【BLEACH】二枚屋王悦は強すぎ？戦歴・強いと言われる理由や斬魄刀との関係は？

『BLEACH（ブリーチ）』の千年血戦篇で登場した｢護廷十三隊｣の零番隊には、二枚屋王悦というキャラクターが所属しています。『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦とは、零番隊で西方神将を務めているキャラクターであり、｢斬魄刀｣の創設者として知られています。『BLEACH（ブリーチ）』の作中で、二枚屋王悦は黒崎一護の｢斬月｣を新たに創り上げ、ユーハバッハ率いる｢星十字騎士団｣の親衛隊と交戦します。

この時、二枚屋王悦はユーハバッハの親衛隊を瞬殺する活躍を見せました。この活躍から、二枚屋王悦は読者に｢強すぎ｣や｢強い｣と評価されています。本記事では、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦について、｢強すぎ｣や｢強い｣と評される強さや｢斬魄刀｣との関係、アニメの声優などを紹介します。まずは、二枚屋王悦が登場する『BLEACH（ブリーチ）』の作品情報について、簡単にまとめたので紹介していきます。

二枚屋王悦が登場する『BLEACH（ブリーチ）』とは、｢週刊少年ジャンプ｣の漫画作品の1つです。『BLEACH（ブリーチ）』は久保帯人という男性漫画家が作者を務める作品であり、死神と悪霊の｢虚｣の戦いがテーマとなっています。元々、『BLEACH』は2001年の8月に｢週刊少年ジャンプ｣で連載がスタートしました。その後、『BLEACH』は2016年の8月に最終回を迎え、合計74巻の単行本で完結しています。

2016年に完結した『BLEACH』は、セリフや各話のタイトルが非常に特徴的であり、お洒落な漫画として知られています。また、『BLEACH』はストーリーの面白さや作画の綺麗さもずば抜けており、1億3000万部を超える累計発行部数を記録しています。この人気から、本作はアニメ化や小説化、実写映画化などが多数行われています。ちなみに、2023年の7月から千年血戦篇のアニメ2期の放送が決まっており、注目を集めています。

男子高校生の黒崎一護は人一倍霊感が強く、朽木ルキアという｢死神｣を名乗る少女と出会います。その直後、黒崎一護は家族を悪霊の｢虚｣に襲われ、生身の身体で立ち向かいます。しかし、黒崎一護は｢虚｣に敵わず、死神の朽木ルキアに助けられます。この時、朽木ルキアが重傷を負い、黒崎一護は彼女から死神の力を授かります。そして、黒崎一護は圧倒的強さを誇る｢虚｣を倒し、｢死神代行｣として生きることになるのでした。

本記事で、強さや｢斬魄刀｣との関係、アニメの声優などを紹介する二枚屋王悦とは、『BLEACH（ブリーチ）』に登場するキャラクターの1人です。『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は、零番隊に所属しているキャラクターであり、ドレッドヘアとサングラスが特徴となっています。二枚屋王悦は性格が非常にチャラく、ラッパーのような喋り方をしています。そのため、二枚屋王悦はレゲエダンサーにしか見えません。

しかし、二枚屋王悦の正体は｢斬魄刀｣の創設者であり、全ての｢斬魄刀｣の在り処や素性を把握しています。この正体から、二枚屋王悦は｢刀神｣と呼ばれ、零番隊の第三官と西方神将を務めています。『BLEACH（ブリーチ）』の千年血戦篇で、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣が折れた黒崎一護と阿散井恋次に｢浅打｣の攻撃を耐える試練を与えます。その後、二枚屋王悦は黒崎一護に｢斬月｣のルーツと出生の秘密を教え、｢斬月｣を新たに創り上げました。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は、鍛冶の仕事を｢二枚屋親衛隊｣にサポートして貰っています。｢二枚屋親衛隊｣とは、着物を着用した女性5人組の集団であり、鍛冶の道具と同じ能力を持っています。この｢二枚屋親衛隊｣には、燧ヶ島メラ（ひうちがしまめら）というキャラクターが所属しています。｢二枚屋親衛隊｣に所属している燧ヶ島メラとは、赤色のモヒカンヘアーとツリ目が特徴の女性キャラクターです。

燧ヶ島メラは火を起こす能力を持っており、火打石の役割を担っています。燧ヶ島メラは非常に男勝りであり、二枚屋王悦に厳しいツッコミや喝を入れています。しかし、燧ヶ島メラは世話焼きで面倒見の良い性格をしており、二枚屋王悦を｢御館様｣と呼んで真面目に仕事をしています。一方、二枚屋王悦は｢メラちゃん｣と呼び、燧ヶ島メラを頼りにしています。ちなみに、燧ヶ島メラの正体は、具現化した｢斬魄刀｣だと考察されています。

