【テニスの王子様】天根ヒカルはクールなダジャレ好き？ダビデの由来や声優は？

かっこいいと人気を集めている天根ヒカルのプロフィールや必殺技、活躍、名言などを深掘りしていく前に、まず最初に作品情報を紹介します。

• 作品名：テニスの王子様（テニプリ）
• 作者：許斐剛（このみたけし）
• ジャンル：テニス少年漫画
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ、ジャンプスクエア（新テニスの王子様）
• 発表号：1999年32号〜2008年14号、2009年4月号（新テニスの王子様）

テニプリの愛称で親しまれている「テニスの王子様」は、週刊少年ジャンプで1999年から約9年間連載されていた、部活動テニスをテーマにした人気少年漫画です。テニスの王子様が連載終了後、2009年3月から第2シーズンの「新テニスの王子様」がジャンプスクエアで連載されています。2020年12月には、累計発行部数が6000万部を突破している人気少年漫画です。

テニスの王子様（テニプリ）は、テニスの名門中学校を舞台にしたテニス部の姿を描いた作品です。テニスの王子様は、テニスのルールがわからない人にもわかりやすく読めるように解説などが入っており、幅広い層から人気を獲得しました。また、テニスの王子様が人気を集めると、テニスの競技人口が140万人増えるなどの社会現象まで巻き起こしました。

テニスの王子様は多くの人気を獲得し、2001年にはアニメ化されました。その後、2012年にはアニメ「新テニスの王子様」、2022年には「新テニスの王子様U-17 WORLD CUP」なども放送されました。アニメのみならず、2003年に舞台化され「テニミュ」といった愛称で親しまれています。2021年には、ミュージカルの累計動員数300万人を突破した人気メディア展開作品です。

テニスの王子様（テニプリ）は、アメリカ各州のテニスのJr大会で4連続優勝した少年・越前リョーマが主人公の物語です。アメリカから帰国したリョーマは、東京にあるテニスの名門校「青春学園中等部」に入学します。そこで、部員と共にテニスの全国制覇を目指しながら成長していく姿を描いた青春テニス漫画です。

• 名前：天根ヒカル（あまねひかる）
• 愛称：ダビデ
• 所属：六角中学校2年B組1番
• 部活：テニス部
• 身長・体重：180センチ・69キロ
• 利き腕：右
• 生年月日：11月22日生まれ
• 趣味：海遊び
• 得意科目：技術、体育
• 苦手科目：音楽

テニスの王子様（テニプリ）に登場するキャラクターの天根ヒカルは、テニスの古豪と呼ばれている千葉県にある六角中学校テニス部の2年生です。長めの茶髪スタイルで、整った顔立ちをしたイケメンキャラクターです。天根ヒカルは、怪力を活かしパワーで相手に攻め込むアグレッシブ・ベースライナーのプレイスタイルを得意にしています。

天根ヒカルの基本的なプロフィールをネタバレしたところで、次に天根ヒカルについてもっと深掘りしていきましょう。天根ヒカルは、口数が少なく無口ですが、実はダジャレが大好きなキャラクターです。天根ヒカルは、「好きな本はギャグ漫画」と答えるほどのギャグ好きで、起き抜けのダジャレ20連発を日課にしています。

天根ヒカルは、一見すると無口でとてもクールでかっこいいキャラクターですが、口を開けばダジャレばかりを言うため周囲はいつも呆れています。そんな周囲の空気に怯むことなく、ダジャレを言っては自分で吹き出してしまうシーンも描かれています。「ダジャレといえば天根ヒカル」といった声も上がっているギャップが激しいキャラクターです。

ダジャレが好きな天根ヒカルには、ダビデという愛称があります。そこで、天根ヒカルがダビデと呼ばれる理由についても、深掘りしていきましょう。天根ヒカルは、整った彫りが深い顔立ちをしており、一見すると日本人には見えません。

そんな彫りの深い顔立ちや髪型が、ミケランジェロのダビデに似ていると言われたことがきっかけで、ダビデという愛称がつきました。また、彫刻のようにきれいな体型もダビデと呼ばれる理由の1つになっています。

