【ジョジョ】DIO（ディオ）の息子一覧！登場シーンやスタンド能力をまとめて紹介

本記事では、「ジョジョ6部/ストーンオーシャン」に登場したDIOの息子を一覧で紹介していきます。DIOは空条承太郎との戦いで滅びましたが、その後の世界に息子が登場しています。DIOの息子が使用しているスタンド能力や、DIOと息子の見た目に関する情報をまとめていきます。

DIO/ディオの息子のプロフィールとスタンド能力を知る前に、まずは「ジョジョ6部/ストーンオーシャン」の基本情報を紹介していきます。ジョジョの奇妙な冒険は1987年に連載がスタートした漫画で、ストーンオーシャンは1999年から2003年まで連載されていました。2021年にはアニメが放送されており、「キャプテン翼」「スプリガン」などの作品に携わっている「加藤敏幸」が監督を務めています。

ジョジョ6部/ストーンオーシャンの主人公は空条徐倫です。空条徐倫はボーイフレンドが起こしたひき逃げの罪を着せられ、「グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」に収監されてしまいます。また、父親の空条承太郎から差し入れられたペンダントに「矢の破片」が入っており、指を刺されたことでスタンド能力に目覚めました。アニメでは、声優のファイルーズあいが空条徐倫の声を演じています。

ディオ・ブランドーは1部と3部のラスボスで、ジョースター一族の宿敵です。元々は普通の人間でしたが、石仮面を被ったことで吸血鬼に変貌し、ゾンビを従えて世界征服を目論んでいました。ジョナサンとの戦いに敗れて体を失いましたが、首から上だけで生存しており、沈没船の中でジョナサンの体を乗っ取っています。1部ではディオという表記でしたが、3部からはDIOという表記に変更されています。

ここからは、ストーンオーシャンに登場したDIO/ディオの息子を一覧で紹介していきます。DIOは普通の人間ではないため、息子もスタンド能力に目覚めています。息子のプロフィールとスタンド能力を一覧でまとめていきます。

ジョジョ6部には、ウンガロというキャラクターが登場しています。ウンガロの母親はDIOの食料になって死亡しており、自身は将来に絶望したことで麻薬中毒者になりました。また、病院に搬送された時にプッチ神父と出会い、プッチ神父がDIOと魂を一体化させていたことでスタンド能力に目覚めています。6部のアニメでは、声優の山崎たくみがウンガロの声を演じています。

ウンガロのスタンド能力は「ボヘミアン・ラプソディー」です。絵画やコミックの中のキャラクターを実在化させ、キャラクターに心惹かれた者を物語の世界に引きずり込む能力を使用しています。ウンガロは人々に希望を与えるキャラクターを嫌っているため、キャラクターを実在化させてパニックを起こし、希望の無い世界を作ろうとしています。

ウンガロのスタンド能力には、「キャラクターが物語と同様の言動を取る」という特性があるため、北斗の拳のキャラクターが実在化したことで、新宿が壊滅的な被害を受けています。また、ナルシソ・アナスイとウェザー・リポートを追い詰めていましたが、「全てのキャラクターを元に戻すヒーロー」が実在化したことで能力が無効化されました。最終的には、希望の無い人生に戻ったことに気付いて戦闘不能に陥っています。

ジョジョ6部には、リキエルというキャラクターが登場しています。リキエルの母親はDIOの食料になって死亡しており、自身は人生に絶望して暴走族に入りました。また、パニック障害を患っているため、高速道路で事故を起こして病院に搬送され、そこでプッチ神父と出会ったことでスタンド能力を発現しています。6部のアニメでは、声優の古川慎がリキエルの声を演じています。

リキエルのスタンド能力は「スカイ・ハイ」です。視認が不可能なほどのスピードで飛び、生物の体温を奪って活動する「ロッズ」を操る能力で、相手が即死するほどの失調を起こさせることができます。また、ロッズは生物のため、倒されても本体には影響がありません。攻撃部位は温度で判別しているため、体を燃やすなどして体温を上げることで、ロッズの攻撃は防ぐことができます。

リキエルはヘリコプターで移動していた空条徐倫たちを強襲しています。序盤はロッズの攻撃で優位に立っていましたが、最終的には空条徐倫の気迫に押されて敗北しました。また、プッチ神父が求める持論を語ったため、激怒したエルメェスにトドメを刺されています。名前の元ネタは、ファッションブランドの「ソニア・リキエル」と言われています。

ジョジョ6部には、ドナテロ・ヴェルサスというキャラクターが登場しています。母親は再婚した時に育児放棄しており、13歳で家出したドナテロは窃盗の冤罪で少年更生施設に送られました。また、強盗に失敗した時に脚を撃たれ、病院でプッチ神父と出会ったことでスタンド能力を発現しています。6部のアニメでは、声優の星野貴紀がドナテロの声を演じています。

ドナテロのスタンド能力は「アンダー・ワールド」です。地面が記録している「飛行機が墜落する」「道路を人や車が通行する」といった過去の出来事を、地面から掘り起こして再現するという能力を使用しています。プッチ神父を出し抜いて「天国に行く方法」を探していましたが、空条徐倫との戦いで劣勢に立たされ、最終的にはアナスイに殺されました。

ジョルノ・ジョバァーナは5部の主人公で、DIOと日本人女性との間に生まれました。養父から虐待を受けていたことで、心が捻じ曲がった人間になりかけていましたが、1人のギャングが対等に接してくれたため、「ギャングスターになる」という夢を抱きました。スタンド能力は「ゴールド・エクスペリエンス」で、触れた物体に生命を与えるという能力を使用しています。

息子のプロフィールやスタンド能力を知った後は、DIO/ディオと息子の容姿が似ていないという意見を考察していきます。また、DIOの遺伝子に関する情報をネタバレしながらまとめていきます。