上述で紹介した通り、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦はレゲエダンサーのようなキャラクターです。このレゲエダンサーのような見た目が原因で、二枚屋王悦は強そうなオーラが一切ありません。しかし、二枚屋王悦はとある理由から、『BLEACH（ブリーチ）』のファンに｢強すぎ｣や｢強い｣と評価されています。ここからは、二枚屋王悦が｢強すぎ｣や｢強い｣と評価されている理由について、戦績から考察紹介していきます。

『BLEACH（ブリーチ）』の千年血戦篇で、二枚屋王悦が黒崎一護の｢斬月｣を新たに創り上げた後、ユーハバッハは｢星十字騎士団｣の親衛隊（シュッツシュタッフェル）を率いて｢霊王宮｣に攻め入ります。この時、二枚屋王悦は他の零番隊とユーハバッハの迎撃に赴き、ユーハバッハ親衛隊と戦うことになりました。ユーハバッハの親衛隊とは、｢星十字騎士団｣のペルニダ・アスキン・ジェラルド・リジェで構成された組織です。

ユーハバッハ親衛隊のメンバーは、｢星十字騎士団｣の中で特に強い滅却師で構成されており、｢護廷十三隊｣の隊長でも敵いません。しかし、二枚屋王悦は｢鞘伏｣という｢斬魄刀｣の失敗作を使い、ユーハバッハ親衛隊を瞬殺しました。さらに、二枚屋王悦は麒麟寺天示郎と協力し、アスキン・ナックルヴァールの致死量を操る能力を無効化しています。このユーハバッハ親衛隊との戦いから、二枚屋王悦は｢強すぎ｣や｢強い｣と評されています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するペルニダ・パルンカジャスとは、ユーハバッハ親衛隊の1人であり、｢C｣の聖文字が与えられています。ユーハバッハ親衛隊のペルニダ・パルンカジャスは、｢強制執行｣という能力を持っており、全ての物体を捻じ曲げることが出来ます。その正体は霊王の左腕であり、更木剣八が敵わないほど強いキャラとなっています。しかし、二枚屋王悦は俊足を武器に、ペルニダ・パルンカジャスを翻弄しました。

また、二枚屋王悦はユーハバッハ親衛隊のジェラルド・ヴァルキリーも確実に仕留めています。ジェラルド・ヴァルキリーとは、｢M｣の聖文字を冠する｢星十字騎士団｣の1人です。ジェラルド・ヴァルキリーは傷を負うほど大きくなる能力を持っており、朽木白哉・日番谷冬獅郎・更木剣八の3人を追い込むほどの強さを持っています。しかし、二枚屋王悦は1人で無敵のジェラルドを瞬殺し、｢強すぎ｣や｢強い｣といわれるようになりました。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハ親衛隊は、｢護廷十三隊｣の隊長格よりも遥かに強いキャラクターです。また、ユーハバッハ親衛隊以外の｢星十字騎士団｣も、隊長格に匹敵するほど強いキャラクターとなっています。そのため、｢護廷十三隊｣の死神は卍解を使わなければ、｢星十字騎士団｣やユーハバッハ親衛隊と戦うことが出来ません。しかし、｢星十字騎士団｣は｢尸魂界｣に侵攻した際、卍解を奪う道具を持っていました。

これにより、｢護廷十三隊｣の死神は卍解が使えず、｢星十字騎士団｣に蹂躙されてしまうことになりました。しかし、二枚屋王悦はユーハバッハ親衛隊と戦った際、｢斬魄刀｣の卍解を一回も披露していません。さらに、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣の解放すら行わず、圧倒的強さを持つユーハバッハ親衛隊を全員瞬殺しました。この｢斬魄刀｣の解放を行わなかったシーンは、二枚屋王悦が｢強すぎ｣や｢強い｣といわれる理由の1つとなっています。

上述で紹介した通り、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は、千年血戦篇の作中で｢斬魄刀｣の解放を行っていません。そのため、二枚屋王悦は｢卍解｣を使う｢護廷十三隊｣の隊長と比べ、あまり強さが感じられません。しかし、二枚屋王悦は他の死神にない強さを持っており、ユーハバッハ親衛隊を瞬殺しています。ここからは、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦の強さについて、紹介していきます。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は、｢斬魄刀｣の創設者です。｢斬魄刀｣の創設者である二枚屋王悦は、｢鳳凰殿｣という場所で暮らしており、｢斬魄刀｣の鍛冶師として働いています。二枚屋王悦の鍛冶師としての実力は非常に高く、｢刀神｣という異名が付けられています。ただ、二枚屋王悦は鍛冶師であるため、｢斬魄刀｣を使うイメージがありません。実際、二枚屋王悦は千年血戦篇の作中で、自身の｢斬魄刀｣を見せていません。

