【ジョジョ】パンナコッタ・フーゴの名言・名セリフ一覧!スタンド能力や声優も紹介

ジョジョで穴だらけのスーツに身を包んでいるパンナコッタ・フーゴは、時に心を揺さぶられるようなかっこいい名言や名セリフを放っていました。裕福な家庭に育ちながらも両親から虐待を受けて育ったフーゴは誰も信用できない環境で生活していたようです。尊敬していた大学教授からも関係を迫られ13歳だった彼はショックのあまり警察にお世話になる事件を起こしてしまいます。そこで、辛い人生を歩んできたフーゴの感動的な名言やセリフ、担当声優、パープル・ヘイズというスタンド能力、チームを離脱した理由なども紹介します。

【ジョジョ】パンナコッタ・フーゴの名言・名セリフ一覧!スタンド能力や声優も紹介のイメージ

目次

  1. フーゴとは?
  2. フーゴの名セリフや名シーン・名言集
  3. フーゴのスタンド能力や強さ
  4. フーゴのアニメやゲームの声優
  5. フーゴの活躍やその後
  6. フーゴのフィギュアやグッズ
  7. フーゴに関する感想や評価
  8. フーゴの名言まとめ

フーゴとは?

ジョジョでキレやすい性格を持っているパンナコッタ・フーゴの胸に突き刺さるような名言や名セリフに注目が集まっています。13歳で大学へ進学できるほど優秀なフーゴでしたが、両親はその優秀さを認めることなくもっと上を目指すようにと厳しいしつけという名の虐待を行っていました。成長するに従って父親を許せない感情が大きくなった彼は、父親を背後から殺したい衝動に駆られてることもありましたが思いとどまっています。

ジョジョで紳士的な振る舞いができるパンナコッタ・フーゴは父親を殺したい気持ちを理性によって抑え込んでいましたが、彼には重荷だったのでしょう。大学教授が13歳の彼に関係を迫った際にはついにキレて辞書で殴り倒して血だらけの事件を起こしてしまいました。そこで、辛い人生を過ごしてきたフーゴの心からの名言や名セリフ、パープル・ヘイズというスタンドの能力、声優やチームを離脱した理由を紹介します。

ジョジョ5部の作品情報

ジョジョ5部の概要

「ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風」は、スタンド(幽波紋)シリーズ作品の第3弾として描かれている漫画となっています。イタリアが舞台となっているジョジョの第5部は文庫版 において30巻~39巻に渡って展開され全10巻が刊行されました。単行本においては47巻~63巻に渡って展開されており、全17巻が刊行され多くの人から高い支持を得ることができるようになります。独特なジョジョの世界観が人気となりました。

全155話によって展開されているジョジョの第5部は、宮城県出身の荒木飛呂彦さんによって描かれています。ジョジョの第4部から二年後の世界が描かれているジョジョの第5部では幼少期に虐待されたジョルノがギャングスターへの道を突き進んでいく勇ましい姿が描かれていきました。週刊少年ジャンプ(1995年52号~1999年17号)によって連載されていたジョジョの第5部は、仲間同士のやり取りも魅力の作品となっています。

ジョジョ5部のあらすじ

強くて美しい存在のDIOには、イケメンでかっこいい息子が存在していました。その息子とは日本人の女性との間に誕生したジョルノ・ジョバァーナとなっています。偉大な父親を持っているジョルノでしたが、両親の愛情は受け取ることができませんでした。彼に唯一愛情を注いだのは見知らぬギャングだったのです。名前も知らないギャングとの出会いによって彼はギャングスターへの夢を抱き腐った街を救おうとします。

パンナコッタ・フーゴのプロフィール

ジョジョでイチゴのネクタイがかわいいと評判のパンナコッタ・フーゴは、時にかっこいい名言・名セリフを放っては多くの人を感動させていました。常にスーツを着ている彼ですが、スーツは大きな穴がいくつも空いている変わったデザインとなっています。非常に頭が良かったフーゴはIQが152となっており、作中においても第4位の頭の良さを披露していました。しかし、頭脳明晰なフーゴは途中チームから離脱してしまったのです。

