【ダンダダン】綾瀬星子はかわいいモモの祖母！能力やターボババアとの関係は？

ダンダダンの星子は主人公の祖母で、本作に欠かせない個性的なキャラクターです。祖母とはいえ、皺もなく外見が非常に若くて、美魔女という表現がよく似合います。本記事では、そんな星子にスポットを当てて、さまざまな面から解説していきます。能力や他のキャラとの関係、お札の元ネタなど、綾瀬星子の情報が満載です。

ダンダダンは龍幸伸による作品で、2021年4月より「少年ジャンプ＋」で連載開始されたウェブ漫画です。心霊現象や宇宙人との遭遇などの怪奇現象を、ストーリーに盛り込んでおり、オカルティック怪奇バトルを描いています。

最新話を更新するごとに100万閲覧を突破し、瞬く間に「少年ジャンプ+」の看板漫画となりました。また、2021年8月には、コミックス第1巻が発売されています。同年12月には第3巻の発売を記念して、タワーレコードとのコラボレートが行われました。

主人公の綾瀬桃（モモ）は、霊媒師の祖母を持つ女子高生ギャルです。モモは宇宙人の存在は全く信じておらず、幽霊を信じています。一方、もう一人の主人公である高倉健（オカルン）は、幽霊の存在は信じておらず、宇宙人を信じている少年です。全く逆のスタンスを持つモモとオカルンは、「自分が信じるものの存在を証明できれば、相手のパシリになる」という勝負をしました。そして、二人は怪奇の世界へと巻き込まれていきます。

ダンダダンの綾瀬星子は、主人公であるモモの祖母です。霊媒師としての実力もあり、神社の周りに結界を張って自宅にしています。作中ではモモやオカルンたちがピンチになったときに、的確な判断で助けてくれる存在です。しかし、モモにとって必要な経験だと感じれば、サポートせずに危険な場所へ送り込む、スパルタ的な面も持ち合わせています。妖怪や悪霊についての知識が豊富で、除霊や封印なども難なくこなせます。

星子は高校生の孫がいるとは信じられないほど見た目が若々しく、年齢を感じさせないスタイル抜群の美魔女です。周りの人は、みんなモモの母親か叔母だと思っています。高く盛り上げた髪型と、咥えタバコに愛用している腹巻姿が強烈な印象です。

また、「志村けんのバカ殿様」が好きで、日本の宝と絶賛するほどの熱狂的ファンです。自身も素顔を隠し「ドドリア三太」という芸名を使ってテレビに出演しており、大衆からはエセ霊媒師として知られています。

綾瀬星子は両親がいない孫のモモを、誰の手も借りずに一人で育てました。モモにはなぜ両親がいないのかは、今の時点では詳しく明かされていません。おそらく、すでに亡くなっていると考察されています。また、星子が本当にモモの祖母であるのかも、実は怪しいところです。ただ、星子はモモが引き取り、お互い家族のように想いあっていることは間違いありません。

そして、星子は彼女に「おまじない」と言って、さまざまな修行を与えていました。しかし、その様子を見た周りの子たちに馬鹿にされたため、モモは星子のことが嫌いになり、二人の仲は険悪になります。同じ家に住んでいても、お互い話すこともありませんでした。それでも、何か理由があるのか、星子にはモモを修行させる必要があった様子です。

その後、モモはオカルンと勝負をすることになり、怪奇の世界へ巻き込まれ、セルポ星人に攫われてしまいます。そのことがきっかけで、彼女は強力な超能力を獲得して覚醒しました。そして、同時に星子の愛を感じることができ、二人は仲直りをします。星子がモモを引き取ったことや、彼女に両親がいない理由が、超能力と何か関係しているのかもしれません。

ダンダダンの綾瀬星子は実力のある霊媒師で、結界術にも長けています。キャリアの長い妖怪や悪霊の知識も豊富で、除霊もできます。ターボババアに憑依されたオカルンの対処もしてくれました。星子は自身の実力を活かし、モモやオカルンをはじめ、ピンチに陥った人物のサポートをするお助けキャラです。

人情は厚いのですが、何かにつけて煽る癖があります。霊と会話するとき以外は、基本的にふざけていて言葉づかいも荒いほうです。孫のモモを心から愛しているため、どんなときも全力で守ろうとします。

綾瀬星子は高度な霊能力を所有しており、お札を用いて結界を張ったり、悪霊の力を封印したりできます。霊媒師的なことは、ほぼ全部できるでしょう。ドドリア三太としてテレビに出演した際は、芸能人の経歴詐称を言い当てたり、妻子持ちであることなどを暴いていました。ただ、星子の能力の大部分は、土地神の力を借りています。そのため、彼女が拠点とする神越市でしか、充分に能力を発揮できないのです。

拠点外で能力を使う場合は、時間をかければ外の土地神の力を借りることもできるようです。戦闘する際は、「ネッシーの力」と書かれたバットを武器にして、能力を発揮します。星子の能力は、オカルンに憑依したターボババアでも、太刀打ちできないほど強力でした。

ダンダダンのターボババアは、1話で登場するオカルンが初めて出会った妖怪です。非常に強力な妖怪で、100キロババアなどの異名を持っています。かけっこに負けると呪われるのが特徴で、オカルンがターボババアを見て動揺し、走って逃げてしまいました。驚異的なスピードで追いかけて来たターボババアは、オカルンのイチモツを奪って呪ったのです。

モモはオカルンを救うために、ターボババアに勝負を持ちかけます。勝負に乗ったターボババアは、市内の地縛霊や浮遊霊を使役して、二人を追い詰めていきました。しかし、電車と共にモモの居住地である神越市へ引きずり出され、星子の結界術によって撃退されます。