ダビデこと天根ヒカルは、テニスの実力も高いです。テニスの王子様の作中では描かれていませんが、過去に全国大会ベスト16の氷帝学園の準レギュラーを100人倒しています。また、パワーとメンタル力が高く、パワーテニスを得意にしているキャラクターです。

天根ヒカルはパワーテニスを得意にしているキャラクターで、オジイ製の長いラケットを使っています。そんなパワー型の天根ヒカルの必殺技が、「ダジャレ殺法」です。天根ヒカルは、試合中に自分の特技でもあるダジャレを言って、相手を笑わせて反撃しないようにさせるという得意技を持っています。しかし、この必殺技は成功したことがないようです。

天根ヒカルと黒羽春風の関係は、同じ六角中学校テニス部に所属する先輩と後輩といった関係性です。2人ともテニス部のレギュラーメンバーであり、度々ダブルスを組む仲でもあります。天根ヒカルのダジャレに突っ込むツッコミ担当でもあり、仲の良い関係性です。

黒羽春風（くろばねはるかぜ）は、バネといった愛称で親しまれている六角中学校テニス部の3年生です。バネさんといった愛称で慕われており、天根ヒカルと同じくパワーテニスが得意なテニス部員です。サバサバとした性格をしていて、天根ヒカルだけでなく後輩からも好かれています。

天根ヒカルと佐伯虎次郎の関係も黒羽と同様、同じ六角中学校テニス部に所属する先輩と後輩といった関係性です。佐伯虎次郎が歌う「バレンタインキッス」に、天根ヒカルがコーラス参加をしたことがあります。佐伯虎次郎（さえきこじろう）は、サエといった愛称で親しまれている六角中学校テニス部に所属する3年生であり、レギュラーメンバーです。

2人ともテニス部のレギュラーメンバーであり、度々ダブルスを組む仲でもあります。天根ヒカルのダジャレに突っ込むツッコミ担当でもあり、仲の良い関係性です。とても穏やかで、爽やかな印象の好青年であり、優しい性格の持ち主です。

天根ヒカルのプロフィールや、他のキャラとの関係性についてネタバレしましたが、次に天根ヒカルの活躍や、名言についても紹介していきましょう。

天根ヒカルは、関東大会に出場します。1回戦では5-0で勝利し、続く2回戦も3-0で勝利しました。その後の準決勝では、青春学園と対戦します。天根ヒカルは黒羽とペアを組み、青春学園の河村・桃城ペアとダブルスで対戦しました。

天根ヒカルは、試合の序盤相手の必殺技であるブラックジャックナイフなどを簡単に返すといった活躍を見せ、終始リードしていました。しかし、河村のダッシュ波動球は返すことが出来ずにリズムを崩し、逆転されて6-7という僅差で敗北してしまいます。

天根ヒカルは、六角中学校のレギュラーとして全国大会にも出場を果たします。全国大会では、1回戦で沖縄のルーキー校である比嘉中と対戦しました。天根ヒカルは黒羽とペアを組み、田仁志と山城ペアと対戦することになります。

テニプリの作中で試合が描かれることがなかったため、どんなプレーをしたかは不明です。試合結果は、2-6で比嘉中に負けています。その後、天根ヒカルは、比嘉中の部員にボールをぶつけられてしまったオジイの病院に付き添っています。

テニスの王子様の漫画には収録されていませんが、アニメ「テニスの王子様」のオリジナルエピソードとして、ジュニア選抜大会に天根ヒカルが出場しています。天根ヒカルは、氷帝学園の忍足とペアを組み、練習試合にダブルスで登場しました。

練習試合では、不動峰中の伊武と城成湘南の神城と対戦し、勝利しています。スコアは明らかになっていませんが、天根ヒカルは試合中に必殺技のダジャレ殺法を繰り出し、終始しつこくダジャレを言い続けていました。