  • 名前:パンナコッタ・フーゴ
  • 年齢:16歳
  • 生年:1985年生まれ
  • 上司:ブローノ・ブチャラティ
  • 所属:ブチャラティチーム(パッショーネ)
  • 性格:普段は紳士的、キレやすい、恐ろしく短気
  • IQ:152(作中で第4位)
  • CV(声優):小田久史、三浦祥朗、榎木淳弥

パープル・ヘイズというスタンドを扱うことができるフーゴは、幼少期に母親を亡くし父親からも突き放されて育ったナランチャ・ギルガが学校へ行かず勉強していなかったために、彼の勉強を見てあげていました。しかし、あまりにも頓珍漢な答えを放つナランチャにすぐにキレてしまっていたのです。裕福な家庭に誕生しているフーゴも実は辛い過去を背負っており、両親から虐待されて育っていました。

パンナコッタ・フーゴの名前の由来

ジョジョで一見温厚そうな性格を持っているかのような紳士的な振る舞いができるパンナコッタ・フーゴですが、ちょっとしたことでキレやすい性格を持っていました。キレると暴力を振るってしまう彼の名前の由来はどのようになっているのでしょうか?時にかっこいい名言や名セリフを放っているフーゴの名前の由来を紹介します。

パープル・ヘイズという最強のスタンドを扱うことができるフーゴの名前は「パンナコッタ・フーゴ」となっています。そのため、「la fragola(ラ フラーゴラ)」という「イチゴ」という意味を持つ言葉が名前の由来ではないかと囁かれていました。彼のネクタイやピアス、靴などにはイチゴのデザインが施されているためイチゴが名前の由来と考えることもできるでしょう。

主要メンバーでありながらチームから途中離脱してしまったフーゴの名前は、「焼いた牛乳」という意味の「パンナコッタ(Pannacotta)」や「撒き散らす」という意味の「フーゴ(Fugo)」というイタリア語が由来しているのでは?とも囁かれています。組み合わせてみると焼いた牛乳を撒き散らすという意味になるため少しもったいない状況を意味していますが、彼も惜しまれながらもチームから離脱していました。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

フーゴの名セリフや名シーン・名言集

ジョジョでパープル・ヘイズというスタンドを扱うことができるパンナコッタ・フーゴは、時に感動的な名言や名セリフを放ったり、名シーンを披露したりしていました。13歳で大学へ進学しているほどの素晴らしいIQを持っている彼は、とても優秀な人物であったために幼少期に両親から虐待を受けていたものの、理性によって気持ちを抑え込んでいました。しかし、幼少期から感情を抑え込んできた彼には深い闇が広がっていました。

パッショーネというギャング組織をチームリーダーのブローノ・ブチャラティが裏切った時も他のメンバーと一緒にリーダーについて行こうとはしなかったフーゴは、チームを離脱することになります。複雑な感情を幼少期から抱いていたフーゴは、誰かに依存しなくても自分の能力で生きていけたのかもしれません。そこで、イケメンでかっこいいと評判のフーゴが放つ感動的な名セリフや名シーン・名言集を紹介します。

フーゴの名言①「おまえの命がけの行動…」

ジョジョでパッショーネというギャングの暗殺チームに所属しているイルーゾォと戦うことになったパンナコッタ・フーゴは、彼が扱う「マン・イン・ザ・ミラー」というスタンドの能力によって苦戦を強いられることになります。「マン・イン・ザ・ミラー」というスタンドの能力によって自分一人だけが鏡の中に閉じ込められてしまったのです。スタンドと離れてしまったフーゴはかなりピンチの状態となりました。