石仮面を被る前のDIOは普通の人間で、1部では「ディオ・ブランドー」という名前でした。父親のダリオ・ブランドーは、病気中にも酒を飲んでいるアルコール依存症で、ディオに毒を盛られて命を落としています。6部のウンガロはDIOとまったく似ていませんが、ダリオと似た容姿をしているため、容姿が隔世遺伝した可能性があります。また、悪事に対して罪悪感を抱かないため、性格もダリオに似たのかもしれません。

6部に登場したドナテロは、「DIOの血統だから天国に行く資格がある」と発言しているため、遺伝に対して意識していることが分かります。また、目的のためなら手段を選ばない残忍さが似ていますが、DIOのようなカリスマ性は持っていません。他の息子よりは整った顔立ちをしているため、容姿はDIOに似た可能性があります。

ディオはジョナサンとの戦いに敗れていますが、首だけの状態で生存していたため、1部の最後にジョナサンの肉体を乗っ取っています。そのため、DIOは悪と正義を持ち合わせた存在で、ジョルノ・ジョバァーナは息子の中では特異な存在として描かれました。また、リキエルも強い精神力を持っているため、ジョースター一族に似た可能性があります。

ドナテロのスタンド能力の「アンダー・ワールド」は、DIOのスタンド能力を意識していることが分かります。また、リキエルの「スカイ・ハイ」という名前は、アンダー・ワールドの反対の意味があるため、リキエルはジョースター一族を意識して描かれた可能性があります。スカイ・ハイを直訳すると「空上」のため、作者が空条の意味を持たせたのかもしれません。

ジョルノ・ジョバァーナは高いカリスマ性を持つため、息子の中では最もDIOに似た存在です。また、金髪や肩の痣という共通点があり、敵との戦いでは「無駄無駄ラッシュ」を使用しています。ジョルノ・ジョバァーナの「ゴールド・エクスペリエンス」は、生命を生むスタンド能力のため、ジョースター一族の波紋法が関係しているのかもしれません。

人間の性別は染色体で決まり、「男性はXX」「女性はXY」の染色体を持っています。また、男性からY染色体を受け継げば男性、X染色体を受け継げば女性が生まれると言われています。遺伝情報はX染色体から受け継ぐため、男性が生まれた時には母親の遺伝が強く出ます。そのため、DIOの息子の容姿は母親に似ている可能性が高いです。

息子のプロフィールやスタンド能力を知った後は、ジョジョに登場したDIO/ディオに関する情報をまとめていきます。DIOは3部で消滅していますが、今現在もファンが多いキャラクターのようです。DIOの元ネタやスタンド能力をまとめていきます。

DIO/ディオの元ネタは、ロックバンドの「DIO」と言われています。DIOは1982年から2010年まで活動していたバンドで、ボーカルの「ロニー・ジェイムス・ディオ」が亡くなったことで消滅しました。ロニー・ジェイムス・ディオは学生時代から音楽活動を行っており、「レインボー」「ブラック・サバス」「ヘヴン・アンド・ヘル 」などに所属していました。

荒木飛呂彦は1983年に「魔少年ビーティー」を連載しており、主人公のビーティーもDIOのモデルになっています。DIOは「嫉妬やハングリー精神などの人間が持つ影の部分を強くしたキャラクター」で、目的のためなら手段を選ばない凶悪な設定になっています。また、「プライドを守るために努力を怠らない」という一面があり、ジョナサンはDIOと正反対のキャラクター設定になっているようです。

DIOは「世界/ザ・ワールド」というスタンド能力を使用しています。「時間停止」「止まった時の中を動く」という能力で、空条承太郎のスタープラチナと同様に、近距離パワー型として描かれています。他の能力者はザ・ワールドの能力を認識できないため、能力を解除された時に「瞬間移動した」という錯覚に陥ります。また、スタープラチナも同じ能力を覚醒したため、「スタープラチナ・ザ・ワールド」という名称になりました。

DIOは3部で「念写能力」のスタンドを使用しています。1度しか使用していないスタンド能力のため、当初は設定ミスと予想されていましたが、後に「ジョナサンの体に宿ったスタンド能力」と説明されました。また、エンヤ婆は「とてつもないスタンドのためDIO様の人生に影響を与えている」と発言しているため、DIOの波乱万丈な人生は、最強のスタンド能力に原因があるようです。

DIO/ディオのスタンド能力やジョルノ・ジョバァーナとの関係を知った後は、ジョジョ6部/ストーンオーシャンに登場した息子に関する感想をまとめていきます。息子は個性的な性格をしているため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

ウンガロの「ボヘミアン・ラプソディー」は、珍しいスタンド能力のため、「ウンガロ戦が面白い」という感想が挙がっています。また、「希望を失って戦闘不能という最後が笑える」という感想も挙がっています。

リキエルは「正しいことを成す精神力」を持っていましたが、プッチ神父と出会ったことで間違った方向に進んでしまいました。また、母親はDIOの食料になっているため、「リキエルが可哀想」という感想が挙がっています。

ジョルノ・ジョバァーナは強い正義感を持つキャラクターのため、「DIOの息子とは思えない」「ジョルノ・ジョバァーナがかっこいい」という感想が挙がっています。また、ジョルノ・ジョバァーナの「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」は防ぐ術が無いため、「ジョルノ・ジョバァーナが強すぎる」という感想も挙がっています。

本記事では、ジョジョ6部に登場したDIO/ディオの息子を紹介していきました。作中には、4人のDIOの息子が登場していますが、それぞれが違う性格とスタンド能力を持つため、息子の違いが面白いという意見が挙がっています。息子が登場したストーンオーシャンを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。