【アオアシ】デミアン・カントはバルセロナユースのエース！モデルや栗林との関係は？

「アオアシ」のデミアン・カントは、栗林晴久が唯一勝てない選手として浮上しました。名門・バルセロナユースのエースであり、その強さは未知数となっています。また、作中では対バルセロナ戦が示唆され、栗林との因縁の対決が予想されています。以下では、「アオアシ」のデミアン・カントのプロフィールやポジションを紹介します。その他、デミアンのモデルとなった選手や栗林との因縁についても考察しました。

漫画「アオアシ」は、2015年から「ビックコミックスピリッツ」で連載されているサッカー漫画です。単行本は、2023年2月時点で計31巻が刊行され、累計発行部数は1700万部を突破しました。2017年にマンガ大賞・第4位、2020年には第65回小学館漫画賞・一般部門を受賞しました。また、2021年には、青井瞬の挑戦を描いたスピンオフ「アオアシ ブラザーフット」が同誌で連載されています。

Jユースを題材にした「アオアシ」は、他作品にはない作風や丁寧なサッカー解説が評価されています。サッカー初心者にも分かりやすい説明から、サッカーのバイブルとしても支持されています。また、2022年にはアニメ化も行われ、同年4月～9月にかけてNHK Eテレで放送されました。

愛媛県の公立中学のサッカー部に所属する青井葦人。弱小チームのFWとして活躍するアシトの姿は、東京エスペリオンのユースチーム監督の福田達也の目に留まります。その後、福田のすすめでユースのセレクションを受けたアシト。セレクション合格を果たし、本格的にサッカーを始めます。基礎を身に着けることで技術を磨いていき、アシトはチームのトップを目指します。

バルセロナユースのトップ選手で、出身はスペイン、背番号は10番、ポジションはFW（フォワード）です。初登場は、漫画291話の栗林華晴久の回想シーンで姿が描かれ、310話で名前が明かされました。彼の実力は世界的に知られ、トップチームへの昇格も噂されています。また、作中では日本のチームを見下すような発言もみられ、己の実力に自信があると推測されます。

作中最高のプレイヤー・栗林晴久が唯一勝てなかった相手。その正体は、名門・バルセロナユースに所属するデミアン・カントでした。「アオアシ」ではデミアンに関する伏線も張られ、彼のプレースタイルに注目が集まっています。一方、デミアンのモデルは、バルセロナユース出身の選手と考えられています。以下では、「アオアシ」のデミアン・カントのモデルや元ネタになったと考察される選手・3名を紹介します。

「アオアシ」との縁が深い、アンドレス・イニエスタ選手。アシトの少年時代の練習方法は、イニエスタ選手を参考にしたと推測されています。名門・FCバルセロナユースの出身で、2010年のW杯ではスペインを優勝に導きました。ポジションは、栗林晴久と同じくMFです。ボールキープ力やコントロール力に優れ、攻撃ミッドフィルダーとして活躍しました。

2018年からは、Jリーグ・ヴィッセル神戸に移籍、翌年からクラブのキャプテンを務めています。2019年には、クラブ初となる天皇杯優勝を果たしました。一方、「アオアシ」では、デミアンのモデル候補に浮上しており、最も有力視されている選手です。

デミアンのモデル候補2人目は、FCバルセロナ監督のシャビ・エルナンデスです。彼もバルセロナユースの出身で、ポジションはMFでした。シャビ・エルナンデスといえば、卓越したパス力で知られます。高度なボール運びやアシストを武器とし、チームの勝利に貢献しています。また、パス成功率の高さもずば抜けており、2010年のW杯にて、パス成功率91%を記録しました。

史上最高のスペイン選手とも評され、日本のサッカーファンも虜にしたシャビ・エルナンデス。2019年5月に長い選手生活に終止符を打ちました。選手引退後は指導者に転身し、2021年からはFCバルセロナの監督に就任しています。