「おまえの命がけの行動ッ!ぼくは敬意を表するッ!」

仲間であるフーゴがピンチに陥った際に強い精神力を持っているジョルノはパープル・ヘイズというスタンドの殺人ウィルスに自ら感染して鏡の中に入ることで仲間のフーゴを助けようとします。あまりの危険な行為に他の仲間からは怒られていましたが、命を救われたフーゴは上記の名言・名セリフを放ってジョルノを高く評価していました。チームの離脱を決めたフーゴは、ぶっ飛んだ行動をするジョルノを認めていたのです。

フーゴの名言②「このチンピラが…」

ジョジョで普段は温厚で紳士的な振る舞いを見せているパンナコッタ・フーゴですが、何度教えても間違えるナランチャ・ギルガに対して放った名言が下記の名セリフとなっています。ブチャラティチームから途中離脱してしまうことになるフーゴですが、仲間として一緒に過ごしていた際には幼少期に学校へ通わなかった勉強ができない仲間のナランチャ・ギルガに勉強を教えてあげるという心優しい一面も持っていました。

「このチンピラが オレをナメてんのかッ!何回教えりゃあ理解できんだコラァ!ろくご30ってやっておきながら なんで30より減るんだ この… ド低能がァーーッ」

パープル・ヘイズというスタンドを扱うことができるフーゴは、裕福な家庭に育っているためある程度のマナーを身に付けています。しかし、両親から虐待を受けて育っているため両親のようにすぐにキレやすい性格も持っていたのです。優しく教えてくれる時もありますが、13歳で大学へ進学することができるほど優秀なフーゴには九九もできないナランチャ・ギルガの気持ちは理解できず暴力を振るう場面も描かれていました。

フーゴの名言③「あなたは立派だ…」

ジョジョで頭脳明晰で心優しいパンナコッタ・フーゴは、路頭に迷ってレストランの残飯をあさっていたナランチャ・ギルガを見つけた際には、美味しい食事を与えています。仲間にも入れてあげるという素晴らしい人格を持っていた彼は、10歳の時に母親を失ってから家にも帰らずに学校へも行かなかったナランチャ・ギルガが再び勉強をしたいと考えた時に親切に教えてあげていました。

「あなたは立派だ。自分のほうから小学校満足に入ってないから『教えてくれ』なんてなかなか言えるもんじゃあない。」

パープル・ヘイズというスタンドを扱うことができるフーゴは、ついつい九九もろくに覚えることができないナランチャに怒って暴力を放ってしまうこともありますが、すぐに反省して上記の名言・名セリフを放っています。両親に虐待されて育った彼は暴力的な行為がとっさの時に出てしまうようですが、賢く心優しい気持ちも持っていたためにすぐに心を入れ替えて上記のような名言やセリフを放つことができたのでしょう。

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フーゴのスタンド能力や強さ

スタンド能力①パープル・ヘイズ

ジョジョで短気でありながら仲間に勉強を教えてあげる心優しいパンナコッタ・フーゴは、パープル・ヘイズというスタンドを使用して敵と戦っています。時に感動的なかっこいい名言・名セリフを放っている彼が扱うことができるパープル・ヘイズというスタンドにはどのような能力や強さがあるのでしょうか?そこで、最終的にはチームから離脱してしまったフーゴが扱うパープル・ヘイズの能力や強さを紹介します。

人型の目と口を持つパープル・ヘイズは、中距離パワー型のスタンドとなっています。半透明なバイザーが付いている兜を被っているパープル・ヘイズは、人型のスタンドです。普通の人間のような顔を持っているパープル・ヘイズは、マントを羽織っていました。人間のような顔を持っていますが、糸状の物で口を縫われていたり、肩の部分を縫われていたりしています。口からは常によだれが垂れていました。

常に怒りをあらわにしている表情をしており、敵も怯んでしまうほどの迫力を放っていました。パープル・ヘイズという名前の通り身体全体が紫の色で彩られています。彼の両手には殺人ウィルスが詰まっている小型のカプセルが合計で6個装着されていました。片方の拳に3つずつ殺人ウィルスが仕込まれていたのです。殺人ウィルスが仕込まれているカプセル自体は脆い作りになっているため、敵を殴ればすぐに壊れることになります。

