【BLEACH】ユーハバッハ親衛隊の4人を徹底解説！強さ・能力やモチーフは？

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣には、ユーハバッハの親衛隊を務めるメンバーがいます。ユーハバッハの親衛隊は合計4人で構成されており、各時代の戦争がモチーフとなっています。本記事では、ユーハバッハ親衛隊について、強さや能力、モチーフとなった戦争などを紹介します。まずは、ユーハバッハ親衛隊が登場する『BLEACH（ブリーチ）』の作品情報について、紹介していきます。

ユーハバッハ親衛隊が登場する『BLEACH（ブリーチ）』とは、久保帯人が描く漫画作品です。『BLEACH（ブリーチ）』は死神と悪霊｢虚｣の戦いを描いた剣劇バトル漫画であり、2001年から2016年にかけて｢週刊少年ジャンプ｣で連載されていました。その人気は非常に高く、1億3000万部を越える累計発行部数を記録しています。この人気から、『BLEACH（ブリーチ）』は連載終了後も、数多くのメディア展開が行われています。

主人公の黒崎一護は人一倍霊感が強く、幽霊を日頃から見ていました。ある日、黒崎一護は悪霊退治で現世を訪れた死神の朽木ルキアと出会います。当初、黒崎一護は死神を信じなかったものの、家族が悪霊の｢虚｣に襲われ、死神の存在を認めました。この時、黒崎一護は家族を守るため、朽木ルキアから死神の力を授かり、｢虚｣の撃退に成功します。この事件がきっかけで、黒崎一護は｢死神代行｣として生きることになるのでした。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハとは、｢見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）｣の皇帝であり、長髪と立派な口髭が特徴となっています。皇帝のユーハバッハは周囲から｢陛下｣と呼ばれており、精鋭部隊の｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣を統率しています。｢見えざる帝国｣と｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣を率いるユーハバッハは、全ての滅却師の祖であり、黒崎一護や石田雨竜と血の繋がりがあります。

全ての滅却師の祖であるユーハバッハは、｢全知全能（ジ・オールマイティ）｣という能力を持っており、全ての未来を見通すことが出来ます。その強さは作中最強であり、護廷十三隊の隊長でも敵いません。元々、ユーハバッハは｢光の帝国（リヒトライヒ）｣の皇帝として｢尸魂界｣に侵攻するものの、初代護廷十三隊と若き日の山本元柳斎重國に敗北しました。しかし、ユーハバッハは諦めず、1000年後に再び尸魂界に戦争を仕掛けました。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場する｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣とは、｢見えざる帝国｣の精鋭部隊の名前です。｢見えざる帝国｣の精鋭部隊である｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣は、合計26人の滅却師で構成されており、｢聖文字（シュリフト）｣というアルファベットがユーハバッハから与えられています。｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣の戦闘能力は桁外れであり、作中で護廷十三隊の隊長を圧倒しています。

特に、ユーハバッハの親衛隊を務める4人のメンバーは別格の強さを持っており、最強の零番隊でも苦戦を強いられてしまいます。しかし、｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣は個人主義の強さから、チームワークがありません。そのため、｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣は仲間の侮辱や同士討ちを平気で行います。このチームワークの無さが仇となり、｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣は壊滅してしまいました。

上述で少し紹介した通り、｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣の中には、ユーハバッハの親衛隊を務めるメンバーがいます。ユーハバッハの親衛隊は合計4人で構成されており、各時代の戦争がモデルだと判明しています。ユーハバッハ親衛隊の強さは零番隊に匹敵するほどであり、｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣の中で群を抜いています。ここからは、ユーハバッハ親衛隊のプロフィールについて、紹介していきます。

最初に紹介するユーハバッハ親衛隊は、ペルニダ・パルンカジャスです。『BLEACH（ブリーチ）』に登場するペルニダ・パルンカジャスとは、｢C｣の｢聖文字｣が与えられた｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣のメンバーであり、顔を隠したフードと二頭身の身体が特徴となっています。ペルニダ・パルンカジャスは｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣で、唯一人外のキャラとなっており、敵の妨害や死体処理を担当しています。

その正体は、本物の｢霊王｣の左腕であり、身体そのものが巨大な手となっています。しかし、ペルニダ・パルンカジャスは｢霊王｣の左腕を否定し、自分が1つの生命体だと考えています。作中で、ペルニダ・パルンカジャスは｢霊王宮｣の襲撃に加わり、零番隊と交戦しました。その後、ペルニダ・パルンカジャスは更木剣八と涅マユリの2人と交戦になります。この戦いで、涅マユリを追い込むものの、涅ネムの反撃と毒を受け、消滅しました。