デミアンのモデルがバルセロナユース出身者ならば、リオネル・メッシ選手も外せません。世界最高峰とも評されるメッシ選手は、アルゼンチン出身で、ポジションはFWです。13歳の時にバルセロナのユースに合格、2004年にFCバルセロナに昇格しました。2021年には、フランスのパリ・サンジェルマンFCに移籍しています。

2005年からはアルゼンチン代表としてW杯に出場し、華麗なプレースタイルでファンを魅了しています。W杯2022ではアルゼンチン代表として出場、チームの優勝に貢献しました。また、史上5人目となる5大会連続のW杯出場を果たし、その他W杯の歴代最多記録を更新して話題を呼びました。

「アオアシ」の最高峰と評され、高校生ながらJリーグ入りを果たした栗林晴久。サッカーの技術面はもちろん、メンタルも非常に優れた完璧な選手です。一方、栗林には唯一勝てないと感じる選手がおり、その人物こそデミアン・カントです。デミアンとの出会いが、栗林のサッカーの原動力となっているといえるでしょう。以下では、「アオアシ」注目のライバルである、デミアン・カントと栗林晴久の関係について紹介します。

アシトの1つ上の先輩で、16歳でエスペリオンのトップチームに昇格した天才選手です。ポジションはMF（ミッドフィルダー）で、飛び級でU-20日本代表にも選出されています。身長178cm、体重66kgと小柄な体形を生かした細やかな動きや、高度なテクニックを強みとしています。J1でも無双の活躍を見せる一方、海外への挑戦も視野に入れており、日々、己の技術を磨いています。

「エスペリオンの最高傑作」と称される栗林晴久。周囲からは天才ともてはやされるも、彼は自分の実力に満足していませんでした。それは、世界には自分を上回る天才選手が存在することを知っているからです。その中でも、バルセロナユースのデミアン・カントを強烈に意識しています。デミアン・カントは、栗林が唯一敗北したと感じた選手であり、栗林の因縁の相手でした。

デミアンと栗林の出会いは、スペインのカンプ・ノウ スタジアムでした。当時、現役選手だった福田達也の試合を観戦しており、2人の出会いもこの頃と推測されます。デミアンと栗林がどのような勝負をしたのか、詳細は明らかにされてませんでした。しかし、この勝負で栗林がデミアンに負けたことは事実です。デミアンが、日本人少年に対してどのように思っていたのかは、分かりません。

一方、勝負に負けた栗林は、デミアンという強敵の登場に衝撃を受けたと推測されます。この時の悔しさが栗林の原動力になり、エスペリオンの最高傑作へと成長を遂げました。また、栗林の海外への挑戦も、デミアンとの再戦を望んでいるためと考えられます。そんな中、デミアン・カントと試合ができるチャンスが訪れます。それらをものにしたい栗林は、ある行動に出ます。

高円宮杯を初優勝した東京エスペリオン・ユース。チームが国際戦出場権を手に入れたことを知った栗林は、加瀬順の元へ向かいます。そして、自分もユースチームとして国際試合で戦わせてほしいと直訴します。その目的は、因縁の相手のデミアン・カントとの再戦。栗林にとって、ようやくデミアンと戦うチャンスが巡ってきた瞬間でした。

そして、このチャンスを掴むべく、ユースチーム入りを懇願します。バルセロナ戦だけでいいから出場させてほしいと頼み込みます。国際戦ではなく、あくまでデミアンとの試合にこだわる様子は、栗林の強い思いを感じさせます。また、このシーンでは、栗林とデミアン・カントの因縁も明かされました。デミアンを「カンテラのあいつ」と呼び、次は自分がデミアンに敗北を与えるべく闘志を燃やします。

栗林とデミアンの実力差は、現時点でどのくらいなのかはまだ分かりません。栗林がプロ入りを果たしている点から、栗林の方が実力が上といえます。しかし、スペインではプロ契約は18歳以上という規定があります。そのため、デミアンは現時点ではプロ入りはできません。一方、近くトップチーム入りが噂されていることから、デミアンの方が上ともいえるでしょう。

