な魔法使いです。神覚者候補となるためには金硬貨5枚が必要なため同じ寮所属の生徒たちと共に、所持枚数の多いマッシュ・バーンデッドとその仲間たちを襲撃しました。

レアン寮の監督生であるアベル・ウォーカーは、優秀な生徒を集めて寮の中枢となる七魔牙を組織しました。国の最高法定機関である魔法局への近道は神覚者になることであり、その年の最も優秀な生徒が神覚者に選ばれます。アベル・ウォーカーは七魔牙を使って他の神覚者候補を蹴落とし、いずれは底辺魔法使いを排除した理想の世界を築こうと目論んでいました。

レアン寮所属の強敵ワース・マドルについて掘り下げていく前に、まずはマッシュルの作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いてはワース・マドルの強さや能力に迫ります。ワース・マドルはアベル・ウォーカーが率いる七魔牙の中で上位の存在ですが、どんな魔法の使い手なのでしょうか?ここでは、アドラ寮の優等生ランス・クラウンとの戦いの結末についてもネタバレしていきます。

マッシュルのワース・マドルは、泥魔法の使い手です。出現させた泥の操作だけではなく、地面や壁を泥状に変化させることも可能です。ワース・マドルは泥魔法を分身や移動手段に応用する発想力がある手練れで、七魔牙の中でも上位の戦闘能力を持っています。

マッシュルには主人公のマッシュ・バーンデッドのライバル的存在として、ランス・クラウンというキャラクターが登場します。名家の長男であるランス・クラウンは編入試験をトップ通過して、「勇気と信念」が特性のアドラ寮に配属されました。登場当初こそ敵対していましたが、一戦交えてからはマッシュ・バーンデッドを支える仲間の1人になりました。

ワース・マドルは級硬貨を狙って対戦した際にランス・クラウンが名家出身だと気付き、七魔牙への加入を勧めます。その後提案を拒んだランス・クラウンを泥魔法で攻め立てますが、あっさりと形勢を逆転されてしまったため魔力の濃縮液を服用することにしました。最後の切り札による最大魔力で勝利を目指しましたが、ランス・クラウンのセコンズ技「トゥーチャーポール」には敵いませんでした。

レアン寮所属の強敵ワース・マドルの能力や強さに迫り、アドラ寮の優等生ランス・クラウンとの戦いの結末をネタバレしました。続いてはマッシュルのワース・マドルの家族について掘り下げていきます。ファンの間で話題になっていましたが、一体マドル兄弟にはどんな過去があるのでしょうか?また兄のオーター・マドルとは、どのようなキャラクターなのでしょうか?

マッシュルは魔法能力が社会的地位に反映される世界が舞台であり、神覚者になれば貴族階級への昇格が認められて10憶ロンドの助成金が支給されます。また魔法界の中心である魔法局に勤めれば、周囲からエリート扱いされます。マドル家では人の価値は成功の数であり、延いては魔法能力こそが全てという考えを持っています。洗脳にも似た教育の中で兄弟は比較され、劣っていたワース・マドルは蔑まれてきました。

マッシュルはイーストン魔法学校の先生・生徒だけでなく、ストーリーが進むにつれて魔法局勤めのキャラクターも登場するようになります。魔法局にはレイン・エイムズやライオ・グランツのようなマッシュ・バーンデッドに友好的なキャラクターもいますが、魔法が使えないなら処刑するべきだと考える敵対派もいます。敵対派の筆頭がワース・マドルの兄であるオーター・マドルです。

弟と同様に魔法こそ全てという教育をされてきたオーター・マドルは、魔法界の秩序を重んじています。丸い眼鏡と両目の下のアザが特徴のオーター・マドルは砂の神杖の神覚者で、魔法裁判ではマッシュ・バーンデッドが視認出来ないレベルの瞬間移動を披露しました。まだまだ本格的な戦闘シーンが無いため全容は明らかになっていませんが、作中上位の強さではないかと期待されています。

レアン寮所属の強敵ワース・マドルとアドラ寮の優等生ランス・クラウンとの戦いの結末や、マドル兄弟の過去をネタバレしてきました。それでは最後に、マッシュルのワース・マドルに関する世間からの感想や評価を紹介します。七魔牙の1人であるワース・マドルに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはワース・マドルの名前の由来に関する感想ツイートです。ワース・マドルの価値ある人間になろうと必死なキャラクター設定から、このツイートでは英語で価値という意味の「worth」が名前の由来だと考察しています。公式発表されてはないものの、作者の甲本一が由来を意識して名前を付けた可能性は十分あります。

こちらはマッシュルのワース・マドルを励ましている感想ツイートです。ワース・マドルは兄弟で比較されながら洗脳にも似た教育を受けており、兄のオーター・マドルの優秀さに苦しんできました。しかしながらオーター・マドルは秩序だけを重んじる偏った性格なので、こちらのツイートでは総合的な人間力はワース・マドルが上だと評価しています。

こちらはマッシュルの人気投票に関する感想ツイートです。マッシュルの連載2周年突破を記念して、キャラクターの人気投票が行われました。級硬貨の争奪戦の登場から目立った動きはありませんがワース・マドルを推しているファンが沢山いるようで、兄弟で連番の11位という結果を残しました。

七魔牙のワース・マドルについてランス・クラウンとの戦いの結末やマドル兄弟の過去をネタバレしてきましたが、いかがでしたでしょうか?マッシュルにはワース・マドル以外にも、個性的なキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、マッシュルをご覧になってみてはいかがでしょうか?