【ヘタリア】プロイセン（ギルベルト）は今後消える？他のキャラとの関係も紹介

ヘタリアに登場するプロイセン(ギルベルト)について、ネット上では消えるのではないか？という噂が出回っていました。なぜプロイセンは消えると言われるようになったのか？そこで、本記事ではプロイセンが消えると言われる理由や伏線を解説していきます。また、プロイセンと他のキャラとの関係やアニメ声優、女性版プロイセンの声優も紹介するため併せてチェックしてみてください。

• 漫画タイトル(書籍版単行本/商業版マンガ)：ヘタリア Axis Powers
• ジャンル：世界史、擬人化、コメディ、青年漫画
• 作者：日丸屋秀和
• 掲載誌：作者ウェブサイト『キタユメ。』、月刊コミックバーズ、作者ブログ『ブログのような竹林prototype』
• 発表号：2010年8月号(月刊コミックバーズ)、2011年11月号 - 2013年8月号
• 発表期間：2006年7月6日～(本家Web版マンガ)、2008年3月17日～(書籍版単行本/商業版マンガ)
• 巻数：既刊6巻(2013年10月31日時点)

それではまず、ヘタリアの作品情報から紹介していきます。ヘタリアは漫画家・同人作家の日丸屋秀和先生による国擬人化歴史漫画です。作者の個人サイト『キタユメ。』に掲載されていたウェブ漫画『Axis Powers ヘタリア』が、2008年に幻冬舎を通して書籍化されています。世界のさまざまな国の歴史や人種、風土、イメージなどを人型に模したキャラたちが織りなす物語が人気を博し、メディアミックスが展開されました。

ヘタリアは世界史の中で第一次世界大戦と第二次世界大戦のエピソードをはじめ、昨今の時事ネタを題材として、各国の国民性や歴史、人種、風土、イメージなどさまざまな特徴をモチーフに世界の国々を擬人化したキャラクターたちによるコメディ漫画となっています。主人公はかつて広くヨーロッパを支配した地中海の覇者「ローマ帝国」の孫でありながら、戦いに弱いイタリアです。

• 国名：プロイセン
• 人名：ギルベルト・バイルシュミット
• 誕生日：1701年1月18日
• 身長：178㎝
• 初登場：アニメの1期24話

ヘタリアに登場するプロイセン(ギルベルト)は、かつての聖マリア修道会、ドイツ騎士団です。戦うために生まれ育ったプロイセンは、軍力があまりにも強大で、「国家を有する軍」とまで言われていました。頭と肩には黄色い小鳥が乗っていることもあり、いつもドヤ顔で意外とメルヘンなところがあります。現代ではロシアの飛び地やドイツの家で自宅警備をしたりしていました。

また、プロイセンはファンから「ギル」や「プーさん」などと呼ばれているのですが、これは作者がプロイセンにつけたギルベルト・バイルシュミットという人名が由来となっています。ちなみに作者がヘタリアのキャラに人名をつけたのは、ヘタリアのファンが作者に「各国のキャラクターに人の名をつけるとしたら？」と問いかけたことがきっかけとなっているようです。

プロイセン(ギルベルト)は戦いばかりしてきたこともあり少々乱暴者で、天上天下唯我独尊を地で行く性格をしています。一人称は、「俺」または「俺様」。また、上司への忠誠心は絶対です。さらに、幼少期から現代まで「俺様日記」という日記を書き綴っていたり、その日記を本棚へ几帳面に並べていたりしているところを見ると、根は弟と同じく真面目で几帳面な性格をしていることがうかがえます。

現在は銀髪に赤紫の目の外見をしているのですが、もともとプロイセンは金髪碧眼でした。外見に変更が加えられた理由は、ドイツの区別がつきにくいからです。また、原作の中でのプロイセンは黒目が小さい外見をしています。体には多数の古くて細かい傷がついており、戦いに明け暮れる毎日を送っていたことが分かります。

