【チェンソーマン】伊勢海ハルカの正体は偽チェンソーマン?ユウコを殺した理由は?

「チェンソーマン」の伊勢海ハルカは、アサの通う高校の生徒会長であり、デビルハンター部の部長です。後に彼の正体は偽チェンソーマンと判明するも、一部ではユウコを殺した犯人とも考察されています。果たして、伊勢海ハルカとは何者なのか。本文では、チェンソーマンの伊勢海ハルカの正体やユウコを殺した理由、契約悪魔の予想、伊勢海ハルカの登場シーンなどを、ネタバレ紹介します。

【チェンソーマン】伊勢海ハルカの正体は偽チェンソーマン?ユウコを殺した理由は?のイメージ

目次

  1. 伊勢海ハルカとは?
  2. 伊勢海ハルカの正体は何者?偽チェンソーマン?
  3. 伊勢海ハルカがユウコを殺した理由や謎を考察
  4. 伊勢海ハルカの契約悪魔を考察
  5. 伊勢海ハルカの登場シーンをネタバレ
  6. 伊勢海ハルカの性格やアサとの関係
  7. 伊勢海ハルカに関する感想や評価
  8. 伊勢海ハルカまとめ

伊勢海ハルカとは?

「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの紹介・イメージ画像

漫画「チェンソーマン」の第二部に登場する伊勢海ハルカ。彼の正体は偽チェンソーマンとされるも、契約悪魔の有無など不明な点も多いです。また、初登場のタイミングからユウコを殺害した犯人とも考察されています。以下では、「チェンソーマン」から、伊勢海ハルカの正体は何者なのかを考察しました。その他、伊勢海ハルカがユウコを殺害した理由や、契約悪魔の予想などもまとめて紹介します。

チェンソーマンの作品情報

アニメシリーズが開始された漫画「チェンソーマン」は、藤本タツキ先生によるダークファンタジー作品です。2018年~2021年にかけて「週刊少年ジャンプ」での連載され、2022年7月からは「少年ジャンプ+」にて第2部が連載されています。単行本は、2023年1月時点で計13巻が刊行され、累計発行部数は2300万部を突破しました。

チェンソーマンの概要

悪魔が存在する世界を舞台にした「チェンソーマン」は、ダークヒーロー要素を取り入れた主人公や、過激かつ凶暴な作画が特徴にあげられます。また、本作品の重要な要素である「恐怖」にちなみ、ホラー映画のオマージュの多く取り入られています。

チェンソーマンのあらすじ

危機的状況をポチタに救われ、チェンソーマンに変身できる能力を手に入れたデンジ。マキマの導きで公安のデビルハンターとなり、悪魔の脅威から人々を守るために戦います。物語は女子高生・三鷹アサの高校生活に変わり、新たな戦いが勃発します。戦争の悪魔・ヨルに身体を乗っ取られたアサ。自分の身体を取り返すべく、アサはデビルハンター部への入部を目指します。

伊勢海ハルカのプロフィール

アサの通う第四東高等学校の生徒会長であり、デビルハンター部部長も務める男子高生です。正義感の強い性格で、鉢巻と胸のスターターがトレードマークです。また、チェンソーマンの熱狂的なファンであり、学校でも憧れのヒーローのようにふるまっています。一方で臆病な一面もあり、ピンチに陥ると人目をはばからず情けない姿をさらけ出しました。

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伊勢海ハルカの正体は何者?偽チェンソーマン?

伊勢海ハルカの正体を考察・イメージ画像

初登場シーンにて、「チェンソーマンに最も近い男」と名乗った伊勢海ハルカ。しかし、彼は偽チェンソーマンであり、単なるファンだったことが判明します。しかし、初登場のタイミングから、ハルカはユウコの死との関連も匂わせています。アサたちに隠している秘密がありそうな雰囲気もあり、彼の動向にも注目が集まっています。以下では、「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの正体は何者なのかを考察しました。

