【ジョジョ】エンリコ・プッチの声優は？アニメとゲームの歴代キャストを一覧紹介

ジョジョ6部（ストーンオーシャン）のアニメに登場するエンリコ・プッチ神父の声優は、関智一さんが務めています。プッチ神父はこれまでにゲームのみに登場していたキャラクターでもあるため、ゲームごとに声を担当する声優が違います。そこで、ここからはアニメのプッチ神父の声優・関智一さんをはじめ、ゲームの歴代声優のプロフィールを一覧形式で紹介していきます。

『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』は、荒木飛呂彦先生による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部にあたる漫画です。副題は「第6部 空条徐倫ー『石作りの海（ストーンオーシャン）』で、副題にある「ストーン」は石の牢獄、「オーシャン」は女性の象徴を意味しています。その副題通り、本作の主人公は空条徐倫（くうじょうジョリーン）という女性です。

ここではジョジョ6部（ストーンオーシャン）のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台となるのは2011年のアメリカ・フロリダ州です。ある日、part3『スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎の娘・空条徐倫は、轢き逃げ・死体遺棄容疑で逮捕され、フロリダ州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所へ収監されました。そこはとある目的からスタンド使いが何人も集められている場所で…

ジョジョ6部（ストーンオーシャン）に登場するエンリコ・プッチは、物語の黒幕というべき存在であり、ジョースター家の宿敵・DIOの親友です。また、G.D.st刑務所の教誨師でもあります。物語開始時点の年齢は39歳です。また、現在の身長・体重は不明ですが、プッチ神父が31歳だった頃の身長・体重は178㎝、65㎏であるということが明らかになっています。

DIOの意志を継ぎ、ジョースター家の最大の敵として登場したエンリコ・プッチ神父。彼はこれまでゲームのみに登場したキャラクターです。しかし、2021年4月4日に開催されたオンラインイベント「ジョジョの奇妙な冒険 The Animation Special Event 〜ジョースター 受け継がれる魂〜」にて、ジョジョ6部（ストーンオーシャン）のアニメ化が発表されたことにより、アニメにも登場することとなります。

そして、追加キャストが次々と発表されていくこととなりますが、その中でもプッチ神父のキャストが謎に包まれたままとなっていました。しかし、その後OP映像、OP音楽情報が発表されると同時にプッチ神父の声は、声優・関智一さんが担当することが発表されます。そこで、ここからはジョジョ6部のアニメに登場するプッチ神父の声優・関智一さんをはじめ、ゲームの歴代声優を一覧形式で見ていきましょう。

• 名前：速水奨（はやみしょう）
• 出生地：兵庫県高砂市
• 生年月日：1958年8月2日
• 職業：声優、俳優、歌手
• 活動期間（声優）：1980年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：Rush Style
• 主な出演作品：『超時空要塞マクロス（マクシミリアン・ジーナス役）』『聖戦士ダンバイン（バーン・バニングス / 黒騎士役）』『クレヨンしんちゃん（三蔵法師役）』

ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』のエンリコ・プッチ神父を演じたのは、声優事務所「Rush Style」代表・所属の速水奨さんです。1980年に映画『1000年女王』の千年盗賊で声優デビューを果たした速水奨さんは、『超時空世紀オーガス』で初の主人公役を演じています。その後OVA版『デビルマン』や『勇者エクスカイザー』が声優活動の転機となったようです。

• 名前：中田譲治（なかたじょうじ）
• 出生地：東京都
• 誕生日：4月22日
• 職業：声優、俳優
• 活動期間（声優）：1985年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：大沢事務所
• 主な出演作品：『巌窟王（モンテ・クリスト伯爵役）』『ケロロ軍曹（ギロロ伍長 役）』『Fateシリーズ（言峰綺礼役）』『機動戦士Vガンダム（レオニード・アルモドバル、ゴッドワルド・ハイン、マンデラ・スーン、アドラステア艦長役）』

ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』のエンリコ・プッチ神父を演じたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の中田譲治さんです。1985年に『蒼き流星SPTレイズナー』のパイロット役で声優デビューを果たした中田譲治さんは、1994放送のアニメ『BLUE SEED』のムラクモ役で役名付きでの初レギュラーを獲得しています。

• 名前：関智一（せきともかず）
• 出身地：東京都江東区深川
• 生年月日：1972年9月8日
• 職業：声優、舞台俳優、歌手、漫画原作者
• 活動期間（声優）：1991年～
• 活動ジャンル（声優）：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：アトミックモンキー
• 主な出演作品：『機動武闘伝Gガンダム（ドモン・カッシュ役）』『キャプテン翼J（若島津健、カルロス・サンターナ役）』『新世紀エヴァンゲリオン（鈴原トウジ役）』

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のエンリコ・プッチ神父を演じたのは、総合芸能事務所「アトミックモンキー」所属の関智一さんです。1991年に『レポーター・ブルース』の農夫A役で声優デビューを果たした関智一さんは、1993年放送のアニメ『機動戦士Vガンダム』のトマーシュ・マサリク役で初レギュラーとなっています。『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第5位に選ばれました。

先にエンリコ・プッチ神父の声を務めた速水奨さんや中田譲治さん、そして関智一さんなどの声優情報をまとめてきました。そこで気になるのがプッチ神父の名言です。ここからはプッチ神父の名言を紹介していくため、プッチ神父の活躍を見る際に参考になされてください。

