アスキン・ナックルヴァールの「神の毒見(ハスハイン)」とは?能力と強さを考察

BLEACHの最終章には、見えざる帝国の星十字騎士団という集団が登場します。その一員であるアスキン・ナックルヴァールの「神の毒見(ハスハイン)」とはどんな能力なのか、致死量というナックルヴァール固有の能力と一緒に解説します。そして、色んなキャラクターの戦闘が入り乱れるBLEACHにおいて、ナックルヴァールはどれくらい強いのでしょうか?技や強さについても徹底的に考察します!

アスキン・ナックルヴァールの「神の毒見(ハスハイン)」とは?能力と強さを考察のイメージ

目次

  1. ナックルヴァールはBLEACHの星十字騎士団の一人
  2. ナックルヴァールの神の毒見
  3. ナックルヴァールの能力・技と強さを考察
  4. ナックルヴァールに関する感想や評価は?
  5. ナックルヴァールの能力と強さまとめ

ナックルヴァールはBLEACHの星十字騎士団の一人

BLEACHの作品情報

BLEACHの敵組織である星十字騎士団、ナックルヴァールはその内の1人です。彼の持つ「神の毒見(ハスハイン)」という能力について、その詳細を解説してまいります。そして、ナックルヴァールが持つ技や、彼自身の強さがどの程度のものなのか、劇中の描写を元にご紹介いたします!

BLEACHの概要

週刊少年ジャンプに人気タイトルであったBLEACHは、2001年から2016年と実に15年もの期間で連載をされていました。TVアニメ、劇場版といった映像化だけでなく、ゲームや小説も発売されるなど、様々なメディアで展開されるほど多くのファンから指示を得ておりました。

BLEACHのあらすじ

霊が見えて会話ができてしまうほど霊感の強い高校生である黒崎一護は、死神の朽木ルキアと出会うことで死神代行となり、悪霊である虚(ホロウ)と戦っていくことになります。死神同士の戦いや、強力になった虚である破面(アランカル)との戦いを経て、ナックルヴァールの登場する千年血戦篇で物語は最終章に突入いたします。

ナックルヴァールのプロフィール

フルネームはアスキン・ナックルヴァールで、「見えざる帝国」の聖十字騎士団に所属をしております。見えざる帝国や聖騎士団の詳細は次の項目で詳しくご説明いたしますが、その中でも指折りの実力者であります。その証拠に、指導者のユーハバッハの周りを囲む、親衛隊4名の1人に抜擢される存在となっています。

星十字騎士団は見えざる帝国の部隊

星十字騎士団は見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊です。霊力を用いて虚と戦う存在である、滅却師(クインシー)によって構成されております。見えざる帝国の中でも優れた戦闘能力を持つ者が星十字騎士団となり、見えざる帝国のトップであるユーハバッハより特殊な能力を授かることになります。

加えて、授かった能力に対応する聖文字(シュリフト)を星十字騎士団それぞれが有しています。例えばナックルヴァールは致死量(ザ・デスディーリング)のD、星十字騎士団の最高位であるユーグラム・ハッシュヴァルトであれば世界調和(ザ・バランス)のB、といった具合です。BLEACH劇中で全ての能力は明らかになっていませんが、アルファベットに対応する星十字騎士団メンバーは全員登場をしております。

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ナックルヴァールの神の毒見

それでは、ナックルヴァールの神の毒見(ハスハイン)について、その詳細を解説してまいります。神の毒見というからには、何か毒に関連する能力を指すのでしょうか。

神の毒見の能力

神の毒見で発揮される能力ですが、「毒の変質に適応する」というものになります。相手の霊圧を解析して免疫を作り、攻撃に対する耐性強化をしていくのがナックルヴァールの持ち味ですが、これがさらに強化されることになります。

致死量の完聖体

見えざる帝国の滅却師の中には、強化形態である滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)になれる者が数多く存在しております。ナックルヴァールもその1人であり、自身の能力である致死量の完聖体へと変貌します。

外見も変わる

ナックルヴァールに限らず、完聖体になると能力だけではなく外見にも変化が生じます。外見の変化はキャラクターによって様々ですが、ナックルヴァールの場合は、ゴーグルであったり頭上や背中・腕周辺に発生する謎の物体など、近未来的な外見へと変化するのが特徴です。

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ナックルヴァールの能力・技と強さを考察

続いて、ナックルヴァールの能力や技、強さについて考察してまいります。劇中の活躍を元に、ナックルヴァールを色々な角度から見てみましょう。

ナックルヴァールの能力・技

致死量

星十字騎士団のメンバーは多様な能力を持っていますが、その中でもこの致死量は複雑な能力になっています。生物が、とある物質を一定量以上で摂取した場合、完全に死に至る量のことを「完全致死量」と呼びます。ナックルヴァールの持つ致死量という能力は、この完全致死量を把握し、更にはその量を自由に変えることができる能力なのです。

致死量を極端に下げれば、生物にとってあまり有害ではない物質でも即死まで追い込むことができます。逆に、ナックルヴァール自身が致死量を上げていけば、強力な耐性を獲得します。あらゆる場面で効果を発揮しそうですが、操作した物質を自身の体内に大量に取り込む必要があるため、準備に時間がかかるというデメリットがあります。

ギフト・バル

致死量で対象とした物質を相手に放ちます。ナックルヴァールはこれを「毒入りボール」と呼んでいます。ボールに接触した相手は致死量に侵されてしまうため、接触イコールほぼアウト、と言えるほどの強力な技となっております。