ヘタリアは魅力的なキャラクターが多いことでも人気となっている作品です。プロイセンもなかなかのキャラクターですが、ネット上ではプロイセンは消えるのではないか？と噂されていたようです。そこで、ここからはプロイセンは消えると言われる理由や伏線を解説していきます。では、まずはじめにヘタリアにおける亡国について詳しく見ていきましょう。

ヘタリアにおける亡国とは、550年ごろに孫のイタリア・ヴェネチアーノを連れて隠居し、そのままどこかに消えてしまったローマ帝国のことを指しています。ヘタリア自体、世界の国々を擬人化した作品です。そのためローマ帝国は古代にあった国として、作中での呼び名がそのまま語られています。現在は天国にいるという扱いで、時折孫の顔を見に地上に帰ってきていました。

どうやらネット上では「プロイセンが消えるのではないか？」という噂が流れていたことがあるようです。では、なぜプロイセンは今後消えると言われるのか？ここからは、その理由や伏線について考察していきます。まず、作者のブログにてプロイセンはドイツが飼っている犬に噛まれ負傷してしまいました。

しかし、通常ならすぐ治る程度の傷であるにも関わらず、一週間経っても治っていません。治癒力に関しては国によって異なるものの、プロイセンが傷を押さえて不安そうにしていることから、国特有の治癒能力が失われていくあるいは機能していないといった可能性が浮上します。これがプロイセンが今後消えると言われる理由の一つです。

また、他の理由としては、プロイセン以外のドイツのお兄ちゃんたちはどうしたのか？という問いに対するブログでの回答が、「引退して地方にいるか、だんだん消えちゃうそんな感じです」とあったことが挙げられます。

プロイセンを見るときは、2種類の姿で時代を判断することができます。ロザリオを掲げた黒ローブ姿が公国時代、白い服にマントを羽織って剣を持つ姿がドイツ騎士団時代です。そして、ドイツ騎士団時代以前はマリア修道院時代となっています。マリア修道院時代のプロイセンは、自分の居場所を探すべく各地を移動していました。

その際に暴れまわっていたことで、このころから乱暴者というイメージがあったようです。現在は作者のブログでの伏線により読者・視聴者から消えるのでは？と噂されるようになったプロイセンですが、果たして彼は他のキャラとどのような関係を築いているのでしょうか？他キャラとの関係性もプロイセンの将来を左右する要素になっているはずです。そこで、ここからはプロイセンと他のキャラとの関係を紹介していきます。

プロイセンはドイツの兄貴分です。本物の兄という設定なのかどうかはわかりませんが、プロイセンがドイツのことを「ウェスト」と呼んでかわいがっている一方、ドイツはプロイセンのことをとても慕っており、本当の兄弟のような関係を築いています。プロイセンの居場所については、物語の中で語られてはいないため不明です。

ただ、作者のブログにて、車体表面の品質の悪さから「ボール紙ボディの車」と揶揄された旧東ドイツの車「トラバント」と、少ない荷物を持って帰るプロイセンをドイツが迎えるというイラストが掲載されていたため、プロイセンが旧東ドイツ、弟が旧西ドイツにいたと推測されます。

プロイセンは幼少時代にハンガリーから相談を持ち掛けられたことがあります。その際、プロセインはハンガリーの胸を触ってしまいました。実はこのときまでプロイセンはハンガリーのことを男だと思っており、ハンガリー自身も男だと思っていたのです。

プロイセンはこれによってハンガリーが女性だと知ります。しかし、知らぬふりをしていたことから、以来はハンガリーにどこか後ろめたい態度を取っていました。また、プロイセンはドイツ騎士団時代にハンガリーの土地を自分のモノにしようとしてハンガリーから追い出されたことがあります。そのような歴史的な過去によってハンガリーからとても嫌われてしまっていました。