カプセルから漏れ出した殺人ウィルスを呼吸によって取り込んだり、体内に吸収した際には30秒という素早さで感染することになりました。一旦殺人ウィルスが体内に入ってしまった際には、内側の代謝機能を始めあらゆる機能が殺人ウィルスに次々と侵され腐ってしまうのです。殺人ウィルスに感染する方法は大きくは2つあり、呼吸によるものと手などで触れて感染するタイプとなっていました。

ジョジョでパープル・ヘイズというスタンドの殺人ウィルスに手で触れてしまったジョルノはそれほど早く感染しなかったのに対して、敵のイルーゾォは呼吸によって殺人ウィルスに侵されてしまったために即座に発病して死亡してしまいました。殺人ウィルスのリスクは使用するフーゴにも大きな影響を与えることがわかっており、使い方によっては自分が感染して発病して死亡してしまうことになる恐ろしいものとなっています。

スタンド能力②パープル・ヘイズ・ディストーション

時にかっこいい心に突き刺さるような名言・名セリフを放っているパンナコッタ・フーゴもパープル・ヘイズというスタンドが持っている殺人ウィルスに感染するリスクを背負っていました。最終的にチームから離脱することになった彼は、かなり危険なスタンドを扱う能力を持っていたのです。パープル・ヘイズという人型のスタンドは知性がないものの自我は持っており、自身は常によだれを垂らしていましたが綺麗好きでした。

ジョジョで殺人ウィルスを秘めているパープル・ヘイズと共に戦っているフーゴは、チームのリーダーが組織を裏切ったためにチームから離脱する道を選んでいます。時にかっこいい名言・名セリフを放っていたフーゴはそれ以降登場していません。しかし、「恥知らずのパープルヘイズ」というスピンオフ小説によって再び魅力的な姿を披露しています。

その後を描いた「恥知らずのパープルヘイズ」という小説においては組織のボスはすでに死亡しており、離脱したフーゴも認めていたジョルノがボスとなってギャングを導いていました。そこで、かつての仲間のジョルノに依頼を受けたフーゴは任務を遂行していくうちにパープル・ヘイズというスタンドをパープル・ヘイズ・ディストーションに進化させることができています。成長性-Bであったために成長の余力を持っていたのです。

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フーゴのアニメやゲームの声優

フーゴの声優①三浦祥朗

黄金の旋風において頭がキレるフーゴの声を担当したのは声優の三浦祥朗さんです。長野県出身の三浦祥朗さんは、声優の他にナレーターとしても活動をしています。三浦祥朗さんは中学生の頃に好きだった女の子が声優になる夢を抱いていたために声優になって再会することを胸に声優の道を志すようになりました。当時見ていたアニメのスタッフロールには青二プロダクションという名前が多かったためまずは青二塾を目指しました。

  • 名前:三浦祥朗(みうらひろあき)
  • 職業:声優、ナレーター
  • 声優デビュー:1998年
  • 血液型:AB型
  • 出身地:長野県
  • 身長:170㎝
  • 生年月日:1977年3月24日
  • 所属事務所:青二プロダクション
  • 愛称:しょーろー

落ち着いた役から正反対の熱血の役など幅広く演じることができる三浦祥朗さんは、俳優としても次第に高い評価を得るようになります。釣りやゴルフ、ゲームなどを趣味としている三浦祥朗さんは、青ニ塾生時代に習っていたという日本舞踊を特技としていました。声優の三浦祥朗さんの主な出演作品には、俺たちに翼はないの千歳鷲介役や大正メビウスライン ちっちゃいさんの時雨役、正解するカドの真道幸路朗役などがあります。

