【テニスの王子様】千歳千里の能力・必殺技は？橘桔平との関係や声優も紹介

本記事では、「テニスの王子様/テニプリ」に登場した千歳千里を紹介していきます。千歳千里は「九州二翼」と呼ばれているため、試合では凄まじい強さを見せています。千歳千里のかっこいい魅力や、アニメで声を演じた声優を紹介していきます。

千歳千里のかっこいい魅力や橘桔平との関係を知る前に、まずは「テニスの王子様/テニプリ」の基本情報を紹介していきます。テニスの王子様は1999年から2008年まで連載されていた漫画で、累計発行部数は6000万部を突破しています。2001年から2005年にはアニメが放送されており、「魔術士オーフェンはぐれ旅」「ムシブギョー」「図書館戦争」などの作品に携わっている「浜名孝行」が監督を務めていました。

テニスの王子様の主人公は越前リョーマです。越前リョーマはアメリカ帰りの天才少年で、青春学園のルーキーとして注目を集めています。また、父親は「サムライ南次郎」と呼ばれたプロテニスプレイヤーで、父親譲りのプレースタイルで活躍していきます。全国大会決勝の直前には記憶喪失に陥っていますが、歴戦のライバルと試合をしたことで記憶を取り戻しました。

テニスの王子様の千歳千里は、「四天宝寺中学校」のテニス部に所属しているキャラクターです。前年までは「獅子楽中学校」に在籍しており、橘桔平と共に「九州二翼」と呼ばれていました。中学生の中ではトップクラスの実力を誇っていますが、練習中に負った怪我で視力が低下しています。身長は195センチで、体重は81キロです。

千歳千里は熊本弁が特徴的で、自由奔放な性格をしています。また、放浪癖があるため、授業の出席率が5割を切っていることが分かっています。プライベートでは6キロの鉄下駄を履いており、趣味には将棋と散策を挙げています。頭脳を活性化させる能力を持つため、「人を見ただけで兄弟構成が分かる」という特技があります。

千歳千里の妹は「千歳ミユキ」です。千歳ミユキは小学校に通っている小学4年生で、「～だっちゃ」という口癖があります。宮崎県で療養中の手塚国光と出会っており、手塚国光のことを「ドロボウの兄ちゃん」と呼んでいます。過去にイップスに悩まされていたため、手塚国光のイップスの克服の契機を作りました。

千歳千里は「誰にも渡せない大切なもの」に妹の千歳ミユキを挙げているため、重度のシスコンであることが分かっています。また、千歳ミユキは手塚国光に恋心を抱いているため、コート外では千歳千里と手塚国光がライバル関係になっています。千歳ミユキは「手塚国光の写真が欲しい」と思っていますが、毎回断られているようです。

ここからは、「テニスの王子様/テニプリ」に登場した千歳千里の実力を紹介していきます。四天宝寺中学校は全国大会でベスト4に入った強豪のため、中心選手の千歳千里は凄まじい強さを見せています。千歳千里のプレースタイルや、試合で使用した必殺技をネタバレしながら解説していきます。

無我の境地は限界を超えた時に発動する現象で、｢百練自得の極み｣｢才気煥発の極み｣｢天衣無縫の極み｣に分類されています。千歳千里は無我の境地を使用できる1人のため、中学生の中ではトップクラスの実力を誇っています。また、視力が低下した状態で強敵を倒しているため、かなりの実力者であることが分かります。

千歳千里は全ての能力値が平均以上で、ゲームメイクに秀でている特徴があります。また、越前リョーマの無我の境地は偶発的な発動ですが、千歳千里は無我の境地の発動をコントロールできる強みがあります。自由奔放で行動が読めない部分があるため、他のキャラクターと比べるとカリスマ性は低いようです。

テニスの王子様の千歳千里は、「神隠し」という必殺技を使用しています。神隠しは「ボールに強烈な回転をかけて打球をホップさせ、相手にボールが消えたかのように錯覚させる」という技です。橘桔平との試合で使用しており、橘桔平が打球の処理に苦慮していました。また、「サーブで使用できる」という印象でしたが、途中で「ボレー中にも使用できる」という事実が発覚しています。

全国大会決勝では、覚醒した越前リョーマが他人の技を使用しています。越前リョーマは千歳千里の神隠しを使用しましたが、幸村精市は「ボールは消えたりなどしない」と言って返球しています。そのため、全てのプレイヤーに通用する技ではないようです。

テニスの王子様の千歳千里は、「無我の境地」を使用しています。常人が無我の境地を発動するのは困難で、最初の発動は偶発的という特徴があります。また、3つの扉を開くことで様々な能力が発動しますが、体力の消耗が激しいという欠点もあります。千歳千里は「才気煥発の極み」を使用しており、頭脳を活性化させて相手の動きを先読みしていました。

テニスの王子様の千歳千里は、「綱渡り」という必殺技を使用しています。綱渡りは「ボレーで放ったボールがネットに当たり、そのままネットの上を転がってコートに落ちる」という技です。立海大付属の丸井ブン太が初めて使用しており、物語途中に千歳千里も使用していました。

前述したように、千歳千里は無我の境地を会得しており、扉の1つの「才気煥発の極み」を開いています。発動中には、何球目でポイントが決まるのかを見極めることができるため、「絶対予告」という名称が付けられています。手塚国光も才気煥発の極みを使用していますが、真田弦一郎の「陰」で破られています。

千歳千里は物語が始まる前に無我の境地を会得しており、大学病院で脳波を調べていた時に「3つの扉」について知りました。また、発動時には「相手の兄弟構成」「仲間が求めている時間」を知ることができますが、無駄な能力と言われています。