しかし、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣の扱いに長けており、ユーハバッハ親衛隊を斬り伏せています。また、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣の創設者というだけあり、｢斬魄刀｣の力を熟知しています。さらに、二枚屋王悦は正しく使うことで、｢斬魄刀｣の本当の切れ味を発揮することが可能となっています。これらのことから、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣を使う戦いであれば、｢護廷十三隊｣の隊長を超えるほどの強さを持っていると考えられます。

二枚屋王悦はユーハバッハ親衛隊と対峙した際、｢鞘伏（さやふし）｣という｢斬魄刀｣を披露しました。二枚屋王悦が披露した｢鞘伏｣とは、始解と卍解がない｢斬魄刀｣であり、何の変哲もない見た目をしています。｢鞘伏｣は二枚屋王悦が｢失敗作｣と断じており、鞘が用意されていません。そのため、｢鞘伏｣はゼリーのようなものが入った水槽に保管されています。これだけを見ると、二枚屋王悦の｢鞘伏｣は最弱の｢斬魄刀｣のように感じます。

しかし、｢鞘伏｣は切れ味が凄まじく、切った相手の血すら残りません。また、｢鞘伏｣はあまりの切れ味から鞘も用意出来ず、刃こぼれも一切起こしません。そのため、｢鞘伏｣は一回振るだけで相手を殺せる｢一振一殺｣の｢斬魄刀｣となっています。おそらく、二枚屋王悦の｢鞘伏｣の強さは、｢護廷十三隊｣の隊長の卍解以上なのではないでしょうか。ただ、鞘がない｢鞘伏｣は｢何にでもなれる｣力を取り上げられているので、失敗作といわれています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する兵主部一兵衛とは、零番隊のリーダーを務めているキャラクターです。零番隊のリーダーである兵主部一兵衛は、ダルマのような身体と大きな赤目が特徴となっており、｢まなこ和尚｣と呼ばれています。｢まなこ和尚｣こと兵主部一兵衛は、原初の時代から生きており、正体が霊王の親友といわれています。そのため、兵主部一兵衛は膨大な知識を有しており、全ての死神の頭目を何年も務めています。

その強さはユーハバッハが｢特記戦力｣に数えるほどであり、｢一文字｣という全てのものを黒で支配する｢斬魄刀｣を有しています。また、文字を現実のもにする卍解｢しら筆一文字｣も持っており、兵主部一兵衛は最強の死神と評価されています。しかし、兵主部一兵衛は二枚屋王悦と違い、目立った戦績がありません。そのため、二枚屋王悦の戦闘面の強さは、兵主部一兵衛を上回る可能性があります。

『BLEACH』の千年血戦篇で、二枚屋王悦は｢霊王宮｣に攻め入ったユーハバッハの親衛隊を瞬殺しました。親衛隊を倒した二枚屋王悦は他の零番隊と協力し、ユーハバッハの撃破に動き出します。この時、ユーハバッハは｢聖別｣を発動し、本当の力を取り戻します。また、二枚屋王悦が殺したユーハバッハ親衛隊もパワーアップして蘇りました。そして、二枚屋王悦はユーハバッハ親衛隊のリジェ・バロに胸を射抜かれてしまいます。

リジェ・バロに胸を射抜かれた二枚屋王悦は、そのまま絶命し、呆気ない最後を遂げることになりました。その後、死亡した二枚屋王悦は退場し、『BLEACH（ブリーチ）』の最後まで登場することがありませんでした。しかし、小説の『BLEACH Can't Fear Your Own World』で、二枚屋王悦は兵主部一兵衛の力を受けて復活します。その後、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣の｢已己巳己巴｣を盗んだ犯人を突き止める活躍を小説で見せました。

『BLEACH（ブリーチ）』の世界に存在する｢斬魄刀｣は、全て｢浅打｣という原型から生まれています。｢斬魄刀｣の創設者である二枚屋王悦は、原型の｢浅打｣の生みの親となっています。また、二枚屋王悦はこの世全ての｢斬魄刀｣の｢浅打｣を全て1人で作っています。死神は｢斬魄刀｣がなければ、悪霊の｢虚｣と戦うことすら出来ません。そのため、二枚屋王悦は『BLEACH（ブリーチ）』の世界で必要不可欠な存在といえるでしょう。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は｢斬魄刀｣を作る際、自身の魂を込めています。そのため、二枚屋王悦は全ての｢斬魄刀｣の｢浅打｣の在り処を把握しています。また、二枚屋王悦は膨大な知識を有しており、｢斬魄刀｣の本当の切れ味や能力の出し方を知っています。しかし、二枚屋王悦は黒崎一護の｢斬魄刀｣を製作していないため、｢斬月｣の｢浅打｣の在り処を知りません。ただ、｢斬月｣の来歴については全て把握しています。