フーゴの声優②小田久史

アイズオブヘブンやオールスターバトルにおいて頭脳明晰なフーゴの声を担当したのは声優の小田久史さんです。小田久史さんは声優の他にも俳優としても幅広く活動をしています。広島県出身の小田久史さんは日本工学院専門学校を卒業した後に声優や俳優になろうと声優事務所であるケッケコーポレーションに所属して声優として活動するようになりました。その後はフリーとしてしばらく活動をしています。

  • 名前:小田久史(おだひさふみ)
  • 職業:声優、俳優
  • 声優デビュー:2006年
  • 血液型:A型
  • 出身地:広島県
  • 身長:160㎝
  • 生年月日:1981年3月2日
  • 所属事務所:アーツビジョン

ダンスやフットサル、サッカーなどを得意としている小田久史さんは、広島弁も堪能となっています。アーツビジョンに2007年4月に移籍した小田久史さんの主な出演作品は、陰陽大戦記の飛鳥ユーマ役やギャラクシーエンジェる〜んのカズヤ・シラナミ役、ダンボール戦機の海道ジン役、名探偵コナンの鑑識役、井原敏司役、ベイブレードバースト ゴッドのトラッド・バスケス役、BEMのケビン役などがありました。

フーゴの声優③榎木淳弥

アニメ版において時にかっこいい名言や名セリフを放っているフーゴの声を担当したのは声優の榎木淳弥さんです。声優の榎木淳弥さんは「天元突破グレンラガン」というテレビアニメを大学生時代に友達の勧めで見たことで声優の仕事に興味を示すようになります。テレビアニメを見て感動した榎木淳弥さんは自分も声優の仕事をしてみたいと感じるようになり、アトミックモンキー 声優・演技研究所に入って学び始めます。

  • 名前:榎木淳弥(えのきじゅんや)
  • 職業:声優
  • 声優デビュー:2010年
  • 血液型:A型
  • 愛称:えのじゅん、えのきゅん、えのきや
  • 出身地:東京都
  • 生年月日:1988年10月19日
  • 所属事務所:アトミックモンキー
  • 身長:168㎝

声優としての学びを頑張った榎木淳弥さんは、その後卒業後にアトミックモンキーの所属になることができたために声優としての活動をスタートしました。「えのきゅん」と周囲から呼ばれている彼は、剣道やボクシングなどを趣味としており、身体を動かしながら声優としても幅広い演技ができるようにしていたようです。テレビアニメやゲーム、映画の吹き替えなど幅広い声優の仕事をしています。

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フーゴの活躍やその後

活躍①フーゴの過去

ジョジョでパープル・ヘイズという殺人ウィルスを秘めているスタンドを扱うことができるパンナコッタ・フーゴは、裕福な家庭に誕生していたものの両親からの温かい愛情を受けずに育っています。両親は13歳で大学へ進学できるほどの優秀なフーゴを褒めることなく、もっと勉強するようにと虐待していたのです。父親からの過剰な期待と虐待に耐え切れなくなってしまった彼は、父親に背後からナイフで刺そうとしたこともあります。

彼の父親は暴力的で虐待を繰り返していたために、父親のような短気な性格が彼に遺伝したのかもしれません。父親にとっては厳しい教育をして優秀な人物に育てあげるという愛情だったのかもしれませんが、まだ幼かったフーゴにとってはかなり余計なお世話だったのです。すぐにカッとなって暴力を振るう父親に殺意を覚えながらも自分の恨みつらみを必死に抑える理性を彼は持っていたために事件は起きませんでした。

普段は穏やかで紳士的な振る舞いができるフーゴは時に相手が感動するような名言・名セリフを放っていますが、これらは彼の過去に受けた経験も活かされていました。最終的にチームを離脱することになったフーゴは、13歳で大学へ進学して尊敬できる大学教授との出会いがありました。しかし、その大学教授の男性は13歳のフーゴの夢を一瞬で粉々に砕いてしまったのです。

