【テニスの王子様】樹希彦は鼻息が特徴の六角中メンバー！不二のつばめ返しを破った？

『テニスの王子様（テニプリ）』に登場する樹希彦は、六角中テニス部のメンバーです。初めて登場した際、大きな鼻に目を奪われた人もいるのではないでしょうか？樹希彦は大きな鼻や、独特な鼻息が特徴的なキャラです。本記事では、樹希彦の人物像やテニスの実力などを調べて、詳しくまとめています。テニスの王子様の作品情報をおさらいしてから、樹希彦のプロフィールや性格などを確認していきましょう。

テニスの王子様（テニプリ）は、集英社の週刊少年ジャンプで連載されていたスポーツ漫画です。1999年から始まり、2008年の14号で最終回を迎えました。2009年からは、第2シーズンとなる『新テニスの王子様』の連載がジャンプスクエアで始まりました。テニスの王子様のコミックスは全42巻、新テニスの王子様のコミックスは現時点で38巻まで発売されています。

テニスの王子様は2001年からテレビアニメが始まり、2005年まで放送が続きました。テレビアニメの続編はOVA化され、2006年の3月から隔月で発売されました。その後、新テニスの王子様がテレビアニメとなり、さらに2021年には『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』がテレビで放送されます。テニスの王子様は他にもミュージカルや実写映画、ゲームなど、数多くのメディアミックスが行われています。

テニスの王子様（テニプリ）の主人公である越前リョーマは、元プロテニスプレイヤーの越前南次郎の息子です。越前リョーマはアメリカから帰国し、青春学園のテニス部に入部しました。越前リョーマは部長の手塚国光に敗れ、「青学の柱になれ」と言われます。闘志を燃やした越前リョーマは青学の全国制覇を目標に掲げ、強豪校のライバルたちに立ち向かっていくのでした。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦は、六角中学校の3年生です。六角中のテニス部員からは、「いっちゃん」と呼ばれています。8月31日生まれのAB型で、身長は174cm、体重は62kgです。作中では、すべてダブルスの試合に登場しています。非常に目が良いキャラで、視力が左右ともに2.5もあります。父親が食堂を営んでいるため、樹希彦も料理が得意です。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦の特徴は、大きな鼻です。鼻が大きいせいか鼻息も荒く、樹希彦の鼻息には「シュポー」というまるで汽笛のような効果音がついています。得意技は、鼻息で塵を吹き飛ばすことです。この得意技はテニスにはまったく役に立ちませんが、樹希彦は鼻息を荒くすることで肩の余分な力を抜いているようです。

樹希彦は語尾に「〜なのね」をつける口癖があり、全体的に穏やかな喋り方をします。原作での口癖は「〜なのね」だけでしたが、アニメではさらに「なんで？なんで？」という口癖が追加されています。この口癖が追加されたことで、樹希彦は一気に不思議ちゃんキャラになりました。このアニメの口癖は、後に原作にも反映されています。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦は、温厚で協調性のある性格をしています。「〜なのね」という口癖も相まって、ファンの間では「六角の母」と呼ばれることもあります。意外と大胆なところもあり、テニス部のメンバーと潮干狩りに行ったときは、一人だけ大物のハマグリを採っていました。その大胆さは試合でも発揮されており、試合の流れを見て大きな一手を狙うこともあります。

テニスの王子様（テニプリ）の六角テニス部は、特別強い学校というわけではありません。そのため、樹希彦に関しても、強いというイメージが湧かない人もいるでしょう。しかし、樹希彦は、「天才」ともいわれている不二周助のつばめ返しを破ったといわれています。実際につばめ返しを破ったとしたら、その実力はどれほどのものでしょうか？ここでは、樹希彦のテニスの実力や、本当につばめ返しを破ったかどうかについて解説します。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦は、無回転の「シンカー」という球を打つことができます。また、精密なコントロールを持っていることからも、テクニックが高い選手だといえます。主な試合の戦績は、4戦中2勝2敗です。青春学園と比嘉中に負けていますが、惜しいところまでいきました。突出して優れた強さを持っているわけではありませんが、そこそこの実力はあるといえるでしょう。

テニスの王子様（テニプリ）に出てくる「つばめ返し」とは、相手のボールの回転を利用したカウンター技です。強力なスライス回転をかけたボールを返すことで、跳ねない打球を相手コートに落とすことができます。このつばめ返しを使えるのが、青春学園3年生の不二周助です。不二周助は得意技のつばめ返しで、数々のライバルを打ち破ってきました。この無敵とも思われたつばめ返しを、樹希彦が破ったのです。

樹希彦は無回転のシンカーを繰り出すことで、不二周助のつばめ返しを封じ込みました。しかし、不二周助は諦めず、ガットを利用してボールに回転を生み出してつばめ返しを打ちました。このつばめ返しは回転数が足りなかったことでボールが浮いてしまい、樹希彦に打ち返されてしまいます。樹希彦が打ち返したボールはネットにかかりましたが、2度目はしっかりと相手コートに戻りました。

テニスの王子様（テニプリ）のアニメで樹希彦を担当したのは、声優の蓮岳大さんです。蓮岳大さんは作品の脇を固めることが多く、名前のない数々のキャラを演じてきました。主要キャラを演じることはあまりないため、どういった声優かわからないという人もいるでしょう。ここでは、テニスの王子様のアニメで樹希彦を演じた、蓮岳大さんのプロフィールと主な出演作品を紹介します。

テニスの王子様（テニプリ）で樹希彦を演じた蓮岳大さんは、1979年9月15日生まれのB型です。出身地は北海道で、現在はアミュレートに所属しています。以前の所属事務所は、　ブリングアップでした。趣味は格闘技観戦で、特技は習字です。

樹希彦役の蓮岳大さんは、『遊戯王デュエルモンスターズ GX』の 前田隼人、『スクールランブル』の花井弥三郎、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』のコンラッドなどを演じています。また、2023年4月からは、『冒険大陸 アニアキングダム』のトリーを担当することが決まっています。

テニスの王子様（テニプリ）には、イケメンのモテキャラが大勢登場します。樹希彦はイケメンというわけではありませんが、結婚するなら樹希彦が良いというコメントが上がっていました。樹希彦の優しい性格や料理好きなところが、結婚対象として人気がある要因のようです。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦は、一時的にでも不二周助のつばめ返しを封じたことがあります。最終的には負けてしまいましたが、つばめ返しを封じた樹希彦には「凄い」と感心する声が上がっています。樹希彦のシンカーは、作中でも最強クラスの技だというコメントもありました。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦に関しては、「かわいい」という感想も多く寄せられていました。見た目はもちろん、「なのね」という口癖や、越前リョーマを「リョーマ君」と呼ぶところなどがかわいいといわれています。

テニスの王子様（テニプリ）の樹希彦の人物像やテニスの実力、アニメの声優などをまとめました。樹希彦は作中ではそれほど目立ちませんが、不二周助のつばめ返しを破った数少ないキャラでもあります。試合には負けてしまいましたが、不二周助との対戦では視聴者を大いに楽しませてくれました。

樹希彦は温厚で優しい性格が女性ファンから人気で、試合以外のシーンでは癒やしを与えてくれます。また、機関車のような音をたてる鼻息など、他のキャラにはない面白い一面もあります。もう一度漫画やアニメで樹希彦の登場シーンを振り返り、その魅力を再確認してみてください。