2人目に紹介するユーハバッハ親衛隊は、アスキン・ナックルヴァールです。『BLEACH（ブリーチ）』に登場するアスキン・ナックルヴァールとは、｢D｣の｢聖文字｣が与えられた｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣のメンバーであり、ラテン系の見た目と飄々とした物腰が特徴となっています。アスキン・ナックルヴァールは｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣で最もまともな性格をしており、人との会話を楽しんでいます。

ユーハバッハに対する忠誠心は薄く、新たな世界を見るために付き従っています。『BLEACH（ブリーチ）』の千年血戦篇で、アスキン・ナックルヴァールは零番隊の二枚屋王悦と交戦し、命を落としました。しかし、アスキン・ナックルヴァールはユーハバッハの｢聖別｣で復活し、｢真世界城（ヴァールヴェルト）｣の防衛戦に参戦します。その後、アスキン・ナックルヴァールは浦原喜助やグリムジョーに圧倒され、最後を遂げました。

3人目に紹介するユーハバッハの親衛隊は、ジェラルド・ヴァルキリーです。『BLEACH（ブリーチ）』に登場するジェラルド・ヴァルキリーとは、｢M｣の｢聖文字｣が与えられた｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣のメンバーであり、ローマの戦士のような格好が特徴となっています。ジェラルド・ヴァルキリーは傲慢不遜で猪突猛進な性格をしており、強者との戦いをいつも求めています。

そのため、ジェラルド・ヴァルキリーは自分が認めた相手にだけ、騎士道精神を示しています。『BLEACH（ブリーチ）』の最終決戦で、ジェラルド・ヴァルキリーは能力や｢滅却師完聖体｣を使い、朽木白哉・更木剣八・日番谷冬獅郎の3人と渡り合います。しかし、ジェラルド・ヴァルキリーはユーハバッハに力を奪われ、絶命してしまいました。

4人目に紹介するユーハバッハ親衛隊は、リジェ・バロです。『BLEACH（ブリーチ）』に登場するリジェ・バロとは、｢X｣の｢聖文字｣が与えられた｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣のメンバーであり、左目の｢X｣の傷痕と褐色肌が特徴となっています。リジェ・バロは｢星十字騎士団（シュテルンリッター）｣で最年長のキャラクターとなっており、ユーハバッハが最初に力を与えた滅却師だといわれています。

そのため、リジェ・バロは自信過剰な性格をしており、ユーハバッハの最高傑作を自称しています。『BLEACH（ブリーチ）』の作中で、リジェ・バロは一度死亡するものの、すぐに復活し、二枚屋王悦を撃破しました。その後、リジェ・バロは最終決戦で京楽春水と対峙します。この戦いで、リジェ・バロは京楽春水と伊勢七緒のコンビに圧倒され、作中から退場することになりました。

ユーハバッハ親衛隊のペルニダ・パルンカジャスは、｢強制執行（ザ・コンパルソリィ）｣という能力を持っています。｢強制執行｣とは、自身の神経を通し、対象の有機物・無機物を折り曲げることが出来る能力となっています。また、ペルニダ・パルンカジャスは神経を通した敵から能力を盗み、無限に成長出来ます。この能力から、ペルニダ・パルンカジャスはラスボス級の強さの持ち主であり、更木剣八を戦闘不能に追い込んでいます。

ユーハバッハ親衛隊のアスキン・ナックルヴァールは、｢致死量（ザ・デスディーリング）｣という能力の持ち主です。｢致死量｣とは、致死量を自由自在に操る能力であり、無害な物質でも敵を毒殺することが出来ます。また、｢致死量｣は敵の霊圧の免疫を作り、どんな攻撃でも無効化出来る能力も持っています。アスキン・ナックルヴァールの｢滅却師完聖体｣は｢神の毒見｣といい、瞬時に免疫を作りながら相手を毒殺する能力があります。

ユーハバッハ親衛隊のジェラルド・ヴァルキリーは、｢奇跡（ザ・ミラクル）｣という能力を持っています。｢奇跡｣とは、どんなダメージでも瞬時に回復し、ダメージに応じて身体を巨大化させる能力です。また、ジェラルド・ヴァルキリーは身体と攻撃を巨大化させる｢滅却師完聖体｣の｢神の権能｣も持っています。ジェラルド・ヴァルキリーは｢聖文字｣を貰う前から｢奇跡｣の能力を持っており、｢霊王の心臓｣だと噂されています。