ジョジョで優秀なフーゴでさえも尊敬していた大学教授は、13歳のフーゴに関係を迫ったことで分厚い辞書によってボコボコに殴られることになります。4kgもの重い辞書によってかなり殴られた大学教授は血だらけになり、警察が出動する事件となってしまいました。裕福な家庭に育ったパンナコッタ・フーゴは、家のお金の力で罪に問われることはありませんでしたが、家からは勘当されて追い出されてしまったのです。

時に感動的な名言・名セリフを放っていたフーゴは、家を追い出されたことで天涯孤独の身となってしまいます。路頭に迷ったものの頭が良かった彼は泥棒をしたり万引きをしたりしながら生活を繋いでいきました。法律の知識も持っていた彼は、ギャングであるブチャラティに頭の良さを見込まれて仲間に誘われることになります。天涯孤独の身となったフーゴでしたが、賢い頭脳のおかげでギャングにおいても力を発揮していきました。

活躍②イルーゾォとの戦い

ジョジョでパッショーネというギャングにおいて暗殺チームの一員として活躍しているイルーゾォと戦うことになったパンナコッタ・フーゴは、「マン・イン・ザ・ミラー」という敵のスタンドによってピンチに陥ってしまいます。時に心が震えるような名言や名セリフを放つことができるフーゴでしたが、鏡の中の世界に引きずり込まれたために身動きが取れなくなってしまったのです。

パープル・ヘイズという殺人ウィルスを秘めているスタンドを扱うことができるフーゴは、スタンドと切り離されてしまったことで戦うすべを失ってしまいます。インディアンのようなのような髪型をしているイルーゾォは、六つのおさげをしていました。188㎝の身長を持っている彼は、暗殺チームにおいては一番長身のキャラクターとなっています。

傲慢な性格のイルーゾォは鏡の世界に引きずり込むことで有利に戦いを進めることができました。最終的にチームから離脱することになるフーゴは、困難な状況でも自分の危険を顧みずに戦うことができるジョルノの機転の利いた攻撃によって最終的に戦いに勝つことができました。卑怯な性格のイルーゾォはポンペイの遺跡でブチャラティチームのメンバーを待ち伏せして次々と自分の鏡の世界に引きずり込んでいたのです。

ジョジョで最終的にチームから離脱することになったパンナコッタ・フーゴもそのスタンドの力によって鏡の中に閉じ込められてしまいます。しかし、状況を冷静に観察することができるジョルノはピンチになると怯んだり変顔をするイルーゾォのスタンドの能力を見抜いてパープル・ヘイズの殺人ウィルスを利用することで敵を倒そうとしたのです。時にかっこいい名言や名セリフを放つフーゴは、彼の命懸けの攻撃によって助かりました。

機転を効かせて戦うことができるジョルノの命懸けの攻撃によって殺人ウィルスに感染してしまったイルーゾォは、腕を失う覚悟で鏡の外へ脱出しました。現実世界に現れた彼はパープル・ヘイズに発見されることになり、猛攻撃を受けることになります。すでに殺人ウィルスに感染してしまったイルーゾォは、全身が腐り始めていました。最終的には容姿も判別できないほど跡形も残らない形になって死亡してしまいます。

活躍③途中離脱した理由

ジョジョの単行本の56巻、第84話ではパープル・ヘイズと共にブチャラティチームで戦ってきたパンナコッタ・フーゴは、ついにチームから離脱することになりました。時に感動的な名言・名セリフを放っているフーゴは、実の娘であるトリッシュを自分の利益のために殺そうとするボスに反抗して裏切るという判断を下したチームリーダーに真っ向から反対します。

頭脳明晰でどんな場所でも生きていけるであろうフーゴは、彼らしくもなくこの組織がなければ生きていけないという名言を放っていました。他の仲間はチームリーダーのブチャラティを尊敬し恩義を感じていたために、めちゃくちゃな話で険しい未来が待っているとわかっていてもついて行く覚悟を決めています。原作者は当初、賢いフーゴをチームの裏切り者にしようと考えていたようです。