伊勢海ハルカは偽チェンソーマンだった

アサの高校で噂される、デビルハンター部の中にいるチェンソーマン。その正体は、デビルハンター部部長の伊勢海ハルカと判明します。その証拠に、胸にはチェンソーマンを象徴するスターターがあり、噂は本当だったことが証明されます。スターターを見せられたアサ(ヨル)も、彼がチェンソーマンだと信じ込みます。またヨルは、正義の悪魔との戦いを目の当たりした経緯から、ハルカの計り知れない強さに恐怖を覚えました。

しかし、第二部でもデンジが健在である以上、もう1人のチェンソーマンの存在はあり得ません。そして、ハルカも自分は偽チェンソーマンだったと告白しています。なぜ、デビルハンター部にチェンソーマンがいる噂が広まってしまったのでしょうか。その理由は、チェンソーマンに心酔するハルカの言動に原因がありました。ハルカには、自分とチェンソーマンを同一視する言動が目立ち、そこから噂が広まったと推測されます。

デビルハンター部のチェンソーマンの正体は、熱狂的なファンである生徒会長・伊勢海ハルカと確定しました。一方、アサの高校には本物のチェンソーマン・デンジが通っています。そのため、学校の噂は半分事実といえるでしょう。

伊勢海ハルカはチェンソーマン信者

第一部にて、公安のデビルハンターとして活動していたデンジ。彼の活躍は世間でもてはやされ、正義のヒーローとして注目を集めます。チェンソーマンへの人々の熱狂は加速し、第二部ではチェンソーマン信者も現れています。伊勢海ハルカも信者の1人であり、チェンソーマン協会の高校生支部長を務めていることが判明しています。その他チェンソーマンに関連する実績も多く、チェンソーマンへの愛の深さを感じさせるでしょう。

伊勢海ハルカの胸のスターターはただの飾り?

伊勢海ハルカが何者かを考察するうえで、手がかりとなるのが胸のスターターです。これはハルカが「チェンソーマンに最も近い男」と言われる所以となっています。一方で、スターターはハルカの契約悪魔を示す伏線とも考えられます。偽チェンソーマンであることから、変身能力を持つ悪魔との契約が予想できるでしょう。しかし、ハルカのスターターは手術で取り付けた、ただの飾りだったことが判明しています。

この事実はハルカのセリフで言及され、実際にスターターを引っ張っても変身することはできません。しかし、学校内では、ハルカのスターターを本物だと信じている生徒もいると想定されます。デビルハンター部にいるチェンソーマンの噂は、ハルカのスターターの飾りから生じたものと考えられるでしょう。

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伊勢海ハルカがユウコを殺した理由や謎を考察

ユウコ殺害の犯人に浮上した伊勢海ハルカ・イメージ画像

「チェンソーマン」第二部の最大の謎が、ユウコの死でしょう。犯人の正体は何者なのか特定されていません。一方、犯人はチェンソーマンにそっくりな人物であり、伊勢海ハルカも犯人候補に浮上しました。しかし、ハルカの犯人説を否定する見方もでき、断定はできないでしょう。以下では、「チェンソーマン」から、伊勢海ハルカがユウコを殺した理由、犯人の不可解な行動と謎を考察しました。

伊勢海ハルカがユウコを殺した理由はなぜ?

「チェンソーマン」の13巻111話のラストでユウコは、何者かに殺害されます。犯人は、チェンソーマンに似たシルエットをした何者かと推測されています。また、アサの家を出たユウコを尾行する影も確認でき、人目を避けるように犯行に及んでいます。ユウコが殺された理由は、現時点でわかっていません。しかし、ユウコは正義の悪魔と契約しており、その事実が犯人に狙われた原因だったと考えられます。

ユウコが正義の悪魔と契約した理由は、アサをいじめっ子から守るためです。しかし、ユウコの行き過ぎた正義感は、無関係の人々を巻き込む暴走に発展します。ユウコは正義の悪魔に変身し、学校を壊滅に追い込みます。アサとデンジの介入により事態は収められたものの、けが人や死亡者を出す大惨事となりました。また、この騒動にはデビルハンター部も出動し、ハルカ達にとっても大変な出来事だったといえるでしょう。

