【テニスの王子様】橘杏は橘桔平のかわいい妹！桃城武や神尾アキラとの関係は？

「テニスの王子様（テニプリ）」の橘杏は、女性キャラの中では登場回数も多く、人気のあるキャラクターです。特に桃城や神尾アキラと絡むシーンが多く見られ、どのような関係なのか気になるところです。本記事では、そんな橘杏にスポットを当てて、プロフィールやテニスの実力、活躍シーンなどを徹底解説します。個性的な橘杏を演じるアニメ声優も紹介するため必見です。

テニスの王子様（テニプリ）は、中学校のテニス部を題材として描かれた人気漫画です。また、原作を元にしてアニメ、ゲーム、実写作品などのメディアミックスも展開されています。作者は許斐剛先生で、集英社の週刊少年ジャンプにて、1999～20008年に連載されていました。

さらに、続編として新テニスの王子様が、2009年より連載再開されています。本作主人公リョーマのモデルは、早稲田大学出身の羽石祐さんだといわれています。作者の許斐剛先生が、自ら証言をしているそうです。

主人公の越前リョーマは、アメリカからの帰国後、テニスの名門校である青春学園中等部に入学します。元天才テニスプレーヤーの越前南次郎を父親に持つリョーマは、1年生にしてレギュラーの座を獲得した期待のルーキーです。リョーマとテニス部の仲間たちは、全国大会優勝を目指して、闘志を燃やしながら強豪校相手と戦っていくのでした。

• 所属：不動峰中学校2年
• 必殺技・能力：特に無し
• 利き腕：右
• 誕生日：3月21日
• 身長：155cm
• 体重：46kg
• 決め台詞：特に無し
• 家族構成：曾祖母、祖母、父、母、兄（桔平）
• パートナー：桃城武、神尾アキラ
• 好きな食べ物：杏仁豆腐
• 好みのタイプ：頼りになる人
• 声優：木村亜希子

テニスの王子様（テニプリ）の橘杏は、不動峰中学校に通う2年生の少女です。また、同校男子テニス部の部長である橘桔平の妹にあたり、彼女自身も女子テニス部に所属しています。ストリートテニス場にも、頻繁に通っているようです。見た目の特徴は、ボブカットで前髪を真ん中分けして、左右をピンで留めています。不動峰中学校にいる前の熊本時代は、ツインテールをしていました。

橘杏は以前熊本に住んでいましたが、兄の橘桔平が問題を起こしたことにより、不動峰中学校へ転校したのです。それ以来、兄の橘桔平がいる男子テニス部の部員たちと、一緒にいることが多くなります。橘杏の初登場は、玉林中の布川、泉と桃城、越前とのストリート試合のシーンでした。また、桃城との接点が多く、神尾アキラの想い人でもあります。彼女の登場シーンは、原作よりもアニメのほうが多いです。

不動峰中学校テニス部の2年生で、2大エースのうちの1人です。スピード感のあるテニスを行うのが特徴で、自転車と並走できるほどの強さと速さの脚力を、備え持っています。口癖は「リズムにのるぜ」で、他にも「リズムを上げるぜ」や「リズムを変えるぜ」などもあります。これらのセリフは、神尾アキラが自分自身に喝を入れる自己暗示のようなものですが、仲間たちからは不評のようです。

負けず嫌いな性格で、他人の挑発に乗ってしまったり、喧嘩っ早い一面も見られます。橘杏のことを「杏ちゃん」と呼び好意を寄せていますが、彼女は気づいていない様子です。神尾アキラは橘杏をライブに誘おうとした際、急遽桔平と不二が草試合を行うこととなり、実行できませんでした。公式ファンブックでは、その後に神尾アキラは橘杏とライブに行けたことが明かされています。

テニスの王子様（テニプリ）に登場する、青学テニス部の2年生です。対戦選手が強いほど自身も強くなるプレイを見せ、「青学一のクセ者」といわれています。必殺技はダンクスマッシュやジャックナイフで、パワーテニスが得意な選手です。風向きを読んでボールの動きを予測したり、相手の心理を考察しながら緻密なゲームを行う能力も、持ち合わせています。桃城武の口癖は、「どーん」や「いけねーな、いけねーよ」です。