エンリコ・プッチ神父はジョジョ6部（ストーンオーシャン）の第47話「DIOの世界 その3」にて上記の名言を放ちました。承太郎を復活させる記憶のDISCを取り戻した徐倫は、DISCをスピードワゴン財団に引き渡すべく財団に指定された刑務所の中庭へ向かいます。その途中で徐倫はプッチ神父と遭遇しました。この名言は徐倫を見逃したときにプッチ神父が放ったセリフです。

エンリコ・プッチ神父はジョジョ6部（ストーンオーシャン）の第91話「危険な追跡 その3」にて上記の名言を放ちました。プッチ神父は承太郎からDISCを奪ったスタンド「ホワイトスネイク」の本体でした。この名言はウェザー・リポートに正体がバレてしまったときにプッチ神父が放ったセリフです。並みの人間であれば慌ててしまうところを、冷静に状況を整理しもう次の手を考える姿はラスボスに相応しいと言えます。

エンリコ・プッチ神父はジョジョ6部（ストーンオーシャン）の第135話「ヘビー・ウェザー その9」にて上記の名言を放ちました。プッチ神父は自分の視力をディスク化し、ヘビー・ウェザーを攻略したことにより圧倒的優位に立ちました。

この名言はそれでも抵抗しようとするアスナイにプッチ神父が放ったセリフです。全人類の幸福を実現しようとするプッチ神父にとって、アスナイの仲間を失いたくないという感情が安っぽく感じたのでしょう。しかし、プッチ神父が実現しようとしているものは全人類が望んでいるわけではないため、実際は独善的で自己中心的な言動と言えます。

ジョジョ6部（ストーンオーシャン）のラスボスというべき存在であり、主人公・空条徐倫の最大の敵として登場したエンリコ・プッチ神父。プッチ神父は歴代のジョジョシリーズの中で最強を争うスタンド使いです。空条承太郎を殺した張本人であり、スタンド「スタープラチナ」を圧倒しています。そこで、ここからはプッチ神父の14の言葉を交え、スタンド能力について詳しく紹介していきます。

エンリコ・プッチ神父のスタンド能力は、作中で当初はホワイトスネイクからC-MOONに、そしてメイド・イン・ヘブンへと進化しています。ホワイトスネイクは人物から記憶が「記憶ディスク」と「スタンドディスク」を取り出し、それを自分に入れてディスクを抜いた人物のスタンド能力を使ったり、他者に与えたりすることが可能です。

ホワイトスネイクから進化したC-MOONは、プッチ神父を中心に半径3㎞の重力を反転させるスタンドです。重力を反転させることによってあらゆる物体が「落下」します。また、直接触れることによって人体を裏返し、破壊することも可能です。そして最後に、C-MOONから進化したメイド・イン・ヘブンは時を加速させるスタンド能力です。プッチ神父はこのスタンド能力で宇宙を一巡させました。

エンリコ・プッチ神父は天国へ行くため、自分のスタンドに14の言葉を放ちました。その言葉の中でも「カブトムシ」は何度も繰り返し使われていますが、いまだこの言葉にどのような意味があるのかは分かっていません。ジョジョファンの間でも謎の一つとして知られています。

先にエンリコ・プッチ神父はメイド・イン・ヘブンを使って宇宙を一巡させたとお伝えしましたが、その目的は邪魔者である徐倫たちを排除することでした。プッチ神父のスタンド能力は非常に強力で、承太郎と徐倫を殺すことに成功します。

しかし、その後徐倫が脱出させたエンポリオに敗れ死亡してしまいました。無力だと思われていたエンポリオは、完全勝利のために自分を排除しようとするプッチ神父に対し、仲間から受け継いだスタンド「ウェザー・リポート」で対抗したのです。最強であるプッチ神父を打ち破ったのは、仲間たちが繋いだ勇気と誇りでした。

ここまでエンリコ・プッチ神父の名言やスタンド能力、14の言葉を紹介しつつ、速水奨さん、中田譲治さん、関智一さんなどプッチ神父の声を演じた声優のプロフィールをまとめてきました。では、最後にエンリコ・プッチの声優に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

こちらではエンリコ・プッチ神父の声優に関する声がああがっています。どうやらこの方は、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』のプッチ神父役を務めた中田譲治さん、ジョジョ6部（ストーンオーシャン）のアニメのプッチ神父を務めた関智一さん、二人の声優のことを「どっちも好き」と高く評価されているようです。

こちらではエンリコ・プッチ神父の声優・関智一さんに関する声がああがっています。どうやらこの方は、声優・関智一さんがジョジョ6部（ストーンオーシャン）のアニメに登場するプッチ神父の声を演じたことについて「最高かよ」と高く評価されているようです。これを機に関智一さんがこれまでに演じたキャラに注目してみるのもよいかもしれません。

こちらではエンリコ・プッチ神父の声優に関する声がああがっています。どうやらこの方は、『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』などに登場したプッチ神父の声を務めたのが、速水奨さん、中田譲治さん、関智一の3人だということで第四次聖杯戦争を想起したようです。

第四次聖杯戦争とは、『Fate』シリーズでおこなわれる聖杯を巡る争いのことを指しています。これを機に第四次聖杯戦争に登場するキャラの声優にも注目してみるとよいかもしれません。

本記事ではジョジョ6部（ストーンオーシャン）のアニメやゲームに登場するエンリコ・プッチ神父の声優を紹介してきました。ジョジョ6部のアニメを視聴される際は、本記事のまとめを参考にしつつプッチ神父の活躍や声に注目していただければ幸いです。