【BLEACH】黒崎一護の卍解を奪えない理由は？母親・真咲がクインシーだから？

本記事では、BLEACHの黒崎一護の卍解が奪えない理由を考察していきます。千年血戦篇では、隊長格が卍解を奪われて苦戦していましたが、黒崎一護は他の死神とは違う存在であることが判明しています。黒崎一護とユーハバッハの関係や、アニメで声を演じている声優のプロフィールをまとめていきます。

黒崎一護の卍解が奪えない理由を考察する前に、まずはBLEACHの千年血戦篇の基本情報をまとめていきます。BLEACHは2001年から2016年まで連載されていた漫画で、千年血戦篇はコミック55巻から74巻まで描かれていたエピソードです。2022年10月からは、千年血戦篇のアニメが10年ぶりに放送されており、作者の久保帯人が総監修で制作に参加しています。

BLEACHの千年血戦篇では、ユーハバッハが率いる「見えざる帝国」との戦いが描かれています。襲撃を受けた護廷十三隊は見えざる帝国と戦っていましたが、隊長格が卍解を奪われたことで甚大な被害を受けてしまいます。また、総隊長の山本元柳斎が命を落としたため、戦闘後に京楽春水が新しい総隊長に就任しました。

黒崎一護は本作の主人公で、オレンジ色の髪が特徴的なキャラクターです。強い正義感を持っており、朽木ルキアから力を分け与えられたことで死神の力が覚醒しました。また、中学生時代から不良扱いされているため、教師の無用の干渉を避けるために勉学に励んでいます。幼少期には母親と死別しており、千年血戦篇で母親の意外な正体が明らかになっています。

ここからは、BLEACHの黒崎一護の卍解が奪えない理由を考察していきます。千年血戦篇では、隊長格が卍解を奪われているため、卍解を奪われない黒崎一護が活躍を見せています。黒崎一護の母親の正体や、体の中に眠る虚の情報をネタバレしながら解説していきます。

千年血戦篇に登場した「見えざる帝国」は、卍解を奪うことができる「メダリオン」を所持しています。卍解を奪う術は「メダライズ」と呼ばれており、複数人の隊長格が卍解を奪われたことで尸魂界が甚大な被害を受けました。また、浦原喜助が開発した「侵影薬」で、奪った卍解を虚化させることに成功したため、千年血戦篇の後半では卍解が隊長格に戻っています。

イーバーンがメダリオンを使用した時に、「黒崎一護の卍解は奪えない」という事実が判明しました。また、オピーも虚圏で黒崎一護の卍解を奪おうとしましたが、黒崎一護は卍解を奪われないまま戦っています。オピーは黒崎一護の速度に翻弄されており、最終的にはグリムジョーに殺されました。

隊長格は星十字騎士団と互角に戦うことができますが、卍解を奪われたことで劣勢に立たされています。黒崎一護は卍解を奪えない存在のため、尸魂界に救援に来た時には全力で戦っています。黒崎一護がオピーと戦っていた時に尸魂界が襲撃されているため、ユーハバッハは黒崎一護を警戒していたことが分かります。

ユーハバッハは、黒崎一護と更木剣八、浦原喜助、兵主部一兵衛、藍染惣右介を「警戒すべき特記戦力」に挙げています。全員が「卍解を奪えない」「卍解を見せていない存在」のため、ユーハバッハは襲撃前から特記戦力の卍解を警戒していた可能性があります。また、黒崎一護は卍解を奪われないという事実を知っていたのかもしれません。

黒崎一護は霊王宮で修行をしており、修行中にユーハバッハが2度目の襲撃を行っています。そのため、ユーハバッハは卍解を奪われない存在の黒崎一護を警戒していたことが分かります。また、浦原喜助の活躍で卍解が戻っているため、最終的には星十字騎士団のほとんどが隊長格に倒されました。