人懐っこい性格をしており上下関係にこだわらず、後輩にも親しまれています。橘杏とは接点が多いですが、二人の間に恋愛感情があるのかは明らかになっていません。しかし、跡部に「お前らできてんのか？」と言われたこともあるため、橘杏と仲の良い関係なのでしょう。桃城武は橘杏のことを「橘妹」と呼んでいます。一方、彼女からは「モモシロくん」と呼ばれています。

桃城とリョーマがストリートテニスコートへ行った際に、橘杏はベンチに座っており、リョーマに笑いかけます。しかし、リョーマには無視をされており、これが彼女のテニプリ初登場シーンでした。そして、桃城とリョーマのダブルスの試合を傍観します。

桃城の圧倒的なサーブの威力や、リョーマのツイストサーブを目の当たりにして驚いていました。しかし、彼らがダブルスにおいては、素人であることも察します。玉林中の布川、泉ペアとのダブルス試合が始まった際には、「ムリムリ」と笑ったのです。彼女の想像通り、試合はあっという間に決着がつき、布川、泉ペアが勝利しました。

地区予選のときも同様に、桃城、リョーマペアと布川、泉ペアの試合を目にして、「ムリムリ」と冷やかします。しかし、この際は桃城、リョーマペアが考案した「阿吽の呼吸法」という技で奇跡的に勝利をして、橘杏を非常に驚かせました。

テニプリに登場する竜崎桜乃は、地区予選の応援に来ていました。竜崎桜乃は、青春学園の1年生で、テニス部コーチをしている竜崎スミレの孫です。また、テニスの王子様のヒロインでもあります。竜崎桜乃は柿ノ木坂東中のテニス部部長の佐々部に、「足を踏まれて靴が汚れたから弁償しろ」と、イチャモンをつけられました。

その場へ居合わせた橘杏は、「謝っているからいいじゃない！」と佐々部に言って仲裁に入ります。すると、彼は逆上して、橘杏にビンタをしたのです。そこへ桃城が助けに入り、佐々部はラリアットを喰らいます。その際に、橘杏と桃城は初めて互いに名乗ることになり、彼女が不動峰中学校の橘桔平の妹であることを知りました。

テニプリの桃城はひったくり犯を捕まえようとして、近くにいた通行人から自転車を借りて追いかけます。自転車を奪われた通行人とは、不動峰中の神尾アキラでした。急に自転車を奪い取られたことで、神尾アキラは盗まれたと思い、桃城のあとを追いかけます。桃城はひったくり犯を追いかけていることを忘れるほど、神尾アキラに追いつかれないように走りました。

いつの間にか、二人はスピード競争をしており、夢中で走っています。ちょうどそのとき、偶然にもストリートコートの前を通り、桃城と神尾アキラはテニスをしようと話しました。すると、そこで橘杏が跡部にナンパをされていたのです。「ここにいる全員と対戦して勝てば、自分とデートをする」という内容でした。しかも、本当に跡部はストリートコートにいた全員に、勝つことができたのです。

桃城と神尾アキラは橘杏を助けようと、跡部と樺地にダブルス試合を申し入れます。ところが、ダブルスとはいえ、跡部はコートに座り込むだけで、実際は樺地だけがボールを打っていました。樺地一人でも、桃城と神尾アキラの相手は充分だと、跡部は見下していたのでしょう。

ところが、樺地の剛球を桃城が返した様子を見て、跡部は驚きました。そして、「今日は俺が負けたことにしてやる」と言って、その場から去ります。桃城と神尾アキラのおかげで、橘杏は跡部とデートをする必要がなくなりました。

テニプリの校内ランキング戦とは、部員を4ブロックに分けて総当たり戦を行う方法です。そして、勝率の高い8名を選抜し、青春学園のレギュラー選定をするシステムとなっています。したがって、全勝の1名と1敗しかしていない１名の計２名が、レギュラーになれるのです。

青学テニス部部長の手塚国光が、公平に各ブロックの割り振りを決定します。都大会後の校内ランキング戦で、桃城はレギュラー落ちしていまいました。その後、彼はストリートテニスコートで、玉林中の泉、布川ペアと2対1で打ち合います。そこに橘杏がやって来て、共に打ち合うことになったのです。