そして、その日の夜、元の姿に戻れなくなったユウコは親戚を頼るべく、町を出ていくことを決意します。アサに別れの挨拶をし、静かに去っていきました。しかし、彼女は親戚の家ではなく、ビルの屋上で惨殺されたことが明かされます。犯人は、ユウコの暴走を知っている何者かであり、彼女を危険視して粛清したと考えられます。そこで浮上するのが、デビルハンター部部長の伊勢海ハルカです。

ハルカは生徒会長という立場から生徒を守る義務があり、ユウコに負けない正義感の持ち主です。ユウコを殺害した理由は、生徒を危険な目に遭わせたユウコが許せなかったためです。同じ悲劇を繰り返さないために、彼女を死に追いやったでしょう。また、ハルカはチェンソーマンであることを匂わせており、犯人の特徴とも一致します。

後にハルカは偽チェンソーマンと判明したため、犯人ではない可能性も浮上しています。しかし、契約悪魔が判明していないため、ハルカが犯人ではないとも言い切れません。ハルカがユウコに対してどう思っていたのか、気になるポイントでしょう。

伊勢海ハルカがユウコを殺すときに人目のない場所を選んだ理由

ユウコを殺した犯人のもう1つの特徴として、人目のない場所で犯行に及んだことも挙げられます。犯人は、ビルの屋上でユウコを待ち伏せしていました。しかし、親戚のもとへ向かっていたユウコが、自分からビルの屋上に行ったとは考えにくいでしょう。そこで、町を出ようとするユウコを自分のところへ誘導した可能性が高いです。また、犯人はユウコを尾行していたことも判明し、彼女に対して殺意があったことは確かです。

一方、犯人が人目のない場所を選んだことにも理由があるでしょう。犯人はユウコだけでなく、周囲の人々にも自分の正体を知られたくないと思っています。それは、犯人にとって不都合なことだからです。もしかしたら、自分の正体を偽っていたことがバレることを恐れているとも考えられます。このような考察から、ここでも犯人は伊勢海ハルカが浮上します。

ハルカにとって不都合なことは、彼が偽チェンソーマンであることです。学校では彼がチェンソーマンだと信じ込まれ、アサ(ヨル)もその1人でした。しかし、彼はチェンソーマンのファンであり、その人ではありません。そのため、ユウコの暴走時に表立って戦うことができなかったと推測されます。一方、戦わなかったのは、自分の契約悪魔が知られることを恐れたためとも考えられます。

ハルカにとって自分の正体を晒すことは、部員たちの信頼を失う可能性がありました。しかし、生徒を危険にさらしたユウコを、生徒会長としても許せないという気持ちを持ちます。そこで、他の部員と連絡を取り合いながらユウコを誘導させ、ハルカはビルの屋上で待ち伏せしていたのでしょう。ユウコが自分から屋上にくるように仕向けるべく、部員の契約悪魔の能力を使ったと考えられます。

ユウコを殺害した動機や、犯人の怪しい動きから伊勢海ハルカが浮上しました。チェンソーマンである伏線も張られ、ハルカの犯行説が高まりました。しかし、永遠の悪魔編での一件から、犯人はハルカではない可能性が濃厚となっています。果たしてユウコの殺害した犯人は何者か、なぜユウコが殺されたのでしょうか。チェンソーマンのシルエットは何を意味しているのか、謎が深まるばかりでしょう。

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伊勢海ハルカの契約悪魔を考察

伊勢海ハルカの契約悪魔を予想・イメージ画像

伊勢海ハルカが偽チェンソーマンと判明した以上、彼はユウコの殺害には関与していない説が有力視されています。一方、デビルハンター部部長という肩書から、ハルカにも契約悪魔がいること予想できます。しかし、作中では目立った活躍はなく、ハルカは普通の人間である可能性も否定できません。以下では、「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの契約悪魔について、考察を交えながら予想しました。

