【風都探偵】評価は賛否両論？アニメ・漫画の感想や面白くないと言われる理由は？

「風都探偵」とは、平成仮面ライダーシリーズの中でも特に人気が高いとされる「仮面ライダーW」の続編として展開されている漫画です。2022年にテレビアニメ版が放映されて、新規ファンの獲得に成功しました。風都探偵は、多くのファンから「面白い」という評価を得ていますが、逆に「つまらない」や「面白くない」といった感想も見受けられます。この記事では、風都探偵の漫画とアニメ版の感想と評価を取り上げていきます。

風都探偵の漫画は、ビッグコミックスピリッツ誌上にて2017年より連載がスタートし、2023年3月現在連載中です。コミックスは、13巻まで刊行されました。仮面ライダーシリーズなので、石ノ森章太郎が原作にクレジットされており、脚本を三条陸、作画を佐藤まさきが担当しています。また、風都探偵は、2022年8月から10月にかけてテレビアニメ版が全12話放映されました。アニメ版は円盤や動画配信サービスで視聴可能です。

風都探偵の舞台は、仮面ライダーWと同じく架空の都市である風都です。ある日、鳴海探偵事務所に「『T字路の魔女』と呼ばれる女性を捜してほしい」という依頼がありました。依頼人の坪崎忠太から事情を訊いた左翔太郎は、魔女の正体が自分も会ったことのあるときめという女性であることを悟ります。しかし、捜査中にときめの目撃証言があった場所で、ことごとくバラバラ死体が発見されるという事態が勃発するのでした。

風都探偵が「面白い」と高評価される理由の一つに、作品のオリジナリティー溢れる世界観があるとのことです。これは、仮面ライダーWから受け継がれているものであり、風都やガイアメモリ、ドーパントといった重要な要素が引き継がれていることから、「作品世界に入り込みやすい」や「世界観とストーリーが圧倒的で面白いという多くのファンの支持を得ました。また、「絵柄が読みやすい」という感想も、多く見受けられます。

風都探偵の漫画版を読んだ多くのファンの間で、「実写の仮面ライダーWとかけ離れていないところが良い」という高評価が多いといわれています。このことについては、「佐藤まさきの柔らかい描線で描かれたキャラクターたちが、実写版を彷彿させていて良い」という意見もありました。特に、左翔太郎とフィリップの会話シーンは、実写版の良きバディぶりが再現されてるとのことで、新規ファンがその面白さに魅了されています。

風都探偵のテレビアニメ版は、キャラクターデザインやストーリーが漫画版を踏襲していることが知られています。つまり、アニメ版にも漫画版が持っている「実写版とかけ離れていない」という魅力が備わっていました。風都探偵をアニメ版から観て、漫画版を読み、仮面ライダーWに行き着くファンというケースも、多くあるとのことで、多様な楽しみ方ができるようになったことが窺えるのです。

• 1巻：桐山漣（左翔太郎役）
• 2巻：菅田将暉（フィリップ役）
• 3巻：木ノ本嶺浩（照井竜役）
• 4巻：山本ひかる（鳴海亜希子役）
• 5巻：君沢ユウキ（園咲霧彦役）
• 6巻：吉川晃司（鳴海荘吉役）
• 7巻：なだぎ武（刃野幹夫役）

• 8巻：飛鳥凛（園咲若菜役）と生井亜実（園咲冴子役）
• 9巻：松岡充（大道克己役）
• 10巻：寺田農（園咲琉兵衛役）
• 11巻：高岩成二（仮面ライダーWスーツアクター）
• 12巻：立木文彦（仮面ライダーWナレーション、ガイアメモリ音声）
• 13巻：細谷佳正（アニメ版左翔太郎役）と内山昂輝（アニメ版フィリップ役）

風都探偵の面白い魅力の一つに、漫画版の巻末インタビューを挙げる人が多いとのことです。桐山漣と菅田将暉をはじめ、仮面ライダーWの出演者と関係者のインタビューは、ファンの間で「読みごたえがある」と高評価されているのです。

風都探偵を「つまらない」と評する人の多くが感じていることは、「仮面ライダーWを知らないと面白くない」という意見です。風都探偵に限ったことではありませんが、続編を最初に読むあるいは観る際に、多少の予備知識がないと楽しめない点は間違いなくあるとのことでした。特に、「世界観については全く知らないと、話に追いつくのがきつい」という感想もあります。

風都探偵の漫画版には、「絵がわかりにくくてつまらない」や「絵がモノクロだとわかり辛く面白くない」という評価も見受けられます。漫画版は、オールカラーで連載されているわけではないので、上の画像のようにヒートジョーカーやサイクロンジョーカーなどは、判別しにくくなっており、読者を困惑させました。逆に、アニメ化されることで、この欠点が補えるとされています。

風都探偵をつまらないと感じる人の中には、「漫画版のバトルシーンが面白くない」という感想もありました。特に、「躍動感が感じられない」や「バトルシーンの描写が雑」という評価が、多いとのことです。このような感想は、仮面ライダーWのファンから多く出たものと推察され、特撮の面白い描写を絵に描くことの難しさが浮き彫りになりました。

風都探偵の漫画版は、休載が多い作品として知られています。休載理由については、詳細が語られていません。ファンの中では、「せっかく盛り上がってきたところで休載になると気持ちが離れてしまってつまらない」という意見が多く見られました。また、「週刊連載で休載が多いと面白くないので、隔週か月一連載にしてほしい」という要望もあります。

風都探偵のファンの中には、同作品が「炎上したのではないか？」と気を揉んでいる人がいるとされています。検索エンジンで「風都探偵」を検索すると、「炎上」の文字が上位に出てくるからでした。漫画やアニメ作品が炎上すると、作品自体の継続に支障をきたすケースもしばしばあります。それでは、風都探偵の炎上説は、本当なのでしょうか？

結論を先に書きますと、風都探偵は炎上していません。それでも炎上の噂が出た理由と推察されているのが、上記の画像にありました。実は風都探偵は、「大炎上」というタイトルの漫画をレビューしているブログで、度々取り上げられていました。それだけ風都探偵は、面白い作品といえるのですが、ブログのタイトルがタイトルだけに誤解を招き、それが噂となってSNS上に広がったのです。

この章では、風都探偵のテレビアニメ版と漫画版に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。風都探偵は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、風都探偵のテレビアニメ版を観た方のツイートです。原作とされる仮面ライダーWと漫画版が既に面白かったので、テレビアニメ版も真っ当に面白かったという感想をつぶやいていました。

こちらは、風都探偵をテレビアニメ版で知ったと思われる方のツイートです。U-NEXTで風都探偵のアニメ版を観て、アニメーションの凄さに惹きこまれたので、続きを観るのが楽しみだとつぶやいています。

こちらは、風都探偵のテレビアニメ版をつまらないと感じている方のツイートです。特にバトルシーンが面白くないとのことで、その理由を「立体感のかけらもないパラパラ漫画みたいだ」と挙げていました。

この記事では、風都探偵の評価について特集してきました。「つまらない」という感想も見受けられますが、多くのファンが同作品を、「面白い」と高評価しています。是非一度、風都探偵の漫画版とテレビアニメ版を見てください。