ギフト・リング

ギフト・リング(猛毒の指輪)は完聖体になることで使用可能になる技です。自身の持つ腕輪を投げ、それが途中で指輪サイズとなり相手に接触します。その指輪には致死量の能力が凝縮されており、指輪が当たった部位は即死してしまいます。致死量があまり効かない相手でも効果を発揮する、恐ろしい技です。

ギフト・ベライヒ

ギフト・ベライヒ(猛毒領域)は、ギフト・バルを大型化させた発生技「ギフト・バル・デラックス」で生じた球体の毒の結界を張り巡らせます。それにより、猛毒の充満した空間の中に敵を隔離することができます。脱出不可能となる強力な空間攻撃ですが、侵入は不可能ではないため、BLEACH劇中ではそれを逆手にとられることになります。

ナックルヴァールの強さ

ナックルヴァールの攻撃力

致死量の能力がとにかく強力なため、対策を立てていない相手に関しては、有利に戦闘を進めることができます。そして致死量が効かない相手には、ギフト・リングで部位即死を狙う、といった攻撃の幅が広いのもポイントです。反面、指定する物質を体内に取り込む必要があるため、先手必勝で相手を倒すことは難しい戦い方になります。

ナックルヴァールの霊圧

直接的な物理攻撃の描写がほぼ存在しないため、霊圧がどのくらいかを推し測る情報は少ないです。しかしながら、条件次第で霊圧が自分よりも高い相手を圧倒することができるため、霊圧にあまり左右されない展開を選べるとも言えます。

ナックルヴァールの防御力

ナックルヴァールが指定した相手の霊圧への耐性を獲得した場合、いくらその霊圧でナックルヴァールを攻撃しても死ぬことはない状態になります。言うなれば、疑似的な不死身状態になります。しかしながら、耐性を得ていない攻撃には自身の能力は適応されないため、不意を突いた攻撃に対する防御力は人並み程度の可能性があります。

ナックルヴァールの素早さ

出会ったら即戦闘、が基本のBLEACHにおいて、ナックルヴァールは逃げの一手を打つ場面が多く見受けられます。単純な速力が速いということではなく、戦況分析などの頭の回転も含めて素早さです。

ナックルヴァールの闘い方

逃げることが多いとご説明いたしましたが、自分が優位にことを進められる状況を選ぶための逃げです。複数を相手取る、自身の能力をさらけ出す、このあたりはナックルヴァールが避けるべき戦闘になります。慎重に勝てる場面を狙う、ナックルヴァールの性格も表れています。

戦闘の中で見せた強さと冷静さ

一護組戦

BLEACHの主人公である一護や、ライバルのグリムジョーが相手でも、能力がはまれば圧倒的な強さを誇ります。事実、相手からの攻撃を巧みにかわしつつ、致死量を用いて一護を倒すことに成功しています。

二枚屋王悦戦

零番隊の二枚屋王悦との戦いで、致死量が初めて明らかにされました。王悦の血液を取り込み、血液を抜かないと致死量到達、抜きすぎると失血死という壮絶な二択を迫る戦闘を披露します。しかしながら、体内の血液を全て入れ替えるという荒業で対策されたことにより、ナックルヴァールは敗北を喫してしまいます。

涅マユリ戦

死神たちの本拠地である瀞霊廷を襲撃した際に、ナックルヴァールは十二番隊隊長の涅マユリと対峙します。見えざる帝国が影から奇襲をしかけることを突き止めたマユリは、自身を発光させて影を無くすという対策に打って出ます。マユリの分析力を過小評価することなく、倒すのは骨が折れると判断したナックルヴァールは、その場から撤退をするのでした。

夜一と浦原戦

霊圧の質を常に変化させる、「瞬鬨・雷獣戦形 “瞬霳黒猫戦妃” 」となった夜一に苦戦するナックルヴァールですが、ここで完聖体を発動させます。戦況を立て直したところで、今度は浦原が卍解「観音開紅姫改メ」を発動します。ギフト・ベライヒで浦原に止めを刺そうとする間際、脱出不可能な領域に敢えてグリムジョーを侵入させる奇襲で致命傷を負います。自身が死亡すると領域内の毒濃度が強化される、という置き土産を残しながらナックルヴァールは散っていくのでした。

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ナックルヴァールに関する感想や評価は?

ナックルヴァールの技や強さを解説したところで、BLEACH読者からの感想や評価にも目を向けてまいります。飄々としたキャラクターのナックルヴァールですが、どのように受け止められているのでしょうか。

戦闘に使用する能力である致死量ですが、日常生活でも便利に使えそうです。水分や塩分であれば、体内に取り込むという条件も容易に達成できます。

敵側ですが、逃げることもあり人間臭いキャラクターであるナックルヴァールは、どこか憎めないという感想も多々見受けられます。そのため、死んでほしくないという感想を抱く方も同じようにいます。

戦場で「そんなことするの?」と驚くのもまた、ナックルヴァールの特徴です。カフェオレ飲んだり、サンドウィッチを食べたりしています。

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ナックルヴァールの能力と強さまとめ

ナックルヴァールの能力と強さをまとめてまいりました。人によっては能力の説明を聞くだけで頭が痛くなってしまう、致死量という能力ですが、知れば知るほど恐ろしい能力だということが分かります。ナックルヴァール自身もおちゃらけているようで、決めるところはしっかり決める魅力的な登場人物でした。本記事では各戦闘シーンを簡単にご紹介いたしましたが、詳細は是非BLEACH本編でチェックしてみてください!

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