【アオアシ】青井瞬はアシトの兄!サッカーの実力やスピンオフ作品での活躍は?

青井瞬は、アシトの兄としてアオアシに登場したキャラクターです。愛媛県での序盤のエピソード以降はほとんど出番のなかった青井瞬ですが、元々アシトにサッカーを教えたのは青井瞬であり、アオアシのスピンオフ作品『ブラザーフット』にて過去のエピソードなども明らかになっています。この記事では、アオアシの青井瞬について、サッカーの実力やスピンオフ作品での活躍などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【アオアシ】青井瞬はアシトの兄!サッカーの実力やスピンオフ作品での活躍は?のイメージ

目次

  1. 青井瞬はアシトの兄
  2. 青井瞬のサッカーの実力や性格
  3. 青井瞬のスピンオフ作品での活躍
  4. 青井瞬の声優
  5. 青井瞬に関する感想や評価
  6. 青井瞬まとめ

青井瞬はアシトの兄

アオアシにおいて主人公の兄として登場するのが青井瞬です。この記事では青井瞬についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

アオアシの作品情報

アオアシの概要

青井瞬が登場するアオアシは、2015年から小林有吾先生がビッグコミックスピリッツで連載を開始したサッカー漫画です。サッカー漫画でも珍しくJリーグのユース世代である『Jユース』を題材にした作品で、元々はスピリッツの副編集長が企画したものになっています。ストーリー性と過去の連載作から小林有吾先生に白羽の矢を立ち、最終的に小林有吾先生がこれを受けたことで連載する形になっています。

高い人気と共に評価も得ている作品で、2017年にはマンガ大賞で第4位を獲得した他、2020年には第65回小学館漫画賞一般部門を受賞するなどしています。メディアミックス展開も積極的に行われており、2019年には舞台化が行われている他、2022年にはアニメ化も行われています。

アオアシのあらすじ

愛媛県の弱小公立高校でFWをしていた青井葦人(アシト)。アシトは中学最後の試合を偶然見ていた福田達也に見出されます。福田達也は、東京のJチーム、東京エスペリオンのユースの監督でした。アシトは福田に誘われて、エスペリオンユースのセレクションを受けることになるのです。そのアシトの背中を押すことになる存在が、この記事で紹介する青井瞬です。

青井瞬のプロフィール

青井瞬は、アオアシの主人公であるアシトの兄として登場したキャラクターです。アシトの1つ年上の兄で、普段はメガネをしています。また、弟のアシトとは違い、髪型も普通の高校生らしい髪型をしています。1歳年上とは思えない、大人っぽい見た目が特徴になっています。

青井瞬とアシトの関係

青井瞬は、アシトから「瞬兄」と呼ばれて良好な関係を築いています。元々、アシトにサッカーを教えたのも青井瞬だったのです。その後、明らかになりますが、アシトは尊敬する選手として青井瞬の名前を挙げることもある程に、リスペクトしていることも明らかになっています。

アシトは、ある種の覚悟を決めており、基本的に母青井紀子に連絡を取りません。対して、兄である青井瞬には頻繁に連絡を取っており、近況を報告しているのです。それだけ信頼された兄ということになっています。しかし、ブラザーフットでは青井瞬がアシトを応援すると同時に、複雑な思いを抱えていることも明らかになっています。

『アオアシ』 小林有吾 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館

青井瞬のサッカーの実力や性格

青井瞬のサッカーの実力や能力

今でこそ、部活動などに積極的な姿勢を見せない青井瞬ですが、元々の実力は小学生の時点で、複数の学校からスカウトを受けています。さらには、地元愛媛のJリーグのアカデミーからも誘いを受けるほどに、実力を持っていました。その後、サッカーから離れていた青井瞬ですが、その実力は今でも健在です。学校で行われたクラス対抗の試合にて、体育科の生徒達相手に華麗なボール裁きを見せました。

さらには、元々得意としていたフリーキックで得点を挙げるなどしています。ちなみに、青井瞬は中学までは部活動でサッカーを続けていました。しかし、通う学校は進学校として名門と言われる学校であり、そのサッカー部は公式戦にも出場しないユルい部活動だったため、続けることができていたのです。

