【BLEACH】卍解を取り戻す方法は？黒崎一護など奪えないキャラや理由も考察

卍解はメガヒット漫画『BLEACH（ブリーチ）』の中でも、最もよく知られた戦闘法となっています。卍解は漫画史に残る戦闘方法で、ネットなどでも熱狂的な人気を獲得しています。『BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇』では、卍解が奪われてしまうという展開が描かれていて、多くのファンに衝撃を与えました。ここでは、『BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇』の基本的な情報をまとめていきましょう。

BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇は、圧倒的な人気を獲得したアニメとして絶賛されています。BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇は、アニメ『BLEACH（ブリーチ）』の続編として10年ぶりに制作された作品なので、ネット上などでも大きな話題になりました。大ヒット漫画BLEACH（ブリーチ）の最終章として知られていて、2023年にもアニメが制作されることが決まっています。

BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇は、前シリーズから約10年ぶりの続編となるアニメ作品です。原作となっているのは、週刊少年ジャンプに連載されたBLEACHです。千年血戦篇は、本作の最終章となっています。テレビ東京系列ほかにて分割4クールでの製作が発表されていて、数年間にわたってアニメが放送されます。BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇の第1クールは、2022年10月から12月にかけて放送されていました。

第2クールは『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』というタイトルで、2023年7月からの放送が発表されました。シリーズ完結までが映像化されれることが決定していて、アニメ界でも大注目されている作品となっています。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)で突然、大量の虚が消滅していくことから物語は始まります。十二番隊隊長であるマユリは、虚を消滅させることができる勢力に心あたりがありました。一方で、現世では空座町に新たな死神が派遣されていました。その際、虚の発生が多い空座町には、二人の死神が派遣されるという変更がなされました。そして、彼らの初任務に、死神代行・黒崎一護が姿を現します。

そんな中、一護に謎の破面が接触してきました。その破面は滅却師の戦闘法を使うなど、謎の多い言動を残していきました。そして、尸魂界では大事件が起きていたのでした。瀞霊廷にある護廷十三隊の隊舎が、突如として「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」と名乗る集団に襲撃されました。その戦闘で、一番隊副隊長の雀部長次郎忠息が死亡したことが一護にも知らされます。

卍解（ばんかい）は、斬魄刀の能力解放の一つです。始解よりもさらに高次元の解放であり、本体の具象化と屈服の必要が最低条件です。特殊能力の付加などがさらに強化されていて、隊長格であれば卍解の習得は必須です。戦闘能力は一般的に始解の5倍から10倍になると言われていて、習得するのは10年以上の鍛錬と高い才能が必要とされています。

黒崎一護は四楓院夜一による指導で、短時間で卍解を修得していました。卍解の発動と維持には膨大な霊圧を必要とするため、一般には隊長格のみが習得しているとされています。しかし、例外として死神代行の黒崎一護や十一番隊第三席の斑目一角が習得していました。

星章化（メダライズ）は、死神との戦闘において滅却師側の切り札となっているアイテムです。死神の卍解を強制的に略奪することができる武器で、滅却師たちには「メダリオン」とも呼ばれています。真円状の金属盤であり、その中に卍解を封じることができます。卍解の発動と共に、メダリオンに卍解を封印して、自由自在に使用することができます。

例外があり、一護の卍解だけは奪い取れないことが死神側の最大のアドバンテージになっています。その理由が、この星章化（メダライズ）を攻略するためのカギになっています。一護のことを分析した結果、侵影薬という特効薬を手に入れました。さらに、破面の帰刃も奪うことができません。こうしたことも侵影薬の開発のために、有効なデータとなりました。

ここでは卍解を取り戻す方法を見ていきましょう。卍解を取り戻す方法がなければ、滅却師たちとの戦いには勝利することはできませんでした。この特効薬は侵影薬というモノで、作中一の天才である浦原喜助が開発に成功しています。この侵影薬の開発には一護が関わっていて、滅却師の特性も関わっていました。ここからは侵影薬について、詳しく紹介していきます。