同士討ちとは、ペアを組んだ相手とシングルスで試合を行うタイブレークの試合です。天根ヒカルは、青春学園戦や全国大会でダブルスのペアを組んだ黒羽と同士討ちを行いました。試合結果は、7-3で天根ヒカルが勝利しています。

天根ヒカルの活躍を紹介したところで、名言についても紹介していきましょう。天根ヒカルの名言が、「ジジイが食っても…」です。この名言は、関東大会の準決勝前に天根ヒカルが言った言葉です。天根ヒカルは、試合前に対戦相手の桃城とぶつかってしまいます。桃城はぶつかった瞬間に、手に持っていたババロアを手放してしまいました。

空中に飛ぶババロアを、ラケットで天根ヒカルがキャッチした時につぶやいた名言です。ダジャレが大好きな天根ヒカルらしい名言であり、この後にペアを組むことが多い黒羽に突っ込まれています。この名言は、「おもしろいことを言って、決まったと思っている天根ヒカルがかわいい」・「天根ヒカルと黒羽の関係性が、微笑ましくて好き」といった声があがり話題を集めています。

• 名前：竹内幸輔（たけうちこうすけ）
• 生年月日：1976年7月4日
• 没年月日：2022年6月8日（45歳没）
• 出身地：秋田県大曲市
• 職業：声優、元お笑い芸人
• 事務所：ケッケコーポレーション

アニメ「テニスの王子様（テニプリ）」で天根ヒカルを演じた声優が、竹内幸輔です。竹内幸輔は、声優としてデビューする前にPROPAGANDA STAGEの劇団員として活動し、芸能活動をスタート。その後、お笑いコンビを結成し、お笑い芸人として活動を開始しました。お笑いコンビの解消後に、声優として活動していましたが、惜しまれつつ45歳の若さで2022年6月8日に亡くなりました。

• アニメ「アイシールド21」：原尾王成、筧駿役
• アニメ「韋駄天翔」：スパイク役
• アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」：エノモト役
• アニメ「capeta」：梶原の先輩
• アニメ「銀牙伝説WEED」：哲心役
• アニメ「人造昆虫カブトボーグV×V」：アニマル斉藤役
• アニメ「Rocket!ぼくらを月につれてって新・月世界旅行」：フィリアス・フォッグ役
• アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱（2009年版）」：スタート係
• アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリー」：ドラゴン龍役他
• アニメ「ゴールデンカムイ」：谷垣の兄役

テニスの王子様の天根ヒカルは、「とにかく外見がイケメンでかっこいい」といった声が多い人気キャラクターです。アニメを見て好きになったファンも多く、「ダビデはいつもかっこいいけど、試合中に髪をまとめて本気になるダビデが本当にかっこよくて好き」といった声も上がっています。登場シーンは多くないものの、テニプリキャラの中で、人気を集めているキャラクターの1人です。

テニプリの天根ヒカルは原作漫画の時から人気を集めていましたが、「アニメの天根ヒカルを見て、より好きになった」といった声も多くあがっています。特に、「天根ヒカルの声が好き」といった声が多く、声優の竹内幸輔の演技力や声を評価する声が多いです。「天根ヒカルの声は、ずっと竹内幸輔さんが良い」といった声も多くあがっており、声優の演技力が評価され、今後新たに聞けないことが辛いと惜しまれています。

テニスの王子様の天根ヒカルは、ダビデのように彫りの深い顔がかっこいいと人気を集めています。そんな中、「ダビデのように外見がかっこいいのに、ダジャレが好きなギャップがかわいい」といった声も。特に、「普段は寡黙なのに、ダジャレを言い続ける天根ヒカルがかわいい・愛らしい」といった感想が多く上がっている人気キャラクターです。

テニスの王子様（テニプリ）のキャラの天根ヒカルは、ダジャレが大好きでダビデのような彫りの深い顔立ちをしたイケメンキャラクターです。天根ヒカルのプロフィールや実力、活躍シーンや、天根ヒカルを演じた声優などを見て気になった方は、一度「テニスの王子様（テニプリ）」を見てみてはいかがでしょうか？