余談ですが、蹴り足は左であることも明らかになっており、フリーキックを得意としていることから、読者の間ではモデルは、中村俊輔選手なのではないかとされています。

青井瞬の性格

青井瞬の性格は、とにかく優しい性格をしています。高校2年生とは思えないほど落ち着いた雰囲気を持っており、性格に関してはアシトとは真逆の性格をしています。ただし、過去の経験からか自らの考えを示すことはあまりせず、受け身な姿勢を見せることが多いです。

青井瞬は頭が良い

青井瞬は、ルックスが落ち着いてかっこいいだけではなく、頭も良いことも明らかになっています。通っているのは中高一貫校である愛媛の名門松山清葉であり、そこでの模試では、オールA判定を取るなどしています。そのような頭の良さから、物事を先回りして考えてしまうクセがついているほどになっています。

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青井瞬のスピンオフ作品での活躍

アオアシ ブラザーフットとは?

アオアシは高い人気と評価を得ている作品であり、そんなアオアシが公式スピンオフとして展開を始めたのが『アオアシ ブラザーフット』です。アオアシ本編でもわずかに触れられた、「青井瞬が地元Jユースに誘われた話」を描く青井瞬を主人公にした作品になっています。アオアシ本編と同じくJユースを舞台にした作品ではありますが、地方都市のチームにスポットを当てている点が本編とは異なっています。

青井瞬に関しても、アオアシ本編では昔はサッカーをやっていたが今はやっていないことが分かる程度でした。しかし、青井瞬が主人公を務めるスピンオフ作品である『ブラザーフット』では、「なぜ青井瞬がサッカーから離れることになったのか」「なぜ再起を図ることになったのか」が描かれる作品になっています。

余談ですが、このスピンオフ漫画『アオアシ ブラザーフット』で登場する愛媛のJ2チーム『アスレティカクラブ愛媛(AC愛媛)』は、明確にモデルのあるクラブです。モデルになっているのは、現実世界のJリーグにおいて同じく愛媛にホームを構える、J2のチーム『愛媛FC』になっています。

元々、小林有吾先生が愛媛の出身であることもあり、愛媛FCの熱烈なサポーターだったのです。加えて、アオアシ連載開始後は、様々なコラボレーションを行うなどスポンサーとしての一面も持っています。それだけ思い入れのあるチームのため、ある意味で、『ブラザーフット』はアオアシ本編よりも、リアルにJ2チームの実情を描いた作品になっているともいわれています。

青井瞬がサッカーから離れていた理由

青井瞬は元々、サッカーではかなり目立った存在でした。6年生の時には、地元愛媛のJジュニアユースからセレクションに呼ばれるほどだったのです。しかし、青井瞬は元々、小児喘息を患っていました。セレクションで青井瞬の得意の見せ場である、フリーキックの直前にこの小児喘息の発作を起こしてしまい、倒れてしまいます。結局、青井瞬はこのフリーキックを蹴ることが出来ませんでした。

結果的に青井瞬は、セレクションで不合格になってしまいます。これをきっかけに、青井瞬はサッカーから離れることになるのでした。その後、高校2年生になる頃には小児喘息を完治させていた青井瞬。「サッカーは見ている方が楽だから」と諦めたようなことを口にしながらも、早朝と就寝前のトレーニングは欠かさずに行っていました。

青井瞬がサッカーでの再起を目指した理由

ある時、青井瞬は高校のクラス対抗戦に出場することになります。この試合で、角度のないところからフリーキックを決めました。その青井瞬のフリーキックを偶然見ていたのが、小学6年生の時、青井瞬をセレクションに誘った大下甚八でした。彼は、セレクションに不合格になった青井瞬のその後を気にかけていたのです。そして、大下甚八が青井家に「アスレティカクラブ愛媛Jユース、中途入団の案内」を送るのです。

内心では嬉しい青井瞬ですが、頭の良いことが災いし、ついつい家計のことや、母である青井紀子のことを考えてしまうのです。しかし、その青井紀子の後押しを受けて、再びサッカーに向き合う覚悟を決め、Jユースの練習生として参加することになるのです。

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青井瞬の声優

中島ヨシキのプロフィール

アニメアオアシにおいて、アシトの兄である青井瞬役の声優を担当したのが中島ヨシキさんです。代々木アニメーション学院横浜校声優タレント科を卒業して声優になり、2012年にデビューを果たしました。デビュー後は、幅広い演技力を武器に様々なキャラクターを演じており、2017年にはアーティストとしてもデビューするなどしています。