黒崎一護が卍解を奪われない理由には、黒崎真咲が関係しています。黒崎真咲は黒崎一護の母親で、1話が始まった時点で故人になっています。千年血戦篇で黒崎一護は新しい斬魄刀を求めており、この時に「父親は死神」「母親は滅却師」という事実を知りました。そのため、死神と滅却師のハーフだったことが、黒崎一護が卍解を奪われない理由に繋がっていたようです。

黒崎一護が卍解を奪われない理由には、体の中に眠る虚が関係しています。物語が始まる前には、藍染惣右介が現世で虚化の実験を行っており、虚に噛まれた黒崎真咲は虚化を起こしてしまいます。この時には黒崎一心が死神の力を流し込んだことで難を逃れていますが、黒崎真咲には虚の力が残っていたため、子供の黒崎一護が死神と滅却師、虚の力を持って生まれました。

滅却師にとって虚は毒になるため、体に虚が眠る黒崎一護の卍解は奪われませんでした。また、浦原喜助がその事実に気付いたため、奪った卍解を虚化させる「侵影薬」が開発されています。藍染惣右介の虚化の実験は危険なものでしたが、千年血戦篇では浦原喜助の開発に役立っているようです。

ブリーチの「仮面の軍勢」は、虚の力が発現した死神たちのことです。100年以上前に藍染惣右介が虚化の実験を行っており、当時の死神たちが実験に巻き込まれて虚化しています。千年血戦篇では、目立った活躍を見せていませんが、仮面の軍勢にも虚の力が宿っているため、星十字騎士団のメダリオンに卍解を奪われないと予想されています。

卍解が奪われない理由を知った後は、ブリーチで描かれた黒崎一護の「真の卍解」を紹介していきます。黒崎一護の斬月は千年血戦篇で折られてしまったため、特殊な技法で新しい斬魄刀が生み出されました。ユーハバッハが恐れる卍解の情報もネタバレしながら解説していきます。

千年血戦篇の序盤では、黒崎一護が虚圏を訪れています。途中で見えざる帝国が尸魂界を襲撃しており、黒崎一護は救援に向かおうとしましたが、オピーの能力で動きを封じられてしまいます。その後、能力を破壊した黒崎一護は尸魂界に向かいましたが、ユーハバッハの攻撃で天鎖斬月に亀裂を入れられ、ハッシュヴァルトの攻撃で完全に折られてしまいます。

滅却師は「血装」という能力を持っています。血装は「霊子を血に流す能力」で、滅却師は防御に使用しています。黒崎一護はユーハバッハの殺されそうなりましたが、自動的に血装が発動したため、この時に「滅却師の血が流れていること」を知りました。その後、黒崎一心から母親が死んだ理由を聞かされています。

死神が持つ斬魄刀は、始解と卍解に分かれており、「破損した卍解は直せない」という事実が発覚しました。そのため、ハッシュヴァルトに折られた天鎖斬月も直せないことが分かり、戦う術を無くした黒崎一護は悲嘆に暮れています。また、死覇装は黒崎一護の霊圧とリンクしているため、黒崎一護の傷が癒えれば死覇装も元に戻ることが分かっています。

破損した卍解は直せないと言われていますが、狛村左陣の「肉体とリンクしている卍解」は自動的に修復されることが分かっています。また、阿散井恋次は浅打を屈服させることで新しい斬魄刀を手に入れていますが、黒崎一護には滅却師の血が混じっているため、浅打を屈服させることにも苦戦しています。

二枚屋王悦は零番隊の第三官で、「全ての斬魄刀を作り出した死神」です。二枚屋王悦は浅打から黒崎一護の新しい斬魄刀を作ろうとしましたが、黒崎一護の斬月は浅打由来の斬魄刀ではないことが分かりました。そのため、二枚屋王悦は黒崎一護の斬魄刀を作れないと言い、「自分のルーツ」を知るために現世に戻しています。