契約悪魔の予想①ノコギリの悪魔

チェンソーに形がもっとも似ていることから、ノコギリの悪魔が契約悪魔として浮上します。仮にハルカが悪魔と契約を結ぶなら、憧れのヒーローに近い悪魔と手を結ぶはずでしょう。そこで、武器人間として変身できるノコギリの悪魔が有力視されています。

変身時には頭部にノコギリが生えた姿となり、ギザギザした刃がチェンソーマンと似ているでしょう。また、殺人犯のシルエットもギザギザの刃が特徴であり、犯人の正体を示す伏線となっています。

のこぎりの悪魔のイメージ画像

仮にハルカがノコギリの悪魔と契約していた場合、ユウコを殺害することは容易と考えられます。しかし、永遠の悪魔編にて、ハルカは状況打開を試みるどころか、パニック状態に陥ったのです。この行動には、自身の契約悪魔を周囲に知られたくないとの思惑があったとも見られます。また、ハルカとノコギリの悪魔との契約が知られることは、ユウコの事件との関連も濃厚になってしまいます。

現時点ではユウコの死は謎とされるも、今後の展開にて犯人につながる手がかりが発見されると予想されます。そこで浮上するのが、武器人間による何者かの犯行であり、ノコギリの悪魔も該当します。何かのきっかけで自分が犯人だとバレることは、ハルカにとっても都合が悪いといえるでしょう。そこで、わざと醜態をさらすことで非力な人間であることを、周囲にアピールしたと考えられます。

契約悪魔の予想②模倣の悪魔

模倣の悪魔のイメージ画像

模倣の悪魔は、契約者が思い浮かべた者に変身できる能力です。ユウコを殺害した犯人の正体も、この悪魔の契約者の可能性が高いでしょう。一方、模倣の悪魔は、変身願望のある人間に近づくとも考えられ、伊勢海ハルカの契約悪魔とも予想されます。その理由は、ハルカのチェンソーマンに対する並みならぬ憧れを持っています。胸にスターターの飾りをつけ、あたかも自分がチェンソーマンであるかのようにふるまっています。

模倣の悪魔の能力を考察・イメージ画像

仮にハルカが模倣の悪魔と契約していた場合、チェンソーマンに変身して永遠の水族館から脱出できたでしょう。しかし、ハルカがチェンソーマンに変身してもそれは偽者です。外見はそっくりでも、中身はハルカのままの模倣でしかありません。そのため、変身しても永遠の悪魔と戦える力はなく、チェンソーマンに助けを求めることしかできなかったと考察できます。

一方、模倣の悪魔は外見だけでなく、変身した者の能力・力の一部を模倣できる可能性も考えられます。この説ならば、普段は非力なハルカでもユウコを殺害することはできるでしょう。しかし、永遠の悪魔編での醜態から、ハルカに人を殺す度胸があるのか疑問が生じます。そもそも、正義感の強い性格から、殺人を犯すこと自体考えにくいです。ハルカが模倣の悪魔の契約者だった場合、外見だけの変身に限定される見方が有力です。

契約悪魔の予想③チェンソーマンの悪魔

正義のヒーローとしてもてはやされるチェンソーマン。第二部ではチェンソーマンの熱狂的なファンも登場しています。このような信者たちの強い思いから、「チェンソーマンの悪魔」が誕生している可能性もあるでしょう。また、チェンソーマン自体は古くから存在し、彼の存在が人類の戦争に対する恐怖を軽減させたといわれています。

そのため、戦争の悪魔であるヨルからは、自身の存在が消す憎悪の対象とみなされています。しかし、ヨルのチェンソーマンへの恨みも、彼の認知度に影響を及ぼしているはずです。熱烈な信者や戦争に関する悪魔の影響が頂点に達し、この世にチェンソーマンを誕生させたでしょう。ハルカもまた熱狂的な信者であり、チェンソーマンの悪魔と契約している可能性も高いと考えられます。

しかし、チェンソーマンの悪魔自体は考察の域にすぎず、そのような悪魔は存在しないこともあり得ます。一方、ハルカの作中での立ち位置は、第一部のマキマと似ており、主人公の先輩(上司)にあたります。マキマと同様、彼の契約悪魔が明かされた時、物語は大きく転換するでしょう。