中島ヨシキの主な出演作品や演じたキャラ

中島ヨシキさんがこれまでに演じてきたアニメキャラクターとしては、『ハイキュー』の丸山一喜役、『超速変形ジャイロゼッター』の稲葉拓海役、『ヒナまつり』の新田義史役、『DR.STONE』の上井陽役、『ウソツキゴクオーくん』の戸屋ススム役、『遊戯王SEVENS』の猫山シュレディンガー役、『約束のネバーランド』のシスロ役、『プランダラ』のリヒトー=バッハ役などを演じています。

中島ヨシキさんはゲーム声優としても多数の作品に出演しており、『あんさんぶるスターズ』の南雲鉄虎役、『アイドルマスターSideM』の山下次郎役、『白猫プロジェクト』の裏路地の少年ザック役、『アークザラッドR』のハルト役、『スタンドマイヒーローズ』の桐嶋宏弥役、『ウインドボーイズ』の向十希役、『新すばらしきこのせかい』の河原封也役などを演じています。

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青井瞬に関する感想や評価

ここからは、既にアオアシを読んでいる人の、青井瞬に関連する感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。青井瞬は、アシトの良き兄としてアオアシ本編では描かれており、序盤以降、登場機会こそ減りますが、その後もアシトに頼りにされている描写があります。しかし、自身も過去にしっかりサッカーをやっていたことが明らかになると、どのような気持ちでアシトを送り出していたのか気になる、と言われるようになります。

特にアオアシのスピンオフ作品である『ブラザーフット』では、本編では描かれていなかった青井瞬側の気持ちが描かれています。自分を押し殺しながらアシトを送り出していたかと思うと、アオアシ本編での行動がより際立つと言われる結果になっています。

青井瞬を主人公にしたスピンオフ漫画『アオアシ ブラザーフット』に関しては、こちらが本編なのではないかと言われるほどに人気を集めています。アオアシ本編で登場していた愛媛のアシトの同級生達なども登場していること、何より、東京の名門クラブに行ったアシトと違い、地元チームの実情が明確に描かれたのが良かったとする声も多くなっています。

アオアシで整った設備を見たからこそ、より現実味があったとする声もあるほどです。青井瞬のような中途入団が許されるのも、地元チームならではないかともされています。元々アオアシは、サッカー漫画でもあまり題材にされてこなかったJユースを描いている作品であり、新鮮味が強いと言われてきた作品でした。それが、スピンオフ漫画『ブラザーフット』でより強くなったとも言われています。

アオアシもスピンオフである『ブラザーフット』も、原作者である小林有吾先生が執筆しているため、『ブラザーフット』は長期間の連載が難しい形になっています。しかし、無理のない範囲でそれぞれを連載した上で、いつかはアシトと青井瞬の兄弟対決なども、描いてほしいと言われるほどになっています。

『ブラザーフット』で描かれた青井瞬のポテンシャルであれば、それも十分にできそうなのがすごいと言われる結果になっています。

青井瞬は元々、原作漫画の時点で良き兄としてアオアシ本編での活躍も多いキャラクターです。それに加えて、アニメアオアシにて声優を担当した中島ヨシキさんの巧みな演技で、さらに良いキャラクターになったとする声も多くなっています。落ち着いた雰囲気と頼れる兄という雰囲気が、中島ヨシキさんの声によって、より鮮明化されたという感想が多いです。

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青井瞬まとめ

青井瞬は、アオアシの主人公アシトの兄として登場したキャラクターです。過去には自身もサッカーをしていましたが、アオアシ本編開始時点ではサッカーを離れており、アシトの頑張りを応援する良き兄として描かれていました。しかし、スピンオフ漫画『ブラザーフット』では、より明確に過去が描かれ、サッカーで再起する姿も描かれています。

スピンオフである『ブラザーフット』も小林有吾先生が手掛けているため、中々長期連載とはいかないのが実情です。とはいえ、今後何かしらの形で青井瞬の活躍がアオアシ本編で描かれる可能性もあります。或いは、アシトとの兄弟対決が描かれることも可能性としては0ではないのです。まだアオアシを読んでいない人は、青井瞬にも注目しながら読んで見るようにしましょう。

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