【テニスの王子様】入江奏多は演技派の腹黒プレイヤー？本当の強さやアニメ声優は？

本記事では、「テニスの王子様/テニプリ」に登場した入江奏多を紹介していきます。入江奏多はミステリアスなイケメンキャラクターのため、女性読者の人気が高いようです。入江奏多の演技の情報や、跡部景吾との関係をネタバレしながら解説していきます。

入江奏多の強さや演技を知る前に、まずは「テニスの王子様/テニプリ」の基本情報を紹介していきます。テニスの王子様は1999年から2008年まで連載されていた漫画で、全379話で完結しました。2009年からは「新テニスの王子様」の連載がスタートしており、2023年時点で38巻が刊行されています。作者の許斐剛は、ミュージカル俳優になる夢も抱いていたようです。

テニスの王子様では、超人的な技と身体能力を持つテニスプレイヤーたちの戦いが描かれています。越前リョーマはアメリカ帰りの天才テニス少年で、青春学園のテニス部で全国制覇を目指して戦っていきます。初期設定の段階では、四天宝寺中学校の遠山金太郎が主人公になる予定でしたが、連載開始後には越前リョーマのライバルの設定になっています。

テニスの王子様の入江奏多は、日本代表候補の1人です。代表候補は強さで所属コートが分けられており、入江奏多は3番コートのリーダーを務めています。丸眼鏡と癖毛が特徴的で、「僕」という一人称を使用しています。1番～2番コートに所属できる強さを持っていますが、各コートの実力を底上げするために3番コートに配属されたことが分かっています。

入江奏多は優れた頭脳を持つキャラクターで、高校では生徒会副会長を務めています。父親は美容師をしており、テナーサックスやパン作りを特技に挙げています。テニスの王子様は超人的な技を使用するキャラクターが多いため、入江奏多は普通のテニスをする数少ないキャラクターとして描かれています。

入江奏多は裏と表の顔を持つキャラクターですが、基本的には笑みを絶やさない朗らかな様子を見せています。また、「相手の実力を確かめたい」「後輩のために何かをしたい」という行動原理があるため、後輩想いな一面を見せています。登場当初は真意が見えない不気味な存在だったため、日本代表の敵になるという説が浮上していました。

入江奏多は実家がお金持ちのお坊ちゃんであることが分かっています。父親の職業は美容師のため、美容院を経営していると予想されています。また、「親に構ってもらいたい」という理由で嘘や演技を覚えてしまったようです。

入江奏多の名前の由来は本郷奏多です。本郷奏多は2002年から芸能活動を行っている人物で、2006年に放映されたテニスの王子様の実写映画で越前リョーマを演じています。また、ミュージカルで佐伯虎次郎を演じた伊礼彼方が苗字の由来と予想されています。

プロフィールや名前の由来を知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で描かれた入江奏多の強さを紹介していきます。入江奏多は日本代表候補の1人で、試合では面白い能力を使用しています。入江奏多の演技や腹黒と言われている理由をまとめていきます。

テニスの王子様の入江奏多は、優れた演技力と強いメンタルを持つキャラクターです。入江奏多のキャッチコピーは「あなたの良き理解者」で、「対戦相手の心を理解し、行動を先読みする」という能力を持っています。他のキャラクターのような派手な技は使用していませんが、相手の弱点を見抜くことができるため、普通のテニスをするキャラクターの中ではトップクラスの実力を誇っています。

普段は朗らかな様子を見せている入江奏多ですが、試合中にはサディスティックな性格に豹変しています。また、裏表が激しいことで悪役の印象が強くなっていますが、「後輩を強くする」という立派な行動原理を持っています。ほとんどの試合で本気を出していないため、縁の下の力持ちとして活躍しているキャラクターです。

跡部景吾は手塚国光のライバルで、中学生の中では最強クラスの強さを誇るキャラクターです。入江奏多は新テニスの王子様の序盤で跡部景吾と試合をしており、5ゲーム連続でポイントを取られました。ですが、ポイントを取られたのは演技で、圧倒的な強さで逆転して跡部景吾の心をへし折っています。その後、ノーゲームで試合が終わり、屈辱を味わった跡部景吾は更なる強さを身に着けています。

入江奏多は跡部景吾を圧倒していましたが、最終的には「腕が上がらない」という理由でノーゲームになりました。ですが、入江奏多の言葉は演技で、跡部景吾の熱い想いを尊重してノーゲームにしたことが分かっています。その後、入江奏多は跡部景吾とダブルスを組んでおり、「跡部景吾に足りないものを見せる」という理由で敗戦を選んでいます。

入江奏多は3番コートに所属しているため、所属コートだけを見ると20番手にも入らないキャラクターです。ですが、1番コートに所属している秋庭紅葉を瞬殺しているため、本来は1軍に入れる実力者と予想されています。また、跡部景吾が強くなるきっかけを与えているため、1軍では活躍しない可能性があります。

強さや演技について知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で入江奏多を演じた声優を紹介していきます。入江奏多の声優は、ダンスユニットで芸能活動をスタートさせています。声優のプロフィールと経歴をまとめていきます。

テニスの王子様で入江奏多を演じたのは、声優の相葉裕樹です。相葉裕樹は千葉県出身で、2004年から芸能活動を行っています。生年月日は1987年10月1日で、所属事務所は「サードウェイプロジェクト」です。元々は「BRIGHTS」というダンスユニットでデビューしており、2004年頃から俳優や声優の活動を開始しています。プライベートでは、スポーツや銭湯巡りを趣味にしているようです。