エスペリオンの国際大会出場やグループ発表が行われ、デミアンの登場回数も増えています。一方、フィジカルやプレースタイルなど、まだ未公開の情報も多くあります。バルセロナのFWと判明したデミアン・カント。エスペリオンのMF・栗林晴久とどのような戦いを繰り広げるのか、期待が高まっています。以下では、「アオアシ」から、デミアン・カントのポジションやプレースタイルなどを考察しました。

栗林との因縁からデミアン・カントのポジションはMF（ミッドフィルダー）と予想されていました。後に、デミアンの情報が公表され、FW（フォワード）と判明します。栗林との過去の出来事から、MFからFWに転向した可能性も考えられます。また、デミアンのポジションは、栗林との因縁を意識したとも推測されます。

デミアンのフィジカルは、詳細なデータは現時点では不明です。一方、作中での断片的な登場シーンから、引き締まったボディが印象的でしょう。身長や体重は栗林より少し上回る程度、サッカー選手の平均値と予想されます。

栗林のセリフからその存在が明らかにされたデミアン・カント。彼の能力やプレイスタイルは、未知数と言われています。一方、デミアンの能力は、モデルと推測される3選手のプレースタイルを併せ持った内容と考えられます。バルセロナユースで鍛えたスキルと直感を駆使した、技巧的なプレーを披露するでしょう。

また、「アオアシ」でのデミアンに対する評価から、彼の実力は世界最高峰とも推測されます。デミアンの強さは計り知れないもので、栗林でも彼に勝つことは難しいとも予想されます。

栗林から唯一勝てないと評されたデミアン・カントは、作中最高の選手とも呼べるでしょう。国際大会が近づくにつれ、彼の人柄も少しづつ明らかとなっています。日本チームを見下したようなセリフが目立つ一方、栗林に対しては別の感情を抱いている模様です。やはり、栗林との出来事はデミアンによっても衝撃的なことだったと推測されます。以下では、「アオアシ」のデミアン・カントに関する感想や評価を紹介します。

栗林が唯一勝てない選手として浮上したデミアン・カント。まだ、断片的な登場のため、彼のプレースタイルなど詳細な情報は分かっていません。しかし、栗林との関係から、とてつもない強さを秘めた選手と推測されています。ファンの中には、悪魔のような能力を持った選手との意見も寄せています。国際試合ではどんな活躍を見せるのか、デミアン・カントへの注目も高まっています。

「アオアシ」の漫画316話は、国際大会のグループ発表が行われ、エスペリオンとバルセロナはCチームに入ります。また、この回では栗林と関係のあるデミアン・カントが本格登場した回であり、彼のセリフにも注目が集まりました。日本のチームを甘く見ている言動が目立つ一方、セリフの中には栗林を指したと推測される個所もあり、デミアンも栗林のことを意識していると考えられるでしょう。

プレースタイルや日本代表との試合が注目されるデミアン・カント。FCバルセロナ出身の名選手がモデル候補に浮上する一方、名前が似ていることから、ダミアン・マンソ選手も候補に挙がっています。マンソ選手はアルゼンチン出身の元サッカー選手で、ポジションはMFです。デミアン・カントとは名前が非常に似ており、マンソ選手の名前を元につけられたとも考えられるでしょう。

デミアンの所属するバルセロナ戦は、「アオアシ」でもっとも注目される試合の1つです。デミアンの実力や、栗林との因縁の戦いが見どころです。また、世界最高のチームを、エスペリオンはどうやって攻略していくのかも、注目されています。国際大会では同じグループとなった両チーム。対バルセロナ戦は、これまでにない激戦になると予想され、ファンからも楽しみとの声もあがっています。

「アオアシ」のデミアン・カントのプロフィールやモデル、栗林との関係などを考察を交えながら紹介しました。怪物選手として読者の関心を集めたデミアン・カント。過去に栗林との間に何が起きたのか、気になるでしょう。バルセロナユースの最高傑作とも呼べるデミアンですが、国際大会ではどんな活躍を見せてくれるでしょうか。デミアンの計り知れない強さ・プレースタイルに期待が高まっています。