意外にも威力のある良い球を打つ彼女を見て、桃城は驚きます。そして、普段から見た目で人を判断していたことに、気づいたのです。桃城は校内ランキング戦でレギュラー落ちしたことに、落ち込んでいました。しかし、橘杏とテニスをしたことで、常に格上に挑戦する心を忘れてはならないと、強く思うのでした。

テニプリの不二周助は、橘桔平の自宅を訪問し試合を挑みます。そのことを知った橘杏は、神尾アキラから電話がかかってきた際に、兄の桔平と不二が試合をしようとしていると伝えました。そして、神尾と杏は、二人がいるコートへ駆けつけます。桔平が熊本にいた頃は、彼が立海の切原に近いテニスを、好んでやっていたことを神尾アキラに明かしました。

彼女は兄の桔平の試合を中止させなければいけないと思いますが、コートに辿り着いたときには、すでに開始するところだったのです。橘桔平は全国区のプレイヤーであり、自分と試合をすることで実力がどのくらいあるのかを、試そうとしている不二の思惑を察していました。その上で、不二との試合に臨んだようです。試合は激しい打ち合いとなり、桔平がスマッシュを放ちます。

不二は「羆落とし」で返そうとしましたが、ラケットに穴が開いてしまいます。しかし、ボールは活きており、桔平側のコートへ入りました。試合はここで終了し、不二は「大丈夫そうだね、お兄さん」と杏に声をかけて帰っていきます。不二は自分の実力が全国でどのくらい通用するのか、確認したかったのはもちろんです。それに加えて、関東大会で怪我負った桔平の調子を、見に来たことがわかります。

橘杏は、原作よりもアニメ版のほうが多く登場しています。アニメオリジナルストーリー第71話「デートしない？」では、桃城をデートに誘いました。彼女にとってのデートは、ストリートテニスコートでテニスをすることです。桃城と橘杏がデートをすると知った乾は、仲間たちを呼びだして2人の成り行きを見守りました。

また、青学メンバーと共に関東大会のビデオを観たり、橘桔平のお見舞いに行くという橘杏のシーンは、原作漫画にはありません。アニメオリジナルストーリーのジュニア選抜合宿では、立海の切原が誰かに階段から突き落とされる事件が起きました。目撃情報から、犯人は神尾アキラではないかと疑われます。しかし、現場には橘杏のヘアピンが落ちており、それに気づいたリョーマは、彼女が犯人であることを見抜くのでした。

しかし、橘杏は故意に切原を階段から突き落としたのではありません。切原が兄の橘桔平に怪我を負わせたことを、謝って欲しいと言います。すると、彼は「普段からよほどヤワな練習をしていたんだな」と兄を侮辱したのです。橘杏は怒って、彼に平手打ちを食らわせようとします。切原は彼女の平手打ちを避けようとしたときに、バランスを崩して階段から足を滑らせたのが真実でした。

テニスの王子様（テニプリ）の橘杏は、負けず嫌いで物事をハッキリと言える強気な性格をしています。跡部にナンパされたときも、嫌な気持ちを前面に出して断りました。そもそも、このような流れになったのは、跡部がストリートテニスを弱者のたまり場と言って、バカにしたためです。怒った杏は彼に啖呵を切り、杏の気の強さも伺えるシーンです。

また、先述のように、竜崎桜乃が柿ノ木中の部員に絡まれたときも、杏は怖気づかずに仲裁に入っています。それが原因で自分がビンタを喰らってしまいますが、決して怯みませんでした。このことからも、兄の桔平と同様に、正義感が非常に強いことがわかります。

ちなみに、桃城からは「威勢がいいのも良いけれど、ほどほどにな」と言われたり、跡部からも「気が強いところもカワイイじゃねーの」と言われたりしていました。また、明るく人懐っこい面もあり、初対面のリョーマに笑顔で手を振っています。

橘杏は不動峰中の女子テニス部に所属していますが、試合のシーンが一度もないため、実際の実力や能力がどうなのかは不明です。しかし、桃城とストリートテニスをした際に、意外と良い球を打つと驚かれていました。おそらく、ある程度の実力を持ち合わせていると考察できます。