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伊勢海ハルカの登場シーンをネタバレ

伊勢海ハルカの登場シーンを紹介・イメージ画像

ユウコ殺害という衝撃的な展開を経て登場した伊勢海ハルカ。胸にスターターがついており、もう1人のチェンソーマンと推測されました。しかし、ハルカは偽チェンソーマンであり、胸のスターターは彼のヒーローへの憧れを象徴するものでした。永遠の悪魔編では情けない姿を晒しつつも、人間味あふれる姿が好感を呼んでいます。以下では、「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの登場シーンをネタバレ紹介します。

伊勢海ハルカの登場シーン①初登場

伊勢海ハルカの初登場は、「チェンソーマン」の13巻112話で、ユウコが何者かに殺害された直後の回でした。アサを妹と呼ぶ謎の少女の登場も気になりますが、ここではハルカをメインに紹介します。謎の少女も所属するデビルハンター部は、高校の生徒会も兼ねていました。そのため部長を務める伊勢海ハルカが、この学校の生徒会長にあたります。

対ユウコ戦でのアサの活躍は、デビルハンター部でも話題となり、ハルカも彼女に興味を持っていました。また、アサがデビルハンター部の入部挑戦者だと知ると、彼女を正式に入部させることを決意します。突然のスカウトにアサが戸惑う中、ヨルが肉体の主導権を握り表に現れます。そこで、学校の噂となっているチェンソーマンについて、ハルカに聞き出します。

ハルカは、噂の正体は自分だと名乗り、その証拠に胸のスターターをアサ(ヨル)に見せつけます。決定的な証拠を見せつけられたヨルは、伊勢海ハルカが探し求めていたチェンソーマンだと信じ込みます。しかし、ヨルは戦うことはせず、適当な理由をつけてその場を去りました。その理由は、今の自分の実力ではチェンソーマンは倒せないと判断したためです。

そこで、ヨルはチェンソーマンと互角に戦える武器を求め、アサも協力します。強い武器には罪悪感が必要との理由から、アサはデンジに近づきます。ぎこちない態度を見せながら、アサはデンジとのデートを申し込み、ヨルの目的を達成させようと試みます。

伊勢海ハルカの登場シーン②永遠の悪魔編

永遠の水族館の探索に訪れたデビルハンター部。水族館を調査中、アサを狙う永遠の悪魔の攻撃を受けてしまいます。水族館は永遠の回廊と化し、一行は籠城戦をしながら脱出方法を模索します。しかし、体感時間で数日が経過したような感覚に陥り、精神的に参ってしまいます。また、かき集めた食料も底をつき始めるも、脱出の糸口は一行に見つかりません。

どうすることもできない状況の中、唯一の希望はチェンソーマンである伊勢海ハルカでした。彼の正体を信じていたアサは、ハルカに助けを求めます。しかし、ハルカはとぼけたような態度を取ると、衝撃的な事実をアサに打ち明けます。実は、伊勢海ハルカはチェンソーマンではなく、生粋のファンでした。胸のスターターも手術で取り付けたただの飾りだったことが判明します。

その後も、ハルカのチェンソーマン愛が語られるも、脱出方法を見出すことはできません。追い詰められたハルカは、泣き叫びながらチェンソーマンに助けを乞います。一方、ハルカの叫び声は、本物のチェンソーマンことデンジの耳に入ります。しかし、永遠の悪魔がどこに潜んでいるのか分からないため、動くことができずにいました。また、水族館内は時が止まっており、同行していた吉田ヒロフミも死を覚悟します。

脱出の糸口が見えない中、アサはデンジとの対話からあることを思いつきます。そして、アサの策略が功を奏して一行は脱出に成功、永遠の悪魔も姿を現します。ヨルの能力で水族館槍を生み出し、永遠の悪魔を貫くことで撃退します。その頃、デンジはペンギンに夢中になり、永遠の悪魔には目もくれませんでした。一方の吉田は、今回の騒動の犯人とみられる人物を見つけた模様です。

