【リゼロ】マーコスはルグニカ王国の近衛騎士団団長！過去やロズワールとの関係は？

「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」は、連載期間が10年を超える大長編ライトノベルです。異世界ファンタジーものとなろう系の代表作品として、高い人気を獲得しました。リゼロの登場キャラクターの中で、強さを評価されているのがマーコス・ギルダークです。この記事では、リゼロのマーコスを特集します。マーコスの強さや過去、彼とロズワール、ラインハルトとの関係などを紹介するため、参考にしてください。

Re:ゼロから始める異世界生活（リゼロ）は、長月達平が「小説家になろう」に投稿した作品が原作でした。小説家になろう版は、2023年3月現在連載中です。同作品は、MF文庫Jにて商業作品化されており、単行本は短編集や外伝を含めて、45巻まで刊行されました。メディアミックスが積極的に展開中で、テレビアニメ版、コミカライズ版、パチンコ・パチスロ版などが知られ、原作小説を知らない新規のファンを増やし続けています。

ナツキ・スバルは、不登校で引きこもりの男子高校生でしたが、深夜のコンビニ帰りに突如異世界へ召喚されてしまいました。召喚場所で、いきなり窮地に陥る彼は、サテラというハーフエルフに救われました。二人は、サテラの物探しの途上で何者かに殺害されます。ところが、ナツキとサテラは、召喚された時点に戻っていました。そして、ナツキは自分の能力が死に戻りであることと、サテラが偽名であることに気づくのです。

マーコス・ギルダークは、ルグニカ王国の近衛騎士団団長です。緑色の短髪にあごひげ、威圧感のある表情と四角い顔、そして鍛え上げられた肉体が、見た目の特徴として描かれました。年齢や誕生日などのパーソナルデータは、明かされていません。マーコスには、「巌」という二つ名があります。マーコスは、見た目通りの固い人物であることが窺われ、「王国騎士は言葉ではなく、行動で示す」と口癖のように語っていました。

リゼロに登場するマーコス・ギルダークの父親は、ラザック・ギルダークといいます。ラザックは、亜人戦争時代に教導係を務めていた聖騎士でした。非常に任務に忠実な騎士であることが示唆されており、商業都市のピックタットにて、リッケルト・ホフマンを庇い殉職しています。この一件がもとで、ギルダーク家とホフマン家の間には、微妙な空気が流れました。

リゼロに登場するマーコス・ギルダークの性格は、騎士らしく王国に忠実です。任務に忠実なあまり、融通が利かないこともしばしばですが、フェリックス・アーガイル（フェリス）が差別されないように気を配るなど、公平な人物であることが描かれました。また、過去には貧民街の実態を知り、彼らの生活が少しでも改善できるように「同胞団」という組織を作ったこともあります。

マーコスとロズワール・L・メイザースは、マーコスが同胞団を立ち上げた頃に出会った過去があります。王都の路地裏で二人は遭遇しますが、マーコスの強さを見たロズワールは、彼のことを「修羅」と形容しました。しかし、ラインハルト・ヴァン・アストレアの「変心の加護」の影響で、敗北したマーコスは、ロズワールの移住と定職を計らいます。以降二人は、協力関係を結ぶという過去でした。

マーコスは、ルグニカ王国において、ラインハルトに次ぐ第二位の強さを有しています。ラインハルトは、リゼロの中でも屈指の強さを誇るキャラクターとして知られますが、マーコスもラインハルトに劣らぬ強者でした。彼の能力は、他社を圧倒するパワーと耐久力に優れています。また、青のガリッチの国葬での戦いでは、岩の巨人の姿になり、敵を圧倒しました。

マーコス・ギルダークは、リゼロの外伝「Once Upon a time in Lugunica」に登場しました。ここでのマーコスは、貧民街の人々に寄せていくために騎士団を辞めて同胞団を立ち上げています。その過程で、ロズワールと出会い、二度の対戦の果てに協力関係を結びました。その後、貧民街を救う基礎を作ったマーコスは、同胞団をレノ・レックスに任せて、自身は近衛騎士団に復帰しています。

リゼロの短編集「王選前日譚 青の継承者」では、青のガリッチの国葬にて、フーリエの警護に就くマーコスを見ることができます。ここでのマーコスは、フェリスとクルシュ・カルステンと協力し合い、ガリッチ殺害犯を捕まえて昇進しました。ロズワールとも彼の屋敷で再会しており、昇進とフェリスの復讐成就の祝杯を挙げています。

リゼロのEX「獅子王の見た夢」におけるマーコスは、近衛騎士団団長になっています。フーリエの頼みで、一時的にフェリスを近衛騎士団に入団させると、彼女が団内で困らないように様々な気遣いをしました。また、アーガイル家の問題を重く見たフーリエの指示で、ラインハルトをヴォラキア帝国付近に配置するなどの活躍も見せています。

リゼロの本編第三章「再来の王都編」でのマーコスは、近衛騎士団団長として威厳のある態度を見せました。王選会議の議事進行を行うなど、実務面で活躍しています。また、スバルと騒動を起こしたユリウス・ユークリウスに対して、彼の真意を慮り謝罪するなど、周囲への欠かさぬ気配りが描かれました。

リゼロのテレビアニメ版で、マーコス・ギルダーク役を演じたのは、声優の稲田徹です。稲田徹は、1972年7月1日に、東京都八王子市で生まれました。血液型はA型で、青二プロダクションに所属しています。2021年には、DDTプロレスリング所属としてプロレスラーデビューして話題になりました。1994年の声優デビュー以降、多くのアニメと特撮作品に出演している人気声優の一人です。

• 僕のヒーローアカデミア：エンデヴァー役
• BLEACH:狛村左陣役
• この素晴らしい世界に祝福を！：荒くれ者役
• 銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅：フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト役
• 勇者、辞めます：エドヴァルト役

稲田徹の主な出演作品と、演じたキャラクターを上記しました。男らしい無骨なキャラクターを、多数演じていることで知られています。また、仮面ライダーシリーズ、ウルトラマンシリーズ、スーパー戦隊シリーズなど、多くの特撮作品にも声優として出演しました。

この章では、リゼロに登場するマーコス・ギルダークに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。マーコスは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、リゼロの原作小説のファンだと思われる方のツイートです。まだ、外伝や短編集の刊行前にリゼロを読んで、マーコスがどのようにしてロズワールやラッセルと仲良くなったのかが、興味深いとつぶやいていました。

こちらは、リゼロの大ファンだと思われる方のツイートです。マーコスとロズワールとの関係を、「光と陰」や「表と裏」と考察しており、立ち位置が対照的で絶妙だと評しています。

こちらは、ゲームと声優のファンだと思われる方のツイートです。稲田徹のことを好きな声優だとつぶやいており、彼が演じているリゼロのマーコスもファンだとのことです。

この記事では、Re:ゼロから始める異世界生活（リゼロ）に登場するマーコス・ギルダークについて特集してきました。マーコスは、「目立たないけれども、好きなキャラクター」という高評価が多いとのことです。マーコスに注目して、リゼロを見てください。