しかし、ターボババアは完全に消滅しておらず、オカルンに憑依して永らえていたのです。星子の能力によって、ターボババアの力のみオカルンの中に残し、意識は招き猫に封じられたのでした。ターボババアは勝負の最中にオカルンのイチモツを落としてしまい、自身の能力と交換する条件で、モモたちと協調していくことになります。

招き猫に封印されたターボババアは、意外にも星子と仲が良いようです。二人は元が同じババア同士で気が合うのか、星子の庇護欲をそそられる存在なのか、読者からもさまざまな考察が上がっているようです。コミックスのおまけページには、星子とターボババアのほっこりしたエピソードも描かれています。

ダンダダンのジジとは、円城寺仁の通称でモモの幼なじみです。両親が自殺未遂をして入院しており、綾瀬星子の家へ泊りにやって来ました。ジジは呪われた家の調査依頼を星子にお願いしますが、市外のためモモとオカルンが代わりに調査をします。ジジはモモの初恋の相手でもあり、彼女をバカにしたことで疎遠になっていました。そのことを後悔しており、今は彼女に好意を寄せています。

一方、アイラの本名は白鳥愛羅で、誰もが認める美少女です。しかし、思い込みが強く自意識過剰な面があり、性格もやや歪んでいます。オカルンのイチモツを拾ったことで、軽微な霊能力に目覚め、自分は選ばれた存在だと思い込んでいるようです。また、オカルンに好意を寄せており、積極的にアピールをしています。

綾瀬星子は、ジジとアイラには非常に甘いです。元々、彼女はストレートなおだてに弱く、ジジとアイラが自分を「美人」と称賛するため、気分が良いのでしょう。孫のモモよりも、優しく接することも多いです。

霊媒師として優れた能力を持つ綾瀬星子は、結界を張る際にお札を使用します。お札には悪魔のようなイラストが描かれており、「元三大師」「厄除厄払」の文字も書かれています。霊能力を発揮する際、土地の神様の力を借りるために必要なお札なのでしょう。実はお札と元三大師には、元ネタがあるのです。

元三大師は、「良源」という平安時代に実在していたお坊さんの通称になります。天台宗の僧である良源は、「天台座主」と呼ばれる最高位にまで昇格しました。良源は全国の神社にある「おみくじ」を作った人物という説もあるようです。

良源の命日は正月の3日ということから、元三大師と呼ばれるようになったと語り継がれています。また、「厄除け大師」とも呼ばれており、良源の姿を描いたお札は、魔除けの効果が絶大だそうです。星子が持っているのは、「角大師」という種類のお札になります。悪魔のようなお札のイラストは、夜叉に化けて疫病神を退ける良源が描かれています。

ダンダダンに登場する角大師のお札は、現実世界でも存在しており、魔除けの効果があるといわれています。ダンダダンの綾瀬星子が、天台宗に関係のある霊能力者であるかは不明です。ただ、天台宗の総本山である比叡山には、昔から妖怪の伝説が多く語られています。

ダンダダンの綾瀬星子は一流の霊媒師で、霊や妖怪の存在は当然に信じています。しかし、UFOや宇宙人、UMAなどのコズミックは全く信じていません。星子に育てられたモモも同じ考えでしたが、彼女は実際に宇宙人を見ました。それ以降は、彼女の考え方や方針は転換しています。

星子も宇宙人を見ていますが、自分が霊媒師であるためか、考えを一切変えませんでした。ダンダダンの世界観は、妖怪と宇宙人がごく自然に接点を持っています。霊媒師の星子が頑なに宇宙人を認知しないのは、不自然にも感じるでしょう。もしかすると、彼女は意識的に宇宙人の存在を、無視しようとしている可能性もあります。

まるでモモをそのような存在から、遠ざけているようです。星子が宇宙人やUFOを信じない理由は、モモがセルポ星人に攫われて、超能力を得たことに関係あるかもしれません。また、彼女の超能力が、まだ全部発揮されていないことも関係がありそうです。

ダンダダンの綾瀬星子のファンは非常に多いです。ちょっと気だるそうで行儀の悪い感じや、一転してノリがよくなる感じが好きという感想があります。また、普段は口調が荒いけれでも、裏で見せる優しい面や心意気を汲んでくれるところが推せるというファンもいました。何よりもおばあちゃんなのに激マブと、絶賛する声もあります。

ダンダダンの星子が、とにかくカッコいいという声が多くありました。他にも、星子が可愛すぎて、他のキャラが目に入らないという熱狂的ファンの声も上がっています。爆弾を背負ってタバコを加える姿が最高だったという感想もありました。

ダンダダンの綾瀬星子は、規格外に強いキャラです。その強さや能力を使うには、神々の力を借りるという手順が必要で、 お礼参りもきっちりしている設定が良いという感想がありました。お札に描かれたイラストにも元ネタがあり、深く掘り下げると、さらに物語を楽しめます。星子とターボババアの仲良い姿が、微笑ましいという声も上がっていました。

ダンダダンで星子はモモのおばあちゃんですが、周りの人はお母さんと思っている点が気になるという声がありました。実はお母さんで、モモだけが自分のおばあちゃんと思っているのではないかと、考察する人もいます。また、そう思い込む理由が、何かあるのではないかという感想もありました。今後、真実が明かされていくことを、楽しみにしておきましょう。

ダンダダンの綾瀬星子は、主人公のモモの祖母です。モモの両親がいないため彼女を引き取り、誰の手も借りず女手一つで育てました。聖子は一流の霊媒師で、結界を張ったり除霊をしたりします。ただ、自分の居住地区である神越市のみで、強い能力を発揮できるという制限があります。

祖母とはいうものの、見た目が若く年齢不詳の美魔女で、本当はモモの母親ではないかという声も上がっているようです。今後の綾瀬星子からも目が離せません。