黒崎一護は父親から母親が死んだ真実を聞き、自分のルーツを知ってから二枚屋王悦のもとに戻りました。この時に全ての浅打が黒崎一護に屈服し、黒崎一護が1つの浅打を選んで新しい斬魄刀作りが始まりました。その後、浅打と折れた斬月を混ぜて打ち直し、二刀一対の「真の斬月」が誕生しています。

黒崎一護は二刀一対の斬月を合わせて「真の卍解」を発動しています。ユーハバッハとの再戦では虚化の能力も使用していましたが、圧倒された後に斬月と虚の角を折られてしまいます。そのため、黒崎一護は絶望していましたが、月島秀九郎の能力で「斬月が折れた過去」を書き変え、復活した斬月を携えてユーハバッハとの最終決戦に臨んでいます。

ユーハバッハは「あらゆる未来を見通し、意のままに改変する力」を持っており、黒崎一護との戦いで「斬月が折られる未来」に改変していました。そのため、最終決戦でも黒崎一護には戦う術がありませんでしたが、石田雨竜が「静止の銀」でユーハバッハの能力を無効化し、最後は黒崎一護が斬月でユーハバッハを斬って勝利しています。

ユーハバッハは黒崎一護の卍解を「恐るべき卍解」と言っていますが、真意が分からないまま物語は完結しています。また、黒崎一護は始解の斬月でユーハバッハを倒しているため、ユーハバッハには斬月の本当の姿が見えていたのかもしれません。

卍解が奪われない理由を知った後は、ブリーチのアニメで黒崎一護を演じている声優を紹介していきます。ブリーチは約20年前にアニメがスタートしているため、黒崎一護の声は大御所声優が演じているようです。声優のプロフィールや出演作品を一覧でまとめていきます。

ブリーチのアニメで黒崎一護を演じたのは、声優の森田成一です。森田成一は東京都出身で、2001年から声優活動を行っています。生年月日は1972年10月21日で、2021年からフリーで活動を行っています。高校生時代は吹奏楽部に所属しており、マーチングの指揮でエンターテインメントの楽しさを知ったようです。

声優の森田成一は、アニメ「ワールドトリガー」で「三輪秀次」というキャラクターを演じています。三輪秀次はA級7位の三輪隊の隊長で、ポジションはオールラウンダーです。過去に姉をトリオン兵に殺されているため、ネイバーに対して憎悪を抱いています。三輪秀次が登場した本作は、2013年から連載されている漫画が原作で、2014年からアニメシリーズの放送がスタートしています。

声優の森田成一は、「ドラゴンボール超」「ダイヤのA」「MAJORシリーズ」「ゲゲゲの鬼太郎」などのアニメでもキャラクターを演じています。デビューしてしばらくは端役を演じており、「ファイナルファンタジーXのティーダ」「BLEACHの黒崎一護」を演じたことでブレイクしました。2007年の声優アワードでは新人男優賞を受賞しており、2012年からは音楽活動をスタートしています。

卍解が奪われない理由を知った後は、ブリーチに登場した黒崎一護に関する感想をまとめていきます。ブリーチは累計発行部数1億3000万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

ブリーチの黒崎一護は、強い正義感を持つイケメンキャラクターのため、読者と視聴者から「黒崎一護はかっこいい」という感想が挙がっています。また、「黒崎一護のその後が気になる」という感想も挙がっているようです。

読者と視聴者からは、「真の斬月と真の卍解がかっこいい」という感想が挙がっています。また、「斬月を折られた時の絶望感が凄かった」という感想も挙がっているようです。

2022年にスタートした千年血戦篇のアニメは、分割4クールの放送が決定しているため、「アニメの続きが楽しみ」という感想が挙がっています。また、「アニメで真の斬月が誕生したシーンが熱い」という感想も挙がっているようです。

本記事では、黒崎一護の卍解を奪えない理由を考察していきました。黒崎真咲は物語が始まった時点で故人になっているため、千年血戦篇での伏線回収が凄いという意見が挙がっています。黒崎一護が活躍した千年血戦篇を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。