一方、アサの戦いを目撃したハルカは、彼女に秘められた力に驚きを隠せませんでした。もしかしたら、チェンソーマンに匹敵するアサの強さに魅了されたと考えられます。また、デビルハンター部にとっても、アサの戦力は頼もしいものです。ハルカのアサへの興味がさらに増した出来事となったでしょう。

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伊勢海ハルカの性格やアサとの関係

伊勢海ハルカの性格やアサとの関係を考察・イメージ画像

伊勢海ハルカといえば、正義感あふれる堂々した姿がかっこいいです。一方、ハルカの正体は何者なのか、ミステリアスな雰囲気からは危険な要素も感じられます。しかし、ハルカは普通の人間であり、アサの心強い味方になることは間違いないでしょう。以下では、「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの性格について紹介します。その他、アサとの関係についても考察しました。

伊勢海ハルカの性格

伊勢海ハルカは「チェンソーマン」の初登場時に、謎めいた雰囲気を出していました。ユウコの事件の直後ということもあり、怪しい人物とみなされていました。しかし、回を追うごとに人間味が増していき、時にはコミカルなやり取りも見せています。統率力にも優れ、デビルハンター部でも後輩部員たちに慕われています。しかし、ピンチに陥ると気弱になってしまい、ハルカの欠点ともいえるでしょう。

永遠の水族館に閉じ込められた際には、一行で一番情けない姿をみせ、部長らしからぬ醜態も晒してしまいます。登場初期は背伸びした印象があったハルカでしたが、彼も年相応の男子高生です。ハルカの醜態も、あの状況ではやむを得ないことだったでしょう。しかし、ネットではその時の姿が話題を呼んでいます。ハルカのギャップの大きさはもちろん、彼の人間味がもっとも表れたシーンとして注目されています。

伊勢海ハルカとアサの関係

「チェンソーマン」第二部の主人公・三鷹アサは、第四東高等学校の1年生で、ハルカの後輩にあたります。両親を悪魔に殺された過去から周囲に馴染めず、孤独な日々を送っていました。ある日、正義の悪魔と契約した委員長に襲われ、命を落とします。しかし、戦争の悪魔・ヨルに肉体を乗っ取られることで、アサは蘇生を果たします。一方、ヨルがアサに取りついて蘇生させたのは、ある目的からでした。

ヨルの目的とは、己の存在を消す脅威となるチェンソーマンを倒すことです。そこで、アサに利用価値を見出したヨルは、己の願望を叶えるべく、アサと肉体の共有を始めます。その後、正義の悪魔に変身したユウコとの戦いにて、アサの存在がハルカに知られ、スカウトを受けます。ここでハルカ=学校のチェンソーマンと判明し、アサとヨルもその事実を信じ込みます。

しかし、永遠の悪魔との戦いにてハルカが偽チェンソーマンだったことを知ります。そこで、アサがヨルの能力で突破口を見出し、一行は無事に脱出することができました。一方、アサの活躍を見ていたハルカは、アサへの興味を深めていきます。しかし、アサはハルカをどう思っているのかは分かりません。もしかしたら、肝心なところで頼りない先輩と思っているでしょう。

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伊勢海ハルカに関する感想や評価

伊勢海ハルカに関する感想や評価・イメージ画像

伊勢海ハルカとは何者だったのか、チェンソーマンを匂わせる伏線から、怪しい人物とみなされていました。しかし、永遠の悪魔編の動向から、彼はチェンソーマンのファンにすぎなかったことが判明します。また、年相応の男子高生らしいキャラでもあり、読者を楽しませています。以下では、「チェンソーマン」の伊勢海ハルカに関する感想や評価を紹介します。

感想1:伊勢海ハルカが好き

シリアスなキャラが多い中でもっとも人間味にあふれた伊勢海ハルカ。永遠の悪魔では情けない姿を晒すも、どこか憎めないキャラが好感を呼んでいます。ファンの中にも伊勢海ハルカが好きとの意見も多く寄せられ、注目を集めています。かつてチェンソーマンに最も近い男と呼ばれたハルカ。しかし、今では最も遠い男になっているとも評され、ギャグパートでの活躍が目立つでしょう。

感想2:部室のぬいぐるみはハルカの所有グッズ?