プレースタイルや必殺技を知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で描かれた千歳千里と橘桔平の関係を紹介していきます。千歳千里と橘桔平は違う学校に在籍していますが、過去に深い繋がりがあったようです。千歳千里と手塚国光の試合に関する情報もまとめていきます。

テニスの王子様の橘桔平は、「不動峰中学校」の部長兼監督です。転校前は獅子楽中学校のエースで、千歳千里と共に「九州二翼」と呼ばれていました。ですが、練習中に千歳千里の視力を低下させる怪我を負わせてしまったため、責任を取ってテニス部を退部しています。その後、千歳千里がテニスを再開したことを知ったため、転校先の不動峰中学校にテニス部を創設しました。

テニスの王子様の手塚国光は、「青春学園中等部」のテニス部の部長です。全国に名を轟かせている実力者ですが、物語途中に肘を故障しています。千歳千里は妹に頼まれて「写真を撮らせてくれ」と言っていますが、頼む度に断られています。

テニスの王子様の遠山金太郎は、「四天宝寺中学校」のスーパールーキーです。人間離れした身体能力を持つため、野生児のようなプレースタイルを見せています。先輩の千歳千里を「千歳」と呼んでおり、千歳千里も遠山金太郎を可愛がっています。

必殺技や橘桔平との関係を知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で描かれた千歳千里の活躍を紹介していきます。千歳千里は高い実力を持つキャラクターのため、読者と視聴者からかっこいいという意見が挙がっています。千歳千里のかっこいい名言もネタバレしながらまとめていきます。

千歳千里は熊本第一小学校から獅子楽中学校に進学しており、「九州二翼」と呼ばれる全国区のプレイヤーとして知られていました。また、目を負傷したことでテニスから遠ざかっていましたが、転校先の「四天宝寺中学校」で復帰しています。四天宝寺中学校には実力者ばかりが集まっていたため、前年度の全国大会でベスト4に入っています。

千歳千里は準々決勝で橘桔平と戦っています。橘桔平は千歳千里を負傷させたことに負い目を感じていたため、「わざとボールを右目に受ける」「死角を狙わない」という漢気を見せており、最終的には千歳千里が勝利しています。

千歳千里は準決勝で手塚国光と戦っています。ダブルスで出場していますが、試合前から2人の一騎打ちになることが分かっていたため、実質的にはシングルスの試合になっています。2人は無我の境地を発動して戦っており、最終的には2つの扉を解放した手塚国光が勝利しました。

千歳千里は新テニスの王子様の合宿に参加しています。2人組を作るエピソードでは、同じ中学校の遠山金太郎とペアを組んでおり、コーチから「2人でシングルマッチを行う」と告げられます。ですが、遠山金太郎がコートに姿を見せなかったため、千歳千里の不戦勝で終わりました。

千歳千里は新テニスの王子様の「シャッフルマッチ」に登場しています。千歳千里と橘桔平はダブルスに出場していますが、完成度が高い高校生のペアに敗北しました。

橘桔平との試合で誕生した千歳千里のかっこいい名言です。勢いが出てきた時に発する口癖で、実力者の橘桔平を圧倒していました。

手塚国光との試合で誕生した千歳千里のかっこいい名言です。手塚国光は「打球の威力と回転を倍にして返す」という技を持っていますが、千歳千里は手塚国光の技を封じていました。

かっこいい魅力や橘桔平との関係を知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で千歳千里を演じた声優を紹介していきます。千歳千里の声優は、舞台や洋画吹き替えの活動も行っているようです。声優のプロフィールや出演作品を一覧でまとめていきます。

テニスの王子様で千歳千里を演じたのは、声優の大須賀純です。大須賀純は福岡県出身で、1990年代から声優活動を行っています。生年月日は1979年5月24日で、所属事務所は「アミュレート」です。専門学校を卒業してデビューしており、ファンからは「スカジャン」「純さん」という愛称で呼ばれています。

声優の大須賀純は、アニメ「あんさんぶるスターズ！」で「影片みか」というキャラクターを演じています。影片みかはアイドルグループ「Adam」のメンバーで、人懐っこい性格をしているキャラクターです。関西弁が特徴的で、高校では手芸部に所属しています。影片みかが登場した本作は、2015年から配信されているゲームが原作で、2019年にアニメが放送されていました。

声優の大須賀純は、「八男って、それはないでしょう！」「サンリオ男子」「乃木坂春香の秘密」「神曲奏界ポリフォニカ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。プライベートでは、ゲームとガンプラ製作を趣味にしており、下戸で酒が飲めないようです。また、「ER緊急救命室」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」などの作品で吹き替えを担当しています。

かっこいい魅力や橘桔平との関係を知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」の千歳千里に関する感想をまとめていきます。テニスの王子様は累計発行部数6000万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

テニスの王子様の千歳千里は、高い実力を持つ自由人のため、読者と視聴者から「千歳千里はかっこいい」という感想が挙がっています。また、「神隠しや才気煥発の極みがかっこいい」という感想も挙がっているようです。

千歳千里は橘桔平と試合をしており、橘桔平が漢気を見せたことで千歳千里が勝利しています。そのため、「千歳千里と橘桔平の試合が熱い」という感想が挙がっています。また、2人は親友の関係のため、「2人のダブルスが面白い」という感想も挙がっているようです。

千歳千里と手塚国光はお互いに天才のため、読者と視聴者から「天才同士の戦いが面白い」という感想が挙がっています。また、妹の千歳ミユキは手塚国光に恋心を抱いているため、「今後の三角関係が気になる」という感想も挙がっているようです。

本記事では、テニスの王子様に登場した千歳千里を紹介していきました。千歳千里は天才的な能力を持つ実力者ですが、プライベートでは自由奔放な性格をしているため、ギャップが面白いキャラクターと言われています。千歳千里が登場した本作を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。