二枚屋王悦は非常にチャラい性格をしており、いつもふざけた態度をとっています。そのため、二枚屋王悦はいつも自身の親衛隊に怒られてしまっています。しかし、｢斬魄刀｣の｢浅打｣を作る際の二枚屋王悦は、いつものチャラさがなくなり、集中して自身の魂を込めます。そのため、二枚屋王悦が｢斬魄刀｣に寄せる想いは、誰よりも強いものになっています。これが理由で、二枚屋王悦は黒崎一護や阿散井恋次に厳しい試練を与えたのです。

『BLEACH（ブリーチ）』のアニメで、二枚屋王悦を演じた声優は、日本の男性声優である上田燿司（うえだようじ）です。上田燿司とは、1971年の8月7日に兵庫県で生まれた男性声優であり、｢アミュレート｣に所属しながら活動しています。元々、上田燿司は｢東京アナウンスアカデミー｣や｢文学座付属演技研究所｣に入り、演技を学びました。その後、上田燿司は｢江崎プロダクション｣の養成所に入ったことが分かっています。

｢江崎プロダクション｣の養成所に入所した後、上田燿司は2001年に声優デビューを飾りました。その後、上田燿司は2007年にアニメ『さよなら絶望先生シリーズ』で臼井影郎を演じ、一躍注目を集めました。そして、上田燿司は2012年にアニメ『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』でロバート・E・O・スピードワゴン役を担当し、声優として大ブレイクすることになりました。

• 2003年のアニメ『ナルト』：ガマ吉役、夢火役、他
• 2005年のアニメ『バジリスク甲賀忍法帖』：如月左衛門役
• 2007年のアニメ『さよなら絶望先生シリーズ』：臼井影郎役、時田役、甚六役、他
• 2009年のアニメ『まりあほりっく』：ナレーション役
• 2010年のアニメ『ジュエルペットシリーズ』：コール役、ヤミの将軍役、他
• 2012年のアニメ『ジョジョの奇妙な冒険シリーズ』：スピードワゴン役

• 2013年のアニメ『物語シリーズ』：クチナワ役
• 2014年のアニメ『いなり、こんこん、恋いろは。』：伏見燈日役
• 2015年のアニメ『おそ松さんシリーズ』：デカパン役、聖澤庄之助役、他
• 2016年のアニメ『タイムボカン24』：メカブトン役、クモモーター役、他
• 2019年のアニメ『ノー・ガンズ・ライフ』：ヒュー・カニンガム役
• 2021年のアニメ『王様ランキング』：ベビン役

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦には、二枚屋王悦が強すぎるといった感想が多く寄せられていました。千年血戦篇の作中で、｢霊王宮｣に攻め入ったユーハバッハ親衛隊は、｢護廷十三隊｣の隊長格を超える実力者集団です。しかし、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣を解放せず、ユーハバッハ親衛隊を瞬殺しました。この活躍から、二枚屋王悦は『BLEACH（ブリーチ）』のファンに｢強すぎ｣と評価されています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦には、二枚屋王悦が好きといった感想も多く寄せられていました。『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦は、レゲエダンサーのような見た目をしたチャラ男のキャラクターです。しかし、二枚屋王悦は｢斬魄刀｣の｢浅打｣を作る際、チャラさがなくなり、真面目な男に変貌します。このギャップと強さから、二枚屋王悦は非常に高い人気を博しています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦には、強さが分からないといった感想も見受けられました。確かに、二枚屋王悦はユーハバッハ親衛隊を瞬殺しています。しかし、二枚屋王悦は復活したリジェ・バロに撃たれ、呆気ない死に方をしてしまいました。そのため、二枚屋王悦は一部の『BLEACH』ファンに強さを疑問視されています。

本記事では、『BLEACH（ブリーチ）』に登場する二枚屋王悦について、強さや｢斬魄刀｣との関係などを紹介しました。確かに、二枚屋王悦は｢聖別｣で復活したリジェ・バロに殺され、呆気ない最後を遂げました。しかし、二枚屋王悦はアスキン・ナックルヴァールの能力を無効化し、無敵のジェラルド・ヴァルキリーの息の根を唯一止めています。そのため、二枚屋王悦は｢強すぎ｣や｢強い｣といわれて当たり前のキャラといえるでしょう。