デビルハンター部のシーンにて描かれた、チェンソーマンのぬいぐるみについての意見です。持ち主は部長の伊勢海ハルカだと、SNSで話題を呼んでいます。ハルカはチェンソーマンの関連グッズをすべて集めており、ぬいぐるみも入手しているはずです。部室に自身のぬいぐるみを持ち込む姿がかわいいとも評されています。また、部室に置かれたぬいぐるみも、殺伐した雰囲気を和ませてくれるでしょう。

感想3:伊勢海ハルカがかわいいとの意見も

伊勢海ハルカの正体は何者なのか、ストーリーを追うごとに彼の素顔が少しずつ明らかにされました。いざという時に頼りにならず、偽チェンソーマンといえど情けなく感じるでしょう。しかし、そのような人間臭いところがハルカの魅力となっています。ファンの中には、伊勢海ハルカがかわいいとの感想も寄せており、本編への再登場に期待が高まっています。

感想4:「自分がチェンソーマン」だと断定はしていない

学校の噂や作中の言動から、ハルカ自身が「チェンソーマン」だと名乗っているように聞こえるでしょう。そのため、伊勢海ハルカ=もう1人のチェンソーマンだと勘違いした方も少なくないでしょう。しかし、よくセリフを見てみると、ハルカは「自分がチェンソーマン」だと断定していないとの意見も寄せられています。また、スターターをアサに見せたのも、熱烈なファンであることを示すためだったとも考えられています。

感想5:不穏な予感を感じさせる

ヨルの計画を成功させるべく、デンジとデートの約束を果たしたアサでしたが、2人のデートはハルカにも知られてしまいます。2人の様子が気になるハルカは、アサの様子をうかがうも、中途半端なタイミングで途切れてしまいます。このシーンを受け、読者からはハルカに何かあったのではないかと予想され、突然の退場に怖いとの感想も寄せられています。

感想6:ハルカには生きてほしい

チェンソーマン・第二部は序盤から死亡キャラが続出しており、ユウコの死は衝撃的な事件となりました。犯人は何者なのか、正体がいまだ伏せられています。ユウコはアサと非常に仲が良く、そのために命を奪われた可能性も考えられます。また、読者の中には伊勢海ハルカの死を予想する意見も見られます。同時にハルカには死んでほしくないとの声も寄せられ、ハルカの今後にも注目が集まっています。

感想7:胸のスターターは何かに変身するためのもの?

伊勢海ハルカのスターターは飾りと判明しましたが、SNSでは悪魔との契約を示す伏線とも考えられていました。契約悪魔は、何者かに変身できる能力を持ち、スターターを引くと変身できるものでしょう。胸のスターターはハルカの謎をさらに深め、その正体は何者なのか、様々な考察が飛び交いました。永遠の悪魔編にて彼が単なるファンだったことが明かされ、ハルカのスターターの謎も解明されました。

感想8:偽チェンソーマンは他にもいると考察

ユウコを殺害した犯人は、特徴的なシルエットから偽チェンソーマンの犯行と考察されています。犯人の正体は何者なのか、外見がチェンソーマンそっくりな点が唯一の手掛かりとなっています。偽チェンソーマンといえばハルカですが、彼以外の存在も十分考えられます。犯人らしき人物はいまだ出てきていませんが、偽チェンソーマンとして再登場する可能性もあり得るでしょう。

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伊勢海ハルカまとめ

「チェンソーマン」の伊勢海ハルカまとめ・イメージ画像

「チェンソーマン」の伊勢海ハルカの正体は何者か、ユウコ殺害との関連や契約悪魔などを、考察を交えながら紹介しました。チェンソーマンの熱狂的なファンである伊勢海ハルカ。ユウコを殺害した犯人とも予想されるも、作中の動向からその可能性は低いと考えられます。「チェンソーマン」では、もっとも人間味のあるキャラであり、少し軟弱な点も伊勢海ハルカの魅力でしょう。

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