卍解を取り戻す方法は侵影薬です。第一回目の侵攻で、多くの隊長が卍解を奪われました。そんな中で、浦原喜助が目を付けたのは卍解を奪われなかった者たちです。卍解を奪われなかったのは、死神では黒崎一護です。さらに、浦原喜助が注目したのが、破面(アランカル)も帰刃(レスレクシオン)が奪われていなかったことです。

破面(アランカル)の帰刃(レスレクシオン)は、死神の卍解と構造は一緒です。死神の卍解が奪えて、破面(アランカル)の帰刃(レスレクシオン)が奪えない理由を、浦原喜助が考え出しました。そのカギとなっていることが、虚(ホロウ)であるか否かでした。それは滅却師が虚(ホロウ)を消滅させたいと考えていることに理由があります。

浦原喜助が導き出した結論は「滅却師は虚(ホロウ)に対して耐性がない」というモノでした。そして、卍解をホロウ化させることで、滅却師が卍解を持ち続けることができなくなると推測します。その考えを基に開発したのが、卍解を一時的にホロウ化させる侵影薬でした。侵影薬は小さなタブレットのような形をしていて、触れたものを一時的にホロウ化させます。

すると、持ち主とともに斬魄刀もホロウ化します。滅却師は虚(ホロウ)に対して耐性が全くないので、卍解を手放さざるを得なくなってしまうというのが、卍解を取り戻すメカニズムとなっています。そして、一護が卍解を奪われないのは、彼の特殊な出生が関わっていました。

卍解を奪えないキャラも存在しています。それこそが主人公である黒崎一護です。一護はその特殊な出生の経緯から、滅却師にとっても貴重な存在です。そして、一護の卍解を奪うことができないということで、このデータから浦原喜助が特効薬ともいえる侵影薬の開発に成功しました。侵影薬は滅却師と虚の関係性を利用した特効薬で、侵影薬がなくても卍解を奪われないという一護は特殊な存在であると言えます。

卍解を奪えないキャラの中で最も特異なのは、黒崎一護です。彼は人間であり、死神代行となっています。一護の卍解だけは奪い取れないのは、彼が滅却師であり、虚(ホロウ)の力が混ざってしまっているからです。これは母親が、藍染が作った人造虚(ホロウ)である「ホワイト」に襲われたことに起因します。このことで黒崎一護は、「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」にとって危険な存在になります。

卍解を奪えなかったことで、「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」は、一護を仲間に引き入れようとしました。それを断られると、ユーハバッハにとっては一護が最も危険な相手になりました。死神であり、滅却師であり、虚(ホロウ)でもあるという一護は、「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」に警戒すべき相手として特記リストに加えられていました。

特記リストには特殊な存在ばかりが選ばれています。浦原喜助、更木剣八、藍染惣右介、兵主部一兵衛、黒崎一護の五人が、「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」にとって危険な相手であると言われていました。その筆頭とされていたのが黒崎一護で、ユーハバッハですらもその存在を特別視していました。

ここでは、卍解を黒崎一護から奪えなかった理由を見ていきましょう。卍解を黒崎一護から奪えなかった理由は、『BLEACH（ブリーチ）』の根幹となるストーリーが大きく関わっています。それは一護の両親の出会いと一護の出生の秘密、さらには一護の母親が死んでしまった理由にもつながる重要なポイントです。滅却師と死神、そして虚との関係性が、大きなファクターとなっています。

卍解を黒崎一護から奪えなかった理由の一つ目は、黒崎一護の母が滅却師だったからです。黒崎一護の母が滅却師だったということは、父親である黒崎一心から語られました。滅却師はユーハバッハにとっては、自分の血を分けた子供たちです。こうした経緯から、一護は死神としてはかなり特殊な存在でした。そして、滅却師の力が「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」との戦いで、目覚め始めていました。

第一回目の侵攻の時には、ユーハバッハは一護のことを殺す気はありませんでした。それほどユーハバッハは滅却師を優遇していて、一護のことも仲間にしたいと勧誘したほどです。卍解を奪えない理由は、こうした滅却師であったという隠された過去も関わっているとファンには考えられていました。