プロイセンはイタリアのことをとても気に入っており、「ちゃん」付けで呼んでいます。かわいいから！！が一番の理由らしいですが、実際はイタリアの気候や風土などが惹きつけて止まないらしいです。なお、ロマーノのことは「イタリアのお兄様」と呼んでおり、上から目線の言動が多いプロイセンにしては珍しいことです。しかし一方で、イタリアからは何度もランデブーに誘っても華麗にスルーされています。

日本は島国なためか考え方が少し独特で、日に当たると溶けてしまうと揶揄されるほどの引きこもりであり、他の国を拒絶して鎖国状態にありました。その後日本はオランダとの交流を深めていましたが、そこにアメリカが介入したことにより無理やり開国することとなります。

開国直後の日本に力を貸したのがプロイセンです。プロイセンはアメリカと対等に渡り合えるようにと、さまざまなことを教えています。本家にて「日本とは切っても切れない縁」という表記がされており、日本とは古くからお付き合いがあったようです。プロイセンは日本に「先生」や「殿」と呼ばれたがっていましたが、実際にはプロイセン「君」と呼ばれています。

プロイセンとフランスやスペインは、オーストラリア継承戦争の際に「プロイセンとフランスが組んで悪友スペインを道連れにした」という一節が記載されていたため、ファンから「悪友同盟」と呼ばれています。

ただ、もともとフランスのことは19世紀ごろにこき使われて酷い目に合わされたことがあり、ロシアと同様に吐血するまではいかないものの、まつげが4本は抜ける程度には嫌っていました。また、フランスとスペインは確かに悪友という言葉がしっくりきますが、プロイセン本人はフランスとスペインとともに騒ぎを起こしたことがないため、なぜ悪友の中にプロイセンが入るのかは不明です。

ヘタリアのアニメは2021年までに第7期まで放送されています。まず第1期～第4期は、それぞれ第1期・第2期『ヘタリア Axis Powers』が2009年1月23日～7月17日(第1期)、2009年7月24日～2010年3月5日(第2期)、第3期・第4期・第4期EX『ヘタリア World Series』が2010年3月26日～8月27日(第3期)、2010年9月10日～2011年3月11日(第4期)、2011年3月25日、7月22日、9月16日(第4期EX)に放送されています。

次に第5期～第7期は、それぞれ第5期『ヘタリア The Beautiful World』が2013年1月25日～6月21日、第6期『ヘタリア The World Twinkle』が2015年7月～10月、第7期『ヘタリア World★Stars』が2021年4月1日～6月24日までに放送されています。では、ここからアニメ版『ヘタリア』に登場したプロイセンの声を演じた声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを見ていきましょう。

• 名前：髙坂篤志
• 愛称：あっつん
• 生年月日：1985年2月22日(37歳)
• 出生地：奈良県
• 職業：声優
• 活動期間：2007年～
• 声優事務所：AIR AGENCY

アニメ版『ヘタリア』に登場するプロイセン(ギルベルト)の声を演じたのは、芸能事務所・音響制作会社「AIR AGENCY」所属の髙坂篤志(こうさかあつし)さんです。髙坂篤志さんは2007年7月から9月まで放送されていたアニメ『CODE-E』の生徒A役で声優デビューしています。アニメ版『ヘタリア』では、プロイセンの他、ギリシャとエストニアの2役を演じ注目を集めました。

• 2007年～：家庭教師ヒットマンREBORN!(マフィア、デイモン・スペード 役)
• 2009年～：夏目友人帳 シリーズ(男子生徒、案内役の妖怪、辻 役)
• 2010年～：クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!(春彦 役)
• 2011年～：もしドラ(バッター、相手チーム、滝本誠、修北選手、東誠選手 役)
• 2015年～：探偵歌劇 ミルキィホームズ TD(ガノターラ国王子 役)
• 2016年～：ALL OUT!!(堀川謙弥 役)
• 2016年～：テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(マイセン 役)
• 2021年～：プレイタの傷(嵐柴エイジ 役)
• 2021年～：オッドタクシー(ウェイター 役)
• 2021年～：86-エイティシックス-(ゲレオン・リーツ 役)