声優の相葉裕樹は、アニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」で「ヒタチ・イズル」というキャラクターを演じています。ヒタチ・イズルは本作の主人公で、「レッド5」のパイロットです。明るく前向きな性格をしていますが、養成学校に入った時に記憶を消されているため、「幼馴染」というワードに過剰反応を見せています。ヒタチ・イズルが登場した本作は、2013年にアニメが放送されていました。

声優の相葉裕樹は、「賢者の弟子を名乗る賢者」「ディズニー ツイステッドワンダーランド」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。実写映画とミュージカルでは不二周助を演じているため、アニメでは違う配役になっています。また、ミュージカルで共演した鯨井康介と仲が良いようです。

強さや演技について知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で描かれた入江奏多の登場シーンを紹介していきます。入江奏多は新テニスの王子様から登場しているキャラクターで、作中で様々な活躍を見せています。シャッフルマッチやエキシビションマッチの情報をまとめていきます。

入江奏多は「5番コート総入れ替え戦」で跡部景吾と戦っています。跡部景吾は新しい必殺技で入江奏多を圧倒しており、瞬く間に5ゲームを先取しました。そのため、「氷の世界」で入江奏多にトドメを刺そうとしましたが、入江奏多の弱点が突然消えてしまいます。その後、入江奏多が演技で弱いふりをしていたことが分かり、弱点を見抜かれた跡部景吾が入江奏多に圧倒されました。

跡部景吾はドイツに留学した手塚国光から「中学生チームのリーダー」を任されていました。そのため、リーダーとして負ける訳にはいかないと考え、試合の終盤でタイブレークに持ち込んでいます。その後、187-188まで試合がもつれ込みましたが、両者が試合続行不可能になったことでノーゲームに終わりました。この時の入江奏多の「腕が上がらない」という言葉は嘘だったため、跡部景吾のプライドを優先したことが分かっています。

入江奏多は「シャッフルマッチ」で秋庭紅葉と戦っています。秋庭紅葉は日本代表候補の20番手で、序盤は入江奏多が秋庭紅葉に押されていました。また、入江奏多が「僕の身長では世界に通用しない」という嘘の弱音を吐きましたが、秋庭紅葉から「お前の演技は安っぽい」と言われたことで激怒しています。その後、何らかの方法で入江奏多が秋庭紅葉を瞬殺しており、入江奏多は1番コートの20番手になりました。

入江奏多は「エキシビジョンマッチ」で跡部景吾とダブルスを組んでいます。試合はドイツ代表に圧倒される形で敗北しており、汗だくの跡部景吾が膝を突く姿が描かれています。この試合で入江奏多は本気を出しておらず、跡部景吾に「自分に足りないもの」を気付かせようとしていました。また、「本気を出しても勝てたか分からない」と発言しているため、世界の壁が厚いことが分かるエピソードでした。

強さや演技について知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」で描かれた入江奏多と他のキャラクターの関係をまとめていきます。入江奏多は腹黒な印象が強いキャラクターですが、実は後輩想いで優しい一面もあるようです。

跡部景吾は氷帝学園の部長で、「跡部財閥」の御曹司です。入学してすぐに部長に就任したカリスマで、相手がひれ伏すまで戦う持久戦を得意にしています。新テニスの王子様では入江奏多と縁があり、入江奏多は跡部景吾の成長に期待しています。

秋庭紅葉は1番コートの20番手で、坊主頭が特徴的なキャラクターです。入江奏多に「世界を知った俺たちとの差は埋まらない」と言いましたが、シャッフルマッチで圧倒されて3番コートに落ちました。

徳川カズヤは2軍で登場したキャラクターで、物語途中に1軍の4番手に上がりました。幼少の頃から英才教育を受けてきた天才で、惨敗した平等院鳳凰に雪辱を誓っています。入江奏多と行動を共にしており、入江奏多は徳川カズヤの成長に期待しています。

種ヶ島修二は1軍の2番手で、色黒の肌と関西弁が特徴的なキャラクターです。「飛行機が嫌い」という理由で遠征には参加しておらず、中学生時代は入江奏多と同級生でした。「日本最強の男」と呼ばれている鬼十次郎と引き分けています。

声優や演技について知った後は、「テニスの王子様/テニプリ」に登場した入江奏多に関する感想をまとめていきます。入江奏多は表と裏の顔を持つ個性的なキャラクターのため、読者と視聴者から様々な感想が挙がっているようです。入江奏多の魅力や強さに関する感想をまとめていきます。

テニスの王子様の入江奏多は、穏やかな性格をしているイケメンキャラクターのため、読者と視聴者から「入江奏多はかっこいい」という感想が挙がっています。また、サディスティックな裏の顔を持つため、「入江奏多はギャップもかっこいい」という感想が挙がっているようです。

入江奏多は相手を自由自在に操る能力を持つため、読者と視聴者から「入江奏多の試合は面白い」という感想が挙がっています。また、跡部景吾の師匠的な存在になっているため、「入江奏多と跡部景吾の関係が熱い」という感想も挙がっています。

入江奏多は後輩を育てることに尽力しているため、ほとんど本気を見せていません。そのため、「入江奏多の本気を見たい」「最後は1軍で戦ってほしい」という感想が挙がっています。

本記事では、テニスの王子様に登場した入江奏多の強さや声優を紹介していきました。入江奏多は穏やかな性格とサディスティックな性格の二面性を持つキャラクターのため、性格が豹変することが面白いと言われています。入江奏多の活躍エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。