卍解を黒崎一護から奪えなかった理由の二つ目は、滅却師に虚(ホロウ)の霊圧は毒になるからです。滅却師にとっては、虚(ホロウ)の霊圧は毒になるという事実は、浦原喜助が解明しました。一護には彼が生まれる前に、母親が虚(ホロウ)に襲われたという過去を持っていました。そして、一護にはその虚(ホロウ)の力が受け継がれていました。一護は、たびたび虚(ホロウ)の霊圧に助けられています。

一護の卍解には、この虚(ホロウ)の霊圧が混ざっていると考えられています。これが一護が卍解を奪われなかった理由であると浦原喜助は考えました。このことが侵影薬の開発の重要なカギになりました。浦原喜助は、一護の母親が虚(ホロウ)に襲われた過去を知っているからです。

滅却師に虚の霊圧は毒になるということで、一護の卍解だけは奪うことができませんでした。滅却師が死神と殺し合いになってでも、虚(ホロウ)を消滅させようとしている理由も虚(ホロウ)に耐性がないことが起因しています。

ここでは、卍解を奪われたキャラ一覧を見ていきましょう。第一回目の瀞霊廷侵攻で、多くの隊長の卍解が奪われてしまっています。卍解は隊長たちにとっては切り札と言えるものなので、卍解を奪われてしまうと戦闘力は一気に下がってしまいます。それは最強の死神と言われた山本元柳斎重國でも例外ではなく、卍解を奪われてしまい、殺されるという結末はファンに衝撃を与えました。

卍解を奪われたキャラの1人目は、山本元柳斎重國です。山本元柳斎重國は初代一番隊隊長であり、護廷十三隊総隊長でもあります。護廷十三隊を創設して、1000年以上に渡って総隊長を務めていました。1000年前にはユーハバッハを戦闘不能に追い込むなど、最強の死神と呼ばれていました。斬魄刀である流刃若火は最強の斬魄刀の一つであり、その卍解「残火の太刀」は尸魂界を滅ぼしかねないほどの攻撃力を誇りました。

ユーハバッハが瀞霊廷に現れた際に、山本元柳斎重國は残火の太刀を使いました。しかし、ユーハバッハに卍解を奪われてしまい、体を斬り裂かれて殺されてしまいました。それ以降の戦闘ではユーハバッハは、奪った卍解を使うことはありませんでした。

卍解を奪われたキャラの2人目は、砕蜂です。砕蜂は、二番隊隊長であり、隠密機動総司令官も務めています。下級貴族「蜂（フォン）家」の九代目当主であり、暗殺術に長けた女性の隊長です。斬魄刀も暗殺に特化していて、斬魄刀「雀蜂（すずめばち）」は弐撃決殺という二回刺すと必ず殺せるほどの攻撃力を持っています。卍解は「雀蜂雷公鞭（じゃくほうらいこうべん）」であり、ミサイルのような砲弾を撃つことができます。

一度目の星十字騎士団との戦いでは、BG9（ベー・ゲー・ノイン）に卍解を奪われてしまいます。二度目の侵攻では、侵影薬によって卍解を取り戻すことに成功してBG9を完全に破壊しました。BG9はその後、敗走して、ユーハバッハに粛清されてしまっています。

卍解を奪われたキャラの3人目は、日番谷冬獅郎です。日番谷冬獅郎は、西流魂街一地区「潤林安」出身の十番隊隊長です。史上最年少で隊長になった天才で、見た目はまだ幼い少年です。氷雪系最強の斬魄刀である氷輪丸を使用でき、天候すらも操ってしまうほどの強さを誇ります。卍解は「大紅蓮氷輪丸（だいぐれんひょうりんまる）」であり、攻撃範囲が大きく広がります。