テニプリに登場する女性キャラの中で、テニスプレイヤーとしての活躍シーンがあるのは、竜崎桜乃くらいでしょう。しかし、彼女はあまり実力がないため、テニプリの女性キャラの中で、橘杏が最も強いことは確実です。

• 出身地：福井県吉田郡松岡町（現永平寺町）
• 生年月日：1971年6月28日
• 血液型：O型
• 身長：160cm
• 職業：声優
• 所属事務所：ケッケコーポレーション
• 趣味：イラスト
• 特技：合気道（二段）

テニスの王子様（テニプリ）の橘杏役を担当したアニメ声優は、木村亜希子（きむらあきこ）さんです。小学校の頃に声優という職種があることを、初めて知ります。そして、面白うそうだと興味を持ったことが、声優になったきっかけだそうです。大学を卒業し、仕事をしながら養成所に通いました。

少年や少女、成人女性役など、幅広いジャンルの役をこなせる声優です。また、アニメ版「ロックマン」の全シーズンに出演している、唯一の声優でもあります。2013年1月に第一子の男児を出産したと発表しました。声優の並木のり子さんとは、大親友であることを公言しています。

• 1997年：マスターモスキートン'99（千里、アナウンス役）
• 1999年：星方天使エンジェルリンクス（アイリス役）
• 2000年：トランスフォーマー カーロボット（大西ユウキ役）
• 2002年：電光超特急ヒカリアン（聖橋ケンタ役）
• 2003年：ふたつのスピカ（宇喜多万里香役）
• 2005年：蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT（蔵前果林役）
• 2008年：北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王（サクヤ役）
• 2012年：イナズマイレブンGO クロノ・ストーン（～2013年 フェイ・ルーン役）
• 2017年：恋と嘘（根島智里役）
• 2019年：真夜中のオカルト公務員（山城課長役）
• 2022年：最遊記RELOAD -ZEROIN-（宿屋の受付役）

テニプリの橘杏と桃城がカップルになって、付き合ってほしいという感想が上がっています。二人は気軽に話せる友人関係で、桃城は杏のことを「橘桔平の妹」としか見ていないと考察する声もありました。また、杏も彼のことを、親しい友人として接しているという感想もあります。神尾アキラが橘杏に好意を寄せていると公式で明かされています。そのため、二人の仲の良い関係を見て、神尾が焼きもちを焼くというシーンが多いです。

テニプリのキャラの中では、橘杏が好きだという声もあります。杏の登場回数が多い71話の「デートだ！」は、好きすぎて何度も見返したという感想も上がっていました。他にも、橘杏のようにテニスプレイヤーたちを、引っ掻き回してみたいという人もいました。また、男性は竜崎桜乃のような女性が好きだけど、杏はサバサバした性格のため、同性のファンが多いように感じると考察する人もいます。

テニプリの橘杏が普通にかわいいという感想があります。お兄ちゃんを大切にするところや、心配するところも好きだという人もいました。本作の女性キャラの中では割と出番があるほうで、メインキャラとの絡みも多いです。アニメでは桃城と神尾と杏の三角関係のような描写が、多々見られました。杏自身も二人に、どっちつかずの対応をしています。これから恋愛感情が誰に芽生えていくのかも、注目しておきたいところです。

テニスの王子様（テニプリ）の橘杏は、不動峰中の女子テニス部に所属する2年生です。兄の橘桔平と同様、正義感が非常に強い性格をしています。竜崎桜乃と初対面であったのにも関わらず、他校から絡まれている様子を見て、仲裁に入ったためにビンタを喰らいました。また、勝ち気で何事にも物怖じをせずに、ストレートなもの言いをします。

物語の中で彼女がテニスの試合をするシーンは、全く描写されていません。しかし、桃城がストリートテニスを彼女としたところ、意外に球の威力があると驚いていたため、実力はそれなりにある様子です。サバサバして明るいため、同性ファンも多い人気キャラとなっています。本作を楽しむ際は、橘杏の魅力にもぜひ注目してみてください。