ユーハバッハ親衛隊のリジェ・バロは、｢万物貫通（ジ・イクサクシス）｣という能力の持ち主です。｢万物貫通｣とは、｢ディアグラム｣というライフルを使い、射線上の全ての物体を貫通する能力となっています。また、リジェ・バロは自分に｢万物貫通｣の能力を使用し、全ての攻撃をすり抜けることが出来ます。リジェ・バロの｢滅却師完聖体｣は｢神の裁き｣といい、全自動絶対防御と全方位回避不能の攻撃を同時に行うことが可能です。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するキャラクターは基本、モチーフとなったものが分かっていません。しかし、ユーハバッハ親衛隊のモチーフは、『BLEACH（ブリーチ）』の単行本73巻の扉絵で判明しています。『BLEACH（ブリーチ）』の単行本73巻の扉絵で、作者の久保帯人は、ユーハバッハ親衛隊のモチーフが各時代の戦争だとコメントしています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するジェラルド・ヴァルキリーは、古代ローマの甲冑を身に纏っています。また、ジェラルド・ヴァルキリーは剣と盾を使い、まるで剣闘士のような戦い方をしています。そのため、ジェラルド・ヴァルキリーは古代の戦争がモチーフになっていると考えられます。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するリジェ・バロは、ライフルを使って敵と戦います。歴史において、銃は1400年代にヨーロッパで生まれました。また、日本では、織田信長が戦国時代に銃を使ったことで有名となっています。この銃の歴史から、リジェ・バロのモチーフは中世の戦争だと推測出来ます。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するアスキン・ナックルヴァールは、毒と｢致死量｣を操るキャラクターです。第一次世界大戦が勃発した際、ドイツ軍は初めて毒ガス兵器を戦争に投入しました。その被害は非常に大きく、第一次世界大戦後から毒ガス兵器の使用が禁止されることになりました。第一次世界大戦の毒ガス兵器を見ると、アスキン・ナックルヴァールは近代の戦争がモチーフになっているといえます。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するペルニダ・パルンカジャスは、自身の神経を使い、どんなものでも操ることが出来るキャラクターです。また、ペルニダ・パルンカジャスは無限再生と無限進化の能力も兼ね備えています。これらの能力は、人間の域を越えているため、生物兵器やAI兵器に置き換えることが出来ます。そのため、ペルニダ・パルンカジャスのモチーフは、現代の戦争だと考えられます。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハ親衛隊には、ユーハバッハ親衛隊が強いといった感想が多く寄せられていました。ユーハバッハ親衛隊は全員がチート級の強さを持っており、零番隊でも倒すことが出来ません。また、ユーハバッハ親衛隊は防御面も非常に強く、ほぼ不死身の存在となっています。そのため、ユーハバッハ親衛隊は『BLEACH（ブリーチ）』の最強キャラの筆頭に挙げられています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハ親衛隊には、ペルニダ・パルンカジャスのモチーフが分からないといった感想も寄せられていました。ペルニダ・パルンカジャスは他のユーハバッハ親衛隊と違い、能力からモチーフを推測することが出来ません。そのため、ペルニダ・パルンカジャスのモチーフは、消去法で現代の戦争だと考えられています。

『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハ親衛隊には、アニメでの活躍に期待する感想も見受けられました。『BLEACH（ブリーチ）』に登場するユーハバッハ親衛隊は、チートキャラだらけの集団です。また、ユーハバッハ親衛隊はメンバー全員がかっこよく、『BLEACH（ブリーチ）』で高い人気を博しています。この人気から、ユーハバッハ親衛隊はアニメでの活躍に注目が集まっています。

本記事では、ユーハバッハ親衛隊について、強さや能力、モチーフなどを紹介しました。各時代の戦争をモチーフにしたユーハバッハ親衛隊は、千年血戦篇のアニメで未だ活躍が描かれていません。しかし、シーズン1のストーリーから、ユーハバッハ親衛隊は千年血戦篇のシーズン2で活躍が描かれると見て間違いありません。そのため、『BLEACH』のファンは、ユーハバッハ親衛隊のアニメでの活躍を期待して待ちましょう。