大紅蓮氷輪丸は蒼都（ツァン・トゥ）との戦闘で奪われてしまいました。早期決着を狙っての卍解解放でしたが、大紅蓮氷輪丸はあっさりと奪われています。第二回の瀞霊廷侵攻で、蒼都は大紅蓮氷輪丸を使用していました。しかし、侵影薬により卍解を奪い返した後は、圧倒していました。

卍解を奪われたキャラの4人目は、朽木白哉です。朽木白哉は、四大貴族「朽木家」の現当主で、六番隊隊長を務めています。朽木ルキアの義兄として一護とは関係性が悪い時もありましたが、現在は良好な関係を築いています。斬魄刀の千本桜は無数の刃を生み出す強力な斬魄刀です。卍解の名は「千本桜景厳（せんぼんざくらかげよし）」であり、攻撃範囲、攻撃スピード、攻撃力などあらゆる能力が向上します。

第一回の瀞霊廷侵攻では、エス・ノトと交戦しています。その際には、千本桜景厳を奪われてしまい、瀕死の重傷を負ってしまいました。その後、零番隊での修行を経て、千本桜景厳をさらなる高みへと押し上げました。第二回瀞霊廷侵攻では、修行の成果を見せて、エス・ノトの滅却師完聖体を全く寄せ付けませんでした。

卍解を奪われたキャラの5人目は、狛村左陣です。狛村左陣は、七番隊隊長です。人ではなく、人狼だったために差別と闘ってきた過去があります。斬魄刀の始解は平凡なモノですが、卍解は隊長たちの中でも特殊なものとなっています。卍解「黒縄天譴明王（こくじょうてんげんみょうおう）」は、自身とつながった卍解なので、卍解が受けたダメージが自分にも還元されるという特徴があります。

一度目の侵攻ではバンビエッタと戦っていて、卍解を奪われてしまいます。その後、一族の秘儀「人化の術」を使って、一時的に不死身の体を手に入れます。二度目の侵攻で、バンビエッタと交戦し、「黒縄天譴明王・断鎧縄衣（こくじょうてんげんみょうおう・だんがいじょうえ）」を使い、バンビエッタは瀕死の重傷を負わせることに成功しています。

ここでは卍解に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『BLEACH 千年血戦篇』では、卍解が奪われてしまうというシーンが描かれています。このことがネット上でも大きな話題になっていて、卍解が奪われるシーンは漫画史に残る名シーンとして語り継がれています。そのため、卍解に関する感想や評価は、ネット上でも数多く見つけることができました。

卍解が奪われてしまうという衝撃の展開は、ファンの間でも多くの感想が挙がっていました。卍解は作中で最も人気の高い設定として知られています。そのため、卍解が奪われてしまうという設定は、ネット上でもかなりの衝撃を与えたことでも知られています。アニメ化の際にも、卍解を奪われるシーンは絶賛されていました。

卍解を奪うことができない一護は最強と言われています。一護は滅却師にとっては特異な存在で、警戒するべき相手として見なされています。一護は死神側にとっては切り札で、一護の卍解だけは奪うことができないというアドバンテージがありました。作中でもこのことが最大のポイントになっていて、一護の出生の秘密につながる重要な設定となっていました。そのため、ネット上でも最大の関心事のひとつになっています。

シュテルンリッターの強さにも、注目が集まっています。卍解を奪うメダリオンは、死神たちにとっても脅威でした。しかし、メダリオンがなくてもシュテルンリッターはかなり強かったとファンにも言われています。シュテルンリッターはいずれもが隊長格に匹敵する強さで、卍解を解放した状態でも何人もの隊長格が瀕死の重傷を負っていました。ネット上でも彼らの強さは絶賛されています。

この記事ではBLEACH（ブリーチ）千年血戦篇の中に登場する卍解を取り戻す方法や卍解を奪われた隊長などを紹介してきました。卍解を奪われてしまうという設定は、多くのファンを与えたことでも知られています。卍解を取り戻す方法には一護の出生の秘密も関わっているため、重要な情報となっています。卍解を取り戻す方法にも注目して、BLEACH（ブリーチ）千年血戦篇をお楽しみください。