ヘタリアのアニメ5期のえくすとらでぃすくでは、ワイルドで勝気な性格をした女性版プロイセンが登場しています。プロイセン娘と呼ばれており、作中では歳の離れた妹を可愛がっていました。ちなみに単行本には登場しません。

ヘタリアのアニメ5期に登場する女性版プロイセンの声は、声優関連企業「INSPIONエージェンシー」に所属する酒井玲(さかいれい)さんが務めました。声優としてはアニメや吹き替え、ラジオを中心に活動しています。声の仕事以外にも映画やCMなどにも出演しているようです。また、INSPIONエージェンシーに所属するまでにウィットプロモーションとメディアフォースに所属しています。

酒井玲さんは、これまでに『しましまとらのしまじろう(お姉さん役)』や『ジュエルペット(サンゴ役)』、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズテレビシリーズ(ベティ＝ボットVJ、シスター役)』、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(無口美少女役)』、『Engage Kiss(緒方サユリ、アスモデウス役)』などのアニメ作品に出演しています。

ここまでプロイセン(ギルベルト)が今後消えると言われる理由や伏線、プロイセンの他のキャラとの関係性やアニメ声優、女性版プロイセンについてまとめてきました。では、プロイセンについてネット上ではどのような感想・評価が寄せられているのか？そこで、ここからはプロイセンに関する感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上ではプロイセンに関する伏線や消えると言われる理由について注目されているようです。

こちらではアニメ版『ヘタリア』に登場するプロイセン(ギルベルト)に関する伏線に注目されています。感想では「プロイセンって実際いつ消えるかわからんよね」と言われているのですが、これにはおそらく作者のブログでの伏線が関係しているのでしょう。作者のブログでの伏線によって、ヘタリアの視聴者・読者からプロイセンが消えると言われるようになっているからです。

こちらではアニメ版『ヘタリア』に登場するプロイセン(ギルベルト)に関する伏線と魅力に注目されています。感想を見るとヘタリアの読者・視聴者の間でプロイセンが消えるのではないか？という噂が流れていることが分かります。

この噂が流れるようになったのも作者のブログでの伏線が理由となっていると考えられるのですが、やはりプロイセンは人気を集めているキャラクターとなっているため、プロイセンが消えて欲しくないと考える方が多いようです。

こちらではアニメ版『ヘタリア』に登場するプロイセン(ギルベルト)に関する伏線に注目されています。どうやらこの方は、亡国プロイセンが国として存在している理由に着目し、「何か伏線があるからだ」という答えを導き出したようです。

やはり亡国プロイセンが国として存在している理由が気になる方がいるようで、このことがプロイセンが消えるのでは？という噂が流れるようになったっきっかけを生んでいると言えるかもしれません。

アニメ版『ヘタリア』に登場するプロイセン(ギルベルト)が今後消えると言われる理由や伏線を解説し、ドイツやイタリアなど他のキャラとの関係を紹介してきました。プロイセン(ギルベルト)はヘタリアの中で亡国という存在で登場しています。そのためネット上では物語の中で東西の壁がなくなるとき、プロイセンは消えてしまうのではないか？と騒ぎになっていました。

また、作者のブログでの伏線もプロイセンが消えるのではないかと言われるようになった理由の一つとなっています。ただ、プロイセンは消えるのではないかと騒ぎになったり、消えて欲しくないという声があがっていたりしていることからわかるように、プロイセンは魅力的で人気のあるキャラクターです。

そのため、消えない可能性も十分に考えられます。ちなみにプロイセンの歴史は、「マリア修道会」、「ドイツ騎士団」、「プロイセン公国」、「プロイセン王国」となっていました。では、プロイセンが物語とともにどうなっていくのか？今後もプロイセンの動向に注目しておきましょう。