ブチャラティチームの仲間に勉強を教えたり、路頭に迷っている人を仲間に入れたりしていたフーゴをボスの手先にして裏切り者にするということは、信頼関係を築いてきたジョルノに最終的に殺される運命となることを意味していました。さすがにこの展開は残酷すぎると考えた作者は彼を離脱するという形で退場させたようです。

活躍④「恥知らずのパープルヘイズ」で描かれたその後

ジョジョで最終的にボスの娘の命を救うという道を選んだチームリーダーの方針に従うことができなかったパンナコッタ・フーゴは、チームから離脱することになりました。多くの人を感動させる名言・名セリフを放っていたフーゴが離脱してしまったことで残念がる人も多くいたようです。しかし、「恥知らずのパープルヘイズ」というスピンオフ小説においてパープル・ヘイズと一緒に戦っていたフーゴが復活していました。

一旦はチームから離脱することになったフーゴでしたが「恥知らずのパープルヘイズ」というスピンオフ小説においては主人公を務めることになります。この小説ではボスを倒したその後の世界が描かれていますが、自分の身体を張って仲間を救うことができるジョルノは頂点のボスとなっています。かつての仲間のフーゴを組織に戻したいと考えたジョルノは、精神的に成長させるような任務をフーゴに与えたのでした。

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フーゴのフィギュアやグッズ

フーゴのグッズ①フィギュア

ジョジョでパープル・ヘイズというスタンドの能力を自在に操ることができるパンナコッタ・フーゴは、人気のキャラクターとなっているためフィギュアも製作・販売されています。感動的な名言・名セリフを放つことができるフーゴのフィギュアは穴だらけのスーツを着ている凛々しい姿で登場していました。スーツのカラーは上記のピンクに加えて黄緑色のようなカラーも登場しています。

フーゴのグッズ②コスプレ衣装

ジョジョで最終的にチームから離脱してしまったパンナコッタ・フーゴのコスプレ衣装にも注目が集まっています。イチゴのネクタイがキュートな魅力を放っているフーゴのコスプレを楽しみたいと考えている人は意外と多いようです。Amazonなどにおいては意外とリーズナブルな価格で上記のようなパンナコッタ・フーゴのコスプレ衣装が販売されていました。穴だらけが特徴の彼のスーツを見事に再現していました。

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フーゴに関する感想や評価

ジョジョで活躍しているフーゴは5部においては一番好きだと感想を寄せている人もいます。周囲の弟やパパがフーゴを嫌っているため、なかなか好きといいにくい環境にいながらもやはり彼はかわいいとコメントしている人もいました。頭脳明晰で裕福な家庭に誕生していながらも虐待されて育つという辛い人生を歩んできたフーゴはキレやすい性格を持っていますが仲間に勉強を教えるなどの優しさも持っています。

ジョジョに登場しているフーゴが色気がやばい、かっこいいとコメントしている人もいました。イチゴのネクタイがよく似合っている彼は、全身穴だらけのスーツを着ており独特の個性を放っています。さらにイチゴのピアスをしたり、靴にはイチゴのチャームが付いていたり可愛らしい要素が満載のフーゴは、色気のある大人の雰囲気も漂わせていました。

紳士的な振る舞いができるフーゴは裕福な家庭に育った雰囲気が漂っていますが、内面には両親に虐待されて育ったという深い闇を持っていました。そのため、仲間と一緒にいる際にも突然かつて自分を虐待していた父親のようにカッと頭に血が上ってキレて暴力を振るってしまうこともあったのです。そんな彼の姿に同情して最近好きだとコメントしている人もいました。

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フーゴの名言まとめ

自分の利益のために実の娘まで殺害しようとするボスの考えについていけなくなったブローノ・ブチャラティは、組織を裏切ってボスの娘の命を救おうとします。その考えに反対したのが頭脳明晰で心優しいフーゴでした。彼は裕福な家庭で育ちながらも虐待されて育っているため困っている人を助けたり、感動的な胸に響く名言・名セリフを放ったりしています。彼の力強い名言によって勇気をもらった人も多くいたようです。

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